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ここ数日、全く更新できなかったのは他でもない・・宿の方が満室モードが続いていて立て込んでおりました。 その間に起こった数々の感動の中で最もビックニュースは、踊るチャランゴの映像制作を共に行ってきた映像作家のマルセーラの初監督作品AISLADOを映画館で見ることができ、しかも作品はシティのドキュメンタリーフェスティバルで最優Nuestra America を受賞の快挙。本当に素晴らしい作品にマズ深く深く感動していたので受賞は納得。彼女ならではの詩的な映像の数々。この映画のために費やした時間と労力を少しだけ聞かせてくれていたので、まさにココまで!という完成度の高さと内容に圧倒されました。この映画と共に尚一層、今後の彼女の活躍が楽しみ。AISLADO http://www.docaislados.com個人的には制作の締切に追われていました。到着してすぐに先日のAlebrijez を制作したアーティストFelipe Corazaの文化センターの祭壇創りに参加することとなり、タイトルOfrenda por la paz 平和の祭壇の制作のため毎日夜10時近くまで工房にて日々ペンキを塗ったり、紙を張り付けたり、様々な創作の過程に加わっていました。本当に終わるのだろうか・・という仕事量の多さに呆然。とはいえ制作の間は無心となり、制作そのものの疲労は全く感じることなく、むしろ元気になれる一時でした。 美術制作は心が洗われます・・ 続々と現れる助っ人さん達との交流も含めて、思わぬ素敵な機会となりました。その前後の宿泊客が殺到している宿での予約・受付などの手配はなかなかハードで・・ 深い眠りから一気に起きなければいけない事が重なり、過労な日々・・正直限界モード。休まる時間のないメいっぱいな日々が続いていくメキシコでの日々・・ ゆったりしたマリオと過ごすブエノスアイレスでの日々を想うと哀しくなりますが、、全てを込めることができた完成した作品を前に一段落。今後を決める準備を進めています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.10.31
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毎回、メキシコに来る度にレフォルマ通りに並ぶ紙で出来た怪獣を見るのを楽しみにしています。大小、色とりどりの個性的な怪獣・・アレブリヘスと呼ばれ、子供の頃に夢に出てきた怪獣を形にしたもの。想像力満載、死者の日近くの開催のため、ガイコツな作品もあり非常に楽しい青空展示。初日はソカロ広場から設置する場所までパレードが行われるのですが、今年は作品と一緒に行進することができました。正にマサカの展開で、関わっている文化施設の主催している制作のお手伝いをすることになり、月曜日から5日間に渡り仕上げの塗装に関わることになりました。アーティストの方が「色のことわかる?」・・と聞かれ専門ではないですけど・・下地を塗って、色づけ、アドバイスなども求められつつ、興味津々プロセスを見学、完成までの非常に集中した一時を満喫。アーティストFelipeさんは非常に豊かな感性で形も然り、見事な色付けで他と一線をひく個性的な作品が完成。何より今年Campeche で出会った「エイmantarraya」・・にコンナ形で再会できるなんて、まるで「忘れないで・・」と言われているような、巡りあわせに驚いています。だから尚一層、僅かの間でしたが心をこめて参加しました。作品と街を歩きながら、何時もみているメキシコの街を違った角度で満喫。観衆の皆さんを景色と共に特別なアングルで見ることが出来る感動。作品も名所と共に見ると、また別物に思えました。本当に特別な体験に感謝。明日から同じアーティストと共に今度は「死者の日」の祭壇創りが始まります。今度は本格的な共作・・ パレード&フィエスタを終えて帰ると宿ではオーナーさん大一家が素敵な「死者の日」の飾りつけを行なっていました。クリエィティブ・メヒコは日常から・・Viva MEXICO !!佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.10.17
