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タイトルに惹かれる作品ですね。アガサ・クリスティの『魔術の殺人』です。ディクスン・カーのような不可能犯罪を思い浮かべましたが、特にそういうわけではありませんでした。錯覚・思い込みといったまさにマジック的な原理は使われていますが。 私は、もっとすごいトリックが出てくるのかなと思って読んでいたので少しがっかりしました。まあ、思い込みの隙を突かれたのでよしとしておきます。
2007.01.29
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今日友達に、カードマジックとロープマジックを見てもらいました。楽しんでもらえたみたいですが、こちらにも発見が少しありました。サーカス・トリック・・・・ものすごくアクロバティックな物を想像するかもしれませんが、全然そんなことはありません。「選ばれたカードをひっくり返します」と宣言し、失敗したように見えるが、いつはそうではない、というマジックです。52枚でやると面倒なので、半分ぐらいでやるといいかもと今日思いました。どこで覚えたのか不明ですが、いろいろなところで解説されていると思います。実際にやるときは、観客への説明に力を入れるといいと思います。笑いのデザイン・・・・・デックの下からカードを配って言って、ストップのかかったところから観客のカードが出現します。本当に効果が計算されたマジックだと思います。『カードカレッジ1』や『ロイヤルロード』など。このトリックは見直しました。ロープの手順・・・・いくつかのマジックを組み合わせ、一連の流れとして(ルーティーンを組んで)演じました。ロープの両端を手首に結びつけたまま結び目を作り、その結び目を消すマジックを演じます。最後に、もっと複雑な結び目も消えるといって、「シェファロの結び目トリック」を演じました。
2007.01.27
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江戸川乱歩の『十字路』を読みました。犯人の側から描く、いわゆる倒叙の作品です。その形式を生かして、犯人の心理を感じやすくしていることや、サスペンスを作り出しすことをしています。完全犯罪のダメ押しをしているところは推理ものとして迫力十分です。私が一番面白いと思ったのは、予期せぬ出来事がどんどん起こることです。偶然といえば偶然ですが、それによって犯人のあせりや物語性が作り出されています。惜しむべきは、証拠の意外性の少なさでしょうか?ホコリだけで犯人の住んでいるところを当ててしまうソーンダイクものの作品ほどには意外な証拠はありません。(科学者探偵と比較するべきではないかもしれない)
2007.01.24
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『黒岩涙香探偵小説選(2)』を読みました。翻案作品、創作、評論などが収録(周六だけに?)されています。1862年生まれで、ガボリオ、ボアゴベ、デュマ、ユゴーなどの翻訳または翻案、創作、『萬朝報』の発行などをしました。 本格的な本格ミステリ作品が多く、非常に楽しめました。やはり圧巻は、「血の文字」でしょうか。クリスティやヴァン・ダインの某作品に使われているような原理といいますかトリックをはるかに前に用いています。展開は論理をベースにし、かつ真相はなかなか読めません。いい意味で教科書的です。ワトソン役が以外に活躍しているのも面白い。翻案されたほうの、ガボリオの作品も読んでみたくなりました。
2007.01.19
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マジックの世界には、「サーストンの3原則」という有名な原則があります。ハワード・サーストンというステージマジシャンの名を冠する、マジックを演じるに当たっての原則です。はじめに現象を言わない、同じことを繰り返さない、たね明かしをしない、というものです。 では、「ホフマンの3原則」はご存知でしょうか?ご存じないって?心配ありません。そういう名前のものは存在しませんから。私が勝手に名づけただけです。彼の"Tricks with cards"に、マジックをするにあたって考えねばならない3つの原則が述べられています。 1つめ「演じる前にその奇術の正確な性質を明かすな」これは「サーストンの3原則」と、いわんとしていることは同じです。種がばれやすくなるというほかに、もし言ってしまうと、失敗したときに臨機応変の対応ができなくなるからともあります。なかなかの卓見です。 2つ目は「同じ人の前で、同じトリックは、同一の方法によって繰り返されるべきではない」「サーストンの3原則」の2番目と同じです。理由は同じようなものでしょう。 これだけでは「サーストンの3原則」と同じですね。ところが、3番目はだいぶ異なっています。では3番目の原則を紹介しましょう。 「技法を身につけるように、厳格に決心せよ」!「サーストン・・・」とは違っています。「小学校の子供のトリックに技法を加えれば驚くべきマジックになる」とのこと。さすがは技法を重んじたプロフェッサーだけのことはあります。(それでも、この本において技法を使わないものや、トリックカードを紹介したことはさらにさすがだと個人的にはいいたいです)
