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「UPnP」に脆弱性見つかる、ルータなど数千万台に影響ゲームをする方ならおなじみな「UPnP」は非常に便利なプロトコルですがこうして脆弱性が発見されるとUPnPを利用していると自覚していない方々にも多大な影響がある。本来こういう機能はゲーム機を繋ぐ時に設定し設定(接続)が終われば無効にしておくのが望ましいんですよね。しかし例えばうちのルータ(光終端装置兼)についてNTT東日本サイトに今さっき出かけてみましたがUPnPを無効にするにはどうすりゃいいのかについての情報はぱっと見た目では探しにくい。開通した時もらったマニュアルをいつでも引っ張り出せるようにはしてありますがその冊子にしても手動設定をどうするかなどについての記述はかなりページをめくらないと出てこない。一般向けとしてはとにかく繋いだら使えるという方向に注力しますからせっかくの設定を無効にするという説明はどうしてもおろそかになる。しかし本来これでは困る。NTT東日本の光接続の個人向けサポートのどこにも今回のこの脆弱性に関して書いていないとうっかりあら大丈夫なのかなと思ってしまう人もいるかもしれない。現状NTT光では光終端装置とルータは一体な上レンタルでしか供与していませんからこの辺りもう少しタイムリーなニュースリリースと手段を提供してもらいたい。毎度おなじみなんですが本当に困るのはここをお読みいただいている方々はこのニュースが出た昨年末にはとっくに自力で対処できているわけで、それ以外の方々の方が圧倒的に多い。こうしたニュースに敏感な方とそうでない方の違いそのものが日本での脆弱性の根源ということなんですよね。
2013.01.31
名誉毀損で甘利氏勝訴 テレビ東京に賠償命令ここもすぐ記事を削除したり見えなくするので引用引用↓ここから 原発政策に関する報道で名誉を毀損されたとして、甘利明経済再生担当相がテレビ東京側に1150万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の都築政則裁判長は29日、330万円の支払いを命じた。 問題となったのは、2011年6月18日放送の「田勢康弘の週刊ニュース新書」。前回の安倍内閣で経産相だった甘利氏に原発事故対策についてインタビューし、ナレーションを加えて報じた。 判決は、甘利氏に対して示された資料には原発が津波で電源を失う危険性の指摘がなかったのに、VTRではあったかのように紹介し、それを見た甘利氏が取材を中断させたような印象を与えると指摘。引用↑ここまでどうもよく分かりにくい文章だが、原発事故3ヶ月後のインタビューで当時は野党議員だった甘利現経済再生大臣に実際の放映とは違う趣旨の資料でインタビューした、つまり引っ掛けたという事ですな。挙句事実と違う資料であることを理由にインタビューを中断させた甘利氏への印象操作も兼ねたという事になってもいる。現時点でも原子力規制委員会とかいうのが地盤がどうのでマスコミも乗って大騒ぎさせているけれど、何度も言うが福島第一発電所は「津波」で緊急冷却電源をロストしたのが事故の原因であり、第一波の地震で倒壊したわけではなくちゃんと緊急停止はしている。くどいようだが地震では緊急停止、その後津波で冷却電源をロストしたのが事故の原因だ。古いこの原発にしてちゃんと緊急停止はできている。地盤がどうのというのはこの事故原因をまるっと無視したものであり、事故後の原発対処を根底から狂わせてもいる。だから原発の今後を事故の教訓にするというのなら緊急電源の場所、そして実効をどう確保するかに焦点が絞られていなければ全く意味がない。もう一つ気象庁と連動した避難区域と避難経路の確保。地震が原因じゃなく津波が原因だと何度いえば判るというよりももうここまで来ればわざと焦点ずらして原発稼働を止めさせているとしか思えない。無論安全確保のために広く視野を持って検討するのは大事なことだが、しかし焦点とベクトルが最初からずれていては規制委員会とやらの権威そのものも失墜するということに気づかないのがおかしいと言ってるんだ。事故原因をフラットに見ているのであれば緊急冷却電源の確保と避難経路と区域の選定が先に来ねばならず、地震で倒壊したものでもなく地震そのものでは緊急停止できているのにそこから事実の把握をねじ曲げているからおかしくなる。その事実認定からしておかしい地盤に関しても定義を中途で根拠なく変更したものが通用するかと。マスコミも規制委員会とやらも事実から目を背け明後日方向に誘導連携しているのは間違いないところなんだが義務教育の理科算数程度の事すら自分の頭で考えようとしないのであればほいほい乗せられるのも出てくるわな。そして何より納得いかないんだがこれはあくまでも経済問題、国家安全保障問題であるはずなのに何故か政治的案件のカテゴリに入ってしまっているということ自体なんだよね。
2013.01.30
雪かきその他の作業に追われ、ここのところついすぐ近くのスーパーで買い物を済ませていたが、どうしてもそこでは間に合わず他にも要るものが出てきて昨日母とちょっと離れた場所まで出かけた。そこは大型スーパーと小型スーパーがありそれぞれ特色がある。小型スーパーは鮮魚の地場のいいもの、野菜果物のややB級よりだが手頃なものが置いてあり大型スーパーはそれこそ何でもある。ホタテや果物をまず見に小型スーパーに行った。目についたのは安さだったのだが、確かに安いのはありがたいが私達も毎日灯油使用に神経すり減らしているんだから当然船の燃料費、輸送費も増えているだろうなとすぐ判るのに何とも言葉が出なかった。おみやげ用ほどではないがかなり大粒の生剥きホタテが6個ほど入って300円しない。みかんも小粒の本来なら単価の高いのが一袋8個で299円。かなり大ぶりのハタハタを干したものが2尾で300円。買わなかったが40センチほどの地場日本海産平目が1尾丸ごとで1500円ほど。やや小さいが刺身に作ってある半身なら600円弱。ウニ、それも赤ウニの寿司が5貫で398円、半折で780円。安いねえの言葉よりも「これで漁師や仲買や小売はやっていけるのか」と思った。漁船には重油を使い陸揚げや輸送にはガソリン、軽油がかかるし勿論その間には人の手、人件費もかかっている。それを考えると安いわあ、よかったわあとばかり言っていられないとつくづく感じた。安さを嬉しがっているうちにおのが首も徐々に絞まるのに気づかない人は流石にいないとは思うけれど、一体これはいつまで続くのかと暗澹としましたな。帰ってから安倍首相の所信表明演説をネットで見て少し気分は持ち直したものの、どこかでデフレの連鎖を断ち切らないとどんどん足腰が弱くなりまた何より大事な若い世代のやる気や元気の「気」が細ってしまうと思いましたわ。
2013.01.29
エジプト大統領が3県に非常事態宣言-暴動鎮圧のため「アラブの春」の余波は北アフリカに未だ混乱を齎している。リビアもエジプトもマリもそして先日事件が起きたアルジェリアも60年代の第一次アフリカ解放の際に国家として成立はしたものの、旧王国や部族間また宗教、そして旧宗主国との微妙なバランスを保つために独裁体制を採らざるを得なかった。独裁というとそのイメージはよくはないのだが、しかしそれでなくば保てない国家事情というのもあるわけで、腐敗と強権の温床となるとはいえそれで何とか国家としての意思や体裁を保持できる段階というものもあるということだ。日本に生まれ育つとこの独裁体制を含む国体の変遷にも疎くなる上に他国と陸続きであるという苛烈さにも鈍感になりやすいけれど、そうでなくば次の段階にもいけない歴史の例の方が多い。お題のエジプトに戻ればムバラク大統領の長かった「独裁」体制から脱却し、それ自体を喜ばしいものだという方向で報道するマスコミも多かったが、しかし現状起こっている事態はエジプトにとってもそして日本を含む他国にとっても重要なエジプト北部の都市における複数の暴動に現れている。エジプト北部といえば内陸に比べそれなりにこれまでは都市として機能していた地域だったものがここに来て「食えなく」なってきているのが原因とされているが、根底には根強いイスラム原理主義化への警戒や現政権の暴動に対する対応その他がないまぜになっていると思われる。北アフリカは現在ほぼアラブ人の地域で、アフリカと聞けばつい反射的にアフロアフリカンを連想するがそれは内陸以南の話であり、アフロアフリカンにも部族間対立があるがエジプトのような古い国家にも当然それらがありそこに宗教とそして資源争奪、北アフリカの紅海や地中海沿岸を持つ国家にはもう一つ世界の流通路の安定という理由での他国の介入を呼び込みやすい要因も加わる。現在は旧宗主国の軛と支那、そしてアフリカーナそれぞれの思惑が絡まるから政治的に安定するには全部取り入れるかはたまた独裁という形にならざるをえない。