
今日は雨。昨日、撮影しておいたツワブキです。
大きな葉と、まっすぐ立つ太い茎と、てっぺんに咲く黄色の花は、
庭をぐっと引き締めてくれます。
庭に一つは欲しい植物ですね。
別の場所にあるツワブキはまだ蕾です。
スイスチャード、というカラフルな野菜です。
サラダにして生で食べれるし、火を通しても色は鮮やかなままなんですって。
レタスやキュウリの上に乗せたら、綺麗だろうな、と植えてみました。
昨日頂いた豆腐に、スイスチャードドレッシングを乗せてみました。
オリーブオイル、酢、昆布茶とスイスチャードのみじん切りをよく混ぜました。
頂いたレタスも早く使ってしまわなくては。
そこでレタスと厚切りベーコンのパスタ。柿は庭のですよ。
二週間に一度、ある施設へ傾聴ボラに伺っています。
もう一年、会うたびに親しくなり、いろんな話を聴かせて頂きました。
最近、昔の甲状腺手術の跡が悪化していて、酸素吸入をするようになりました。
でも、行くと吸入器を外して起き上がり、話してくださいます。
前々回のとき、アンパンが食べたいなあ、というので、
本当はいけないことなのですが、内緒で持っていってあげました。
その後、伺ったときは、酸素吸入をしたまま、横になっていて、
相当弱っていることが分かりました。
二人介添えがいないと、起き上がれないので、ゴメンね、といいます。
しんどいなら、帰りましょうか、と言ったら、居て欲しいといいます。
寝たままで、私はベッドの横でお話をしました。
この前のアンパンおいしかった、といたずらっ子のように笑うので、
私も、しっー、内緒だよ、といい、クツクツ笑いました。
じつは、この日もアンパンは鞄に入っていたのですが・・・。
最後に、なんだかダメな気がする、と言ったのが気になって気になって、
施設の担当職員さんに電話をしてみました。
「Kさんの様子は如何ですか」「あの・・・、退所されました」
「うん? 退所・・・。入院された、ということですか?」
「いえ、退所、という形で・・・」「どういうことですか。言えないということですか」
問い詰めると、「あの・・・じつは、〇日に亡くなられまして」
「え~!」が~~ん!
私たちなりの友情というか、繋がりが出来ていて、ずっと気にかけているのに。
「プライバシーの問題があるのは分かりますが、
私にだけは教えてくれても いいじゃないですか」と、思わず言いました。
ここだけの付き合いなのですから、死に顔が見たかったとか、
亡くなった日に知らせて欲しかったとか、そこまで要求しているのではなくて、
電話して様子をうかがった時にも、まだ言わないで、退所したって何!
今度行ったときに、じつは、というつもりなのかしら。
あのアンパン、最後のアンパンだったのね。
いつも来てくれてありがとう、と言った顔を思い出して、やるせないです。
どうしているかしら、とずっと気にかけていたのに、亡くなっていたなんて。
なんだか悔しくてやるせなくて、
担当職員さんに傾聴しばらく休みます、と 捨て台詞。
しばらくして落ち着いて考えてみたら、担当職員さんは若い男性。
この人が、二人の関係の親しさとか、そこまでは気が付かないよね。
傾聴のおばさんに、知らせよう、なんて思いもつかないよね。
「退所」という言葉も、 対外的には「死亡」を、
そういうふうに言うことに決まっているんだね、きっと。
捨て台詞を言ったこと、今度会ったら謝ろう。
Kさん、大変な人生でしたね。お疲れ様。ご冥福を祈ります。寂しいよ。
よそのポトス、うちのポトス 2016.07.31 コメント(6)
ノリウツギ。アジサイのドライフラワーを… 2016.07.29 コメント(12)
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