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2000年末に、10年間、愛着を持って乗り続けた日産シルビアに別れを告げ、当時、クレーム隠しで、行政指導を受けていた三菱車に乗り換えた。日産がシルビアを廃止車種と決めたときは、怒りに血圧が上がったものである。ふと立ち寄ったディーラーで、あまりに人が入っていないことに同情したことと、一緒に居た長女と次女が結構気に入っていたこと、さらに、「これだけ問題を起こせば、その後はしっかりするだろう」という”逆張り”的な発送もあった。その後、幾度か、三菱自動車の株にも投資し、今春のダイムラー事件による暴落(笑)を喰らうまでは、そこそこ稼がせてもらった。度重なる「出火報道」にビクビクしながらも、「うちのは大丈夫」と根拠のない希望的観測も、この夏吹き飛んでしまった。綺麗な封筒に入って、我が家にもついに「部品交換のお知らせ」が届いた。エンジンファンのコントローラーの部品交換ということで、ほっときゃ、今時、日本ではまずお目にかかれないオーバーヒートの醜態を演じるところだった(笑)部品交換は無事終わったが、何とも釈然としない。情報が、あまりに提供されないからだと思い至り、三菱自動車という企業の体質の腐敗が根深いものだと改めて思い知らされた。
2004/08/30
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地球から6000kmほどのところを、小惑星が”通過していた”ことが報じられた。宇宙のスケールでいえば、6000kmは、ほとんど”当たっている”距離である(苦笑)もっとも、大気圏に突入したところでバラバラになっていただろうとのコメント。気になるのは「スペースガード協会」なるものが存在し、世界中のボランティアを動員して小惑星の軌道特定が行われているのに、やはり、今回のように、間隙を縫ってくるものがあるという、厳然たる事実である。東西冷戦時代、米ソ対立を中心に、互いの軍事基地、ミサイルなどを人工衛星から監視することに躍起になっていた。これからは、ハッブルのようなディープ・スカイ観測用宇宙望遠鏡以外にも、従来の衛星に関する技術を転用して、小惑星の監視を怠らないことも重要だと思う。しかし、実際、地球を壊滅させる規模の小惑星が突っ込んできたら、今の科学技術では如何ともしがたいだろうとも思うのだが・・・。
2004/08/29
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今月も、拙作を掲載してもらった。相変わらずの太陽面の変化であるが、それなりに工夫はしている。他にも、プロミネンスなどでいい素材も撮れたのだが、せっかく継続観測している黒点をどうしても優先的に応募してしまう。時間があれば、多少暗いところに遠征して、夜の星雲星団も撮るのだが、末っ子がまだ小さく、少しでも一緒に居てやりたいという理由で、このところ、遠征はしていない。春にせっかく購入したイプシロン160の復刻版も、全く出番がない。「まあ、そのうちのんびり」などと考えているが、人間、来年も生きている保証はない。もうじき、明け方に土星が見ごろになってくる。カッシーニが傍まで行って、かなりの画像を送ってきているが、地球からの眺めも悪くない。ただ、木星に比べると、日々の変化に乏しい点、さみしいものがあるが。
2004/08/28
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大河ドラマの新撰組。長年の新撰組というより土方ファンとしては、初回からしっかり見ている。予想していたより、遥かに面白い!過去のドラマよりも、細かい点で突っ込んでいる点と、完全なフィクションとしてのドラマがバランスよく組み込まれている。永倉新八が近藤勇を諌めるために建白書を出した話などは、過去のドラマや映画には、なかなか描かれていない話である。一般的に近藤・土方・沖田以外は、無機質な新撰組の幹部として描かれているケースが多かったと思う。まあ、坂本竜馬との絡みなどはご愛嬌と言うことで、割り切って見ている。オダギリ・ジョーの斉藤一もいい。「サトラレ」などとは正反対の役が、全く違和感がない。芹沢を演じた佐藤耕一も良かった。奇しくも、彼の父親、三国連太郎も、かなり昔の映画で芹沢を好演している。そのあたり、狙ったのだろうか?名作ドラマ「燃えよ剣」で、土方役者と呼ばれた栗塚旭も、土方の義兄を好演しているのはオールドファンとしては嬉しい限りである。盲目の役なので、あの力のある眼光を見れないのは寂しいが、腹からでる素晴らしい声量は、昔のままである。山南切腹の後は、どうみても挽歌の調べを帯びてくるだろうが、最終回まで楽しみである。
