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気がつけばいつも噛んでる唐辛子おちゃらけを小さじ一ふり母を演りベビーカーくり出す街は万華鏡
2004.03.28
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良い人じゃなくて重ねる数珠の玉 まき~父も母もちょっと精彩がなくなり、ここでわたしが出来ることは何なんだろう、はじめてだから・・・、と考えながら生活しています。123 淡雪も混り降る虚勢を砕きつつ124 ブラボー・・・輝け恋のハイボール125 背伸びして無意味を悟る自尊心126 惚れようとする時僕の太陽が127 妥協する片意地いみじくも恋128 小悪魔の危さインテリらしく生き129 信じ合ふとは古風なエロスの戯れです130 逆境を笑ひふとしくそばを喰ひ131 健康な笑いが不幸を信じない132 笑ひ方一つ老婆の幸不幸133 獏の奴が僕のあとからついて来る134 僕の獏 僕を愚かにして嗤ひ135 与へかし天宿命に堪ゆ力父に渡したコピーは、 V 間違って居ると思はれるもの ○ 違和感を感じたもののチェックがついて帰ってきました。53 考える事のみ多くパイプを磨く27 妻とのいさかいに負けて野良犬たり31 ー 歓喜 ー 僕のデスマスクが笑ふだそうです。他にも字あまり字足らずが目に入るような父でした。あ、そうそう、岬さんのお答えはピンポンでした。あの時代は、募金の群れがいやになるほど多く、赤い羽根をつけていれば、堂々と通れると話していました。4 たった十円が胸に胸を張って行き(岬さんwrote) えーと、これは何年に作った句でしたっけ。年代によって十円の解釈が違ってくると思いますが、とにかく十円が胸に入っているだけで胸を張ったともとれますが、もう一歩踏み込んでみると、この十円は「赤い羽募金」の十円のことかもしれませんね。
2004.03.21
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春服にからだ細胞新しく まき~♪う~ん、いまいち。父も肺の水を抜き、少し調子がよくなったので、一休み。なんだか背伸びばかりしている息苦しい生き方を反省。子どもも大きくなり、古いものばかり溜め込んで生活していないで、子どもが生活しやすい家にしてあげないとかわいそうだと思う。今幸せにならないで、いつなると言うんだ?つまらないこだわりは捨てよう。ネオペッツというヴァーチャルワールドに家族がはまっている。その中のスロットマシーンは、かたかたとポイントが溜まって、垂涎の高額になる。それを見ていると、世界は誠実に生きる地道な人たちの社会で、スターとかカリスマとか統治者というものは、それらの人々のこつこつ溜めたものを利用させてもらっている人ということになるんじゃないか、なんてことを考える。なぜ長島さんが脳梗塞で倒れてもアテネ五輪の監督をすることをまだ期待されているのか、なぜ高橋尚子さんが五輪に落ちたら国民的ニュースになるのかわからない。他の人たちだって病気になるとつらいのに、がんばっているのに、なぜ二人だけ特別にかわいそうなんだろう。少年院を出てきた酒鬼薔薇をなぜ今でも追いかけるんだろう。更生させたいなら放っておくのがいちばんだ。罪を償う償わないので、腹を立てるのは当事者だけで十分だ。他人がとやかく言い立てたところで、被害者の気持ちが癒されるわけがない。みんな、よっぽどひまなんだなあ。
2004.03.17
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楽天日記のリンクを表紙に復活してみました。ついついタグうちの勉強にこんなことをやってしまいます。朝方ばたばたと句のみアップ。今回は、ちょっと不作かな。105 靴下の穴から抜ける二月風106 闘志満々明日は女にお辞儀しよう107 それなりな見事に恋のスラローム108 胸薄き女真昼の月と居る109 期待する恋ボコボコと鳩時計110 馬鹿になり切って走らう馬車馬と111 成り切れず馬鹿な仲間の馬鹿に泣き112 馬鹿になりたい火傷するほど馬鹿でなき113 手の中は見せず本当の恋をする114 プラトンの恋なり古きアルバムに115 ゆるぎなき貧 明日への背骨なる116 素寒貧せめて造花のロマンさへ117 も一人の俺が大地を闊歩する118 嘘のない鼓動が聞きたいから怒る119 子犬にもふるさとの詩があって佳し120 女立派に生きて未だ独り121 人一人殺して彼奴の二十五時122 ポケットの穴からかしゃくなき運命(さだめ)