2007.01.18
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私の好きなマジックをひとつ紹介します。 --現象ーー 観客は1枚カードを選び、デックに戻します。演者はカットして、さらに観客もカットします。 「あなたの選んだカードを、取り出して見せましょう」 演者は、デックの表を見て、一枚のカードを取り出します。 「このカードですか」 「ちがいます」 「ああ失敗ですね。マジシャンが失敗すると、見ているほうはストレスになると思います。今からストレスを解消する方法をおこないたいとおもいます」「チョップをしてください。ただし私にではなくカードにです」 演者は、デックを手に持って、観客に差し出します。観客は、チョップをします。 すべてのカードは、演者の手から床へと落下します。選ばれた一枚を除いて。 「きゃーーー」 ーーコメントーー 正式名称が分からないので、便宜上「チョップで当てるカード」と名づけておきました。今回紹介したものは、"Hocus Jocus"(Steve Charney)に解説されている方法を元に、私のせりふをおおよそ用いて組み立てたものです。もともとは技法が必要ですが、この方法だと技法は要りません。参考までに、カール・ファルヴスが"Self-working close-up card magic"の"Perplexing pen"で紹介している原理と組み合わせることもできます。”Perplexing pen”もかなり面白いマジックではあります。 この「チョップで当てるカード」は、かなり長い歴史を持っています。古くは、ホフマンの『モダンマジック』にも解説されています。100年以上の時を超えてきたのですからこれは有力なトリックです。 もし、方法の簡単さと効果の大きさという二点でトリックを評価するならば、これ以上のカードマジックを私は知りません。観客の上げる驚きの声が十分な証明です。(ちゃんと実践済みです) 演者のカードの持ち方が違うバリエーションと、観客が持って演者がチョップをするというバリエーションもあります。このあたりは文献のところで紹介します。ちなみに、エドウィン・サキの解説だと「アッパーで当てるカード」とでも名づけるはめになるかもしれません。 ーー参考文献ーー『ぼくらの超魔術入門』Mr マリック 成美堂出版 写真つきの解説です。"The expert at the card table" S W Ardnase Dover 演者がチョップするやり方。翻訳は、『プロがあかすカードマジック・テクニック』浜野 明千宏 (翻訳) 東京堂出版"Hocus Jocus" Steve Charney Meadowbrook press 技法を使わない方法。チョップさせるときに、演者は、人差し指と中指でカードを挟んでもらっています。チョップするのは演者です。"Tricks with cards" Professor Hoffman(ママ) kessinger「簡単で効果的な方法」、その通りだと思います。"Modern Magic" Professor Hofmann Biblo-moser 2冊(もっとあるかもしれませんが)で解説してくれて感謝。"Ellis Stanyon's card tricks" karl Fulves(ed) Dover いろいろなバリエーションが載っています。"Sleight of hand" Edwin Sachs Doverカードを下から上に向かってたたきます。
2007.01.16
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以前に、クリック・パスという技法を発明した人は、プロフェッサー・フィールドだと書きました。ホフマンの、"Tricks with cards"に、彼に関する記述がありましたので紹介したいと思います。名前だけよりは、イメージがわきそうな気がするのでお付き合いください。 とはいっても彼に関する記述は、「王立水族館?の有名人」である、というだけでした。水族館でショーをやったのでしょうか?(ちょっと確率が低そう)それとも水族館関係者でしょうか? これだけではあまり面白くないので、もう少し紹介しましょう。"Tricks with cards"には、彼の発明したもうひとつのトリックが載っています。その名も、「プロフェッサー・フィールドの、カードフレイム」です。カードが燃えるわけではないからご安心を。 マジシャンは、ガラス張りの額縁を見せます。トリックがないことを示すために、いったん額縁を解体します。それから観客は、カードを一枚デックから選びます。そのカードは、ばらばらに破られて、マジシャンズ・ピストルという世にも奇妙な武器に充填されます。マジシャンが銃を撃つと、そのカードが額縁に飛び込みます。ステージ向きの、大掛かりなトリックです。なかなかの発明家のようです。
