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クリスマスシーズン終盤、ベッラヴィスタ・ラウンジのランチタイムに出かけてきました。数日前までは「平日休みが取れた夫と二人で」の予定だったのですが、残念なことにその休暇も急に消滅、せっかく確保できた座席を手放すのも惜しいのでひとりでお邪魔することにしました。JRからリゾートラインに乗り換えて 東京ディズニーシー・ステーションに降り立ったのは13:30頃。パークエントランスを見下ろしながら連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジへ。殆ど待たずにすぐにテーブルまで案内していただけました。窓から外を眺めると、平日だというのにパークは先日私達が訪れた土曜日と変わらないような人の多さ。クリスマス当日も近づいてきましたし お子さんたちも徐々に冬休みに入ってきているようですから、もうこれくらいの時期になると平日でも休日でも混雑具合には差が無くなってしまうのかもしれませんね。さて、注文の方ですが、お料理はディズニー・クリスマスのランチコース、それにフランチャコルタのグラスをひとつお願いすることにしました。グラスのフランチャコルタは さすがクリスマスシーズンとあって白とロゼの二種類の用意がありましたけれど、白の方(ミッレディ・フランチャコルタ・ブリュット)にしました。先日のシルクロードガーデンで出会ったボトルと同様で、今日のベッラヴィスタラウンジのフランチャコルタのボトルも底が四角くてとても重そうだったので、キャストさんが注いでくださる時に「片手で持って注げるなんてすごいなー…」と素直に感心し まじまじと見てしまいましたよ~(ごめんなさい!)そして、やってきた最初のお皿。クリスマスリースに見立てた美しい前菜です。リース状のサラダは、ケール、生ハム、ポークパテ、それにグレックと呼ばれる酸味のきいたギリシャ風の野菜ピクルスでできていて、上からかけてあるたっぷりのパルメザンチーズが粉雪を思わせます。ピクルスに使われている野菜は 蕪、カリフラワー、人参、ラディッシュ、小タマネギなどで色合いもきれいでした。水玉状のソースは、赤いのがブラッドオレンジ、黄色いのがマスタード、ブルーはクチナシ色素で色付けしたマヨネーズ。クチナシの色素って組み合わせるものによって様々な色が出せるんだそうですよ。次はパスタ。トマトとイワシのスパゲットーニ。スパゲッティーより太いのが「スパゲットーニ」。トマトソースの上には松の実や甘みのあるベリーがトッピングされていてクリスマスらしかったです。メインはお魚の方にしました。イトヨリ鯛のインパデッラがサフラン風味のひよこ豆スープに浮かんでいます。インパデッラは、表面はカリっと 中はふんわり でいつもながらの素晴らしい焼き上がり。ひよこ豆のスープはかなり濃度が高くクリーミーでした。傍らにムール貝、下にはほうれん草が添えてあり、上には細長いガーリックトーストがのっていました。デザートは小さなストロベリームースケーキやジェラートの盛り合わせ。丸いのはクリスマスリースを模った ストロベリームースを挟んだ小さなケーキ。上にピスタチオクリームとナッツやドライフルーツ、アラザンなどがリースの飾りのようにぎっしりとのせられていて、さらにフレッシュなイチゴまでトッピングされています。右のジェラートはバニラだけれど少しシナモン風味、左の赤い丸いのは柔らかいグミのようなものでやや酸味のあるベリー風味。全体的に白と赤で サンタクロースカラー? のお皿ですかね~食事の途中には14:15からハーバー水上で行われる「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も見ることができました。見る といっても 食事しながらですし、ガラス越しで逆光な上に遠いので「様子をちらちら眺める」といった感じになりますけれど、店内に音楽も流れるので楽しかったですよ。(小さなデジタルカメラではこれくらいが精一杯です)食事がおおかた終わったのは15:20くらいでした。冬の太陽は傾くのが早く、この時間には大きな窓一杯に広がるディズニーシーのパークはもう「夕景」のよう。しばらく景色を眺めながらコーヒーをいただいて、最後にお店の片隅にあるクリスマスツリーの写真も撮らせていただいて 15:30頃にはお店を出ました。最後の最後にロビーのクリスマスツリーをカメラに収め、ホテルミラコスタをあとにしたのはそれからすぐのこと。今年の私の舞浜でのクリスマスシーズンは 本日の「イタリアのクリスマス」で全て終了です。もうこのあとは――このひと月半の間に見たたくさんの美しい光景を 頭の中で映像を再生するように何度も繰り返し思い出しつつ、また来年のクリスマスシーズンがやってくるまで気長に待ちたいと思っています。来年のクリスマスも 天使がここに舞い降りますように* ベッラヴィスタラウンジ の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・ポークパテと野菜のグレック 生ハムとケールのインサラータ・スパゲットーニ イワシ トマト・イトヨリ鯛のインパデッラ ムール貝 ひよこ豆のスープ サフラン風味 または 牛フィレ肉のビステッカ 牛肉とオリーヴの赤ワイン煮込み・ストロベリームース シナモン風味のバニラジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 19, 2023
