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安藤百福氏は、天ぷらを見て気づきました。油で食材をあげると短時間で乾燥することに。油中で食材は急速に加熱されると、食材中の水分は急速に蒸発します。その際に、食材の表面には無数の小さな孔が開きます。これを応用すれば良いと、安藤百福氏は気づきました。安藤百武氏が、油で揚げたその食材は麺でした。麺を油で揚げると、表面に無数の孔が開いた乾燥麺ができあがります。この乾燥麺は無数の孔から水分を吸収しやすく、インスタントラーメンに適していました。安藤百武氏はそのアイデアを生かし、日清食品からチキンラーメンを発売しました。発明には、日頃の観察が重要です。よく見て考えれば、きっと未来は開けます。
2017.07.31
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ロボカップ2017名古屋世界大会が開幕しました。ロボカップは、世界のロボットが様々な競技で勝ち抜きを競うイベントです。開催はポートメッセなごやで、2017年7月27~30日。【RoboCup 2017】 「ロボカップ公式HP」高校生以下は無料なこともあり、家族連れも来場していました。ロボットたちのサッカーの様子をご紹介しましょう。動きもかわいいと、好評なこの子達。しかし、転んでばかりで試合になりません。でも、そこがかわいい。この子達は転んでも、すぐに起き上がります。この子達はボールをそっちのけで、あちこちウロチョロ。ヒト型ではないものの、巧みなパスに、正確かつ強烈なシュートの名選手達。ロボット同士の接触プレイも、怖いくらいの勢い。すべて、自立自動で動いています。この子達は小さなボールで、弾丸の様なシュート。大型ロボットは、調子が悪く調整中でした。競技以外にも、面白いロボット達の展示もあります。お子さん達も楽しそうにしていましたので、ご家族でいかがでしょうか。
2017.07.27
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福岡市博物館のご紹介をします。この博物館といえば金印です。金印、漢委奴國王印は撮影可ですが、ISO 12800まで上げても、照明の関係で撮影できませんでした。金印は東京の国立博物館でレプリカを見ていますが、やはり小さなものです。2.3cm×2.3cm×2.2cmの大きさしかありません。紐の造りも粗雑で、国宝の金印ですが偽物説があるのもわかります。次の写真は貝原益軒の「大和本草」です。有名な書物ですが、左下のカブトガニの挿絵が手抜きすぎます。他のページに詳細図がありそうですが、それにしても絵が酷すぎると思いました。特別展では「黄金のファラオと大ピラミッド展」が開催中。パンプレットを紹介します。注目は、アメンエムオペト王の黄金のマスク。紀元前993~984年のマスクです。特別展の最終エリアに展示されています。貴重な黄金のマスクは、この機会を逃すと次の来日はないかもしれません。マスク自体は薄手の金で質感は乏しいものの、眼の象嵌などは見事です。ただ、マスクの顔は小振りに思えました。私では被れそうにありません。また音声ガイドは550円と、なぜか通常より50円高ですが、良い出来です。音声ガイドを借りて聞くのも良いでしょう。福岡近辺の方にお勧めします。猛暑の夏は、涼しい博物館巡り、良いものですね。
2017.07.24
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このブログの開設は、2006年5月20日です。しかし開設後放置していたので、日記を続けて書き始めたのは2006年7月21日。この7月21日をこのブログの開設日としていることは、今までも書いてきたとおりです。お陰様で、昨日2017年7月21日で、開設から11年が経ちました。いつもご覧いただき、ありがとうございます。日記件数は、本日で2567件です。アクセス数は、現在177万1445です。11年の間で、私は愛知県、奈良県を往復して住所を変えました。ブログの世界、リアルの世界ともに、様々な出会いとお別れがありました。更新ペースが落ちていますので、グリムスの木はようやく22本目の大人の木が間もなく熟す頃。わずかですが、植林に貢献しています。クリック募金は続けていますが、アンケート募金は停滞中。いけませんね。昨日まで更新が止まっていたのは、写真の場所にいたからです。元寇の土塁です。土塁といっても表面は石積みで、元の上陸を防ぐことができたのも納得です。見えているのは一部で、高さは2.5~3mあるそうです。この土塁を、長さ20キロメートルも築きました。次回の日記では、この地のお話を紹介します。11年間、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
2017.07.22
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期待外れの来客動員数が、市議会でも議論されている名古屋のレゴランド。本当にそれほどに魅力がないのか、検証しました。よくUSJやディズニーランドと比較されますが、その比較は厳しすぎるでしょう。また愛知県民としては、近隣のレジャー施設との比較が気になります。次の地図をご覧ください。レゴランドは、プールなども併設した巨大遊園地ナガシマスパーランドのすぐ近くにあります。レゴランドとナガシマスパーランド間は、車でわずか13分の移動時間。ナガシマスパーランドの近くに開園すること自体が無謀に思えますが、ともかく両園を比較しましょう。うわさ通り、入園料は割高です。数時間で十分と言われる施設の広さは、ナガシマスパーランドの7分の1。食べ物は持ち込み不可で再入場もできないので、昼食は園内に限ります。しかし貧弱なチキンバーガーセットですら1,350円と高額なのも悪評です。名古屋市は、205億円を投じて駐車場を整備して、レゴランドを誘致しました。レゴランドに隣接して、約50店舗の商業施設メイカーズ・ピアが同時期に開業しましたが、レゴランドは再入場不可なため、早くも撤退した店舗もあります。今回、市議会で問題となったのは、レゴランが新たに設定した休園日。レゴランドは6月から、週に2日の休園日を設定しました。休園日はメイカーズ・ピアの来客は皆無に近く、店舗の経営者が悲鳴を上げたのです。名古屋市も頭を抱え、小中学校の遠足先にレゴランドを設定するという議案まで・・・。レゴランドは来場客は増えつつあると言っていますが、実績は未発表で信頼できる情報ではありません。何より、メイカーズ・ピアと十分な対話を持たないなど、レゴランドの殿様的な経営姿勢に好感が持てません。パスポートを購入すれば再入場もできるので、食費の問題などは解決します。しかし、狭いレゴランドでリピーターが期待できそうに思えません。少なくとも再入場可に緩和して、入園料引き下げ、ナイター営業が必要でしょう。間もなく夏休み。この休みでレゴランドは、どの程度巻き返せるでしょうか。私なら、プールもあるし、1日では遊びきれない施設もある、ナガシマスパーランドを選びますが。
