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オースティン・フリーマンの『猿の肖像』を読み終えました。作品のないよう自体は結構面白かったです。特に宝石強盗事件と謎の病人という何のかかわりもなさそうな二つの出来事から始まる序盤は興味深い展開です。それに作中人物の「芸術」作品のすごさが理解できないという語り手、オールドフィールド君の何度も見られるボヤキがユーモラスです。この作品を読んで、ポルトンって使用人だったんだなーと思いました。(ポルトンは使用人であるが友達みたいなものだというくだりがある)。私も友人だと思い込んでいましたので。人物同士の些細なやり取りやわずかなロマンス?などは高感度の高いところです。「猿の肖像」はいったいどのような意味を持っているのかも読みどころです。 ただし終盤には少々苦言を呈したいと思います。意外な展開といえばそうなのですが、これは予想の範疇内ではないかという気がします。それだけならまだしも、このトリックはフリーマンが他の未訳の長編でも使っているものとほぼ同じなのです。(それでもソーンダイク博士の論理による緻密な推理はいいですよ)。勘のいい人なら犯人に気づいてしまう子も知れません。 ちなみにこの話にはスヌーパーという男が出てきます。どうやら、準常連の人物といった感じのようです。(Felo de seに)ポアロに出てくるゴビイ氏のような人物かもしれません。尚、ミラー警視は名前だけ登場しています。
2008.01.27
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ただいま、最近発売されたオースティン・フリーマンの猿の肖像(長崎出版)を読んでいます。まだ半分の少し前といったところなので何も語ることはできません。出だしは、殺された警官やら謎の病人の出現やらで好調です。前半はソーンダイク博士の教え子であるオールドフィールド医師の語りで、後半はジャーヴィス医師の語りです。Felo de se,Pontifex,son,and Thorndyke などでも使用された方法です。詳しいことは読み終わってからコメントします。(まだ語ることはできないので)。
2008.01.22
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今日は江戸川乱歩のペテン師と空気男を紹介いたします。これは乱歩先生の中でもまさに奇術趣味の強い作品ではないかと思います。奇術というよりはあまりに大掛かりなだまし・ジョークといったほうが適切かもしれませんが。虚構を作り上げて楽しむという点では一緒です。また、作品中に登場人物として、アマチュアのマジシャンがいます。物語は、空気男という語り手が、たまたまプラクティカル・ジョーク(まさにこの場合は趣向を凝らしたいたずらです)の使い手に出会うところから始まります。空気男は、ペテンの術に見せられて自らもジョークの道に踏み込みます。その後いくつ物ジョークが展開され、連作短編調に見えます。もちろん探偵小説ですから事件は起こるのですが・・・。この小説には、読者もだまされる危険性が大いにあります、ご注意を。だまし、だまされるのを楽しむ。
2008.01.19
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昔使ったネタですが、ねずみ年ということで「ハンカチねずみ」の画像を載せましょう。ねずみに見えた人にも、奇妙なハンカチに見えた人にも良い年が訪れますように。
2008.01.04
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新しい年への船出ということで船の画像を載せました。実はこの船はマジックにも使えるのです。船の帆の部分をつまんで目を閉じると、知らないうちにへさきをつかんでいた・・・というマジックです。(だまし舟というそうです)。 今年もよろしくお願いします。今まで来てくださった方はこれからも、そして新しく来てくださる方もこれから、どうぞよろしくお願いします。
2008.01.01
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