しかし一度政権をひっくり返した国民はそれによって目の先が良くならなければまたひっくり返せばいいという志向が生まれるのも事実で、これがマリで起きたようにリビアの武器が流入してしまえばあっという間に北アフリカ全体が以前の中東と同じく弾薬庫になる。今のところはイスラーム系の大統領だからそれらが抑止されている側面もあるのだが、しかし今の食い扶持を求める人々にそれらはあまり意味を持って響かない。困ったことに現状の日本は産油国及び通商路を持つ国に対し強い立場を取れない。火発依存を強めている現在ただいまの状況では本来取れるはずの理解ある宗教的第三者としての立場や切り捨てられる範囲というものが狭まり過ぎている。私は何度もエネルギー問題は国家安全保障であると書いたがこれには国際間の紛争抑止や日本の有力な仲裁人としての立場、一番大事な日本の資源確保それら全部が含まれている。外交やエネルギーはじっとおとなしくして座っていれば美味しい果実が降って湧いてくるというものではないし時には武力がなくとも経済で物を言わせるのが必要な分野でもあるけれどその選択肢を自ら放棄している国が何を言っても誰も聞かないということだ。国際的なアナウンス効果を持てるのは日本が緊急冷却電源の手当てを終え原発再稼働することなんだがこの意味を理解しまた実行できる国家にならねば今後更に混迷するであろう資源と通商路の確保は難しくなる。
2013.01.28
本州日本海側、東北部各地、そして道東道北に大雪とえらい天候でして。こちらも昨日までは予報より穏やかでしたが未明から窓を叩く雪の音が聞こえるほどの吹雪でした。と言っても降る雪の密度は大したことはなく吹き溜まりの一番多いところで20センチ弱、降った分なのかそれともうち含めた周囲の雪が舞ってきているのかよく分からない程度。さっき昼頃から止み間と空模様を見計らって雪かきを終え、その後すぐに買い物に行き戻ってきたところですが相変わらず風が強くて地吹雪は続いている。雪かきも明日まではややしばれてその後また気温が高く(日中プラス)なるというのでそれまでにどけられるだけどけておかねば次に凍った時に手が付けられなくなるので、雪の量は大したことはなくとも積んだ山の根元などは綺麗に始末しておかないと。雪かきの合間に少し近郊に出て本屋さんなど巡ってみたいと思いつつ屋根の雪下ろしやテラスの雪片付けですっかり疲れてしまい、腰と膝が非常に怪しいのでこれもままならずなんとはなしに鬱屈し始めてもいる。こういう時は一人でゆっくりコーヒーなど飲むのもいいんですけれどねえ。
2013.01.27
この部屋では陽の当たらない唯一の壁と壁の隅っこにデスクを置いたけれど、正面に窓があるので目の前には小さな山がぽこりぽこりと見える。植林と雑木林が混ざった人工林だが春の芽吹きの色や夏の緑そして秋の錦、今は鉛色と雪の白が混じり合っている。引越してきた当時45年前と比べると家が随分建て込んだがこの山々は変わっていない。借景が小さいとはいえ山というのは悪くないもので、四季が判りやすくまた局所的な天候もある程度読める。長い冬の間は鉛色と所々白を眺めて暮らすことになるが、いち早く春の兆しも垣間見えるわけで、山に近いからここらへんにも野鳥も多く飛来している。今週になってから見慣れない中型の鳥が目立つようになった。私は鳥が皆目判らないのだがどれもふっくらとしているからどうやら餌はあるようで、うちの庭のドウダンツツジの芽やらをつついている。昨日から天候が荒れるという予報だったけれど、どうやらそれは道東に向かったようでこちらは空も鉛色だが大荒れからは免れている。しかし同じ北海道で埋まるほど雪が降っている場所もあるからよかったよかったとは言っていられないけれど。昨日は午前中だけ雨まじりのみぞれ、その後午後から急激に冷えたので道路は恐ろしい事になっているが、こうやって少しずつ積んだ雪が沈んでいくのもそして何より陽が長くなったのが実感できるようになったから春までもう少しと思えるようにもなった。そうはいっても後1ヶ月、いや2ヶ月経たないと「ああ春だ」とは実感できないんですけれどね。それでも日々ほんの僅かずつ春の兆しを見つけながら長い冬を何とかしてやり過ごそうとしております。それにしても今回予報通り降られたらどこにどう雪を置こうか頭を悩ませていたのでちょっとほっとしました。
2013.01.26
昨日は予定通りテラスの雪を片づけました。積もる融けるを繰り返し、更に片側は2階ベランダからの氷が混じった落雪そして前日下ろした屋根の雪で難儀しました。加えてテラスですから端が切れていてそこはずぼっと落ち込みますしそれを埋めつつなんですが庭の御部分も雪囲いならまだ判りますが意味不明な杭などが行く手を阻む。家の裏側にスノーダンプで雪を運ぶ事にし、その足場を作るのに時間がかかりましたが何とか2時間半ほどで終えました。流石に疲労困憊し午後はgdgdで過ごしておりました。だがしかし、こんな時ばかり当たる天気予報。夕方から気温が上がり風向きが東よりになったので来るなとは思っていたものの起きてから雪かきしてみたら除雪で積まれた分も相まってものすごいことになっていました。昨日の筋肉痛がまだ残っているので捗らないこと夥しい。雨になりそうな雪、時々みぞれはまだ降っています。こういう時に限って下の爺婆もなんだか知らないが夜中からごちゃごちゃうるさいのは一体なんなんだと。
2013.01.25
昨日は早朝降ったようでしたが大した事がなかったのと風がなかったので予定通り大屋根の雪下ろしを決行致しました。大屋根に上がる手段は一箇所だけ、小屋根から鉄筋でこさえた備え付けの梯子を登るんですが屋根の雪下ろしをしようってくらいですからするする登れるわけじゃない。いざ大屋根へというところに雪が軽く庇を作りそれが分厚いのでまず左手で身体を支えつつ右手で真上の雪をなんとかするという作業からなんですね。これが地味に辛いというか雪を頭から被りつつ濡れて滑り、落ちかねないので以前は先に大屋根の雪を落としてからこの小屋根をやっていた。ですが今回先に雪を落としてしまったので落ちると多分怪我しますwとか何とか言いつつ大屋根に上り、そこからは小屋根の時と同じで先に縁の雪庇を屋根板が見えるまで落とし中央部分は削り過ぎないようにして不必要な部分だけ落として均す。これからまだしばれるのでダクト部分は露出させられないんです。万が一踏み抜いて露出させた時は雪で埋める事もありますな。大屋根というくらいですから小屋根の2.5倍ほどあります。但しここ2階である程度焚いているのと日当たりがいいので作業自体は小屋根の倍ほど、手を付けなくていい部分もありますから。落とし始めてから気がついた(遅い)んですがこの部屋に換気口経由で来ている光ファイバーケーブルの位置関係をちゃんと考えないと隣のうちまで迷惑をかける。屋根から見えるのは隣家のファイバー線だったんですが「あれ揺れとる」で気が付きました、危ない危ない。昨日にひき続いての雪下ろしと始末でへとへとでしたがご褒美ということで回る寿司をお腹いっぱい食べて参りました。ですが寝て起きたら今度は1階テラス部分の雪をせめて半分ほどは削って庭に落とさないと色々まずい。このテラス、実は庭より80センチは高いと思うんですがこの段差が殆どないんじゃないかというほど庭にも積もっていまして今回落とした雪がテラスにどすんと乗ってしまいこれはまずいんじゃないかと。うちの庭の造りでは夏場と同じアプローチができない上に落とした屋根雪でベランダの窓も開かなくなったので考えた末玄関とは逆の居間の窓からスノーダンプを落とし私も飛び降りて作業することにしました。実はこの窓夏場は私の背丈より高い場所(多分180センチほど)なんですが今は隣家の屋根の雪やらうちの落とした屋根雪やらで軽く飛び降り可能になっております。屋根雪はある程度重いのでうまいこと沈んでいますから精々腰まで埋まる程度ですので動けますし。高くしているうちの庭からの雪をなるべく隣家に落とさないようにするには斜めに雪をずらしつつなるべく庭の奥の方に運んでいかないと思い通りにはならないでしょうな。庭木などもありますから多分これが一番辛い作業になりますし一日では厳しいかなと思ってもいますが終えれば少しは気持ちが楽になります。次降るまでになんとかせねば。
2013.01.24