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ホセ・マルティ文化センターでのプロジェクト、講義&制作の第3回目を到着早々に開催することとなり、前回の経験を踏まえ、場所を変えて人々の通過する施設のホールにて・・ (前回は場所がややわかりずらく、人の流れがなく、参加を募ることが難しい場所でした) 到着するとホールに机が並べてあり、今度は大丈夫・・と思いきや、そこは絵画の授業のための場所で、その遥か奥に設置された近づきにくい場所・・親しいスタッフの方に相談、別の場所を模索して場所を移動していると、別のスタッフが猛反対。しかも小さなオフィスからでることなく、状況も確認せず、開催されている内容も興味なし・・「あなたたちは一体なぜそこにいるの?」 公共の文化施設では時折こういった不思議な状況に遭遇します。なんとか図書室の前に場所を確保して体制を整えスタート。今日は御馴染のメンバーに新しいメンバーが加わりました。創った数を確認、即チームリーダーになる存在感。そして多くの子供達も次々と登場。2時間で100羽達成、新しい翼を追加、傷んでいるものと取り換えつつ、、このように日々リニューアル、その日限りではなく、続けることで築かれていくこと・・ 次回は11月8日。To be continued.. 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.10.11
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こんなに多くの方を宿で見るのは初めてかもしれません・・ という満室御礼な日々が続いています。朝ごはんのパンの数も倍増、様々なものが足らなくなります。コーヒー、マッチ、トイレットペーパー、、階段を上り下りしつつ、こういう時に限って有名な「日本人詐欺師」が現れたり、日本人宿に宿泊したい不思議な外国人が現れたり・・思わぬハプニングが重なって、疲労度ピーク。未だアルゼンチンから越してきたことが信じられない今日この頃。マリオの郷愁ビデオをアップ・・ションボリしているところに危機一髪、親しい友人からお食事&演奏饗宴の集いに誘って頂きました。楽器を担いで初おでかけ、特に日本で活動していたピークの頃に使用していたギターなので各地のステッカーが貼ってあり、移動中のメトロバスの中でシミジミ当時を思い出しました。メキシコでこのギターを持って歩いている不思議・・2012年の舞台で共演したシンガーソングライター、カロリーナの旦那さんのお母様の御宅へ。共演当初は息子のHaritzくんがおなかの中にいて、確か赤ちゃん誕生間近の歓迎会(ベビーシャワーといいます)を開催した家。同じ場所に3年後、成長したHaritzくんと訪れるのは感動的でした。おばーちゃんのソルカさんはシンガー。チリから軍事政権時代にメキシコに移り住んだ方で、壁に飾られている当時の写真はジャニスジョップリンそっくり。ウッドストック世代に通ずる魂タップリの本格シンガーで一緒に演奏していてヒシヒシと迫力が伝わってきて嬉しい。彼女の歌声にギター、パーカッション、管楽器を駆使して饗宴。今年こそ一緒に何かできそうな予感がしています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.10.10
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時はあっという間に流れ、気が付くと新しい日々に押し流され、未だ3日しかたっていないのに既に1週間以上たっているような・・。メキシコという場所以上に、宿泊客の方の出入りと対応に追われています。今日は詐欺に持ち去られそうになった高級カメラを取り返すための付き添い。無事にカメラは持ち主の元に戻り一件落着。出来ればコレを機会に彼等が日本人を狙わないキッカケになれば・・と願うばかりです。同時に数週間前に起こったメキシコ航空事件の苦情もいれて、返済の手続きを済ませ、文化施設との今後の日々の打合せも終え、着々と今後の予定もオーガナイズ。この旅立ちの門出に本当に多くのアルゼンチンの親友が付き添ってくれて処理できなかった荷物を預かって下さいました。 その荷物を遠くない将来に取りに行かなくては・・ 大家さん一家、写真家Sivina,親友Fernando, アナウンサーノルマさん、芸術の母・カンポスさん、芸術の姉・リリアーナ先生、報道の友・リリアーナさん、そして相棒アマゾンインコのマリオ、、心友に恵まれた、かけがえのないアルゼンチンに応えることが出来るように、明日からの日々を創ること、踊るための身体を創りなおすこと・・まず走ることから始めたい。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.10.07
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