2004.03.15
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ぽかぽか陽気に、道の傍に浅緑のすぎな。あっと思ってしげしげ見ると、つくしんぼも顔を出しています。今日の分までタイプしたものを持って、ばたばたと父に会いに行ってきました。父は、肺に管をつけて溜まった水を出す治療を受けています。再発のショックから気持ちを立て直して、座って母と話をしていました。父は、いくつかの投稿する同人誌によって、自分の気持ちとは違うようなものを作っていたこともあったなあと、述壊。なるほど、そんなもんだろうなあ、とわたし。一筋に上と下があって決まると言うものでもないらしく、それもまた一興。また、気になるのは、ポピュラーとアートの問題。できれば、人の意見を参考にしながらも、一筋に自分の信じた道を歩みたいもの。日暮れて道は遠し。だんだん長くなってきました。みてくださる方もたいへんだろうと思います。それなのに、コメントをありがとうございます。まだまだたくさんあってどうしよう~と思っています。86 男気に惚れて重たい恋をする87 郷愁は満たず故郷へ三日居る88 三四月先輩と云ふ顔で飲み89 病院の窓白々と猫柳90 父あらばそむく風さへあたたかきに91 紙の花くるくるそれも嘘の恋92 しろきこと云はず少年母と居る93 何時果てる喜劇狂へるねじを巻く94 手の中はリアル大地はリズムする95 手の中はリアルがっちり大地踏む96 過去があるから明日も生きてやろ97 突き当たる義理と云ふ字の狂ふなく98 交差点此奴も男になれと云ふ99 茶羽織の男嫌いを捨てて春100 根っからの商人じゃないお辞儀する101 本当の倖せ太々欠伸する102 愛情の掟が僕に泣けと云ふ 103 消しゴムゴシゴシ消してはならじ僕の歴史104 敗けたくはない生活の詩を守り103と104は、後の方から持って来ました。なんだか今の状況で詠んだわけではないのに、きつそうなパパさんです。
2004.03.14
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母は、病気になってから、父親の性格が変わったという。確かにそのとおりだと思う。人当たりがよく、よく笑うようになり、看護婦さんたちの受けもいいのだ。たぶん、本人も病気はつらいにせよ、そうやって肩肘張らずに生きることは、楽なのだろうと思う。看護婦さんたち、前のお父さん知らないから、良い人だと思っているよね。と、こっそり笑いあう。 ~ I Just Wasn't Made For These Times ~ブライアンウィルソンの歌で、「駄目な僕」というしょうもないタイトルがついている。改めて父親の川柳で来し方をたどっていると、何だ、変なことで悩んでいたのは自分だけじゃなかったんだな、とちょっとだけなぐさめになる。74 片恋の横断歩道は黄信号75 背を向けた方が愛しますと云い76 直感を信じたくて・・・バレンタインデー77 メラメラと燃えろ片掌に愛を得し78 幸福な奴今太陽は真南で79 キザッポイ言葉は知らず「赤いバラ」80 猫柳何故か僕にも春は来し81 百花繚乱花屋の春は明日82 チャルメラへ真冬の夜のまろきこと83 春泥のなぜ道続く地平線84 淡雪がバック女が芝居する85 母の座に母の居る日々の倖父の父(わたしの祖父)は、若くして死んだらしい。
2004.03.13
