静かな時が流れる｢風の庭」

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2025.02.07

ヒヤシンスの蕾。長い経緯を聞いて。お客さんの家へ。

(10)

テーマ：花のある暮らし・・・(75806)

カテゴリ：雑感

あちこちに埋まっているヒヤシンスの芽が出ています。
まだまだ寒いけれど、春は近づいていますよ。

昨日、○○さんから電話。お宅へ伺うことに。
昔は、バリバリの営業ウーマンだった方で、
その売り上げは、全国一位になったこともあるらしい。
私とは、お直しのお付き合いなので、お客さんです。
そういう方だから、全国から名物が届き、その度に、
お裾分けしたい、と電話が来て、貰いに伺っていました。
それがたびたびだと、貰うほうはどうしたら良いのか、
分からなくなり、イヤになってきます。

お返しするものが無いので、そんなには頂けません、と、
お断りすると、こちらから届けますよ、と言うし、
ほとほと嫌になり、人生で初めての名セリフを吐きました。
「私のことは、もう忘れてください」(爆笑でしょ？)
他人に縁切りみたいなことをしたことは無いし、
失礼は、重々承知していますが、ホッとしたのも事実。
それから二年？三年かも、が経ちました。

一週間前、シスターのお別れ会の時、教会の前で、
こっちの方まで始めて来てみたのよ、という、
散歩途中の○○さんに、ばったり会ったのです。（笑）
二人とも、普通にご挨拶しました。
何と、「直して頂くパンツがたくさんあるのよ、
来て頂く日をお電話します。」と言うのです。
え～～、と思いながら、曖昧に返事しました。

娘に言わせれば、
「もう仕事止めました、って断れば良かったのに。」
確かに。　　
咄嗟のことで、嘘が出ませんでした。
でもね、電話は掛かって来ないかも知れないし、
掛かってきたら、ばったり会ったのも縁があるのだから、
神さまが、また付き合いなさい、と言ってるのかな。
そして、電話がかかってきて、家へ伺ってきました。（笑）
この長い話は、何なんだ、と、思われましたか。ｽﾐﾏｾﾝ。

喧嘩は性に合わないし、彼女も私も学びがあったし、
上手に付き合っていきましょう。

昨日、お伺いしたら、紅茶にお菓子、抹茶に和三盆、
色々用意されていて、そこへ、もう一人お客が見えて、
３人で二時間、おしゃべりしてきました。
彼女も私の言葉は忘れたかのように、わだかまりも無く。（笑）
私、厚かましいのかな、メンタル強いですよね。
パンツ10本のお直しを預かってきました。

私が、仕掛けた喧嘩？なので、申し訳ない気持ちが、
細い針のように心に引っかかっていたので、
面倒だけれど、少しホッとした気持ちもあります。
長い話を読んでくださってありがとうございました。

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