2004/08/25
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浜口京子は残念であった。あのクラスになると、やはり世界のレベルは高い。ご表示に文句をつけるアニマル浜口は、もっと冷静になるべきだが、まあ、プロレスラーにしては我慢した方かもしれない(笑)どうせなら、乱入して目茶目茶にして欲しかったのだが。特筆すべきは、女子レスリングの選手は、五輪種目になる以前からレスリングに親しんでいた点である。すなわち、五輪目当てに養成された歪な選手ではなく、純粋にレスリングを愛好していた子供たちの成長した姿なのである。惜しくも出場できなかった山本美優選手もそうであるが、レスリングに対する思いが清清しく、見ていて気持ちがいい。野球は、精神論が鼻につく日本チームに対し、阪神・ウィリアムスが、闘志むき出しの好投でオーストラリアを勝利に導いた。拍手。この選手には、プロ以上の使命感・責任感が感じて取れ、好感が持てる。中国に破れ、メダルを逃した日本女子バレー。選手の健闘を称えるのは当然だが、じっくり全試合をTVで観戦して、やはり気になった。先にも書いた、「足が出ない」選手である。主力の巨砲K選手。セット間の軽いパス練習を見ていて、納得できた。彼女は、アンダーレシーブの際、全くヒザが曲がっていないのである。そして、腰を折るように、低いボールを拾っている。練習だけかと思えたが、やはり試合中も同様である。すなわち、大腿部の筋肉がバレーボールがやれるレベルに達していないのである。膝を曲げ、きちんと腰を落とすパス練習(=基本練習)が、強い足腰(=俊敏性)を養成するのは、バレーを経験した者なら皆知っているであろう。五輪代表のトップレベルに、こういう穴があるということは、かなり構造的に歪な選手養成の結果と思う。半ばアイドル扱いされている看板選手であるK選手。このような選手をトップに据え、五輪の舞台に出場したとしても、後進の参考にはならない。五輪は、基本を積み重ねた上で、競技技術を身につけた人間が、一般人には及ばない運動能力を見せ付けてくれることに意義がある。その点、体操競技などでは、K選手のような例はありえない。球技や格闘技のように、相対的な競技では、どうしても「勝てばよかろう」的にK選手のような例が出てきてしまう。これでは素直に応援できるものではない。
2004/08/24
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オリンピックより楽しみにしていたPRIDE GP決勝。1週間遅れで地上波放映された。<ハリトーノフ×ノゲイラ>予想どおり、ロシア軍人のハリトーノフとノゲイラの一戦は、ノゲイラに判定が上がったものの、全くの互角であった。顔面の打ち合いの最中、ノゲイラの左に合わせて繰り出すハリトーノフの右ボディブローに打撃での並々ならぬ技量を感じた。ボクシング練習(=格闘競技の練習)を続けているノゲイラに対して、的確に相手にダメージを与えるあのボディは、スポーツ感覚では身につかない。軍隊格闘術や護身術ならではの、実用性が感じられた。また、顔面を打たれれば、思わず顔面に返してしまうのが通常であるのに、自分の受けるダメージは気にせず、攻撃に神経を集中させている点、素質が光る。PRIDEも所詮「競技」であり、そのルールに慣れてくれば、ハリトーノフは必ずトップを争う選手になると思う。<ヒョードル×小川>ヒョードルのパンチで意識がとんだところを、腕十字でタップアウト。秒殺であった。小川もボクシングの訓練をしてるようだが、これが誤算である。柔道に長年集中してきた小川の身体は、ルール上制限されている打撃には全く向かない。さらに、打撃は組み技・寝技より修行年数がかかるのである。ましてや、ヒョードルクラスの人間と、まともに打ち合うためには、あと5年はかかる。最初から、寝技に集中し、タックルに賭ければ展開は変わっていたと思う。<ノゲイラ×ヒョードル>バッティングによる流血で無効試合となったが、これは商売むき出しである。TKOでノゲイラの勝ちにしてやっても良かったと思う。<ミルコ×ヒョードル弟>ヒョードルの弟はリングに上がる身体が出来ていない。20Kgの体重差があっても、顔面へのパンチがある以上、動きがついていかなければ、餌食にあるだけである。ミルコの左ハイキック。ブラジリアンキックのように、一度角度を変えたところで、相手は見失ったようだ。さらに、上体を右に傾けており、あれではたまらないだろう。
