プラタイ~PrivateTime~

2011/06/14
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カテゴリ: 生活

自分がいかにたくさんの持病があるか、

あるいは、どんな大病したか、

どれだけの薬を飲んでいるか、

さも自慢気に話す患者さんが時々いる。


診察室で先生に話すだけで十分だと思うのだが、

わざわざ受付で、病歴を語る人だ。


もちろん、そんな事を言っても、

ただ、自慢げに話すでもなく、

アッサリとしたした方もいるのだが…



昨日、そういう「病気自慢」患者に遭遇した。


コロコロに太った派手なおばあちゃん。


急に、パッと自分の頭部MRIのコピーを

受付のカウンターに広げ、

「私、頭に動脈瘤があるねん。」

「へぇー大変じゃないですか!」

「手術はしないんです。」

「ど、どうしてですか!?」

「頭は頭蓋骨割って、せなアカンやろ?せやから、したくないねん。」

…は?何言うてんの?

「もう10年前からありますねん。」

と、キッパリ言う。


そして ドヤ顔。


…切羽詰まってないだけやん。

どんな返事したらええねん。


「私の父も動脈瘤ありながら87まで生きたし、

悪性腫瘍やったら、やったかて無理やし~」

と、ぺらぺーらと、一方的に話しだす。


ここで、はっきり言っておくが、

診療所は脳外科ではない。

泌尿器科だ。


関係のないところで、関係のない話を、

しかも、医師でも何でもない私に話す。


…動脈瘤のある事の何が自慢なん??


私は悪性腫瘍で亡くなった妹がよぎり、

その遺族として、無性に腹がたった。

妹は、生きる事を切望して、

したくもない大手術に臨まねばならなかった。

手術しません!ではなく、

手術しなくてもいいんやろ?


世の中には、

したい、したくないに関わらず、

命懸けで

難しい手術に
臨まねばならない 、、、、、、、、

それを「したくない」とはどういう事だ!


バチあたりな!


最後は 「もうそのお話は止めましょう。」

と、言って忙しいふりをした。



遥かに私より人生経験はあるはずなのに、

「命」 に関しての受け止め方が浅すぎる。



ホンマに、バチ当たるで。







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Last updated  2011/06/14 08:28:30 AM
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