今月始めに屋根の雪下ろしをしたばかりだったんですがその後しばれと降雪で元の木阿弥に。まだまだ寒さも雪も続きますので天候を見計らってもう一度ということになっておりました。しかし中々当たらない天気予報。おまけにここ数日雪が多く夜中に除雪車が入り、この時間にようやく終える生活が続いていた為に妙な生活時間になっていましてな。もう一つ節電要請時間帯にも気兼ねして夕方一度寝て夜起きて雪かきしてしばらく起きていて朝方寝るというまるで店をやっていた頃のような有様でした。んで昨日。起きて見ると天気がよく風もない絶好の屋根の雪下ろし日和。昼近かったんですがとりあえず小屋根2枚は終えようと支度していたら80の母まで上がるという。さすがに危ないのと半端ない重労働ですので止めましたが止まるもんじゃないwしょうがないので先に縁をばんばん落としそこに均すようにしてもらいました。何とか終えたと思ったのもつかの間、うちの窓は高い場所にありまた要らん事してお洒落窓なので出入りが容易でない。先に私が出て椅子の上に乗り母を支えようとしたところで椅子の脚がばきっと折れ私は落下。咄嗟に片受け身のような態勢で脇を締めましたのでどこもなんともないですがなんだこれはと。雪落としはともかく落とした雪の片付けがまた一仕事でして足がふらつくほど疲れていましたが直後にこれを終えねばどうにもならなくなるので頑張りました。明日じゃない今日、寝て起きてみて天候がいいようなら今季初大屋根の雪下ろしになります。大屋根は2方落とし放題ですから気は楽なんですが面積がちょっとあるので均すのも大変なんですなこれが。なるべくこの大屋根はやらずに済むように2階のストーブの焚き方も工夫していたんですが雪の多さとしばれには勝てませんでした。ということで微妙に疲れていますが早く寝て雪下ろしに備えます。それにしても婆さん2人で屋根の雪下ろしってえのは見たことも聞いたこともない。
2013.01.23
昨夜遅く、菅官房長官と日揮広報部長の記者会見が相次いで行われた。NHKでは菅官房長官の記者会見が中途で終わったが、ニコニコ生放送では菅官房長官の記者会見に引き続いた形で日揮広報部長の会見が最後まで見られた。これ一つとっても最早既成メディアは役割を終えたと断じていいようなものだが、その中身はもっと酷いものだった。冒頭の悼ましい発表を受けての記者の質問は悔み一つ言うわけでなくひたすら犠牲になった方々の氏名公表について執拗に迫るものであった。最初の質問からずっと社が変わってもそれは続けられ個人情報をほじくるのが報道と勘違いしているとしか思えず、どう考えてもワイドショーネタを探しているとしか思えない。報道とは一体何か、今回のテロ事件の背景や歴史的経緯を客観的に視聴者に提示しそれらを纏めて解説するのが報道なのではないかと私は思うのだが、しかし考えてみればそのような「報道」はここ25年ほど見たことがなく、目の付け所もベクトルもまるでずれているのが実情といっていい。視聴者の多くは犠牲になった方々の個人情報をほじくり返したいのではなく、一体何故このような事態に陥ったのかを知りたいわけで、人様の不幸を首長くしているわけではないのだ。今回の場合日揮の会社関係者が身元を確認したわけで、どこの誰とも知れない人を探しているわけではなくまた必要なところには連絡も行っているであろう。特に日揮に対する執拗さはあたかも日揮が加害者であるかのような失礼極まりないもので、忘れてはいけないのは日揮も被害者、被害企業だという事実なのに。本来であれば冒頭悔みの一つも言ってから質問をするのが礼儀でもあろうに繰り返し繰り返し同じ内容の質問、それも犠牲者の個人情報のみを聞いて一体どうするつもりだ。アフリカの現状に関してはここでも数年前からぽつぽつと書いてきたが、ひょっとしてこの常識といっていい現状やほんの50年ばかりの北アフリカの現代史をすっ飛ばしたいのかそれとも知らないのかと。記者どもの自己満足に過ぎない下らないしつこい質問を聞いていてすっかり煮えくり返ってしまい、あまりに腹が立って昨夜寝る前に到底日記を書く気になれず寝て起きてからこれを打っているが、指が震えるほどの怒りはまだ続いている。お前ら本当にクズだわ。報道とは一体何だと思っておる。
2013.01.22
「Windows 8 Pro」アップグレード版、優待価格5800円は1月31日まで 2月1日から2万5800円に先日あたしゃWin8は当面見送りと書いたばかりですが。見出しでは5800円となっているWin8Proアップグレード版ですが実は探せば5000円を切る価格もあることはありまして、それがきっかけであれやこれや調べてみたのが先日の日記の元になっております。買っておいてパーツ更新に合わせてという考えも浮かびましたがおそらくその頃には次世代OSが出てくる頃按配になっているだろうと。ただこのアップグレード版はお買い得はお買い得です。現状XPマシンなので一新したいな、マシンや周辺機器ごと買い換えるかなという方でしたら今月中に買っておいたほうがいいでしょう。個人的にはXP環境メインならWin7かWin8にしていただきたいところでして、新しいOSにした時の軽い違和感はWin7の方が少ないとは思います。実際私もXPからWin7に切り替えた口ですが、今となってはどうやって慣れたのか思い出せないほど軽々と移行できました。念のため仮想環境のXPMODEも入れてあり、その為にWin7Proにしたといっていいんですが今となってはセキュリティアップグレードでしか起動せず、そろそろこれも要らないかなと思い始めています。
2013.01.21
先日から国際社会を震撼させているアルジェリア人質事件だが、アルジェリア当局が作戦終結を宣言した。諸国からの要請を無視した形になったアルジェリア(軍)の空爆作戦には批難の声は上がるだろうし、それを是とするのではないけれどいかんせん我が日本は自前で自国民を救出する術どころか後方支援すらままならないわけで、輪の外の部屋の外からお電話だけで何とかしてくれると思うのもどうかしている。無論この事件の始末で安倍政権を責め立てるのは筋違いも甚だしく、おそらく普段は「九条が―」と叫んでいる連中に限って大声を上げるだろうけれど。何とかならなかったのかと思うのは理解できるがしかしその憤りをぶつける相手を間違えてはならないしまた人命尊重の感情論だけでは相次ぐテロは止まらない。特に今回のようにテロ組織とはいえ下手な国家並みの武装をした連中相手に説得もへちまもあるものではなく、宗教だの部族だのの単発目的とは違うと思わねばならず、そうなると決して褒められたやり方じゃあないがアルジェリアが国家の存亡と威信をかけて自前で飛び出したその意味も国家という観点ではある程度の理解も必要になるとは思う。ただこう打っていても好き好んで現地に赴いたわけではない「働く人々」が何故そんなものに巻き込まれねばならんという憤りは煮えくりかえっているわけで、国家としてのアルジェリアへの一定の理解とはまた別に「お前らで勝手にやれや」という怒りはアフリカやイスラームや旧宗主国には持ってもいる。なるほどアウグスティヌスが必要なわけだと内心罵りつつね。
2013.01.20
「宝くじで当たった1億円をあげます」→2000人から1億9千万円をだまし取るこの動画を自分の目で見たわけではないけれど少し前からYoutubeに限らずTwitterでもこうした「あげます」メールは話題になっていた。メールも私のところには来ないからこちらも実物にお目にかかったことはないのだが、ぽつりぽつりとネタになるくらいだから大丈夫なんだろうなと高をくくっていたのは甘かった。一体どれくらいの割合で引っかかったのかはともかく判っているだけで2000人というのは少なからぬ人数で、正直よくもまあ引っかかったなと。むしろ「どうしてもらえると思ったんですか」と真顔で聞いてみたいようなもんで犯人たちが一番悪いのは無論だがコバエホイホイのように吸い寄せられる人たちというのはいるもんなんだなと思いましたな。やれやれ。
2013.01.19
どこに住んでもやることは同じだけどこの方の日記を読んでちょっと考えた。札幌が都会かというと東京や大阪の方々には異論があろうけれど、一応北海道では都会ということにするとして。この札幌でも地域や近隣住人によってかなりの距離感の違いがあるのを知ったのは母が店をやりそこを手伝うようになってからだった。それまでの住まいは主にここ札幌郊外の住宅地もしくは若い頃に借りていた札幌の街の中、または転勤でちょっとの間いた東京くらいなもので、特に帰ってきたここは最初から近隣の方々との距離感に殆ど違和感がなかった。井戸端で何時間も外で話しているおばさん奥さんもいず、ずかずかと入り込んでくるようなのもおらず顔を合わせれば会釈はし、一言二言会話はするがそれ以上でも以下でもない。子供の頃も勉強や受験のことなどしつこく聞いてくるのはここから離れた場所の人たちで、同年代が多かった近隣だが一切大人に問いただされたこともなかった。こういう風に育ったのと性格の狷介さも相俟って距離感には割合と敏感な方だと我ながら感じてもいる。これまで一番しんどかったのは店近隣で、ただの焼肉屋のそれも仕込み仕入れしながらだから汚れてもいいような格好をしているおばさん婆さんの名前住まい出身学校全部聞かねば気が済まない人たちには本当に悩まされた。その情報を一体何のために得たいのか定かじゃないまま、つまりさしたる理由もないのに聞きたがる心理がさっぱり理解できない上にしつこいのが一人二人じゃあない。