「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記
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オチェーアノで夫の誕生日を祝うため、ディナーコースの早い時間帯に出かけてきました。JR舞浜駅に到着したのは まだ明るい16:00前頃。ディズニーリゾートラインに乗り換えて私達はホテルミラコスタへと向かいました。お約束の時間にはあまりに早すぎるだろうということで、途中 建設中のファンタジースプリングスホテルの様子を眺められるベイサイドステーションでちょっと下車。来年の春に開業予定の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」はリゾートラインの車窓からも良く見えますが、現在は建物外部はほぼ完成して 植栽や外構などホテル全体の外観を整える段階にきているように見受けられます。ベイサイドステーション構内の大きな窓からは、ホテルの正面玄関車寄せへと続くスロープや 駅とホテルをつなぐ通路や 建物のパーク側の面にある天井の高いガラス張りのエリア(ロビーラウンジかレストランのような感じ)などが見えて、いろいろと想像が膨らみましたよ。ディズニーシーステーションに着いて連絡通路を通り、ホテルミラコスタに入館したのは16:40少し前でした。この時間のホテルロビーはチェックインするゲストの波も落ち着いたタイミングだったのか 土曜にしては人が少なく不思議なほど静かでした。きょうはお天気が良いので 日没近くなったこの時間帯でも階段踊り場の窓からはまだまだ光が降り注ぎ、ひと気のないロビーが暖かな色あいに染まってとても美しく感じられました。少し早いけれど行くところも無いし... と、オチェーアノ店頭に伺ったのは16:50くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアの窓から暮れゆくディズニーシーのパーク内を眺めつつ、私達はダイニングエリアへの案内を待ちました。奥に位置するコース用の「ケルプ」の部屋に案内されたのは ディナータイムの開始時刻ほぼぴったりだったと思います。席に着くと 目の前にはお店のテラス越しに夕陽を浴びるプロメテウス火山が見えていました。(一番最初の写真です。)キャストさんも「外がまだ明るいので、こちらの席からなら日没までの間パークの景色をお楽しみいただけると思います」とおっしゃっていましたが、ここオチェーアノのコースルームから明るい時間にプロメテウス火山の姿を見ることができたのは本当に久しぶりのことです。誰も予期していなかったこの数年間のいろいろなできごとを経て 私が大好きでひとりでも頻繁に訪れていた「オチェーアノのランチコース」はホテルミラコスタのレストラン一覧から消えてしまったので、もうこの光景を見ることは難しいだろうと思っていました。でも、ディナーの早い時間にお邪魔すれば こんな幸運に出会うこともあるのですね。以前 同じようにこの景色を眺めながら、ひとりで あるいは夫とふたりで楽しんだ何十回ものランチコースのテーブルのことを思い出し、その時どきにそれぞれサービスしてくださったキャストさんのお顔や交わした会話が思い出されて、私はなんだか胸がいっぱいになって 泣きそうになってしまいましたよー変わらない、 世界が変わっても このお店の営業形態が変わっても 私自身が変わっても、この場所から眺められるこの景色は変わらないまま 以前の面影をとどめているのですよね。さて。お祝いのプレシャスセレブレーションセットをお願いしてあったので お食事の前にはまず恒例の写真撮影タイムがありました。その後 きょうはふたりとも”ダッフィー&フレンズ”グルメディナーコースを注文し、このところ諸事情でアルコールは控え気味だった夫も今日は「乾杯したい」とのことで特別にシャンパーニュ(二コラフィアット)のグラスを注文し、私の方はコースに合わせてワインを楽しみたかったのでミラコスタカルテットをお願いしてお食事がスタートしました。以下、いつものようにお料理を記録しておきたいところですが。今日はとにかくここに来られたこと自体がまず嬉しくて、懐かしい景色が見られたことも嬉しくて、あまりに楽しくておしゃべりばっかりしていてお料理の写真すら撮ることを忘れたりしたので、記録のほうは簡単にしておきたいと思います。最初はダッフィーのお友達「クッキーアン」をイメージした黄色のアミューズ。(今回のコースは全てのお皿がダッフィーのお友達をイメージしたものだそうです。)左側はドライフルーツとチョリソーのマドレーヌ。右は帆立のムースにズワイガニとキャビアをのせたもの。冷たい前菜はなんだか緑が目につくと思ったら、カメの「オルメル」イメージとのこと。上と左のはブリのマリネにクリームチーズとデコポンを合わせたもの。(たいへん美味しかったです!)右は「オルメル」がハワイ出身?