モラルを忘れていませんか。自戒も込めて

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2008.11.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
(10月20日のブログに反貧困大集会のリポートを書きました)


カーラジオで、大竹まことさんの番組に合わせると、民主党の安住淳議員がゲスト出演して
いる場面に遭遇してしまい、安住議員が、定額給付金に対して、「税金も払わない人に
配給するという理由がいけない」などと発言していて、この人は、ネットカフェ難民に
なってしまった人や、ホームレスになってしまったような人のことまで考えていない人
なのだなとがっかりした。

自民党とか民主党とかで選んでは間違う。政党の中でも、最底辺に陥ってしまった人の
ことを考えている人といない人に分かれているはずである。



安住議員の全体像がわかっているわけではないのだが、残念な発言を聞いた。

即効的に、縁者のいなくなってしまった孤独な人の窮地を助けるためには、お金を直接
国などの公的機関が渡してくれる以外にどういう方法があるだろうか。

ずっと、貧困に苦しみながらもなんとか生活維持している人は強いと思うのだが、
例えばずっと200万円維持をしてきた人たちよりも、年収800万円だった人が
年収250万円になってしまうことへのパニックのほうが怖いような気がする。

「ネオリベラリズムの精神分析」(樫村愛子)の中で、印象に残った箇所を抜粋する。

スティグレールという人の考えを引かれていて、

「ひきこもっている子どもたち一人一人の声は、存在としての叫びである。それが、生産至上
主義社会の中で怠惰や病気としてしか捉えられないとき、彼らの生を記述したり、彼らが自己承認したりできる象徴的なもの(文化)が枯渇しているとき、彼らの生の尊厳と固有性は奪われる」

「加えて、社会を一元化する学校化社会において、学問の価値は、成績だけを目標とする道具的価値になっていて、民主主義的価値や科学的価値を伝達する装置としては以前より弱体化している」


学校でのいじめの継続として、社会の様々な現象が生じているのかも知れない。

自虐的・屈折的な人の性質について記述されている。

「自分たちのコードを逸脱する者に対しての投影同一視(自分の負の部分を否認するために、他者にそれを投影し切り離そうとすること)があり、それは集団的攻撃性となる」

また、問題を解決するための専門分野のすり替えや、勘違いというようなことの文章も
あった。


、若者の無力といった個人化、心理学化がなされ、青少年心理学の専門家がしゃしゃり出てくる」

人の気も知れないで、自分の範疇で物事を言ってしまうというのは、実は当たり前といえば
当たり前のことなのかも知れないが、それだけ個人個人の生活背景や考え方が解離して
しまっていて、誤解が多くなってしまっているのだろうか。

「他者忌避」という問題が、文化的にもなにを表しているのかもっと考察されるべき大切な
ところだと言う。

この本の中で、都留民子さんという人が、日本には「排除」という先行観念がなく、大量失業状態にさえ、特殊な縁辺的貧困という捉え方しかないといわれているそうである。

日本人の中にネオリベラリズムというような思考癖を持ってしまっている人が多くなって
きてしまっているのかも知れない。それは、樫村さんが言われているように、

「現在ネオリベラリズムは、人間を拘束する多くの制約から人間を自由にするという旗を掲げ
ながら、人間がもつ暴力や愚かしさから人間を保護してきた社会や文化という知恵や技術を破壊する。そして、むしろ人間の自由を、より暴力的な力によって破壊する危険をはらんでいる」

大学で文学部が切り捨てられてしまうようなことさえ生じてしまっているようであるが、
樫村さんがわかりやすい言葉で、文化や、文学的感性などの大事さを書かれている。

「今、進行している透明性や形式合理性の幻想のもとで破壊されている、個々人の固有性
(スティグレールのいう固体化)や複雑性、それに伴う人々の行為の自由や創造性や豊かさ、
それを保証する人々の想像性とそのベースとなる人々の信頼を確保していくことが文化の
中身である」

経済的にもお金持ちだけが幸福になるような社会や、能力主義が賛美されてしまう性質を
持ってしまう人が増えてしまうことは単純化である。

樫村さんから、スティグレールという人がよく出てきて、良いことを言っている人だなと思うが、

(追記:インターネットで追加で調べたら、過去に銀行強盗をして、獄中で哲学者に
なった人らしい。すごい経歴である。調べていくときりがない。)

「他者の多様性を受容することは、人のかけがえのない存在や経験の単独性を受容することと通底している。そのためには科学的認識のみならず、芸術的経験などによって、人間の経験の多様性を認識することが必要である」

文化を感得できる感覚やそういう雰囲気が大切である。

元厚生事務次官の殺人事件を警察の人は捜査していて大変だと思う。恨みがあっても、暴力に及んではいけない。

各新聞で、高齢者犯罪が増えていることが書かれているが、お金が無いために、食い逃げして
しまったりして逮捕を望んでしまうおじいさん、おばあさんなどがいるのだという。

そういう人が出ないような、安心したセーフティーネットが構築されて欲しい。

振り込め詐欺というのも増えているのだという。

お金への安心感、生活の安心感、精神性の保持など。

安心感のある、ほがらかな笑みのある社会であって欲しい。









































































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Last updated  2008.11.19 20:18:43


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