静かな時が流れる｢風の庭」

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2019.12.02

キーウィジャム作りと、友人との楽しい二日間。

(4)

テーマ：家庭で作る料理(272)

カテゴリ：庭

大きなビニール袋に、リンゴとともに密封し、
収穫したキーウィフルーツを熟成させて、
一週間が経ち、友人がジャム作りにやってきました。
恐る恐る袋を開けたら、250個のうち、
半分の100個くらいしか、熟していませんでした。
これは、袋の上から触ってみた感覚で、
分かっていたことです。
やってくるのを一週間遅らせようか、という、
話し合いもしたのですが、
ジャム作りが主であるとはいえ、
会えることも主なので、半分でも作れれば、
という彼女の了解のもと、来て貰いました。
暖かな陽の射す部屋で、皮を剥きます。
透き通ったグリーンの実の美しいこと！

土曜日の昼前に、最寄駅まで迎えに行き、
近くの「猫の時計」でランチ。

冬枯れの庭も素敵。

驚いたことに、おしゃべりに夢中で、
まったく写真を撮っていませんでした(笑)。
最後のお茶になって、思い出して撮りました。

紅葉の森を散歩したり、あちこち寄り道して、
ゆっくりとうちへ向かいました。
今回は、ジャムの量も少ないので、
明日に、ゆっくり作ろう、ということに。
まだ陽があるうちに、地元の温泉に行きました。
ものすごいお湯の量で、
寒かったけれど、露天風呂も最高に気持ち良かった！

ランチがお肉だったので、夜はあっさり目で。
二人とも、そんなに量は食べれなくなりました。

お土産に、カステラと、ワインと、
海産物と、佃煮を頂きました。
私が大好きな固めのパンも、数種類。
ジャムのビン 10個とたくさんのお土産は、
コロコロに入れて引っ張ってきました。
ワインに合う、という写真のパンは、
無花果、胡桃、レーズンが入り、めちゃ美味！
手前の容器に入っているのも、
ワインに合うかな、と思って作りました。
スモークサーモン、レモン、玉葱を敷き、
カッテージチーズをまぶし、
これを二回繰り返し、容器の上まで、
オリーブオイルを注ぎ、一晩漬け込みました。
美味しいですよ。
イタリア産のワインが美味しくて、
温泉効果で体はぽかぽかだし、
その夜は、二つ布団を並べて、ぐっすりです。

朝、数種類のパンを少しずつ頂きます。

ミネストローネが美味しいと、
自分でお代わりをしていました。
良かった。

これもお土産の、友人作の夏ミカンのマーマレード。
何度も茹でこぼし、時間をかけて作った、
自信作で、とてもとても美味しいです。

さて、ジャム作りです。
今回は、量が少ないので、
友人の持って来た10瓶を煮沸消毒。

砂糖を入れて、ぐつぐつ煮詰めます。
おいしそう～、いい匂い～。
スゴイよね～、水は一滴も入れずに、
ジュースがジュクジュクと出てきます。
10瓶よりは、もっと作れそうよ、と、
あと 5ビンを追加して煮沸します。

あ～、綺麗！　うまく出来たね～！
私がこんなに貰って行っていいの?　と友人。
全然いいんですよ。
私は残りのキーウィが熟す明日にでも、
もう一回作ります。

午前中にジャム作りは終わり、
うちの家の中の、ドライフラワーや、
カラスウリを見ているうちに、
自分も欲しくなったというので、
カラスウリを探しに山の方へ。
またまた「香港茶廊」でランチに行ったら、
先日、妹夫婦と行ったばかりなので、
良く見えて頂いて有難う、と言われました(笑)。
やっぱり、胃に優しい料理で、美味しかったです。

冬枯れの始まり出した林の中に、
オレンジ色のカラスウリの実は鮮やかで、
すぐに目につきます。
でも、高いところにたくさんぶら下がっていて、
長い棒を探して、何度も跳んだり跳ねたりして、
あまりに大人気なくて、大笑いしました。
でも、採ることが出来て良かったです。

持ってきたコロコロに、上手にビンを詰め、
私のいくつかの常備菜も詰め、
紙のしっかりした袋に、
たわわに実る玄関の南天が欲しい、というので、
南天と、ユーカリと、あとなんだっけ、
忘れましたが、ドライになっても大丈夫そうなのを、
上手に立てて入れて、持って帰りました。
アハハ、私のお土産はお金がかかっていませんね～。

友人と私は、何回も二人で海外旅行した間柄です。
イタリア、ドイツ、オーストリア、
ベルギー、スペイン、トルコ、オランダなど、
１０日間をびっしり一緒に過ごしても、
楽しい思い出しかない、という気の合う人なので、
もしかしたら、姉妹に近いかもしれません。
今年も元気で会えて、又ね、と朗らかに別れました。