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静かだ。不気味なくらい静かだ。外の鳥の鳴き声が聞こえる。ブル之助はブルルに連れられて朝八時にいそいそと家を出て行った。どこへ行ったかと言うと、米軍基地の航空ショーである。朝からやって、お昼は飲食物持込禁止なので向こうで食べて、午後からはゼロ戦やらなにやら三菱の戦闘機(???)やらのショーが有るとかで、基地まで車で一時間半程の道のりなので晩御飯の前に帰って来る予定です。静か~~~!!!新聞にこのイベントのお知らせが載っていて、入場無料だし、ブルルも昔空軍だったのでそういうの好きだし、「行こう!行こう!」とかなりしつこく、だが遠慮がちに誘った。わたしは興味無いし、4月に日焼けするのもな~(8月だと何故か許せる?)と渋っていたが、ゼロ戦が来ると聞いて、「嫌、行きたくない。」と決めたのである。別に第二次世界大戦にこだわりが有る訳ではないけれど、そんなに「敵国!!」だった頃の様子をアメリカ人に混ざって目の当たりにする事も、避けられるならそうしたいと思って。変かな?ああいう航空ショーって、飛行機が並んでぶーんと飛んだりするのだが、時々事故も有るので無事を祈っていよう。こういうショーをやっているチーム(?)は、ネイビーのブルーエンジェルの他にも空軍や何故か陸軍にも有るようなのだが、年がら年中あちこちを回ってサーカスのように芸を披露するのがお仕事だそう。音速を超えるスピードで飛ぶのをわたしもショーでは無いけれど見た事が何度かある。音速に達する時点でボ~ン!と爆発音のようなのが周囲に響く。ブル之助、喜ぶだろうな~。チビってないか心配だ。さて、急にヤロウ二人が居ないので(笑)今日は何をしよう何をしよう、と昨日からどきどきしていた。結局、シーツを洗って、午後は一寸いつもより気合を入れて一階の床をモップ掛けしようかな~、お昼寝も良いなあ、本も読みたいなあ、日本からのDVDも溜まってるなあどうしようどうしようどうしよう・・・と、今洗濯機を回しながらPCを開いた所でそのままネットをふらふらしていた。最近ハワイ市場ちゃんが教えてくれた(って別に個人的に教えて貰ったのでは無くて、日記に有ったのだけれど)Youtubeの動画が面白くて、見ていたらこんなイギリス版やこんなベルギー版のも見つけて何事も無かったかのように去って行く人や、日本のはお荷物を持ったまま踊っているなあ、とか、どんな大広間で練習したんだろう、踊り始めのタイミングはみんな決まっていて、それまで知らん振りしている練習もしたのかな、とか考えて一人で笑っていた。最近ブルルが見つけてわたしに送ってくれたこんなダンス動画や、同じくブルルが見つけてブル之助に見せて以来喜んで真似して何度も見せてとせがむこれなどを見て、「くくく」と一人また笑っていた。外の鳥の鳴き声が聞こえるほど静かなのが、不気味と書いたが、わたしも充分美気味である。お昼ごはんは納豆にしよう、とそれだけはさっさと決まって、解凍して食べた。ブル之助から(!)電話が有って、ちゃんとお昼ご飯を食べたのと、日焼け止めをたっぷり塗っている、と報告が有った。それから、「ボク今Johnson Air Force Baseに居るの、ママ、飛行機一杯よ~。でもボク日本行かないからね。ママと一緒よ。」どうやら、飛行機に乗って勝手に日本へ行ったのではないかとわたしが心配している構想らしい。「は~い、あんまり憧れちゃ駄目よ。」と言っておいた。数ヶ月は航空ショーの様子を聞かされる覚悟が出来ているが。先日オスっぽくなって来た、と書いたらこれだもの、なんだか日記に書いたら何事も倍になって帰って来る気すらする。いつものお洗濯やお掃除、クーポンの整理をしただけで、何も特別な事はしなかったけれど、ま、今日は有給って事にしましょ、お給料は頂いておりませんが、そうしましょ。おっほっほ。
April 26, 2009