当然私は常に「◯◯の娘」であり休みの日に出かける際顔見知りやお客と出くわすと何ともいえない嫌な顔つきで詮索される。これだけで充分堪えていたがもう一つ我慢ならない悪癖が横行している地域でもあった。うっかり鉢植えも置いておけないほど物を持っていかれる場所でもあった。かなりの大きさがある椎茸のほだ木を店の裏側に数本置いておいたら翌日何もなかったとか、表から見えない場所に母が置いていたこれもかなり大きな蘭の鉢が店をやっている最中になくなったり、うっかり裏口の鍵をかけずに昼間仕入れに行っている隙にタレを盗まれたりなど枚挙に暇がない。それまで住まいしていた札幌のどこよりも油断のならない場所でもあったから商売させてもらって有難かったとお客さんには感謝しているが近隣の住人商売人には嫌悪感しかない。ここに戻ってきた当初、母は脚立や雪かき道具の果てまで一々仕舞い込もうとしていたけれど、どこの家もかなり高価な鉢や盆栽を置いたままにしているのを見てようやく安心したらしく今はここの流儀に従ってゆったりと過ごせてもいる。人間なのか土地柄なのかはともかく同じ札幌市内でもこんなに違うのかとこれは今つくづく安心できる住まいにいてよかったなとね。田舎については正直よく分かっていない。父母の郷里は道内と言ってもここから400キロ以上離れた町で、父の生まれた場所は小さな町から8キロほど離れた更に「字」のつく田舎だが、ここに行くと私は「◯◯さんの孫さん」(◯◯は祖父の名)と言われている。この字を曽祖父が広島から開拓団を連れて拓いたかららしいけれど、祖父の葬儀も祖母の葬儀もこの字の方々が総出で行なって下さったのだが祖父と祖母の葬儀は30年離れていたにも関わらず顔を知らない人たちにも「◯◯さんの孫さん」と呼ばれた。父方祖母の葬儀の際、この「町」の駅前ホテルを取った時も名前住所を宿帳に書いた瞬間ホテルの方が祖母の葬儀に来た札幌の孫だと認識したのには驚いたが、しかしこれはたまに行くからいいようなもので間違ってここに住むことになったらしんどいだろうなと。その町では「町」でも字でも「◯◯さんの孫さん」として生きることになるだろうから。いずれにしてもこちらから踏み込まないのに踏み込まれるというのはこれはかなりつらいことで、それも自分で決めた事ではないのにそういうものだとされるというのは当の本人がなんともないのならともかく違和感を持てばそれこそ土地を離れることでしか解決できない。気がついてしまった人というのはいつの世も疎外感と不快感とそしてほんの少しの罪悪感がないまぜになっているんだなと思いましたな。
2013.01.18
もうはや阪神大震災から18年なのかと改めて年月を噛み締めている。被災された方やご遺族には未だ続く震災であろうと思うのだが。しかし18年といえばそれはそれで年月でもあり、当時の子供が大人になる歲月を経たのは間違いない。発災時刻までは4時間あるのだが毎年この日この時間帯にあの場所に行って叫べたらなと思うのは変わらずまた5時46分を待っている。何もできずただただ呆然としていた自分を忘れないように。
2013.01.17
昨日の日記の後、すぐ雪かきを始めましてな。気温-9度でしたので雪は大粒ですが軽かった。ですが20センチほどあったのとこの軽さが災いすることもある。敷地内の雪を置ける場所が今や車庫前のみになり、外階段、門内、門の前とそれぞれ徐々に雪かき用スコップ雪を集めてスノーダンプで運ぶのが年明けからの手順。スノーダンプでおおまかに運び車庫前のそれまで積んでいる外側に寄りかからせ押し付けるようにするのがまず第一段階なんですがこれが難儀しましたな。前回積んだ雪の上にもそれなりに積もっているんですがぎゅっと押し付け綺麗にスノーダンプの雪丸ごとくっつくはずのものがくっつかない。水分が少なく触れただけでまるで粉糖のようにさらさらと落ちるような気温、雪質だとすぐには型がつかないんですな。そうなるとひっくり返してちょっと置き、その間に雪を集めた場所のこぼれた分をスコップで投げたり整えたりするんですがこれまた投げた分の何倍も落ちてしまう。新雪雪崩ってえのはこういう原理だよと説明できるほど。実際山になった部分からやや離れた場所にスコップを入れただけで上から新しく積もった部分がずるずるさらさら落ちてくる。そんなこんなで雪が軽い割に時間がかかりましたが何とか納めてやれやれとつい午睡までしてしまいました。起きたのは夕方。近所に買い物に出てみると午前中の雪かき後更に10センチほど降っていて全く除雪が入っていず、これはひょっとすると夜に除雪(市の機械)が入るかなと。念のため市のサイトを見ると除雪予定があると。こうなると風呂の予定が狂います。今は早めに入って寝る数時間前にストーブを消すようにしているんですが市の除雪が入った直後に門の前や車庫前に積まれた分をどけておかねばこの気温では固まってしまう。なのでこの置いていかれた分を片付けてから風呂ということに。じりじりと待って23時頃、ようやく除雪が入りました。この機械の除雪のやり方は一定じゃあない。今回はどうなんだろと身支度して出てみたら底から氷になった部分ごと起こすやり方でして。こうなると大した嵩には見えなくとも物凄く重い。何せ半分以上分厚い氷になりかけの雪ですのでダンプに掬うのも容易ではない。スコップでダンプに入れ運ぶんですが濡れた土の重さと余り変わりません。気温-7度の中で汗ばむほどでしたな。ようやく終えて風呂に入り雪かきの一日が終わりました。そう、午睡したのはこういうこともあるだろうと予想してなんとかしてちょっとでもストーブを一旦消すのと夜遅くなっても大丈夫なようになんです。それでもこれでも留萌や増毛や岩見沢など豪雪被害に見舞われている地域よりはずっと恵まれている。もし「婆大変だな」と思われる方がおいででしたらここ札幌ではなくそういう地域の方々にどうぞ想いを馳せてくださいまし。
2013.01.16
首都圏、そろり始動 空、陸で交通機関に乱れ 大雪から一夜明け昨日は関東首都圏の積雪を軽くネタにしつつ案じてもいた。知人が日付が変わる頃道路の写真をあげていたのだが確か住まいしているのは都心の住宅街で、そこに写っていたのは真っ白、どう見ても踏み固めたでこぼこの先が尖っている「こりゃ融けないよ」というものであった。東京は坂が多い。というより札幌で生まれ育った私にはどこもここも坂だらけ、特に都心部は山坂の中にビルや住宅がひしめき合っているとしか思えず、土地の値段が高いからとは言いつつもどう見ても雪なんぞ積もる前提の都市計画じゃあないのは判り切っている。何処かに行くには坂がつきものでおまけに当たり前だが住まいしている方々の殆どが雪道凍結路の歩き方もご存じないだろうから難儀なことだと毎度東京に雪が降るたび眺めている。坂によっては私でも通るのを躊躇うような場所も多く、街の作りそのものが違うと言っては身も蓋もないが昨夜の凍結加減ではゆるくないなと案じつつ寝た。そして一夜明けてみると今度はこちらにもこもこと雪が降りつのっている。気温も低くなり先週に戻ったようになりただいま-9度。昨夜遅くにストーブを消したので雪かきの前の身体を暖めている合間にこれを打っているけれど、目の前の窓の殆どが白くなるほど降っている。積もる時の降り方で、気温の割りには粒が大きい。30センチで収まればいいなというのは希望的観測。さあてあと30分ほどしたら雪かき出動です。
2013.01.15
昨日夜から予報されていたが本州、首都圏でも雪になっている。昔東京在住の頃僅か10センチほどの積雪でえらいことになったのは自分の眼で見て知ってもいるのでせっかくの成人の日が台無しにならぬよう案じてもいる。また被災地を含む太平洋岸の天候も大荒れで、それでなくとも地盤が下がったままだったり仮設住宅や仮住まいされている方々はさぞかし不安で寒かろうと。こういう時は家を出る前に思い切って暖房を使っておき身体を暖めるのが無事に過ごせるコツで、万が一転んでも身体が冷え切っているのと暖まっているのでは反応も違うから怪我の具合まで違ってきたりする。ただ建物の構造からして違うから外気温と余り変わらない室温が当たり前な本州では使った暖房ほど暖まるかとは思うけれど。寒中な上に節電と灯油高騰で楽しみらしいことは殆どできないままひっそりと閑居しているが、昨日朝数日ぶりに雪かきをしていたら珍しくボケ爺が窓から顔を出し労ってくれた。おお、気がつくこともあるんだなくらいで終えたらこれまた珍しく「俺は寿司食べたいけどついでに何かうまいもの食べて来い」と小遣いをくれた。母には買い物の分を渡したというので半信半疑(よくその辺り嘘をつくというか記憶がとっちらかっている)で居間に行くともうちょっとしたら買い物に行こうと。じゃあ爺の寿司を買うついでに私らも食べようかということになり近場の回転寿司に行く事にした。私も母も昔の人間で回転寿司に多大な期待はしていない上に私は数回、母は初めての回転寿司。けれど今時は自分の食べたいもの、目玉商品、旬のものは別にちゃんと握ってくれるというので行ってみた。2人で食べたいものを食べたいだけ食べて2500円弱、内訳はうに、赤貝(2=4貫)、あまえび(2)、ほや、白子(2)、生サバ、漬物。昼だったのと出かけていきなりなのでこれくらいで2人ともお腹いっぱい。お茶はともかく小皿はどこなのか会計をどうするのかさっぱり判らず隣の方に伺ってのおぼつかない回転寿司だったが値段も味もこれならまた来られるねと言い合い、帰りに爺の寿司やら何やら買って帰ってきた。母はずっと欲しかったらしい小さな水仙の鉢を買っていた。それなりでもたまにでも満足度の高い一日があると違うもんだなとつくづく思った日でもありましたな。