2017.07.16
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街でハイブリッド車を、とてもよく見るようになりました。2017年1~6月の自動車の販売ランキングを見ましょう。1位: トヨタ プリウス 263~311万円2位: 日産 ノート 140~246万円3位: トヨタ C-HR 252~291万円4位: トヨタ アクア 176~206万円5位: ホンダ フリード 226~275万円ハイブリッド車は、高価格の車です。それがこれほど多く売れるのも、日本が豊かになった証なのでしょう。でも、なぜでしょう。今よりずっと安価な車にあこがれていた、そのころの日本は、今より遥かに輝いていた気がします。
2017.07.15
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ちょっとお出かけしていました。駅前では、この方がお出迎え。この方もお忙しそう。大河ドラマをきっかけに、街中でこの方にお会いします。この方たちとお会いしていて、ブログを更新できていませんでした。今日は、先回の日記にコメントくださった方のところにご訪問。よろしくお願いします。
2017.07.12
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「真珠の耳飾の少女」は、フェルメールの代表作とは言えないという。フェルメールの絵の良さは、光と背景の奥行きの表現の巧みさ。「真珠の耳飾の少女」には光の表現はありますが、背景の奥行きはありません。そればかりか背景は描かれることもなく、真っ黒に塗りつぶされています。背景が塗りつぶされたこの絵は、肖像画としての完成度が低いとされても仕方がないかもしれません。それなのに、この絵に人気があるのはなぜでしょうか。「真珠の耳飾の少女」の人気は、映画やCMで使われることで人気になりました。それを象徴する様に、この絵は特に日本やアメリカで人気があります。「北方のモナ・リザ」というキャッチコピーが、さらにその人気を高めました。それでは、フェルメールの代表作は何でしょうか。光と奥行きの表現が卓越しているのは、「デルフトの眺望」だと言われます。この絵は、彼の数少ない風景画です。「真珠の耳飾の少女」「デルフトの眺望」いずれの絵も、ウィキペディア,フリーライセンス画像より。両者を比べて、その優劣は私にはわかりません。どちらも美しい絵だと思います。その人気が、たとえマスコミに踊らされてのことだとしても、絵を見て心豊かになれるなら、それで良いと私は思う。
2017.07.08
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19世紀、イギリスで発明された段ボール。発明者はエドワード・チャールズ・ヒーレイとエドワード・エリス・アレンでした。段ボールは、当時はシルクハットの内側に取り付けて使われました。帽子の内側の通気と汗取りをねらいとして。段ボールが箱として使われ出したのは19世紀末。本格的な段ボール箱の流通は、20世紀になってからのことでした。軽くて強い段ボール。通気や汗取りとは違う魅力の発見が、私たちが今も使う段ボールの誕生につながりました。それまでとは、違う魅力を見つけ出す。新たな道を歩むには、それは人にも求められることなのです。
2017.07.05
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現在、警察庁が検討中の「高齢者限定免許」について、内容を確認しましょう。1)高齢者を対象に、「安全運転サポート車」限定の運転免許の導入を検討2)地域(一般道限定)や時間を限定した運転免許についても検討3)道路交通法改正も視野に見直し4)「安全運転サポート車」には、次世代型自動ブレーキ機能,アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置などを装備5)現行の自動ブレーキは新安全基準を満たさず、「安全運転サポート車」に必要な次世代型自動ブレーキ機能に該当しない6)80歳以上の高齢者には「実車試験」も検討7)導入時期は未定導入時期は未定ですが、団塊の世代がもう70歳ということを考えると、制度の見直しは早々に進むでしょう。今までは、運転が難しくなると返却しかなかった運転免許。高齢者限定免許で、「生活の足」が奪われる人も減るでしょう。高齢者限定免許に必要な「安全運転サポート車」の安全基準の整備が急がれます。
2017.07.03
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水面を滑るように移動する、アメンボ。池などの水面に、たくさんのアメンボが浮かぶ季節になりました。プールや水たまり、水のある所なら、意外な場所でもアメンボを見かけます。一度は水を抜いたプールや貯水槽。それらの場所でもアメンボがいるのは、アメンボが空を飛んできたからです。めったに飛ばないアメンボも、羽がある種は空を飛んで、水のある場所を探します。そんなアメンボも、やってこない池があります。それは、アメンボが浮かべないほどに、汚れてしまった池。アメンボは足の毛を使って、表面張力で水面に浮かびます。そのため、洗剤などで汚れた水面では表面張力が作用せず、アメンボは浮かべません。アメンボが来る池は、きれいな池に限ります。最近、近所にアメンボがいない。そう思ったあなたはご注意を。アメンボがいない池が告げるのは、自然からの警告だから。
2017.07.01
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