2004/08/23
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連日、金メダルを取っている日本選手団。新聞によれば「メダル倍増計画」なるものが、90年代後半から稼動し、予算もかなりついているようだ。日本人は、戦前、また、食糧事情の悪い戦後もそれなりに成績は残しており、それなりにサポートがあれば、結果を出せるポテンシャルはあるのだろう。それにしても、柴田選手女子水泳の自由形で金というのは驚いた。体位の向上とともに、以前の根性至上主義から、科学的なトレーニングが成果を上げていることがわかる。選手の所属企業(トヨタなど)がソーシャルマネジメントの一環として、選手に高額の投資をしていることも大きな要因だろう。柔道について言えば、東京五輪の頃のように「本家日本」「競技と道は別物」という競技志向を良しとしない風潮から、現行の国際ルールに合わせて、素直に競技者としての稽古を積むようになってきたことが大きい。「出稽古」と呼ばれる、強豪選手との交流についても、国際レベルで行うようになってきた、すなわち、「なりふり構わず勝ちたい!」という志向が結果を出している。70年代以降、柔道人口は減少していると思う。空手・テコンドーなどが欧米に広まるにつれ、その分、柔道人口は減り続けていた。90年代後半になってグレーシー柔術の活躍などで、多少脚光は浴びたが、それでも、例えば子供を通わせるのは今でも柔道より空手の方が多いだろう。また、格闘技自体、「やる」より「見る」時代になってしまったことも大きい。それでも、警察などの公的道場、学校でのクラブ活動などで底辺を維持できているのは、「統一組織」の強みであろう。今回の五輪で気になるのはバレーボールである。昨日の韓国戦も、正直、がっかりしてしまった。「大艦巨砲主義」で世界の「高さ」に対抗しようと選手を養成しているようだが、それでも相手に確実に決める攻撃まではいかず、逆にまともにレシーブが出来ない。これでは、勝てるはずはなく、韓国戦は、負けるべくして負けた試合だろう。レシーブに際して、足がまったく出ていなかった。「敏捷性」を高めるトレーニングがどれほど行われているのか、疑わしい。さらに、レシーブ後のボールが回転しすぎているのは、基本的な技術が出来ていない証左である。
2004/08/20
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ナベツネさんではないが、ドラマは好きである。もちろん、具にもつかない色恋ものは見ないが、骨太系のドラマは、ほとんど見る。時間がないので、家内にビデオ録画してもらい、トレーニング中や食事中、PCの画面に小さく写して操作中に見る、果ては、TVを2画面にして、プレステに興じながら見たりも。今シーズンでは、「人間の証明」が良く出来ていると思う。松田優作主演の角川映画版もジョージ・ケネディやリック・ジェイスンが出るということと、角川の宣伝戦略に乗り、勇んで見に行ったものである。正直、映画としては及第点のものだったが、森村誠一は若い頃、かなり読んだ。結局、どれもパターンでその後は司馬遼太郎などの時代小説に興味が移り、さほど目にすることはなかったが、今回のドラマは何故か面白そうな予感がし、的中した。主演の竹之内豊は相変わらずセリフが聞き取りづらいのは、彼の個性かもしれないが、屈折した棟居刑事を良く演じていると思う。池ノ内演じるジョニーは爆笑ものではあるが。映画版では、戦後だったジョニー出生時設定を、学生運動に置き換え、時代観のズラシ方も違和感がない。風間杜夫、國村 隼のエピソードもいい。味がある。一見、傍流のように見えるこの二人のエピソードが、いちばん現実感を持っていると思う。棟居の父を暴行殺害するときの米兵の悪逆ぶりは、見事なくらいである。我々の世代では、ちょっと生々しいくらい占領下の(今でも)日本が描かれていて、妙に切ない描写がいい。☆本日の太陽 なかなか見事なプロミネンス。これは、今週辺縁部に隠れつつあった大きな黒点付近に 発生しているものと思われる。 20分程度のインターバルで、4回ほど変化を追う。後半、見事なアーチを描いていた。