2013.01.14
個人的には早く新しいOSを触りたいのは山々で、適合するパーツも戴き物ながらありますから早いとこWin8マシンをと思うところもなくはない。ですがつい先日フレッツ光メンバーズクラブサイトでアップグレード版が格安で売られていた際にちょろっと調べて驚いた。その前に今ではすっかり電力事情などで遠ざかっているとはいえ私ら自作erはPC及び周辺機器含めてを一塊の機械機種として捉えておりません。組み上げたり換装する度にパーツ毎、型番毎にドライバを探しM/BならチップセットドライバやBIOSを当てて調整します。当たり前ですが自分で組んだんですから機種などというものは存在せず、パーツごとに自分で探しものをし先人人柱様の参考意見を自分なりに消化して組み合わせまたC/P、使い道も考慮しつつというお話です。で。一番Win8へのアップグレードで纏まっていてなるほどなと思ったのはこちらのサイト。Windows8で周辺機器が不安定、ネットがすごく遅くなる現象など実はこれはWin8やアップグレードに限った話ではないのでして。当然ですが古い世代のパーツ、周辺機器はその後に出るOSを想定して作られたものではない。特にXPの時代が事実上長かったのとVistaはそれを踏まえてOSのタイプとしてはMeに近くOSが持っているドライバの汎用性が高かった。OSとしては出た当時まんま使うとアレな風味でしたがMeもVistaも一つだけ取り柄があるとすれば前の世代の周辺機器を事実上そのまま使えた。但し「そのまんま」使うと機能とスペックのバランスが悪くだめだこりゃの烙印を早々に押されましたが調整(Meならバックアップ機能を切る)やVistaならSP1などを当てるときっちり動くようにはなっていた。で、これらの反省その他踏まえてWin7が出たんですがこれは私も使っていて判りますがUIは多少変わったもののまさにXP後継なんですね。だから自作しない方ならまっさらのWin7機を買ってくれ、但し自分でなんとかできる・自作erならドライバ出るまで我慢するか周辺機器だけWin7適合にしてくれという感じでしたな。私の手持ちの主要周辺機器(プリンタ、コンデジ)はXPとVista世代、パーツもXP~Vista世代ですので内心「これはいけるな」と思っていたのも事実です。ですがアップグレードではなくクリーンインストール必須の当時のOEM版を買いHDDのみ換装してWin7に切り替えました。無論当時は万が一コケた時用のサブXP機を動かしつつという環境ですので気楽なもんです。一番古いパーツは新品発売から10年を経ているVGAですが壊れずしかも私の用途には間に合っているので今に至るまで使い続けています。ここからようやく本題とリンク先記事関連になりますが、ざっとリンク先含めて読んだ限りではどうやら私のマシン構成と周辺機器、特にネット環境では極めて微妙すぎる。というか正直Win8にするのはいささか冒険。私が光にしたのは2010年11月ですのでWin7まではルータの対応ドライバが出ています。ですがそれ以降、Win8対応ドライバは出ていずどうしてもならこのルータ(終端装置兼)をブリッジにして手持ちの光LINKルータw200に切り替えるほかない。しかしこの光LINKルータは有線部分が100BASEなので実効速度はおいておいでも光ネクスト環境なのになんだかなと。ということで当面この機材が動いている限りはWin7のまま行く事にしました。Win8でなければ動かないコンテンツ、ソフトその他が今のところないというのも大きな理由でして、もっと大きい理由は検証の為の時間は取れますがいかんせん節電。手持ちマシン全滅というのならともかくおのれの道楽の為に無駄な電気使ってあれやこれやする気には到底なれない。モニタの電力使用量がおおよそ1/4になったんじゃあと悪魔が囁きますが正直さほどの熱意と必要がない。個人的には必要なくなりましたがもしWin8にするというのなら昨日も書きましたように最初から乗っている機種・PCを選択するかクリーンインストールできる、パーツ周辺機器含めて自力でドライバ探せて当てられるのなら是非ということになります。お題には注意点と書きましたが正直なところを言えばアップグレード要注意ですな。
2013.01.13
昨日夕方から言われていましてこれから爺の部屋の灯油を車庫から持ってきてそれから買い物荷物持ちでございます。昨夜ほんの少し降ったんですがいつも雪溜まりになる外階段も思いの外積もっていず気が楽ですな。年明けから予報より当地の積雪は少なく楽をさせてもらっているものの、ちょっと離れた地域では未だJRが止まりローカルバスが災害特別便を出しております。札幌も激しい降雪は一旦休んでいますが気温が低く、晴天があっても積雪が減りません。これでも現時点の道内では飛び抜けて暖かい方なので寒いというと叱られますがやはり慣れた気温というものもありまして。実は結局このマシン、周辺機器その他機材では断念したWin8へのアップグレードについてちょろっと書こうと思ってたんですがそれはまた後日。主な理由としてはネット接続機材(ルータなど)やM/B、VGAの世代ですな。ドライバは一応入るようですがちょこちょことこけたり遅くなったりで、短く言えば機材一新でクリーンインストールが無難なんだなと判った次第です。非常に安価にアップグレードできるようになりまたちょっとしたコツでアップグレード版でもクリーンインストールもできるんですが機材の古さがね。といって現状1台しか常時稼動できない電力事情でこの安定しているWin7から一気にWin8に乗り換えねばならないわけではないので見送ったということです。それでなくともアプコンは32bit対応なのと私の使い方では64bitにするメリットが今ひとつ見えないのも大きい。32bitのままならこれでええと。お急ぎの方は非常に秀逸な纏めもかなり出てきていますのでググってくだされ。フレッツ光環境に早くした方は特に要注意です。
2013.01.12
高い油をスポット買いしつつ老朽火発をフル稼働し、効率の悪い非常用電源を火発の敷地いっぱいに置きならべその上変圧器を交換し頑張っている北電なのだが。それでも暢気に電力は間に合っていると強硬に主張する連中はどうせ北海道の冬を過ごしたこともなかろうから黙殺するがしかし知事が知らんぷりというのはやはり解せない。これらの事は散々書いてきたから置いておいても実際灯油の高騰を考えるとこれまでとは違う日々の生活もあるわけで。一般的に北海道の住宅は断熱構造になっていて壁も床も天井にも断熱材が入っている。これは一度暖まればそうそう熱は逃げないということでもあるが反面一度冷えると暖めるにはそれなりに時間も燃料もかかるということだ。年明けから道内では比較的暖かい札幌でもずっと真冬日で最低気温も-10度前後が続いている。この状況だと一軒家では水場や屋根のことを考えてストーブは消さないのが普通になる。下はもう1ヶ月以上焚きっぱなしでこれは年寄りでもあるし仕方がない。調整できるのはここ2階だが、ここも屋根のことを考えるとそうそう消せない。しかし年越しの夜と屋根の雪下ろしをする前の夜を除いてここ1週間ほど夜消して寝るようにしている。無論様子を見ながらで、天気予報も予想気温も碌に当たらないから長年の勘というか感覚で判断しているのだが。大体ここ1週間、起きると室温は11度から13度前後、つまり外気温より20度ほど高い。ここからストーブを点火すると1時間半で見かけの室温は20度を超える。だがこれでよしという訳にはいかない。これくらいでは全く壁も床も天井も暖まっていず、隣室もミニキッチンとトイレのある廊下も開けられない。これをいつ開けるかを色々試してみたところまずこの部屋が24度くらいになったところで隣室との境をそろそろと開け、一旦20度くらいに落ちる室温がまた22度くらいに上がるのを見計らって廊下へのドアを開ける(当然トイレドアも)。ここまでで点火から凡そ4時間かかる。しかしこれでもまだストーブからほんの2mほどのこの場所に座っていると壁側の足許がひんやりし壁は冷たい。足許までや床、壁が暖まるのはいい加減暗くなるかなという頃合いで、つまり夜は暖かく過ごせている。着ているものがちょっと暑いかなと思うくらいで風呂に入り髪が乾く頃にストーブを消して休む頃には室温は25度ほどになっている。しかしこれは年明け雪かきを免れているからできることで、朝一番に雪かきが必要な時だとこれは通用しない。ある程度身体を暖めておかねばそれでなくともガタが来ている腰や首や肩や腕が保たない。これで本当に節電や節油になっているのだろうかと思うけれど、しかし屋根やら水回りやら自分やらを考えるとこれが現時点での精一杯になっている。朝起きて寒いまま身支度するのは本当にきついけれど今のところこれしかベターはないなと。しかしいつまで続くんだろうね、この厳冬下でのぎりぎりな綱渡りは。