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優雅でおっとりしていた(母談)ブル之助が、四歳を目前に、ずんずんオス化している。なんだか寂しいなあ。娘が欲しかったとか、そういうのでは無くて、理解し合える部分が目に見えて減っているのが、単純に寂しい。公園へ連れて行けば中の遊具や折角の日本人プレイグループのお友達よりも、外の藪や水溜りに見つけられる一番長くて太い木の枝をつんつん、予備の枝は三本も四本も、ジーンズのベルト通しに念入りに脇差にする。駐車場で手を引いて歩いていたら、体重全部で「あっちに行きたい!」と無言の抵抗。その目線の先には大きな水溜り・・・。「ボクぞうさん好きなのォォ!」と感極まったように叫んだかと思うと、いつも一緒に寝ているぞうさんのぬいぐるみを脚の間へ持って行き押し付け、歌いだす。♪クイーックシー クーックシー!♪(意味不明)これは、四歳検診で相談した方が良いのかしらん???シモネタついでに書くと、男の子が下着のパンツを穿く時は、女性がブラをする時に似ているようで、着用時にきちっと入れておかないと後に不都合が生じるようである。ブル之助は、下向き(爆)に入れないと気持ちが悪いと言って、オムツ時代からなんとなく上向き(ってまた・笑)にしていたのでその調子で穿かせると、「ちが~う。ウィーウィー Up!」と、そそくさと自分で直す。わたしが凍りつくのが面白いのか、男の子って単にそんな話が好きなのか、ブルルは覚えていないの一点張りで、多分一生教えてくれない。デパートの売り場を歩いていて、突如、「う~ん、Too Big!!!」とか言っておもむろに「直す」時なんて、わたしはそのままブルルの腕に倒れ込んだ。「こぼれるよ」「転ぶよ」「落ちるよ」のような、危険若しくは汚れ防止のアドバイスも、聞いちゃあいない。やっぱりこぼして「ママごめんなさい・・・。」と泣いたり、転んで「うわああああああ!」と涙ボロボロ。玩具が落ちた、木の床に当たって割れた、なんて日には世も末。それなのに、5分も経つと、「ママがお掃除するから良いね。」「ボク男の子だから強いの。」「もうこれ捨てる。」と、其々、自分の中では解決しているようなのだがわたしには微妙に引っ掛かる言い様だ。体も、明らかに骨と筋肉ばって来て、全身でぶつかって来られても、以前のような水風船のような弾力が無く、本気で痛い。手首の輪ゴムをはめたような皺も、角度に拠ってしか見られぬし、後ろから見ても首が長くなってすっきりした背中で、一丁前に肩甲骨まで見えるから笑える。脚はまだ幼児の脚で、中身の水分量が多そうな形だが、(アメリカ暮らしの)大人と同じ位歩ける。未だに、興奮すると階段をその方が時間が掛かる筈なのに一段ずつ凄い速さで降りる。SirかMa’amかの区別をつけるようになってから男女の差に敏感で、女の子の物で遊べるか!と思っている節もある。「ママ、またペインティング?けっ。」などと、お化粧中のわたしに言ってくれる。そのくせ、ビューラーには興味深々で、隙さえあればという視線を感じる。「I’m Spiderman!シュ!シュ!」と、見た事も無いくせに中指と薬指だけ曲げて糸を出す真似をするのが、最近の自己紹介。今週はYoutubeで「まんが日本昔ばなし」を見せたら、「おらぁ、日本一のももたろう!おっとぅ、おっかぁ、おらぁ、鬼が島に鬼退治に行くだ!」と、わたしが一番嫌いな芸能人と言って過言で無い、吉幾三風に言う。岡山県の話よね?なんで??棒を持ったら刀、と、すぐに腰に差す。そのくせ、密かにキティーちゃんを可愛いと思っていて、いちご、きのこ類、さつまいもとかが大好きである。(なんとなく女性の好きな食べ物のイメージ)他に好きな食べ物は、相変わらずトマト、それからブロッコリー、おうどん、海老、イカ、いくら、お餅、海苔・ひじき・わかめ、サルサ、海老せん(大きい丸いの)、フィナンシェ、ドラムスティック、マンゴープディン、きゅうり。絶対に食べない程嫌いな物は無いけれど、時により嫌そうにするのは、納豆(怒)、生セロリ、ひき肉全般(ハンバーグ等)、アイスクリーム。歌が大好きで、羞恥心の未熟さ故、歌詞を知らなくてもLady GagaやらRihannaやら聞きかじって適当に歌っている。時には、母音だけとか子音だけ合っていたりするからわたしも注意して聴く。