2004/08/19
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日本の報道番組は、金太郎飴みたいでどれを見ても、まあ、さほど内容・映像に差がなく同じようなものだと思うが、テレ朝の「やじうまワイド」、TBSの「報道特集」は以前から好きで見ている。同様に、ややエモーショナルなテレ朝「ニュースステーション」を見飽きると、TBSの「NEWS23」を見るのが日課である。その「NEWS23」で、小泉首相関連の報道を行った際、CMへ移行する際のワンカットで市街地の道端に放置した、小泉首相のフィギアを、通りすがりの人が、ポンと頭を小突く映像が使われていた。製作者側が、何かを伝えたいのか、あるいは、ネタとしてそのカットを演出したのかは不明であるが、とんでもない話である。確かに、小泉首相はじめ、政治家に対し自由に意見を持っても良いと思う。また、政治家本人が好んでTVに出演する以上、出演者が政治家にぞんざいな口をきくのもまあ、我慢は出来る。しかし、仮にも一国の首相の人形を飾り、その頭を小突くような行為は、道徳的に全く理解出来ない。もちろん、政治家は崇拝すべき対象でもないが、道端に人形を置かれて小突かれる対象でもない。自国の首相に対し、ああいう扱いをするのは、近代国家の国民の取るべき行為ではないと思う。TBSのモラルはどうなっているんだろうか?ついでに言えば、田原氏もそうだが、筑紫氏も、「何か言わねば!」と未だオピニオンリーダーを自負しているようだが、残念ながらピント外れのコメントが目立つようになってきた。まあ、比較的温和な筑紫氏はともかく、すぐ怒鳴る駄々っ子のような田原氏には、そろそろ引退をお勧めしたい。(私なんぞが言うことではないが)彼らが未だ一線にいるのも、日本のジャーナリズムが未成熟だからであり、逆に言えは、国民自体の教育水準がある程度均質化されており、国民自身がものを考えることが出来るからだと言えないだろうか?
2004/08/16
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私の住んでいる町でも、正午に黙祷を促すアナウンスが入った。半世紀前の戦争で犠牲になった方々全てのご冥福を祈り、1分間の黙祷を行った。ここ数年感じていることだが、終戦記念日前後の戦争に関係する番組が非常に少なくなって来ている。今年は、五輪もあり仕方のない事かもしれないが、昨年もそうだった。確かに、直接戦争を経験した世代の方々が少なくなってきているせいもあろうが、ならば尚のこと、メディアが戦争の真実、原因・結果・現代への影響などを、繰り返し流すべきではないだろうか?日頃はあまり好きでない、フジの報道番組が、比較的しっかりと企画を組んでいたのは意外だった。個人的には、近代世界史の中でも比類ない暴挙だった、東京裁判に関して、国際法廷に上告すべきと考える。侵略戦争として裁かれるなら、現在大国と呼ばれいている国のほぼ全てが、同様の罰を受けるべきである。日本の場合は、米国の実験として教育・宣伝による巧妙な植民地化(傀儡政権化)されてしまった事実は動かせない。結果、それで現在の日本国民が幸福感を感じているとしても、歴史は知るべきである。図らずも、イラク統治に際して「日本のケースをモデルに」と米国関係者が吐露してしまったことは、一般新聞にも報道された事実であり、これも、WW2の戦後、日本に対して、綿密な計画に基づき統治が行われた証左であろう。もちろん、戦争はどのような大義があっても、ギリギリまで避けるべきものであり、それによって一般国民が幸せになることは決してない。が、「戦争」という言葉を単にタブーとして思考停止に陥ることは、真の平和にはつながらないと思う。真の終戦とは、戦争を歴史として、冷静・客観的に分析し、具体的な防止策をも国民が共有できる時ではないだろうか?☆PRIDE・GP決勝 小川はやはりヒョードルに勝てなかった。(1R腕ひしぎでタップアウト) 年齢も最高齢ということもあるが、PRIDEという実戦での経験の差か? ボクシング練習は積んでいても、総合でのパンチの使用方法はボクシングとはかなり 異なる。