庭の端っこ、自生スミレの小道です。
こぼれ種で咲くので、庭のあちこちに出ていますが、
この場所が一番多くかたまっていて、「スミレの小道」と名付けています(笑)。
「美しく、気まぐれで、しぶるように少しずつ訪れるカナダの春。
"スミレの谷"は、あたり一面、花で埋まって紫色に染まった。
学校の行き帰り、アンは、まるで聖地の土を踏むように、
うやうやしい足取りと、崇めんばかりの眼差しをして、通り過ぎるのだった」
「赤毛のアン」の中の美しい一文です。
"スミレの谷"に咲いているスミレは、もしかしてこんなかな、と思うのです。
きっと、もっと濃い紫色かもしれません。
もう八年前になりますが、カナダのプリンスエドワード島へは行ったのですよ。
アンの森も歩いたのですが、七月だったので、スミレは咲いていませんでした。
スミレの頭上はユスラ梅の花。ゆすらご、ともいいます。
一ヶ月後には、赤い可愛い実がなりますよ。食べることができます。
薔薇咲く六月、イギリス行きを誘われていました。
本場のイングリッシュガーデン巡り、いいなあ。
誘われれば心は動くのですが、少し時間を置くと、
やっぱり止めようと思ってしまいます。
わくわくドキドキと、張り切ってしていた支度のもろもろが、
とっても面倒に思えてしまうのです。
これは確実に、年を取った、ということだなあ、と思います。
仕方ない、無理はやめよう、「ゴメンね、パス」と返事しました。
よそのポトス、うちのポトス 2016.07.31 コメント(6)
ノリウツギ。アジサイのドライフラワーを… 2016.07.29 コメント(12)
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