歌い方が、ハーモニカのように、息を吐きながらと吸いながら、両方で発生するので、時々ゆっくりのバラードはヨーデルのようになっている。ところで、Vフォー・ヴェンデッタ / ナタリー・ポートマンにも出て来るチャイコフスキーの曲で、これ以上無いくらい派手な、楽譜には教会の鐘やら大砲が楽器として出て来る曲が有るのだが、わたしとブル之助はこの曲が好きで、面白いビデオを見つけたので日本の家族に紹介したら、母は大学の時友達とこの人達のコンサートに行ったらしく、随分話が弾んだ。母はこう言うコンサートに沢山行ったらしく、ある日ある大学のグリークラブのコンサートに行ったら、お終いに観客が出て来た所を、男子学生が歌いながら花道を作って「おかあさんといっしょ」風に送ってくれたそうだ。その中に実はわたしの父が居て、数年後お見合いで出会った二人は随分びっくりしたそうだ。父は、今でも大学のグリークラブで集まって、学生達と合同で練習やコンサートをしている。将来、ブル之助もわたしにYoutubeの動画なんて送ってくれるのかしらん?と思うと、わくわくするけれど、なんだか訳も分からず照れる。(アホやね)ブル之助が歌が好きなのは、血筋かもしれないが、父の手前、あんまり音痴だったらまずいなあと言うプレッシャーも、有る。そこから、わたしと同じく威勢の良い曲の好きな妹がこれを送ってくれ、家族で鑑賞してからというもの、ブル之助は旗上げにはまっている。・・・はまるとこ違うでしょ?と突っ込みたいが。わたしにピアノでこの曲を弾けと言って、こういうメロディーのはっきりした曲はすぐ弾けるので低音で弾いてやると、パッ! パッ!!割り箸を片手に、自衛隊の方がご覧になったらきっとなめてると思われるのであろうが、本人至って真剣に、それでもちゃんと大砲の音の所で合図をして、自分で音もやっていた。この旗の動画は、見れば見る程どうやってタイミングを取ったのかなあ、と感心する。屋外なので音が逃げてしまって均一に響かないのが難点だなあ、どこかのホールでやれば良かったのに、と思ったけれど、大砲なんて、空砲でも屋内では無理なのだろうか。だんだん独り言になっているので、今日はこれくらいにする。
April 22, 2009
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☆顎関節症もう10年くらいになるだろうか、顎に違和感を感じてカクカク音がする状態と、歯の治療やら引越しやらストレスやらで、ましになったり酷くなったりしながら付き合っていた。生れ付き奥歯が少ない為、奥にブリッジやらインプラントやら施し、もう、何が平行な噛み合わせなのか分かり辛い程で有ったが、新しく入れた高価な偽者の歯を痛めてはいけない、と、毎晩ナイトガードをして寝ていた。文字通り歯を食いしばって生きているからか、成人してから英語を使う生活をして顎に負担になっているからかは知らないが、毎晩ナイトガードをしてふごふごと眠りに付くのは、全くセクシーな事この上無い話である。ブルルが腰が痛くなったら通う、マイケルジョーダンやらの主治医だと言うカイロプラクターが隣町にいらして、ブルルがわたしの顎の事を話してくれたら、是非診て上げましょうと決まった。命に別状は無いこういう症状なので決まってからが長くて、中々連れて行ってもらえずに居たのだが、ついに行って来た。日本の電気屋さんにあるようなぺとっと貼る電波(?)のマッサージ機のようなのを首筋二箇所に貼られ、ピクピクと体が揺れてしまうので横になって温シップされる事十分程。次は先生に首をポキポキと鳴らされ、お話を聴く。首を自分で回してポキポキ言わせるのは疲れていたら学生時代からどうもやってしまっていたのだが、ブルルを通じて止めるように言われていたので即止めた。やっぱり先生が鳴らす時は連続でポキポキと鳴るのではなく要所だけが鳴る気がした。音が目的で無いのは承知しているが。(笑)肘を突いたり手の上に顔を置いて寝たり、ガムや硬い物を噛むのは暫く止めるように、それから噛み締める反対、つまり口を負荷に対して開ける練習をするように、テーブルに両肘をついて顎を下から押さえながら口を無理に開けるエクササイズも教わった。