2013.01.11
2011年3月の震災直後、何が困ったというとそれは流通だった。私はいつも書いている経済=流通だが無能な民主党政権であったのも相まってまさしく人が生きる上で一番必要で必須な流通が止まった。それまでは大災害でも3日72時間何とか耐えれば物人が動き始めてなんとかなると思い込んでいた前提条件が崩れてしまったほどに。燃料や物資を運ぶために大活躍したのは自民党の所謂「族議員」であったことも一部にしか知られていないけれど。無論一般物流(ロジスティック)も止り、何とか物を送りたいと思ってもどうにもならない状況は続いた。しかし私の知る限り宅配便、一般小包で一番早く配達を開始したのはクロネコヤマトで、南相馬への品物もクロネコにお願いした。そのクロネコヤマトは2011年4月11日から「一荷物ごとに10円」の寄付を始めますとアナウンスした。宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて。こちらが最初のニュースリリース(2011年4月7日)東日本大震災の復興支援に向けた寄付についてのニュースリリース物流運送業の利益率は燃料高騰や価格競争により驚くほど低い。何せ運ぶのは人だし人件費も固定でかかる。そういう会社が一個10円、総額で上のニュースリリース時点での予想寄付金額が130億円というのは企業留保をすっ飛ばす覚悟であったと思う。この決定をした時は先行きも明るいとはいえない状況であったにもかかわらずこうしたことを決められるというのは単純に宣伝の為とは言いがたい。そしてこの寄付は昨年3月31日に終わり先日結果が発表された。ヤマト福祉財団「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」について助成内容これらを見ると総額142億円でヤマト自身の予想より1割ほど多かった。また助成内容とその理由を見るとなるほど財団が謳っている通り国や県の助成が届きにくい実に細やかな内容になっている。なるほど企業の責任を果たすとはこういうことかと改めて感じましたな。ありがとう、クロネコヤマト。
2013.01.10
今冬は12月半ばからの降雪だけかと思っていたらずいぶん寒い。なにいってんだ冬の北海道だろとお思いかもしれないが札幌はこれでも道内では温暖?な方で、内陸のデフォルト-20度-30度の地域や気温こそ札幌と変わらずともシベリアからの冷たい風が直撃する日本海沿いとは全く違う。数年に一度か二度-15度ということもあるけれどそれは本当にこうして記憶に残り書いてしまうほど少ない例外でしかなく、最高気温が氷点下の真冬日は確かに今時期寒中には続くが晴れている日に-5度から上がらないというのが続くのも稀。しかし今季は早い積雪と低温が両方続いていて、折も折節電「要請」などという誰が一体責任を取るのかさっぱり判らないままの状況を強いられてもいる。実際こんな卑怯なやり方はないと憤りを募らせているのだが、これは節電がうまく行き原発を動かさずともいいという実績を作りたいだけに過ぎず、仮に失敗して大規模停電を引き起こしても節電しなかった道民と北電のせいにすればいいという思惑が透けて見えている。節電がうまく行ったといってもそれは家庭用だけじゃない事業用の電気利用を縮小させるということで、これが何を意味するかというと全く経済発展する気がない、このまま道内経済を萎んだままに捨て置くということだ。未だに本州の南半分と同じ感覚でこちらの暖房を論ずるバカが絶えないので言っておくが、こちらでは灯油ストーブは据え置き、住宅の内部に灯油が配管されていてMSじゃあない一戸建てでも電気ポンプで灯油を引き上げ配管の中を通している。うちは小さい一戸建てだがこのポンプが2台ある。またうちの温水ボイラーは灯油だが当然電気を使うし凍結防止の為に常に電源を入れておかねばならない。これはガス湯沸かし器も同じで、コンセントを繋ぎこの電源は冬季は消さない。水道も同じ事で昔とは違い元栓を手で締めてということはなくなったが電気を使い水を落とす。どうやら一部の人は本州で使う持ち運び出来る電池点火のものを灯油ストーブと勘違いしているようだが、あれはこちらでは「ポータブル」と言いストーブと認知はしていず、仮に使えばこちらの住宅基準だと死ぬか役に立たない。あんなものは本当の臨時、またはどうしようもない時の補助暖房であって工事現場のプレハブやしょっちゅう窓や出入り口を開けるスーパーや駐車場で使うもので、少なくとも住宅で常用できるものではない。これを言うと今度はガスストーブやペレットストーブと言い出す懲りないのも湧くんだが、お前ら一度でもストーブ売り場で見たことあるのかと。今時こちらで常用できるレベルのガスストーブやペレットストーブは必ずコンセントが付いているんだよ。薪ストーブとかふざけたこと抜かすのもいたけれど薪の確保置き場所、煙突据付もさることながら焚き付けできる道産子が何人いると思ってんだと。おっとこんな馬鹿者に怒ってばかりいても仕方がないが。結局こんな理不尽な「要請」だが本当に困る人、事業所がいてはと思いこれまではストーブを消さずにいるようなしばれでも何とか工夫して消して寝るようにはしている。けれど朝から雪かきせずに済む日ならいいが、起き抜けに雪かきしなければならないような時だと身体を暖めてからじゃないと腰を傷めたり何より身体が冷えきって戻るのに時間が掛かる。建物構造も断熱だが一旦冷えきると暖めるのに時間がかかり、これを繰り返すと屋根の雪が氷になりやすくこうなると無落雪屋根の意味が半減する。暖め続けてなんぼ、直接的にも間接的にも電気使ってどうにか保つという構造だからね。知事の判断で原発は稼働できるけれど肝心の知事は責任を散らない、誰かに押し付けられるやり方で押し切ろうとしているがしかしこれは道の責任だよ。道民をここまで追い込んでおいて「いや要請ですから」などと言い抜けする気なんだろうがそうはいかない。経済にも打撃を与えて平気な顔で「要請」で済ませられると思ったら大きな間違いだ。
2013.01.09
実は昨年末、IE6,7,8の脆弱性が公表されていた。Microsoft Security Advisory (2794220)Vulnerability in Internet Explorer Could Allow Remote Code Execution日本語版公開は1月7日マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2794220)Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される当初とりあえずIE6,7,8を使わないという選択肢しかないという方向だったけれど、日本語訳版が出るのとほぼ同時にFix it(ひとまずパッチ)が出たので当ててくださいというアナウンスも出た。これらの纏めがIE6/7/8に任意のコードが実行される脆弱性、Microsoftが暫定対策プログラムを公開 IE9/10には影響せずいつもの事だがこうしたニュースに気が付き自分の主に使っているOS、ブラウザのバージョンが何なのか判っている人はIEメインということは少ない。また今回のIE6,7,8は主にXPを使っている人対象、それも社用などやむを得ない事情がある人以外がもしこれらを使い続けているのなら今回のアナウンスにも気がついていない可能性が高い。OSがWin7以降なら標準ブラウザはIE9、IE10なので今回の脆弱性からは自然と免れているが、いずれにしても意識してブラウザを使い分けている人ならほぼ影響がない。こうしたジレンマ「脆弱性情報に気づく人にはさほど緊急じゃなく気づかない人に急いでパッチを当ててほしい」状態はもうずっと続いているわけで、今のMSの「電源を落とそうとすると更新」に苛立つ人も多かろうが実はそれはやむを得ない歴史を経た上での措置なんだと私は思っている。そしてこうした情報を見る、例えばここをご覧になる方には旧聞な情報でしかなく全く必要がないということもね。ということで身近に自分がどのOSとブラウザを使っているかさっぱりな方、XPを使い続けている方がおいででしたらとにかくパッチを当てさせてくだされ。追記分、ここからどうやらこのFix itをすり抜ける0dayらしき話が夜になって駆け巡りどうしたもんかと思いつつ日付が変わってから書いております。Bypassing Microsoft’s Internet Explorer 0day “Fix It” Patch for CVE-2012-4792(ノ∀`)アチャーとしか言いようがないですがこうなってしまうとIE8までのブラウザはインターネットでは使うなとしかいえません。個人的には今ならFirefoxよりChromeの方が使いやすいとは思うのですが上に書いたように個人情報をGoogleに流さない設定は必要なのと定期的にキャッシュは消したほうがいいというのはネックかもしれませんです。あとできることは「XPなんてもう古いからWin8、せめて型落ちのWin7PCにしましょう」と焚きつけることくらいでしょうか。頭が痛い話です。