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(…その1から続く)この部屋の窓から眺められる最後のエンターテイメントは 11:45からの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」となります。が、それが終了すると数分後にはチェックアウトの時間がやってきてしまうので、私達はすぐに部屋を出られるように荷物を整えて開始時間を待ちました。そして11:45になるとハーバーの水上に船が滑るように現れて、グリーティングがスタート。(なんとこのタイミングで夫はサービスホットラインに電話をし、荷物を部屋に置いたまま出発する旨を告げていました。チェックアウトタイムが近づくと混雑してなかなか繋がらないサービスホットラインですが、さすがにグリーティング開始直後のこの時間はすぐに繋がったらしいです。)先ほどと同様で全てがよく見えたわけではありませんでしたが、窓の近くにスピーカーがあったおかげでよく知っているクリスマスの音楽をしっかりきくことができて 非常に楽しい10分間でした。終了後は、テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きをしてすぐに部屋を出ました。この部屋にいるあいだ中ずーっと眺めることができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーともいよいよお別れ。こんな幸運な巡り合わせはもう二度とないだろうなあ…今回のホテルミラコスタ滞在をより一層素敵なものにしてくれて ありがとうね。その後はホテル内でお買い物をしたり写真を撮ったりカードキーを返したり… と しばらく時間を過ごし、13:00前にPSを入れてあったシルクロードガーデンに向かいました。お店の入口では毎年恒例の中国風ツリーがお出迎え。忘れないように、と店内に案内していただく前に写真も撮影させていただきました。テーブルに着いてお願いしたのは ふたりとも「ディズニー・クリスマス」のランチコース。それに加えて夫は白いご飯を、私はアルコール3種セットの「シルクロードジャーニー」をお願いしました。現在(12月14日まで)のシルクロードジャーニーの内容は3種ともワイン、それもイタリアのフランチャコルタから出発して最後には珍しい中国の赤ワインも入っている「シルクロード、ワインの旅」とのことでしたので、久しぶりに注文してみることにしたのです。ということで、前菜の前に最初の一杯、フランチャコルタ(フランスのシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法で作られたイタリアのスパークリングワイン)がやってきました。底が四角い形の瓶が珍しかったので、写真撮らせていただきましたよ~キャストさんのおすすめでちょっと持たせていただきましたが、この瓶 大変重かったですよ。(これを片手で持ってグラスに注げるなんて さすがプロだなあ と思いました。)そして、前菜。銀色の二段重、プレゼントボックスのような雰囲気で最初から盛り上がっちゃう。開けると中にはアオリイカのサラダ(左)と 鶏レバーのロースト(右)。アオリイカのサラダは イカの他、キャベツ、ミニトマト、芽キャベツなど。黄色い小さな器の中に黒オリーブのソースが入っていて、これを合わせていただきました。右のレバーは鶏の白レバーをローストして蜂蜜をかけ、レモンや大葉を添えてありました。上にかかっている赤いのはパプリカパウダー、下に敷いてあるのは「えびせんべい」とのこと。次のスープはトマトスープ。具だくさんで上には蟹肉とクリームがのっていました。前菜もそうでしたが、色合いがなんとなくクリスマスカラーです。(ここでシルクロードジャーニーの二杯目、白ワインがやってきました。写真は省略。)選択できる魚介料理は葱生姜蒸しの方にしました。帆立貝柱と海老の葱生姜蒸し。黄色いソースはパプリカのソース、付け合わせはブロッコリー、赤パプリカなど。グリーンのは焼売の皮ですが、形がクリスマスの妖精のとんがり帽子みたいで可愛らしい。