タックルなどにしても同様である。 今までの相手が、相対的に組みし易い相手だったことは、小川自身も知っていたと 思うが、PRIDEでのブランクが大きすぎた。 ノゲイラは判定ということだが、ハリトーノフの未知数な点が、印象的である。 経験を考えると、ハリトーノフ、今後が期待できるのではないだろうか? さて、ヒョードル対ノゲイラの決勝は、結局、順当ということだが、バッティングによる負傷 でノーコンテスト。 ワンマッチのミルコは、ヒョードルの弟をやはり左ハイキックでKO。 ミルコの左ハイは、当てる瞬間に身体を右に傾けているため、威力が増す。 また、それ以前の「つくり」が非常に巧妙である。K-1よりもPRIDEルールの方がより 自由度が高いため、チャンスも多い。
2004/08/15
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五輪には、正直あまり興味はないのだが、やはり柔道はしっかり見てしまった。谷選手。足の負傷のため、実は結構得意なのではないか?と密かに確信している寝技でグイグイ締め上げる試合展開を期待したのだが。何のことはない、相変わらずの俊敏な立ち技で、貫禄の連覇。それにしても、あらゆる格闘技・性別を越えて、この谷選手の実績は、本当に輝いている。思春期・就職・結婚と、格闘選手には陥穽ともなりやすい、人生のいくつものイベントを全てモティベーションに変え、結果を出してきたことは、全ての武道・格闘技に身を置く者にとっての素晴らしいお手本である。戦(いくさ)の手段ではない武道のあるべき姿を示してくれたと思う。谷選手には「平成の木村政彦」の称号を送りたい(勝手に爆)個人的には、「本当に重要な稽古は人に見せない」という点に武道家を感じているのだが。一方、野村選手は天才(というより、サラブレッドと思うが)らしい緻密な「つくり」で一本勝の連取で決勝まで進出。強敵と目されたモンゴルの若手選手も、あっさり仕留め、技術の高さを見せてくれた。世界的なルールの統一、団体の統合が結局選手層を厚くし、これだけの選手を生む。確かに、ポイント重視、注意により技がかかりやすくなるなどの、フィクショナルな点はあるが、選手層を厚くすることが、やはり競技力向上には必須と再認識させられた。15日にはその競技のトップレベルをベースにした小川直也と、選手層は薄いながら、高度な技術を磨いてきた、ノゲイラが、上手くすればPRIDEグランプリで激突する。競技と実戦(PRIDEも所詮は競技だが、ルール的にはやや実戦に近い)のリアルファイトも別の意味で注目したい。☆本日の太陽 辺縁部からさらに黒点が出現(これも1週してきたものか?)し、賑やかになった。 プロミネンスは昨日のように派手ではないが、4箇所。 中央部に、黒点に成長しそうな、小ぶりなプラージュがある。 また、ここ数日注目している大規模な黒点は、すでに一見して変化を見せている。 今日も、長女がスケッチをとっていた。 親の欲目ではなく、なかなか的確なスケッチを取っている。 「ありのままを記録する」という実は難しい課題をクリアすることで、物事を冷静かつ・ 客観的に見れるようになって欲しいと願っている。
2004/08/14
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長女がこの夏休みの自由研究の課題を「太陽の観察」にした。「俺に気を使ってるんじゃないのか?」と何度も確認したが、そうでもないようである。親父のご機嫌取りをするような娘でもないが。昨年は、長女は「たまねぎ」についてで、顕微鏡で細胞をスケッチしたりしていた。次女は、最接近中の火星についてで、私の撮ったビデオをスケッチしていた(笑)「観察じゃねーだろ」と思いながら、夜間のスケッチも1年生には大変だと思い、流れに任せたが、「とうちゃん、これはアルベド模様っていうんですよ」と、私も知らなかったことを私の蔵書を見て調べてくれる。子供の好奇心には感心させられる。正直、子供と趣味を共有できるのは嬉しいもので、早速、翌日から私の撮影のあと、眼視用にアイピースをセットして、観察させることにした。太陽の様子をスケッチするということで、太陽全体のスケッチを先ず行い、次は、倍率を上げ主要な黒点・プロミネンスをスケッチ。出来上がったスケッチを見て、なるほど、良く出来ていると思った。私が5年生のとき、75mmの反射望遠鏡を買ってもらい、月・木星のスケッチに夢中になったことを思い出した。私の場合、思い入れが激しすぎて(笑)力の入りすぎたスケッチだったが、長女のスケッチは、本当に見たままが描けていて、センスのよさを感じた。何事も、変に思い入れがない方が、上手くいくことがある。丁度、娘の観測に合わせるように、新しい黒点がまわってきた。コロナドフィルタのお陰で、昔は、投影版に黒点を映し、スケッチするだけだった太陽観測も黒点の周辺の複雑な模様や美しいプロミネンスなど、子供が見ても楽しいはずだ。