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昨日はばかにうららかな一日。今日は、また冷え込んでいます。春のカラスは、カァカァとやわらかい鳴き声。やわらかく鳴き交わし、おとな同士でえさなどをやりあっています。鳥インフルエンザで、野鳥たちにもきつい一年になりませんように。世間がむやみに鳥をきらいませんように。下は、臥龍亭ジュニアのわたしのつたない句。父は自己流ながら勉強していたらしいですが、わたしはまったくのとうしろうです。 病床のガッツポーズでまた明日 わが家のミスター巨人に取材来ず 他人事(ひとごと)は桜はいつか散るものと 三寒四温母はどうしているだらう 家族は巨人ファン。わたしはひねくれていたので、家族がはしゃぐ野球は嫌いでした。このひねくれ具合は、父に似て(笑)。往年の仲良し父母は、拳骨をぶつけ合って、また明日~です。たまにしか来られないわたしも入れてね。最初は最初のからいくつか選んで書き、その2では、お尻からさかのぼって44年当時から。時系列が苦手なわたし。また、25歳、結婚前に戻ってみます。よさそうなのは、いくつか<その1>に使ってしまったので、ちょっと静かな句かな。選ぶのがなければ、無理をせず、またきてくださいね~。52 一本の葦とかせめて沼に憩ふ53 考える事のみ多くパイプを磨き54 育ち行く夢も大きい玩具箱55 昼寝する乙女マリヤの夢をみし56 筋骨が生命いのちの真昼間57 悪友と飲んで来た夜はよく眠れ58 悪友の有るありがたさ青春譜59 蝉しぐれ日焼けした子が二三人60 月蝕へ科学する子と父の影61 灰皿の此の口紅も他人のもの62 早春よ・・・ケロケロと蟇でさへ63 思い出はロマン路傍の青春譜64 思索地に落ちて西日が真正面65 生きるためにのみ生きる若さの反逆66 風車所詮人間共の愚痴67 真実を売るとき憎む社会悪68 聖書まで救い得ずして乙女の詩を69 シャボン玉乙女の虹も消えてしまま70 小悪魔の去りし心にそっとふれ71 青春の憩銀嶺しかと抱く72 午前二時心の汚点も凍てしまま73 学歴を捨てつつからの友と酒
2004.03.12
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< こなゆき創刊十周年投句選 >今日は、お見舞いに行ってきました。痛み止めが効いてこないだよりは楽そうです。ひとりお気に入りの看護婦さんがいて、すごいやさしくてかわいらしい人。若く見えるのですが、気配りがすばらしい!ひさしぶりに顔を合わせたら、あとで廊下ですれ違ったわたしを、わざわざ呼び止めてくれました。そんなに何日も通ったわけではないのに・・・。父は、緑のお洋服を着せたキューピーさんの人形の足の裏に、その人の名前を書いています。もちろん母も知っていますが、独り占めには出来ないから、だいじょうぶ。<こなゆき投句選> ~ 昭和30年~40年前後?42 新しい乳房となって岩田帯43 男子出生海の男へ電波とび (うちは二姉妹!男の子が欲しかった?)44 故郷は波止場と決めて混血児 45 開くには惜しいピンクの蝶結び46 ルージュ流れて波止場に女の涙47 悪友の訃報悪友みんな泣き48 悪友の奥さんだから気がおけず49 友達の義理が妻には気に入らず50 共稼ぎ妻の涙を拭いてやり51 身ごもれる妻の寝顔の神々しこの子どもは姉かわたしかわからない。「最近のはないの? 花屋をはじめてからは、そんな余裕なかったかな?」とたずねると、「精神状態が追い詰められて書けないようなときに書けば、よい句が出来るのかもしれないけれど、続けられなかった。」と話していました。
2004.03.11
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さっそくのご協力をありがとうございました。うれしいです。今日は、お見舞いにはいけないので、確定申告(いまごろ~!)と自分の医者通い、荷物を送ったり、ムスメのノートを買ったり、いろいろと雑用をしています。たぶん、父親は検査攻めにあっていることだと思います。肺気腫と肺がんなので、立ち座りが苦しいようだと聞いています。家にいると、ちょっとじれったい。26 貧すれば鈍す妻とのいさかいも27 妻とのいさかいに負けて野良犬なり28 気ばかりの負けん気妻は泣いておる29 何時廻る春へ遠吠へす僕は独り30 僕が豊かだったら家の中は温かいだろう31 ― 歓喜し僕のデスマスクがわらふ32 自らの不徳追い詰められる他はなし33 ライバルが死んでも僕には春は来ず34 僕は死ぬ百万両の夢をみながら35 貧乏に負けて家灯へ背を向けし<昭和32年除夜>36 独り聞く除夜へ隣家のさんざめき37 レモンティ除夜一人聞く三十娘38 拒否できぬ年の流れに身の浮き沈み39 何事の期待おとずれもなき日々へ40 晴れ着ふと之は他人だったころの紅44年8月書き忘れ~41 墓石に蝉の抜け殻そっと生きあと、<こなゆき投句選>と言うタイトルで、10句ほどあります。雰囲気的に違うのがまざっているのですが、本人の作品かわからない。
