
ずぶずぶと足を雪に潜らせながら、雪の庭を見てまわりました。
あらら~! 玉桜の木がぼっきりと私の腰あたりで折れています。
上半分は、下には落ちず、後ろの椿の木に覆いかぶさっていました。
去年の五月、咲いている時の玉桜の様子です。
こんなに綺麗に咲いていたのに、と可哀想ですが、仕方ありませんね。
雪の重みだけで折れるほど弱くはないはずなので、
折れたところを観察すると、空洞になっているところもあり、
知らず知らずに弱っていたのかもしれません。
もう二十年以上経っているので、愛着はありますが、寿命ということで。
ご苦労様、ありがとうね、と撫でてあげました。
振り返ったら、こんな面白い光景を見つけました。
アイアンの手すりの部分が溶けて、座面にだけ雪が残っています。
アハハ、雪を抱いた椅子、と命名して一人で笑ってしまいました。
桜つながりで、先日M子さんが憤慨していた話を思い出しました。
M子さんの広い庭の中でも、いつもお茶を入れてくれる「お気に入りの場所」があります。
小さなお堀に面していて、大きなネムノキの下の手製のベンチ。
そこに座ると、お堀の鯉が見え、時にはカワセミが横切り、向こう岸には桜が二本。
春には、桜が借景となり、М子さんが「お気に入りの場所」というのが分かります。
ある日、その大切な桜の大木が、二本とも切られてしまったそうです。
私は、寒いので散歩にも行かず、まだ見ていないのですが、
その切り方がひどい、と怒っているのです。
業者に頼むと大変なのでしょう。その持ち主が親子二人で切ったみたいで、
引きちぎるような切り口だそうです。
大木を切るときは、「長い間ありがとう」とお酒を振りかけ、
敬いを持って切るものなのに、桜が可哀そうなやり方なの、って。
M子さんの大好きな景色は台無し、桜も可哀想。
畑の端にあり、しかもお堀に傾いている木を、どうして切る必要があったのかな。
ある人は、畑に陽が当たらないからじゃないか、と。
とはいえ、人の土地の人の桜の話で、他人がごちゃごちゃいうのは、
失礼だし、控えるべきですが、残念な気持ちは残ります。
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