シルクロードジャーニー二杯目の白ワイン「トラミン」はスパイシーな料理によく合うというお話だったので、ここはもう一方の「チリソース」を選んだ方が正解だったのか?とも思いましたけれど、こちらのお料理も美味しくいただくことができましたよ~お肉料理の前にやってきたのが三杯目の赤ワイン「チャンユー ノーブルドラゴン」。いかにも中国産ワインといった見た目です。野性味のある、豊かな大地を思わせるようなワインでした。私達は肉料理をやまゆりポークと野菜の炒めにしたのですが、このワインだったらもう一方の牛肉のバジルソースの方が合ったかも なんて考えちゃいました。(食べてないのでわからないけど。)で、選んだ肉料理の「やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え」ですが、これ 美味しかったです。またまた綺麗な赤と緑のクリスマスカラー。赤いソースはクコの実ソース、緑は九条葱ソースとのこと。使われている旬のお野菜は、きょうは 蓮根、百合根、サツマイモ、小松菜、赤い大根 などでした。自宅でも炒め物をこんなふうに盛り付けられたら素敵ですよね~(いつもそう思います。)真似したいものです。 メモ:きょうのシルクロードジャーニー ・フランチャコルタ・サテン アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッッティーナ (スパークリングワイン イタリア) ・トラミン ゲヴュルツトラミネール (白ワイン イタリア) ・チャンユー ノーブルドラゴン レゼルヴァ (赤ワイン 中国) ※イタリアから中国へと向かうワインの旅でした今回の締めは「焼きそば」固定。チャーシューと野菜の和え焼きそばです。使われているのはチャーシューの他、黄にら、わさび菜など。わさび菜いいなあ と、香菜を除けがち(食べられないわけではないけど)な夫は言っていました。デザートは、私はプレートの方を。手前のグリーンの丸いのがピスタチオムース。奥のグラスの中にはジャスミンティーのジュレ、タピオカが入って食感も楽しく美味しかったです。夫の方は特製杏仁豆腐。今月はクリスマスシーズンらしい「イチゴ」です。クリスマスケーキをイメージしたのでしょうか、見た目も可愛いですね~もうこれで舞浜とお別れかと思うとなんだか寂しいような気持ちもあり、少しだけ長居したのちにテーブルを離れ お店を出たのは15:30過ぎ頃でした。チェックイン開始後30分ということもあり、この時のロビーは混沌とした様相。ベルデスク前にも荷物を預けたいゲストと荷物を引き取りたいゲストの両方が集中し なかなか近寄れない感じでしたが、通りかかったベルサービスキャストさんが気付いて声をかけてくださり、荷物を正面玄関に回していただけるようお願いすることができました。駐車場から車を出して、ホテル正面玄関車寄せで荷物を積み込んでいただいたのは16:00少し前頃でした。いつものようにニッコニコのドアサービスキャストさん達に爽やかにお見送りしていただいて私は寂しさを一瞬だけ忘れ、清々しい気持ちで二泊三日を過ごした大好きな 大好きなクリスマスシーズンの舞浜をあとにしました。まだ空が明るい時間の出発(たびだち)は良いですね。…すぐに戻ってくるからね という、一種の「希望」のようなものが湧いてきます。東京ディズニーリゾートが誕生して40年。私達もずいぶん歳をとりましたし、リゾートの運営状況も訪れるゲストの量も質もずいぶん変化して、以前のように100パーセント自分たちの思う通りにこの舞浜で動き回ることもなかなかできなくなってきました。それでも、いくつも誕生したホテルなど新たな施設やシステムや ここで働く若い人たちの力も借りて、私達はなんとか東京ディズニーリゾートでゆったりと過ごすことができています。今後はきっとこの地を訪れる頻度も少しずつ控えめになっていくでしょうけれど、「できないことは潔く諦める」ということも心得て、その都度その時の自分たちに合わせた楽しみ方を見つけていきたいものだなあ と 今は思っています。(おしまい)* シルクロードガーデン の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・鶏白レバーのロースト 蜂蜜風味 アオリイカと野菜のサラダ ブラックオリーヴソース・蟹肉とトマトのスープ・帆立貝と海老の葱生姜蒸し または 帆立貝と海老のチリソース・やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え または 牛ロース肉のソテー バジルチーズソース(別途1800円加算)・叉焼と野菜の和え焼きそば・杏仁風味のピスタチオムース ジャスミン茶のジュレ または 今月の特製杏仁豆腐 (別途600円加算) ・・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…前日の日記から続く)きょうはパークに行く予定がないのだから早起きなんてしなくていいのに。