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2007年! 新年明けましておめでとうございます!
タイの暦(仏暦)では、2550年.....西暦より543年先を進んでいるタイ暦では、タイは現在、26世紀ということになるの? サワッディーピーマイ!(Happy New Year)
しかし今日は、そんな気分ではない。 まいったね~、きのうのニュース
派手な幕引きとなったタイの大晦日、そして派手な幕開きとなったタイのお正月....驚いた~、 いや~、ついに来たか、アイツら。 犯行声明もないため、いろんな説が流れているが、まっ、いつものアイツらだろう。 手口からして、マレーシア国境に最も近い4県<パッタルン県・ナラティワー県・パッタニー県・ヤラー県>で反政府活動を続けている「イスラム過激派」にほぼ間違いない。 この4県だが、タイ南部のさらに最南部に位置し、タイ国内でもだいぶ前から反政府行動が起こっていたが、一向に態度を変えようとしない中央政府に対し、イライラしてか、ここ数年、少しづつアピール手法が過激になってきている。 しかし、タイの現地テレビ番組を観てると、ニュース放送の時にだけ経過報告をするくらいで、それ以外は、いつものように音楽番組や自然・動物番組・料理やバラエティー番組などを放送している。お正月ということで、各地のお寺での参拝模様を伝えている番組もある。 日本のようにシビアに受けとめて、予定番組を切り替えて、緊急特別番組を流す気配はない。「へ~、そんなことがあったんだ~」って感じである。 こういうところが日本人から見ると、不思議でならない。
約6500万近くの人口を有するタイでは、圧倒的に仏教徒の数が多いが、回教徒もわずかながら存在する。その数は約230万人、全人口の約3.5%を占める。タイ南部に行くと、その比率はさらに高まり、パッタルン県(11%)、ヤラー県(69%)、パッタニー県(80%)、ナラティワー県(82%)と高くなる。 この地域は、14世紀から19世紀のスコータイ王朝時代そしてアユタヤ王朝時代にかけて、「パタニ王国」という属国(半独立王朝)が歴代タイ王朝の支配下にあった。 いくつも小国から成っていたタイがある日を境に、これらを強引に完全統一し、一つにまとめて新しい国家を成立させてしまったのがそもそも現在に至る武装闘争の始まり。 鉄道を敷いても破壊行為が続く。こうした反政府活動が頻繁に起こる地域でインフラ整備計画はなかなか立てにくく、タイ南部で最も開発が遅れている地域である。犯行声明もなかったり、あってもその要求がはっきりしなっかたりという状況で、政府もなんとかしたいがその意図が解からず頭を痛めている。
地図で見ると分かるのだが、マレーシアへ入る南部鉄道は、この地域を避けて、急に左に曲がり、ハジャイ経由でマレーシアまで繋がっている。 小生が思うに、おそらくこの地域の先人(リーダーたち)は、代代、新しい世代に「うちらの地域は、政府から見放されて差別されている」と洗脳し、憎しみを植え付けて、この状況をいつまでも持続させようとしているのではないだろうか。悪循環が続いている。よく理解しないまま反政府活動に駆り出されている.....なんかそんな感じがしてならない。
しかし、年明けした午前2時ごろ(タイ時間0時過ぎ)、現地のテレビニュース(ITV)を観ると、深夜0時前に再び2ヶ所で小規模の爆破があり、カナダ人・アメリカ人など国籍と性別が説明されていた。映像では、負傷した白人男性が救急車で運ばれていくシーンが放映されていた。地図でその場所を示していたが、場所は、ショッピングモールの「(旧名)ワールドトレードセンター」の少し斜め向かいにあるオープンレストランのようなところ。以前、「大丸」があった辺りだ。 そして、もう一箇所だが、「(旧名)ワールドトレードセンター<CENTRAL WORLD?>」から「プラトゥーナム市場」に向けて歩いていくと、途中、運河があるが、その運河を横切っている「橋」の辺りだった。屋台を出してるオバさんもいる。 あの付近の道路は、よく混んでいるものだが、0時前という時間帯、当時、その付近に車列があったのだろうか。 しかし、なんの関係もない、ふつうの生活をおくってるだけの人々に矛先を向けるとは、ついにここまできたか。
おそらく自分らで作ったリモートコントロール式の爆発物だと思うが、ゴミ箱に爆発物を仕掛けて、爆破させるとは~。 そんなコソコソした小心者のする卑劣な犯行は止めろ!それがオマエらの正義か?
報道では、バス停でバスを待っていた人たちが被害にあったようだが、バンコクのバス停で多くの人に助けられお世話になった小生にとって、どこか他人事とは思えない。 バンコク市内のバスルートは、複雑なため、よくバスを待ってる隣りの人に「バス番号」を尋ねるのだが、持ってる携帯電話でわざわざバス会社に聞いてくれたお兄さん、「バス番号」が分からず隣りの見知らぬ人に代わりに聞いてくれたお姉さんなど、あの暑さの中、イヤな顔せず、快く応じてくれた本当に親切でやさしい人ばかりだ。 市内は、日が暮れてもしばらく暑さが続き、そんな中、イライラせず気長にバスを待ち続けている人たち。 そんな所で爆発させる?もはや人のすることではない。 犠牲にあった人たちには、一人一人、一日一日人生ドラマがあり、ある人は年末で翌日、田舎に帰るのを楽しみにしていた人もいるだろう。又、ある人は、買いもの帰りで家に帰って、やり残した家事をはじめる予定の人もいただろう。 ふつうに生活していて、ある日、一瞬にして宇宙から消される.....こうした卑劣な行為は、........そんなアピールの仕方は、絶対にやめてもらいたい。 今回、犠牲に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。
【 追 記 】 地元新聞によると、負傷していたソンクランさん(男性・独身・36歳)が3人目の犠牲者となった。昨日、彼の遺体を引き取りに親族のクワンジラさんが市内のラーマティボディー病院まで来ていたようです。親族の話しでは、彼の実家はタイ北部のウッタラディット県にあり、年老いた両親がおり、母親は手足が麻痺して体が不自由、一家を支える稼ぎ手として首都バンコクに出稼ぎにきていたという。「彼は、これから家族を養う重要な責務を負っていただけに、こんなことになって、こんなことはもうやめて!」とクワンジラさんは嘆き悲しんでいたようです。 保健大臣のモンコナ氏は彼が亡くなる前に、彼と言葉を交わしており、この惨事が大衆にパニックを引き起こさないか心配です。そして不安を抱いている人たちの心的ショックを和らげる電話によるホットライン窓口を開設してもらいたいと大臣に懇願したそうです。今回、親族には、「救済金」として、内務省から15,000B(約5万円)、バンコク市から10000B(3.4万円)が支払われたようです。