2013.01.08
正確にはこれを打って寝て起きて7日という感じだが、ともかく今日で正月が終わる。これまでで一番正月らしく「なにもしなかった」。一応やったのは雪かきだけだといえるくらいで、実は正月気分を味わいにちょいと出かけようかと思わなくもなかったが何せ雪がほぼ休みなく、ちょっとの合間には屋根の雪下ろしという塩梅であれあれという間に世間様の正月も終わった。なんとなくこれはこれでいいような気もするのは本当に歳を取ったんだろうねえ。前に住まいしていた寂れたとはいえ飲食店街の裏とは違いここは年中静かで緊急車両の音すら1ヶ月単位でしか聞こえず、まさに十年一日。若い頃はつまらん場所だと思ったがご近所さんもうるさくなく、井戸端会議をしている方々もおらずといって知らんぷりでもないちょうどいい距離感で今の私には過ごしやすい。起きたら七草とまではゆかないがストーブの上で手羽先ダシは取ったので野菜を多めに入れて鶏粥でも作りましょうかの。
2013.01.07
今年は早くから雪が積もり、また寒中になる前から寒さが続いてきた。なのでうちだけじゃあなくこの辺りの住宅は軒並み屋根に白い雪が積もり、家によっては平らな屋根から巻いて下りてきているところもある。降り方や気温の傾向、天候などで屋根の雪下ろしの必要があるかないか決まるのだが年末から懸念にしてはいた。但し屋根の雪下ろしなのでいくら平らといっても風の強い日は論外、できれば無風である程度天気のいい日が望ましい。これはという日には用事があったりいきなり降ってきたり晴れたと思ったら強風だったり年末唯一のチャンスを体調不良で逃したりでとうとう越年してしまったが昨日敢行した。うちには大屋根が一枚、小屋根が2枚ある。大屋根はこの部屋の上だからある程度計画的に焚いておけばさしたることはない。問題は小屋根。家正面側は爺の部屋と玄関フードの上で、ここは陽は当たるんだが玄関フードの上ということはつまり下が冷えているから融けにくい。父の部屋も似たようなものでちゃんと焚いていると思いたいが、この前のようにとんでもない時間帯に窓が5センチほども開いていたりして何をやっているのかさっぱり判らない。この小屋根の雪落としはよく考えないと外階段や車庫の前にどすんどすん行くので後始末がえらい面倒になる。もう一枚の小屋根は台所洗面所風呂の上で、ここは陽の当たりが悪いのでもこもこと積もるが落とすだけ、片付けは必要ないので気楽といえば気楽。どこの屋根の雪下ろしをしても公道に落ちることもないからこれでも楽だと思わねば。昨日は気温は低かったもののいい天気で予定通り落とした雪の片付けまで入れて1時間弱で終わった。大したことはないといえばそうだが降り積もって締り沈んだ雪に腰近くまで埋まりながら方向転換しつつ立ち場所足場を定めて縁から腕一本で押し出し、場所を開けて今度は真ん中の雪を縁に寄せてもう一度押し出すという作業は思いの外疲れた。今年の雪かき由来の筋肉痛はどこからどこまで背中なのか腕なのか腰なのか判然としたくなるほど続いているが、それにもう一段階加わったという感じ。けれどこれを一度やっておけば次にどかんと降った時に幾らかは気が楽で、それを考えれば雪かきに終われつつ屋根もというよりはいい。寝る前にこんなに筋肉痛になるとはねえ。これが治まるまであんまり降ってほしくないなあ。
2013.01.06
靖国放火男 「政治犯」認定はおかしいこれは記事ではなく「オピニオン」なのだが。私も「えっ」という顛末で、紛れもない放火犯を「靖国だから」と事実上無罪にし即日釈放、帰国させるというのは実は韓国自体の司法の独立性を自ら放棄している。つまり韓国もそして支那も靖国神社を政治利用してますよと自白したのも同じ事。ひょっとして韓国では他の国より放火についての罪状が軽いのかもしれないが、しかし一応犯人引渡しの条約を批准しているのならそれは守るのが国家としての矜持であろうと思うのだがね。客観的に言っても神社というのはほぼ木造建築で、彼らや犯人が神社そのものの意味その他を理解できないのはともかくそういう建物に火をつける、ましてや場所は都心となればそれは我々が靖国に持つ感情を犯人が持てない、理解できないにせよどう見ても犯罪だろう。これが靖国神社だからある人にとってはだんまりになる放火事件なのだとしたらそれもおかしな話で、都心部の木造建築に放火と聞けばそれは重大な犯罪と思うところじゃないのかね。どうせ神社に対する我々日本人の心持ちなど判りはしないとは思うものの、考えようによっては彼らは愛国無罪の道具としてしか靖国神社を見ていず、単純な政治的存在だと看做し騒いでいるだけなのがよく判る。所謂「自白乙」なんだよね。韓国もこれはひどくまずい判決とその後の釈放、帰国をさせたもので、これはボールを日本に投げ返したほうが今後を考えればよかったんじゃあないかと他人事ながら思うけれど彼らには理解できまいて。願わくばそのような人間が二度と日本に入ってこないように、また法に基づき外国人の政治活動を一切できないようにするようにならねば同じ事はまた起きる。
2013.01.05
我が北海道で一番人口の多い街は無論札幌で、道民550万人のうち190万人が集中している。私は札幌生まれ育ちだが北海道で札幌圏だけが人口増加というのは決していいこととは感じていず主な原因は何かと問われればそれはひとえに景気の低迷が原因だ。記憶では炭鉱が次々と閉鎖した頃が第一次、そして北洋漁業が成り立たなくなった時代がその次、そしてこの20年の不況で札幌だけが「都会」になった。とはいえこの広さだから当然札幌以外にも都市はあり、道内第二の都市は旭川。札幌と旭川の間には中小の市が連なっている上に周囲は田園地帯でもあり、また旭川は北海道の要に位置しているのもあり場所的にも流通面でも重要な都市でもある。明治時代、北海道に初めて師団ができたのは札幌でも函館でも小樽でもなく旭川で、ここの第七師団は明治大正昭和そして平成の今も北の守りの要になっている。んで。正月の35万人が住む街旭川を襲った大雪とこれは交通の要衝なだけにお題が旭川になっているのだが、実はこの旭川から南西方向半径80キロほどの間で豪雪があった。雪が降り積もるというのは何も北海道だけの話じゃあなく、例えば北陸東北の雪の積もり方はこちらより多いと聞く。気温が高く水分の多い雪だからそれはもう大変なご苦労をされておられるのはよく判っている。だがこちらの低温特有のさらっさらの雪も吹雪吹き溜まりになるとずしりと重くまた全く沈まない気温なのでそれはそれで手がつけられない。降った端からいや降り続く中雪かきを強行することがあるのは降って積もって時間が経つと沈むのではなく凍って固まりスコップも立たなくなることがあるからで、何で降っている時はこんなに軽いのにと知らない方は驚かれるだろう。今回の雪は盆地の旭川には珍しく風がつきつまり吹雪だったわけで、盆地の中に建物が建て込みそこに吹雪となると気象情報で20センチなものがところにより60センチ超えるなとこれは道産子だから判る。長年北海道仕様でやってきたJRが止まりバスが止まり果てはデパートも臨時休業というのはただごとではない。実はこういう時は下手に車を出さず除雪が終わるまで玄関先だけ雪かきしてじっとしているのがセオリーで、うっかり車で出ると動けなくなった車輌が道のそこここで放置され除雪作業の妨げになる。降ったばかりの雪は簡単にタイヤが埋まり、これはトラックだろうが四駆だろうが亀になれば動かないのは同じ事で、先日うちの前でも4tが見事に埋まりかけ電柱ワイヤーでようやくというのを見たばかり。そこそこ動ける人間なら腰まで埋まってもまあ歩ける(但し疲労が半端ないので勧めない)からどうしてもなら車ではなく徒歩で様子を確認する。凄いなと思ったのは旭川空港で、結局遅れたとはいえ一応動いていたのは飛行機だけというあな恐ろしい状況であったという。おそらく吹きっ晒しが却ってよかったんじゃあないかと推測するけれど。こういうことは札幌でも旭川でも北見でもいやそういう都市じゃなくても毎度あることとはいえその寒さ、雪かきのしんどさ辛さが判るだけに「わあ凄い」とばかりは言っていられなかった。今夜もおそらく帰省された方、仕事始めを控えた方々が雪かきなさっておられるだろうと思うとなんとかならないかなと案じてもいる。雪からは逃れられない土地とはいえ纏まって積もるのとそうでないのとでは労力が桁違いだし。今年の雪は札幌含めてちょっとこれまでとは違う。