やっぱり私は早い時間から目を覚ましてしまいました。時刻は6:00をほんの少し過ぎるころ。ベッドの中から見えるディズニーシーの空は夜明け前らしい薄明り。とりあえず と起き出して窓辺に寄って覗き見ると、パーク内の街角にはまるで開園時間中のように灯りが点っていて、一瞬、 今は夕方?なぜ誰もいないの? と錯覚しそうになりましたよ。東側のアメリカンウォーターフロント方面に目を遣ると、日の出間近の景色の中には燦然と輝くクリスマスツリーの姿が。あれれ?? ゆうべは24時過ぎにはツリーの灯りは消えていて、あのあたりは暗かったのになあ。いつの間に点灯したんだろう……そうか!クリスマスツリーは 夕方暗くなると輝き始める のではなくて、実はきっと 朝の決まった時刻に点灯して一日中ずーっと輝いているんだ!昼間は周囲が明る過ぎて点灯していることに気づかないだけだったんだなあ… と、私は認識を新たにしましたよ~…では、パーク内施設の建物を照らし出している照明は夜何時に消えて朝は何時に点くんだろう? 建物の屋内照明はどんなタイミングで消したり点けたりするんだろう? 全部集中管理なんだろうか?…なーんて。パーク内を眺めながら思いを巡らせてつまらないことをあれこれ考えていると時間はあっという間に過ぎていき、あたりはみるみるうちに明るくなっていきました。これはもう眠ってはいられない と観念した私は、きちんと起床して窓からの景色を眺めながら身支度を始めることにしました。6:30を過ぎると いよいよ日の出の時が近づいてパーク内は薄いオレンジ色に染まり始めました。ホレイショスクウェアのクリスマスツリーに灯りが点っていることも 周囲の明るさに紛れてだんだんわからなくなっていきます。すっかり明るくなったメディテレーニアンハーバー水上には、この時間 ハーバーグリーティングに登場する大きな二艘の船が揃って姿を現してきていました。二艘の船は、それぞれ別々のルートで水域を大きくまわったり リドアイルの前でしばらく停泊してくるくると回転したり と 様々な動きをしたと思うと10分ほどで水道橋の下へ消えていき、すぐにまた水域に揃って出てきて同じように動き回る ということを 何度も何度も繰り返していました。現在行われている水上グリーティングとは全く異なるパターンの動きだったので、クリスマスシーズンが終わった後に予定されているエンターテイメントの準備なのかもしれませんね~7:00になると急に、開けていた窓の隙間からクリスマス音楽が室内に流れ込んできました。この時期のパークで流れている お馴染みのあの厳かなBGMです。ひょっとしたらBGMは既に6時台のうちからごく小さな音量で流れていて このタイミングでぐんと音量が上がったのかもしれなくて、私が起床した時には その小さな音に気付くことができなかっただけなのかもしれませんけれど。(最近のホテルミラコスタでは 普通の客室は殆ど窓を開けることができなくなったので、パーク内の音もきき取れないことが多くなってきました。それとも私の歳のせい??)7時を20分ほど過ぎるころには 寝起きの悪い12月の太陽もさすがにしっかりと目を覚まし、窓から眺めるディズニーシー メディテレーニアンハーバーは美しい朝の景色となりました。きょうもお天気は良さそうですが 空気中の水蒸気が多いのでしょうか、窓の正面 プロメテウス火山の左肩にのぞく富士山は肉眼では何とか存在を確認できたものの、写真には写らず。それでも ポンテヴェッキオやハドソンリバーブリッジの向こうに続く海を見渡すことはでき、大きな船が航行している様子も見ることができましたよ。7:30頃になると 今度はパーク内のアメリカンウォーターフロントの方向からマイクを通したような女性の声と警報音が聞こえてきました。おそらく、開園前の時間帯に週に何度も行われているという「非常時の訓練(避難訓練)」ではないでしょうか。ミラコスタに宿泊していると、この時間帯に時々同じような音声が聞こえてくることがあります。よくよく目を凝らしてパーク内を見渡していると、この時間には出勤してくるキャストさんの姿も見受けられるようになり、ディズニーシーのパークの一日が始まろうとしているのがよくわかりました。8:00を過ぎると、窓から見えるハーバー水域にはヴェネツィアン・ゴンドラが一艘現れました。開園前の航路点検を兼ねた試運転でしょうか、もしくはゴンドリエさんが操船の練習をしていらしたのかもしれません。ゴンドラは普段ゲストを乗せて運航する運河のコースからちょっと離れた水域の中央寄りまで漕ぎ出していって、穏やかな水面を自由に泳ぎ回っているように見えました。