2007.01.15
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カードマジックの本を一冊購入しました。プロフェッサー・ホフマンの"Tricks with cards:A complete manual of card conjuring"という本です。出版されたのは1889年で、同著者の『モア・マジック』が発表されたのと同じ年です。内容に一部重なりがあります。(たとえば、「大文字のQ」トリックなど) この本は、プロフェサー・ホフマンのカードマジックに対する考え方がよく出ています。たとえば、彼が技法を使うことを重視していたことが伺えます。イントロダクションにおいて、「スライト・オブ・ハンド(技法)なしでは、最善の演技は不可能である」(カッコ内は引用者)(同著、kessinger publishing、p.3)とまで言い切っています。私はそうは考えませんが、ホフマンはそう考えていたようです。また彼は簡単なマジックでも、技法を盛り込むことによって、すばらしいマジックになるということも指摘しています。だから、いきなりパスという技法の解説から入っています。 ただし、ここで注意しなければならないことは、ホフマンが、特殊な仕掛けのあるカード(トリックカードという)に関心がなかったわけではないということです。一般には、この時代の著者は、一部の例外を除いて(アウグスト・ローターバーグのこと)、トリックカードに関心がなかったと考えられています。『モダン・マジック』『モア・マジック』にもトリックカードを使ったマジックはありますが、あまりはっきりと明示して取り上げていないのです。具体的にいうと、それだけで章を設けていないということです。 しかしこの本においては、トリックカードに1章をさいて紹介しています。(印をつけたカードも含めると2章になる)しかも、解説されているのは今も使われていると思われるカードです。ページ数を埋めるためにいやいや取り上げたのか、逆に出し惜しみをしてここに出したのかは不明ですが、やはりホフマンもそれなりにはトリックカードに関心があったようです。 もうひとつ、以前にこのブログで、クリック・パスの発明者として、プロフェッサー・hぃーるどという人物を紹介しました。その人物についても、言及があったので、次回取り上げたいと思います。
2007.01.14
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日本語訳のタイトルはさすがにまずいだろうと思いつつ。オースティン・フリーマンの『アンジェリーナ・フロードの謎』に金魚を使ったマジックが登場すると前に書きました。やっと読み終わったのですが、もうひとつマジックについての記述がありましたので、作品紹介、感想とともに記しておきます。 そのマジックとは、シンブル(指先にはめる筒)と豆を使ったトリックです。「私は、シンブルと豆のトリックを、あたかもガラスのシンブルでやってるように感じますよ」というせりふです。シンブルと豆とは何でしょう?文脈から考えると、ガラスのシンブルでやると不都合なトリックですから、おそらく、スリー・シェル・ゲームのことでしょう。つまり、3つのシンブルのうちのどれかに豆を隠し、シンブルを移動させ、豆がどこにあるかを当てるゲームです。観客に勝ち目はないのですが。透けて見えるガラスではそりゃ不都合です。 作品自体は、記述者のストレンジウェイズ医師が奇妙な客の診察に行くところから始まります。(『31番新館の秘密』もそんなでだしでしたが)そこから紆余曲折があってある失踪した女性を探すことになります。 事件の真相暴露までは非常に面白いです。科学上の発見を利用した真相も健在です。ただ博士の推理説明があまりに平坦じゃないかと思ってしまいます。
2007.01.11