だということで「ちょっとガーリックシュリンプ風」にした天使の海老。ソースはシェリービネグレットと柑橘のソース、カメの甲羅のようなまあるい緑の葉菜は「ナスタチウム」という名前だとか。温かい前菜は見ての通り「シェリーメイ」イメージ。ホロホロ鳥ロールがビーツで色付けした桃色のソースに浮かんでいます。次にステラ・ルーをイメージしたお魚料理が出てきてこれがとっても美味しかったのですが、撮影する前にお皿に手を付けてしまったので写真は無しです。「マトウダイのポワレ・ブールブランソース」とメニューにはありますが、ソースの色がブラン(白)ではなくバタフライピーで色付けした綺麗なラベンダー色で、ステラルーの長いお耳を思わせるようにお皿の上にうまく配置されていて笑ってしまったほどでした。(こちらのコースが提供されている4月9日までならオフィシャルホームページで写真がみられると思います。)選択できる肉料理はもちろん「羊」の方にしました。ジェラトーニをイメージしているそうです。そういわれてみると、お皿がなんだか絵の具のパレットみたいに見えてきます。左上の細長いのが仔羊肉の香草パン粉焼き。その上の丸いタルト型にはナヴァランという羊と野菜を煮込んだものが入っていて、絵の具に見立てたスポイト(ブロッコリーピュレ入り)がさしてありました。真ん中にはピクルスとグリーンカレーを合わせたソースが添えてあります。デザートの前にはプレシャスセレブレーションセットのケーキがテーブルにやってきて、キャストさんに夫の誕生日をお祝いしていただきました。(ありがとうございました。)プレートのデザートも登場。ダッフィーですね。ダッフィーの帽子はリンゴのムース、両脇の茶色いお耳はキャラメルアイスクリームでできています。そしてコースの締めくくりはプティフール。「おなかいっぱいだ~」とでもいうような、満足してご機嫌な表情のダッフィーが添えられています。お皿は左から紅茶のロールケーキ、タルト、ビターチョコレートマカロンの盛り合わせ。器の中はコーヒーシロップ入りのミルクプリン。今回のコース、ダッフィーとそのお友達にまつわるお料理を考案して作り上げるのもたいへんな作業だったと思いますが、その意図をゲストに紹介してくださるサービス担当のキャストさん達も 説明するために覚えることや学ぶことがたくさんあってきっとご苦労されたと思います。でも、そんな皆さんがいてくださるおかげで私達はいつも 他の場所では過ごすことのできない特別な食事の時間を過ごすことができるのですよね。今日もとても美味しく楽しかったです。無事に今年も夫の誕生日をこの場所で祝うことができてほんとうに良かった。感謝しています。テーブルに届いた写真と記念品を携えて私達がお店を出たのは、既にパーク内でビリーヴ!が始まっていた19:45頃でした。店内は殆どすべてのゲストがテラスに出てしまった後だったのでとても静かで、キャストさん達もピークに達した緊張が少し解けてきた頃で しっかりご挨拶をすることができて嬉しかったです。遅い時間帯にしか設定がなくなり、最近ではパーク内ショースケジュールの影響もうけてなかなかお邪魔することも叶わなくなってしまったオチェーアノのコース。私達に良い運が巡ってきてまた来られる時が来たら、きっとスキップしながら私はここへ来るでしょう。(?? ?)その時まで、今夜のことも含めて過去を懐かしくふり返りつつ 過ごそうと思っています。※テーブルに届いた写真※ブッフェカウンターの上に並んでいた「お友達」※帰り際のロビーはショー開催中のためか誰もいませんでした*ミラコスタセレクション(グラスワインセット)「ミラコスタカルテット」 本日の内容*・ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット(シャンパーニュ) ・イエルマン・ピノ・グリージョ(白)・プイィ・フュイッセ・ルイ・ジャド(白)・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・メルロー(赤)(6000)** オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズ” グルメディナーコース **・帆立貝のムース ズワイ蟹・鰤のマリネと天使の海老 シトラスヴィネグレット・ホロホロ鳥のバロティーヌ 菊芋とビーツのヴルーテ・的鯛のポワレ ブールブランソース・仔羊肉の香草パン粉焼き グリーンソース または 和牛サーロインのロースト 赤ワイン・コーヒーソース・バニラとリンゴのムース キャラメルアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年1月10日~4月9日 (15000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2023
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