時を同じくして 窓の正面に見えるリドアイル周辺には「40」のマークの入った三角形の小旗を手にしたキャストさんが多数現れて、本日のゲストを迎えるための打ち合わせに入ったようでした。この時、時刻は8:10頃。本日のハッピーエントリー開始は「8:15」と告知されているので(客室のテレビ画面を操作して確認することができます)、最初のゲストがメディテレーニアンハーバーにやってくるまであと5~6分といったところでしょうか。そして 8:16を過ぎると。本日のアメリカンウォ―タ―フロント方面「一番乗り」となるゲストが私達の部屋の前の坂道をゆっくりと歩いて上ってきました。(さすが ハッピーエントリーの皆さんは余裕がありますね~)これで「静かでひと気のない開園前のパーク」を眺めて過ごす時間はもう終了です。このあたりで窓からは少し離れて、私は朝の支度に専念することにしました。(そのすぐあと、私達の部屋の中では夫が目を覚まし、窓の外で繰り広げられているハッピーエントリーの光景を少し眺めた後、バタバタとバスルームへと向かっていきました。)8:30に一般開園時刻を迎えてからは ディズニーシーのパーク内には一気にゲストが増えて行き、その様子は夜明け前後の姿と比べると全く別の世界のように感じられました。時折窓辺に立って朝のパークを眺めて楽しむのも もうそろそろ憚られるようになってきたので(窓の前の路上に立ち止まってホテルミラコスタの建物にカメラを向ける方々も増えてきたので)、私達はシフォンのカーテンをひいて室内で朝食をとることにしました。朝食を終えてからはしばらく部屋を離れ、館内の様子などを見に行きました。メインエレベーターで2階ロビーに下りたのは9:50過ぎくらいで、まもなくミラコスタ館内側からホテル&パーク・ゲートウェイを経てパークへ入園することが可能になる というタイミングでしたが、それを待って待機するゲストは周辺にはいらっしゃらないようでした。(現在ホテル&パーク・ゲートウェイは、パークが開園時刻を迎えてからしばらくの間は「パーク→ホテル」の一方通行になっていて入園はできず、退園のみが可能のようです。)宿泊している皆さんも、既に早朝からパークにお出かけになっていたり お部屋で出発の準備をしていたり ときっとお忙しいのでしょうね、この時間の館内パブリックスペースはどこもゲストが少なく静かで、記念撮影などするにはもってこいの状況でしたよ。(2階廊下の壁に飾られているヴェネツィアの地図)(明るい光がいっぱい降り注ぐサウスエレベーターホール)サウスエレベータ経由で部屋に戻ったのは10:30頃でした。カーテンを開けてみると、青空の下、リドアイル内には既に大勢のゲストが入場して10:45からの水上グリーティングを待っていらっしゃる様子。この部屋の窓からはどれくらい水上グリーティングが楽しめるのかわかりませんでしたが、私達もとりあえず窓辺近くに椅子を持ってきて待機、開始時刻を待ちました。そして10:45、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」がスタート。やはりピアッツァビューなので船がホテルの正面の水域に近づく場面は一切見ることができませんでしたけれど、リドアイル前にさしかかる時には距離も遠くないのでキャラクター達の姿もよく見ることができました。グリーティングが終了して、時刻は11:00。私達はそれから次の水上グリーティングが始まる11:45までの40分ほどを、荷物を片付けたり 室内を整えて窓辺でホテル宿泊時恒例の記念写真を撮影したりして過ごしました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…その3から続く)部屋の窓から「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を最後まで眺めたあとは、もう少しだけクリスマスの夜のパークを歩きたくて 部屋を出てディズニーシーに再入園することにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイからピアッツアトポリーノに出たのは20:00過ぎ。閉園時刻まであと一時間 となったころでした。クリスマスイベント開催中にはこの先もうパークに来る予定が無いので、これが私達にとっては今年のディズニーシー・クリスマス最後の夜景散歩となります。一番見たいのはアメリカンウォーターフロントの夜景なのだけれど、この時間になってもまだ混雑しているのかなあ…そう思いつつホレイショスクウェアまで行くと、大きなツリーの前で行われているキャストさんによるフォトサービスの列はまだまだとんでもなく長く、その周辺の混雑も相変わらず。