月は日々姿を変え、輝くか、美しいか
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嘘というものは、ついついついてしまうもの。あるいは仕方なくて口走ってしまったもの。その場を何とかするため、条件は様々だと思いますが・・・ 私は嘘を吐くのが苦手です、というより、嘘を言えないタイプです。素晴らしいことでは決してありません。何故?と、仰有る方もおありでしょうが、誰かのために嘘をつくということができない、これが難点になります。 友人から秘密を打ち明けられ、誰にも秘密、これを守るのは当然のことです。別の友人から、「○○さんのこと、何か知ってるでしょ?絶対に打ち明けられてるよね?」と言われ、咄嗟に嘘をつくことができない私は固まりました。 知らない、といえば嘘になるからです。結果は、「喩え知っていたとしても言わない」という、困った答になってしまいました。「絶対に知ってるよね、教えてよ、友達でしょ!」と言われてしまいました。どちらかに傾けば、どちらかの友人を裏切ることになります。 結末として、両方の友人から距離を置くことを選択、誰かのためなら嘘を吐ける、ならばこんなことにはならなかったわけです。「知らない」と、一言言えば済んだものを・・・ 誰かを守るための嘘くらいは正解かも知れません。 お奨めしないのは、自分の保身のための嘘、自分を良く見せたいための嘘、でしょうね。 嘘の塗り重ねに成ることが多いのです。一つついた嘘のために嘘が増えるのは、自分を雁字搦めにすることに成りかねません。 かつて、嘘ばかり吐いているというヒトにお目にかかったことがあります。どれが事実なのかさえ、本人ですら解らなっているという状態でした。 嘘をつくのは簡単なことかも知れません。でも、後で悪い状況に飲み込まれてしまう可能性もあります。自分が爆発してしまう前に、「ごめんなさい」を言ってしまった方が得策である場合も多いのですから。 以前、ヒトの姿に似た植物を「この植物は歩いて移動して受粉するんですよ」と冗談を言ったら、「素晴らしい!自然の驚異ですね」とお答え頂いて困惑したことがあります。「嘘!」という答を待っていたのに・・・ 世の中は、相手を選ぶべきこともあるんだねー♪
2003.02.08
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