2004/08/13
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4人の人命を奪った美浜原発事故。犠牲となった方のご冥福を祈ります。長期間に亘って点検を怠っていた箇所がある点は、非難され、改善されるべきであろうが、プラントに関して言えば、点検箇所が多くなれば当然、コストもかかるわけであり、外注化、簡略化によりコストを抑制しなければ、そのまま電気代に跳ね返ってくるわけで、「どこまでやるか?」は、非常に難しい問題であると思う。それにしても・・・。設備というものは、概して、竣工時のメンバーがいなくなると、こういう事故は起こりやすくなる。今回、遺族に謝罪していた社長にしても、竣工当時はペーペーだったはずであり、所詮、前任者から引き継いだ物件(資産)の一部でしかない。当然、どの設備(プラント)にもある、ウィークポイント(潜在的なものも含め)は文書などの明確な形で引き継がれないことが多い。まるで、SFの「タイムマシン」のように、設備(システム)だけが漠然と引き継がれ、その本質は継承されないということが、現実に起こり始めている。空洞化しつつある日本の産業界でも「技術の継承」がテーマに挙げられていることは多いが、「魂」ともいうべき引き継がれるべき背景・本質にも目を向ける必要があろう。そういう観点から見ると米国型のファストライフには、追いつけないものがある。やはり、スローライフが気になっている、今日この頃である。<今日の太陽>先週末に発生(というより、継続かも)した黒点が順調に(?)変化している。衰退期(約11年周期)にあるといわれる太陽だが、そこそこの変化はあり、楽しい。
2004/08/10
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8/8に放映された、K-1ラスベガス大会。最近、過剰供給の感のあるK-1だが、打撃系格闘技が頻繁にTVで観戦できるのは、嬉しい限りである。予選で優勝したマイティー・モーは、マーク・ハントより切れが在る分、本戦が楽しみだ。切れがあるということは、裏を返せば、真面目に練習しているということであり、平気で3Rあたりでスタミナ切れになる心配がない。パワー主体の選手は得てして生来のパワーのみで切り抜けようとする傾向があり、練習不足になりがちで、デロデロにスタミナ切れになり、醜い試合になることも多い。私の好きな、リック・リューファス(米)と曙の闘いは、リューファスのサンドバック練習を見ているようで、情けない限りであった。曙が真剣にK-1をやるならば30~50kgの減量が、まず必要なことは、関係者もわかっているはずだが、それをやると、キワモノ性が薄れてしまうので、出来ないのか?気になったのは、レイ・セフォーと闘った選手。ドクターチェックの後、挨拶代わりに差し出した左手を無視してセフォーが殴って来たと講義した挙句に、乱闘にまでなっていたが、これは大間違いである。グラブを合わせる時にも油断しないのが格闘技者である。ああいう勘違いした選手は、二度と出場させるべきではない。25年前、日本の打撃系格闘技界を震撼させたB・ユキーデが、やはり日本の鈴木選手相手に、試合開始後、グラブを合わせようとして、いきなり攻撃されていたが、講義もなく、勿論ダメージを受けることはなかった。格闘技者はかくあるべきである。ついでに、毎回のように金的を蹴られてうずくまる武蔵選手も、タイだったら引退勧告ものである。適性がないとしか、言いようがない。K-1も、ライトヘビーを設けてくれると、マスメディア戦略のみでなく、試合内容でファンを惹きつけることが出来ると思う。曙やサップのように、動きの鈍い大男が不器用に殴りあうのは、最初のうちはキワモノ好きのファンに指示されるだろうが、やがて飽きられる。