もうちょっと経ってからまた来ることにしよう と 私達はいったんホレイショスクウェアを離れ、ハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッド方面へ。ケープコッドの夜景は前回来た時にじゅうぶん楽しませていただいたし写真もいっぱい撮影したし…ということで坂の上から眺めるにとどめて、ハドソンリバーブリッジの上からニューヨーク方面を振り返り カメラを向けて、4年ぶりの「ツリーのある夜景」をしばし眺めました。この赤い橋は40周年を祝うドリームガーランドでデコレーションされていたのですねえ。ひょっとしたら「40周年イベント開催中のパーク」っていうのも今回が最後になるかもしれないなーと思ったので、ドリームガーランド翻るハドソンリバーブリッジも(夜になっちゃったけど)写真に残しておくことにしました。20:30の花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」は いったんアメリカンウォーターフロントを離れてリドアイルから観ました。私達はザンビーニ側で観ることが多いので今まで知りませんでしたが、花火が打ちあがる前には火山やハーバーの水面にライトが当たったり、キャラクターのおしゃべりに合わせて色とりどりの照明でハーバーが照らし出されたり といった演出があるのですねーせっかくのシーズンなのにクリスマスがテーマの花火じゃなくて残念だなあ ってちょっと思っていたのですが、白や金色の光が弾けていく中にもよく見ていると赤や青や緑などの「色」がちゃーんと隠されていて、40周年のテーマに沿った構成の花火のショーになっているのがよくわかりましたよ~5分ほどで花火は終了し、再びアメリカンウォーターフロント、ホレイショスクウェアへ。クリスマスツリー周辺の混雑具合にはさきほどと大した変化はないようでしたが、ワゴンフードのお店が閉店し始めたので少しずつゲストが少なくなってきたかなあ といった感じもしました。桟橋にある人気の骨付きソーセージとビールのお店、バーナクルビルズもこの時間には閉店。いかにも屋台のお店といった雰囲気の素朴なクリスマスイルミネーションが可愛いです。ハドソンリバーハーベストの屋根にもイルミネーション。こちらのお店では立派なリースが輝いています。大きなクリスマスツリーの周りに長い時間いたので、ツリーが消灯して再点灯する様子も見ることができました。いったん全てのあかりが消えて真っ暗になった後、光が降るような効果音と共に 前方の小さなツリーから順番に輝きが戻ってきます。そして「40」のマークも点灯して クリスマスツリーは再びきらきらと輝き始めます。このあと てっぺんの星や大きな雪の結晶にも光が戻ってツリーはいつもの姿に。こんな素敵なプチ点灯式が一晩に何度も繰り返されるわけですから、そりゃあ皆さんツリーの周りからなかなか離れられないわけですよねえ~21:00になると パーク内には閉園時刻を知らせる落ち着いた男声アナウンスが流れました。もう少しここにいてクリスマスツリーを眺めていたいのはやまやまでしたが、さすがに大人なので私達はこのあたりでホテルに引き上げることにして、ホテルハイタワー前を通ってトイビル・トロリーパークの前を左に曲がり、ブロードウェイへ。こちらの通りはクリスマスシーズンの夜はほんとうに美しいです。今年は通りに面したお店や建物のイルミネーションがやや控えめのようですが、それでもやっぱりきれい。まもなく入店を締め切る旨のアナウンスがされていたマクダックス・デパートメントストア前のクリスマスツリーをカメラに収め。くり返し流れる閉園アナウンスを聞きながら、坂を下ってピアッツアトポリーノへ。ホテル&パーク・ゲートウェイまで戻り着いて、ここで時刻は21:15。いよいよ私のパークのクリスマスも終わりです。最後の最後にゲートの脇の小さなクリスマスツリーを写真に撮って、ホテル内に入りました。ああ 名残惜しいなあ…長い長い廊下(何度も言ってごめんなさい)を辿り、部屋の窓辺に帰り着いたのは21:25頃でした。ついさっきまで見上げていた ホレイショスクウェアのクリスマスツリー。――あのツリーの下にまだゲストはいるのかなあ…?細く開けた窓ガラスの隙間からは パーク内の音楽に混じってこの後も何度か閉園アナウンスが聞こえてきていました。この後の私達は、パーク内を眺められる窓辺で遅い夕食をとりながらとりとめのないおしゃべりをして過ごしました。閉園時刻を迎えてもあんなに賑わっていたパークも21:50頃にはほぼゲストの姿が見えなくなり、21:55頃には部屋の窓から見える人影はサーチライトを手にして点検作業にあたるキャストさん達のみとなりました。22:30頃には、閉園時刻を迎えてからもパーク内に流れ続けていた音楽が突然止まりました。そしてそれに合わせるようにして アメリカンウォーターフロントに停泊するSSコロンビア号の灯りもふーーっと消えました。