2013.01.04
引用か盗用か、はたまたそれをどう表記するかという問題が昨日からわらわらと湧いておりましてな。池田信夫氏の記事『老いゆく日本で格差は拡大する』のグラフに他ブロガーが作成したグラフを盗用した疑い掲載直後の魚拓あくまでもこの時点では「疑い」であり、何故それをご本人でもない方々が気がついたかというとグラフに元作成者の特徴でもあるアイコンがついていたから。で、大抵の場合Blogの形式を取っていてもこの場合のように転載元(アゴラ)がありその転載元が商用紙だったりすると文末尾やグラフ下に引用元が記されていてこの手の形式だと「引用元はここ」的なリンクを張り無論引用元には許可を取る。引用(盗用)されちゃった本人が気づかないということもままある事で、ましてや年末年始でもあるから普段IPある方が数日お留守でしたという場合も有り得る。ただし今回は盗用されちゃった方はTwitterでもかなりアクテイビティのある方だからせめて一言「これこれこういうことでグラフ貸してもらえまいか、無論言及リンクはします」というのが常識だろと。たまに個人Blogでも他人のBlogを切り貼り寄せ集めして延々と貼りつけた挙句末尾に紛らわしい広告リンクという手法もよく取られてはいるが、それはよほど胡散臭いアフリエイト用サイトに区分されるような代物で、今回のはちょっと種類が違う。池田信夫氏はネットの世界ではともかく世間には経済ジャーナリスト(学者)として認識されているクラスタで、だからこそ時たまメディアに出たりネットの記事にも寄稿している謂わば商用ライターの分類。以前には上杉隆の盗用問題についてかなり鋭い突っ込みもされていたから厳密な解釈はともかくある程度こなれたやり取りや引用の扱い経験があると思われていた(というか私も思っていた)、昨日や今日ネットで文章書いているものでもあるまいにとね。しかし現時点では盗用された方が明言しているように連絡手段を明記している方なのに事前連絡もなかったと。で、なんでこれがこのような騒ぎになっているのかというと「引用だ」「盗用だ」の以前の話で気づいた方々が池田信夫ご本人にTwitterで確認したんですよね。ところか返事の前にブロックされてしまいこりゃ一体なんだと言うのが発端だったりします。これ、ネットでは絶対やっちゃいけない反応の一つでして仮にうまいことなかったことにしようとしても必ず魚拓や画像化などで本人が削除してもどこかの誰かには残ります。私も既存メディアの記事を一段分引用することがありますが、その理由は何と言っても元ソースが消えてしまう事に尽きます。10年前ならともかく今このご時世でたかが数年分のLogを残せないわけがないのに何故かどんどこ消す。削除してもなかったことになるわけでもないのに。翻ってBlog引用の場合は直リンで相手にそれと気づいてもらう形を取ることもあります*が、それはあくまでも文章そのものにであり、人様のコピーライト代わりのマークのついたグラフだけを抜き取って自分のものとして注釈も入れずにけろっと貼り付けるということはしませんな、普通。*Blog言及引用は相手が「どうぞリンクしちゃってくれ連絡はいらない」と明記されていることが殆どで私自身もそのポリシーなのでネットはリアル社会と何一つ変わることはありませんがしかし一つだけ明確に違うと言えることがあるとすればそれは情報の蓄積なんですよね。既存メディアもしくは個人でも著名人でも同じですが揮発性情報じゃあありません。私も恥ずかしいけれどこの10年半のLog全部残し公開したままにしているのにはそれなりの理由もある。いずれにせよ明確に直リンもしくは引用元を明記して「このグラフはこの方が作ったものでここにあるよ」というのなら連絡さえ付けばまだしもグラフだけ抜き取って知らんぷり、指摘されたら返事もなくブロックというのでは到底ネットで物言う資格はない。まして今回のように後からこそっとリンクだけ継ぎ足しても魚拓というものがあるので無駄です。こんな事をこっそりするから引用じゃなく盗用だったんじゃあないのかという疑いが深まるという事にすら気付けないレベルでは人様の前で物言うのは控えたほうがいいんじゃあないかと思いますよ。
2013.01.03
昨日は雪かきから始まった元日であった。早めに終え一休み、雑煮でも軽く戴いてから午前中のうちに初詣に行こうとしていたのもあるからで、大した雪ではなかったが珍しく父が部屋の窓を開け声をかけたりしていた。予定通り午前中のうちに家を出てこの辺りの神社に出発した頃合いにご近所の雪かきが始まっていた。子供の頃は軽々と歩いていて遠いと思ったこともなかったが、雪道のそれも誰も連れのないとぼとぼ歩きは思いの外距離があったけれど、道々の雀や屋根の雪やちょっと離れた山々の景色は楽しかったし、途中で渡ることになる橋からの川の眺めはデジカメを持って行ってよかったなと思わせるものはあった。一人なので遠慮なくどんどこ歩いて軽く汗ばむくらいで到着。ぱっと見で30人ほどが並んでいるがこれくらいなら待つうちに入らないなと並んだ。ところが耳障りな拡声器の音が止まない。何事かと耳を澄ませると共産党が鳥居の向こう、道路の向かい側で演説をずっと続けている。元日の神社というのは北海道神宮のようなよほどの混雑でも警備の拡声器程度でそれもずっと響き渡るわけではない。他の神社も同様で一番人が集まる元日でさえ鳥居の中は静謐そのものなのに大きくもない神社境内に拡声器を向けて延々と演説を続けるなどというのはまともじゃあない。私は彼らが神社に詣でないとか好まないというのまでどうとは思わないけれど、しかし元日という日を狙ってあのようなそぐわない音を流し続けるその神経は理解できない。元日に神社に行くというのは別に強烈熱烈な神道信者というわけではなく、ごくごく普通の人によっては「なんとなく」「みんな集まったから」「あの子といきたい」程度の伝統という程でもないもっと素朴すぎる動機ながらも、しかしそれでも-7度の雪道を車で、あるいは徒歩で足を向けるそういう場所でもある。だから共産党にも確かに政治活動の自由はあるけれどそれはやはり拡声器の音・方向を下げせめて鳥居の中に音が響かないようにするとか、短く主張を申し述べて去るとかそうした配慮は欲しかった。おそらく神社なぞ行ったことがないからそうしたものだというのは知らないのだろうけれど、しかし政治というのは主張もさることながらまずは相手を重んじる事からじゃあないんかと思いましたな。参拝を終えおみくじを引く頃には鳥居のところまで人が並んでいて「ああ、みんな雪かきしてからおいでになったのね」とは判ったが急ぐでもない神社での時間いっぱいいっぱい拡声器の音が響き渡った初詣というのは初めてで非常に残念でもあった。結局鳥居のところから出れば共産党の騒音をまともに浴びねばならず、それもせっかく詣でた甲斐をなくしそうだったから別の出口から出たけれど。元日であることだし誰も大きな声で文句は言っていなかったがしかし日本人というのはこういう事は案外忘れない。要らないところで反感買ってどうするんだとは思いましたわ。
2013.01.02
昨年の元旦のお題は「日本を取り戻す」であった。昨年末に政権奪還を成し遂げ、安倍政権が成立して1週間も経っていないがすでに次々と政策の布石を打っている。総選挙の際の公約の第一に「まずは復興」を挙げたのは責任政党として当然といえば当然なのだが、その具体的な筋道を立てまた目の前と今後に関わるエネルギー政策は我が国には国家安全保障問題でもあるわけで、それらの車輪をハンドリングして被災地の復興と国土強靭化、更にエネルギー源供給の安定化を図るにはより大きな政治的決断が必要になる。むしろ私が自民党に期待をかけているのはこの「100%間違えないということはないが腹を括ってくれる」ということに尽きるのかもしれない。年末、冬の選挙で皆々えらい目にも遭いましたがその分年明けとともに先行きも見えてきた気がします。ここから実現に至るまでの間はまだ壊されマイナスになった分よりかかるだろうけれど、しかし先に光があると思えるだけで心持ちが違いますな。
2013.01.01
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