2004.03.10
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みなさまにお願いがあるのですが、病床にある父親のために、ミニコミ的句集を作ろうと思います。つたない父の川柳の中で、ちょこっとでも、琴線に触れた作品があったら、掲示板またはメッセージに書き込みをお願いいたします。12 一生を臥龍で生きて いい男 日々「臥龍亭」~ 昭和28年 25歳の父です。(うふふ) わたしは、川柳は詳しくないので、どうもうまく選ぶことが出来ません。昭和44年が手元の中のものでは一番新しいようなので、そこからさかのぼることにしようと思います。昭和46年に花屋を開業し、それからは生活に追われ、あまり川柳をやる余裕もなかったのか、1冊くらいなくしたという話もあり、よくわかりませんが。このノートは灰色の表紙の小さな大学ノートで、いくつか練習作をまとめたもののようです。昭和44年 正月 ~13 嫁が来て古家にもう一つの歴史14 古家に嫁が来てから風みどり15 夏が逝く若さが欲しい舗道が固い16 ツイてないからあしたがこわい夜は孤独17 夜が来てあしたがこわいスランプです18 やらないから負けて負け犬空につば19 唯我独尊負け犬になって一人ぼち20 権力にぶつかりころげ負け犬キャンキャン21 家族主義からはみ出て人間孤立22 利益追求働き蜂の悲劇23 絵日記の花火がでかい夏休み24 小学二年生 まだ赤ちゃんの昼寝顔 25 せみが来て鳴いて夏休みが終わる
2004.03.09
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(2月7日wrote) 病院が近づくどんな顔しよかこないだの月曜日に実家に電話を掛けるも、めずらしく夕方まで留守だった。こんなことはないはず、と近所の病院に電話したら、やはり父は入院したと言うことだった。父のノートを取り出してみる。昭和28年? 25歳のころの作品。1 捨石を拾う神あり新春の夢2 恙なく生きてちびれた革鞄3 丹精の甲斐菊も笑み父も笑み4 たった十円が胸に胸を張って行き5 片意地の稼ぎペタルを強く踏み6 春雨に打たれて私は造花です7 自嘲自負二十五年を唯生きて8 海の青さに僕の悪魔の悪が溶ける9 春の野火自分の殻は何故燃えぬ10 媚知らず野生でもない自分の殻の中11 自分の殻の中で自分だけの詩なんかわかるなあ。
2004.03.08
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(2月8日wrote)昔、とある不思議な教授にいただいたカセットテープが出てきた。パニアグアという楽団が演奏する「La Folia」と言う曲だ。音楽のことはよくわからないが、バロック調の曲に古楽器、それに現代音楽風のアレンジが加わっている。短調の端正な心地よいメロディーに、奇妙な破裂音、それからラッパの音、おまじないの声、なぜか途中で「わらの中の七面鳥」のフィドルが入ったり、不思議だ。淡々と過ぎていく日常の中に、だまし絵のようにかくされている気持ちの悪いもの、死ぬこと、そういう現実を端的にあらわしているような気がする。この音楽がずっと心地よくなぐさめになっている。それから、ケメの「生きるよろこび」という曲。 生まれたばかりのものを 昼はやさしく照らし 生きるべきことを教えてくれる ・・・・・・・ 死は長く続き 生は一瞬のこと ふっとほほえむだけのもの歌はケメの歌だが、この詩が誰の詩なのか、なぜかわからないまま。もし、著作権に触れることがあったら喜んで教えていただきます。
2004.03.07
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毎日ばたばたたいへんです。子どもはあまり悪い状態ではなく、じいちゃんもなんとか小康状態とわかり、ほにゃ~っとしているおかあさんです。
2004.03.01
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