大きなクリスマスツリーの灯りも同じタイミングで消えるのだろうか と思っていましたけれど、まだ輝いているようでした。暗くなったパーク内で輝き続けているクリスマスツリーを見て、私は今から20年ほど前のクリスマスシーズンにホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊した時のことをふと思い出しました。当時はクリスマスの夜のメディテレーニアンハーバー水上では「キャンドルライト・リフレクションズ」が行われていて、ショーの中で点灯した大きな光のクリスマスツリーはそのまま閉園後もしばらく水上に残り 輝き続けていたのですよね。だから私はパーク閉園後にホテルの部屋に戻っても、その水上ツリーの灯りが消えるまで窓辺から離れることができなくて大変だったのですよ~ 懐かしいです。今は夜の水上での点灯ショーもなくなり ハーバーに浮かぶクリスマスツリーをホテルミラコスタの部屋の窓から見ることもできなくなりましたが、今年は違った形で真っ暗な夜のパークに輝く大きなクリスマスツリーをこうして眺めることができて 私はほんとうに幸運です。明日はパークへ出かける予定が無いので時間のことは一切考えないでのんびりと過ごし、いよいよベッドに入る直前の24時過ぎになって窓の外を見ると、クリスマスツリーの灯りはいつの間にか消えていました。一緒に点り続けていたポンテヴェッキオの袂のフォトロケーションも消灯していたので、きっと同じタイミングで23:30~24:00あたりに消えたのでしょうね~――ああ。ながいながい 賑やかなクリスマスのパークでの一日でした。きょう一日たくさんのゲストに囲まれ続け やっと灯りを落として休むことができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーと同じように、私もこのあたりで休もうかと思います。おやすみなさい。(翌日 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇すか
December 9, 2023
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(…その2から続く)きょう宿泊することになったのは、もうここまでお話ししたらあらためていうこともないでしょうが、ポルトパラディーゾサイド ピアッツアビューのスーペリアルーム、ダブルベッド一台 の客室です。このカテゴリーの客室はホテルミラコスタの中では二か所に存在していますが、今回はパーク内でいうところのアメリカンウォーターフロント側に伸びるウィングの突端部分に各階二室ずつ位置している方(の手前の方)のお部屋になりました。ツインルームに比べると ダブルのお部屋はベッドが占める面積が少ないので室内が広々と感じられます。このゆったりした感じが好きで、私達はよくこのタイプのお部屋を利用します。(ダブルベッドの下にはトランドルベッドも設置されているので、これでも大人三人までの宿泊が可能です。)きょうの部屋は一番奥の角部屋ではないので窓は一面しかありませんが、メディテレーニアンハーバー側の景色はお隣と比べてもまったく遜色はありません。カーテンを開けると正面にリドアイルと火山がドーン…と現れる、これがこのお部屋の窓から眺められる景色です。ハーバーの水域のうちピアッツアトポリーノに近い部分が全く見えないので水上ショーなども半分くらいしか見えず そのため「ハーバービュー」の指定からは外れていますけれど、窓からこれだけプロメテウス火山が眺められれば私としては大満足です。窓に近づいて左側に視線を移すと、パーク内アメリカンウォーターフロント一帯の景色を眺めることもできます。逆光で見づらいけれど、SSコロンビア号、マクダックスデパートメントストア、タワーオブテラー…そして、マクダックスデパートメントストアの建物の陰からそーっとこちらを覗いているみたいな 大きなクリスマスツリーの姿が見えました。これはなんて幸運なことでしょう。今までもこの時期にホテルミラコスタに宿泊して「アメリカンウォーターフロント ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーを部屋から眺めることができた」という経験が無いわけではありませんが、4年ぶりにこのツリーがパークに帰ってきたタイミングでこんな素敵な景色に出会おうとは。――こんなんじゃ今日は夜遅くなっても窓辺から離れられないなあ… と、嬉しいような困ったような気持ちになっちゃいましたよー16:00を回り日没の時間が近づいてくると、窓の正面には富士山のシルエットも出現してきました。過去の宿泊経験から気象条件が良ければこの位置に富士山が見えることは承知していましたけれど、これもまた嬉しい眺めでした。この時間(16:30くらい?)