肘を突く癖は無いけれどガミベアやアーモンドは好きで時々食べるし、シリアルやらおせんべいやらも顎を鍛えるつもりで固ければ固い方が良いと思っていたので全く、何もかもが素人判断で間違っていたのだと知らされた。ナイトガードも、歯科で作った固いの以外は、柔らかくて噛み締めてしまうので逆効果だそうだ。それから太目のボールペンのような器具を顎に当てられそのバネで顎の間接をパチンパチンパチン!と左右十回ずつ強打された。先生に頭を抑えられながらでなかったら首がどうにかなっていたのでは?と思う程の強さで、鼻にブル之助の頭がぶつかった時のように、耐えられない痛みではないのに、涙が止まらなくて全く恥ずかしい思いをした。ブル之助も見て居て怯えていたし、ブルルはもらい泣きしていたし、本当に不覚だった。☆ブリッジ治療に随分時間が掛かって、もうとっくにお昼の時間を過ぎていたので、帰り道に有る中華料理のバイキングへ寄った。そこは半分ほどがお寿司なので、ブル之助に取り分けてから自分もよそって食べ始めると、「ん?」ブリッジが取れた。バイキングなのに。お腹ぺこぺこなのに。そう思いながら、噛んでも大変だし、やっぱり動揺していたのかナプキンに上手く隠せずに慌てて口から出したら、しっかりブル之助に見られていた。「ママっ?ママっ?ママママママ、歯???」このトラウマで吃音になったりしたらどうしましょ。翌日歯科で緊急手当てをしてもらった。☆復活祭その翌日木曜日から翌週の月曜日まではまたジョージア。復活祭とブルルパパの70歳のお誕生日のお祝いを兼ねていた。ブルルパパが去年買った新しいトラック用のグリルがプレゼント。実用的と言うか、夢が無いと言うか、何度も鹿を轢いてしまった経験が有るので、折角の新しいトラックにはグリルをしたいなあ、と言っていたそうだ。ついでと言うか当然と言うか、復活祭にはブルルとブル之助と伴って教会へ行った。復活祭と言えば、一年で一番大きなクリスチャンのお祝いで、夙川カトリック教会なんて敷地ごと入ってしまいそうなこの大きなカトリック教会でブルルパパはグランドナイトと言って、よくは知らないがお世話係?のようなのをしている。教会なんて慣れていない母親に連れられて、お昼寝も無し、夜も遅くまで起きていて食事の時間も内容もばらばらなのが四日目のブル之助は当然もぞもぞと落ち着きが無い。開始の30分も前から来て座っていて、始まってから70分間、あれ程長い70分は、近年無かった、と言っても過言で無い程、苦痛で居心地の悪い物だった。特にカトリックや教会を毛嫌いするつもりはないけれど、やはり、同一の物を心から信じている集団に一人混じってしれっと馴染んだ振りをするのはわたしには虚偽の骨頂としか思えなかった。結婚式やお葬式なら兎も角、皆さんが立ったり跪いたりするのに合わせるのすら、周りを偽っているようで体が硬くなった。実際、歌を一緒に歌ったりは出来ないけれど、せめて立ったり座ったりは合わせましょう、例えばこれは国家が流れたら胸に手をやったり起立したりお辞儀をされたら返すような物よねと思っていたのだが、そういうタイミングは暗黙の了解のようで、ブルルパパに恥をかかせては大変だと思うと本当に緊張した。ブル之助は声こそ出さなかったが、もじもじして時々わたしとブルルに睨まれて座っていた。子供が騒いだら外へ出るべきよね、とか教会にあんな服を着て来るなんて、とかほら、アジア人も沢山居るでしょう?とか先日あの人は脚が痛いを言っていたからわたしは彼の為にお祈りしたんだけど、そうしたら治ったのよ!とか横からブルルママが囁く声も、刻一刻とわたしを暗くしていった。その後美味しいお食事会に家族で出掛けたのでブル之助もわたしもけろっとしていたのだが、やっぱり次から教会関係はブルルにやんわりと断って貰おうと思う。顎の治療が無駄になるのでは?と思う程、終わって気付いたら噛み締めていた。☆SEPHORA無事帰って来たらネットが切れていて、直しに着て貰ってはっと繋がった。アメリカにお住まいの皆様、今Sephora.comでコードBD2T9CB5を入れると15%オフなんですって!
April 15, 2009
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