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Harry Houdini's Paper Magicは脱出王と呼ばれた男、ハリー・フーディニが書いたマジックの本です。それだけにステージ向きのものが多いのですが、便宜上ここで紹介しています。この本は、紙のマジック、紙を折るもの、紙を破るもの、紙のパズルの4部構成になっています。 紙のマジックのところでは、ステージ向きのものを中心にマジックを解説しています。私もステージマジックを演じるなら、きっと使っていたことでしょう。いくつか取り上げてみます。The travering paper balls・・・・・右手から左手に写したはずの紙球が、右手に戻ってきます。The selective touch・・・・・指先の感覚で紙の色を識別します。The japanese butterflies・・・・紙で作った蝶のトリックです。北方の魔術師、ヘンリー・アンダーソンがアメリカに持ち込んだトリックだそうです。An efferctive finish・・・・・筒の中から旗を取り出します。 この章は、本当にステージ向きのトリックが主です。 次の章は折り紙です。マジックというより本物の折り紙です。ここでは内容よりも、非常に興味深いエピソードがありましたので、それを紹介します。 ある夕食の席で、メニューの紙を使って折り紙をやっている日本人がいました。すると、その日本人は、興味を持った観客に囲まれ、最後には大きな拍手で迎えられたそうです。フーディニは、その人に折り紙を教えてもらったそうです。あの理解を超えた脱出の方法を知っているマジシャンがです。ちょっとほほえましいエピソードであると同時に、効果的なマジックはどのようなものかを考えるときに、非常に示唆的なエピソードです。 その次は紙を破る、または切るトリックです。私としてはこの章が一番好きです。Trewey's paper ring・・・・・・いわゆるアフガン・バンドです。くわしくは2005年6月9日の私の日記を見てください。Jacob's ladder・・・・・・新聞紙でハシゴを作ります。The trellis・・・・・・飾りのついたハシゴを新聞紙から作ります。The fie tree・・・・・新聞紙で木を作ります。The dancing skeltons・・・・・新聞紙を切り抜いて、何体かのガイコツを作り、踊らせます。あのアドリアン・プレートのステージトリックです。 最後はパズルです。一回きっただけで十字架を作るパズル、切れ端からつきと十字架を作るパズルなどがあります。 どちらかというとステージ向きの本書ですので、クロースアップが大好きな方は戸惑うかもしれません。(私のように)ただ当時の職業奇術家が演じていたマジックが多いので、実践的であると同時に、どのようなマジックが行われていたのかを知る有力な手がかりになるでしょう。Harry Houdini's Paper Magic: The Whole Art of Paper Tricks, Including Folding, Tearing and Puzzles HARRY HOUDINIS PAPER MAGIC [ Harry Houdini ]
2007.01.06
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新聞紙のハシゴ第二弾です。飾りがついています。
2007.01.05
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新聞紙のハシゴです。たくさん紙を使えば、もっと長くなるそうです。「このトリックなしでは、紙破りのトリックは真に完全なものにはならない」とフーディニに言わせているトリックです。新聞紙とはさみだけで作れるなんて確かに驚きです。 イギリスの、ハリー・ムーア(私はこの人を知らないが)というパフォーマーが大きな紙のはしごを登るというマジックをしたらしいです。
2007.01.04
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1月4日深夜0時15分の、「バスカヴィル家の犬」を観ました。せっかくのホームズによるステッキの推理が無かったのは残念でした。全体的には怪奇物のような雰囲気で、原作には無かったと思われる降霊術のシーンがありました。ダートムア平原も不気味でした。(特に沼が)犬が光るシーンを期待していたのですが、この番組ではとくに犬が光ったようにみえませんでした。
2007.01.04
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遅くなりましたが、新年の挨拶を。今年は、できる限り更新していきますので、よろしくお願いします。あまり目立たないマジックの本にも光を当て、思ったことや気づいたことを書いていきたいと思います。いつも見てくださっている皆さんも、新しい訪問者の方も、よろしくお願いします。
2007.01.02
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