また、ラスベガスのように賭けの対象になる場合も、相手にされなくなるだろう。K-1MAXでミドル級の成功があるわけで、ライトヘビーも問題ないと思う。空手などの格闘技人口を世界レベルで見た場合、ライトヘビーに相当する選手層は非常に厚く、レベルの高い選手が相当数誕生するはずである。ただ、「世界のヘビー級の猛者を集めて、KO必死の殴り合いをさせる」という初期のK-1のコンセプトからは外れるかもしれないが。ただ、MAXを始めた段階で、そのコンセプトから「高度な打撃系技術の応酬」に自ら移行しつつあるわけで、問題はないだろう。10年もすると、ボクシング並みの階級が出来るかもしれないが、それも100年も前から、打撃系格闘技の世界で繰り返されてきた「妥当な進化」なのである。
2004/08/09
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科学特捜隊の通信機である。子供の頃、何かのおまけや、おもちゃでは手に入れたことがあったが、どうみても、画面の中の物とは、似ても似つかぬ代物ばかりだった。先週発売された、GBA用ソフト「ウルトラ警備隊」の初回ロットにこのバッジが付属すると聞き、子供たちの白い目を警戒しながら、カミサンに買ってきて貰った。いや~良く出来てるわ、これ!何より、サイズと重量感が、イメージどおり!アンテナも、きちんと伸縮してくれるところが嬉しい。そして、嬉しい誤算だったのは、中身のゲームも結構、ハマッた。結局、この週末で、一回りクリア。現在、2週目。やっぱ、ウルトラシリーズの何に夢中になったかって、骨太の脚本と、科学特捜隊、ウルトラ警備隊、MATという、群像劇だった。このゲームでは、何と、3チームの共同作戦まであるんだから、たまらない。GBAでやっていたら、目が痛くなってきたので、ゲームキューブでGBAソフトを動かすためのモジュールを購入。ついでに、ゲームキューブが壊れていたので、本体まで購入!随分、つぎ込んでしまったが、これだけ面白ければ文句なし。できれば、GC版で、もっとリアルなものが出てくれないかな~。
2004/08/08
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某ショップからのDMで、六人部登さんが5月2日、75歳で永眠されたことを知った。モデルガンを趣味としている30~40代で、氏の名前を聞いたことがない者はいないだろう。モデルガンの創世記から、今日まで、多くの名作モデルガンの設計・試作などを手掛け、我々ファンに、とてつもなく大きな夢を与え続けてくれた。高齢になってもなお、覇気溢れる新作発表に、ワクワクしたものである。モデルガン収集という趣味は、一種、日陰者的な扱いを受け、幾たびも理不尽な法規制に晒されながら、それでも今日まで生き延びてきた。ファンの多くは中高年になり、一人前の社会人として、堂々とコレクションができる時代にやっとなっってきた矢先の訃報である。これからも、工芸品としてのモデルガンをコレクションすることを、誇りを持って続けていくことを改めて誓うと共に、ご冥福をお祈りいたします。
2004/08/03
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今回締め切り分の天体写真の仕上げが完了した。懲りずに、またも太陽黒点である。夏になって、黒点出現には困らなくなったが、継続観測データとして記録したDVから、期間中の黒点の変化をわかりやすく表現するのは、結構手間がかかる。今回は、約10日分の動画を、VideoStudio7でaviファイルに変換、各動画を、Registax2というソフトで、約400枚を重ね(コンポジット)、ウェーブレット変換という画像処理を行い、やっと、1枚の画像が出来る。さらにそれらを、A4のプロフォトペーパーに印刷するために、レイアウト。最後に日付などのデータを入れて、ようやく完成である。手間はかかるが、毎月の変化をこうやってまとめてみると、確かに観測記録としては有意なものになる。応募するために作成しているのはもちろんだが、自分の観測記録を作成しているという視点で見ると時間をかけた分の満足は得られる。
2004/08/02
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