にはパーク内にも灯りが点り始め、アメリカンウォーターフロント側の景色もますます美しくなっていきます。周囲が暗くなってきたのでクリスマスツリーも存在感を増してきました。ちなみに 窓からの景色に関しては私よりもかなり無頓着な夫は夕方になってようやく「この部屋、クリスマスツリーが見える!!」と気がついて、たいそう興奮していましたよ。ところで すっかり忘れていましたが。実は朝がたの9時台前半あたりに「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」の40周年記念プライオリティパスを取得してあったのです。(…インディなんて乗るの100年ぶりくらいだ! と夫談。)その指定時刻がやってきていたので、軽い夕食を購入することもかねて 私達はこの辺でいったん部屋を出てパークに戻ることにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイから夕暮れのディズニーシーに再入園したのは16:40頃。坂の上から宿泊している部屋を見上げて写真を撮り、いざ出発。インディ…のアトラクションのある奥地ロストリバーデルタは遠いので 船(スチーマーライン)か電車(レールウェイ)に乗って行こうかとも考えましたが、意外に待ち時間が長くなっていたのでポンテヴェッキオを渡って歩いて行くことにしました。(橋の袂のフォトロケーションも輝き出していて綺麗でした)夜景を眺めながらポンテヴェッキオを渡りきってロストリバーデルタに入り 遺跡の見える橋の上にたどり着いて、時刻は16:55。アトラクション前に到着したのはそれから間もなくでしたが、「40周年プライオリティパス」専用エントランスには予想外の長~い列ができていました。前回「タートルトーク」でこの40周年パスを利用した時は待ち時間は本当に少なくて5分ほどで済んだのですが、今回は乗り場まで進むのにずいぶんと長くかかり、遺跡案内人の「パコ」に会うまで結局40分もかかってしまいました。(念のため、この↓方が「パコ」です)でも スタンバイの方はこの時間120分待ちとのことでしたから、それに比べたらずいぶん短い時間で乗れたことになると思いますよ~その後は、ラストオーダー時刻(本日は18:00でした)寸前だったミゲルズ・エルドラド・キャンティーナに滑り込んで夕食のためにスパイシースモークチキンレッグやポークライスロールなどを購入し、トランジット・スチーマーライン乗り場へ向かいました。この時間のロストリバーデルタ発のスチーマーラインは、「ビリーヴ!」開催準備のために一時的に変則的な運営に切り替わっていて、メディテレーニアンハーバー行きの運航をとりやめアメリカンウォーターフロント(ケープコッド)行きのみの運航になっていました。待ち時間も少し長めだったので、ビリーヴ!が始まる19:15までにミラコスタの部屋まで戻れるかどうかやや不安でしたが、18:30にはケープコッドの船着場になんとか到着。船着場からの美しい夜景を眺めるのもそこそこに、私達は階段をのぼってポンテヴェッキオ経由でホテルミラコスタまで戻りました。水域周辺の混雑を避けてヴェネツィア回りでピアッツアトポリーノに出て、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテル館内に入ることができたのは18:40頃。そこからエレベーターに乗り、再び長い長い廊下を歩いて部屋まで戻り着くことができたのは18:45過ぎのことでした。さっそく夜の窓辺に近づいて 気になるアメリカンウォーターフロント方面の景色を確認すると。おー!クリスマスツリーがはっきり見えるーいい感じですね~~そして19:15には「ビリーヴ! ~シー・オブ・ドリームス~」がスタート。私達は部屋の照明を全て消して、目の前のメディテレーニアンハーバーで起こるできごとを眺めました。(↓どういうわけだか今日はよく撮れてしまったラプンツェル)(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(…その1から続く)久しぶりの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」鑑賞を終え、シアターの外に出ると時間は12:00少し前。きょうの昼食はアメリカンウォーターフロントの「レストラン櫻」にプライオリティーシーティング(PS)を入れてありましたが、時間までまだ少しだけ余裕があったので ウォーターストリートをハーバーの方へと上ってスチームボートミッキーズでスーベニアメダルを作ったり、少しお買い物をしたのちにお店へと向かいました。(ウォーターストリートの上には雪の結晶をあしらったガーランドが飾り付けられていました)この時間(12:10くらい)レストラン櫻の前にはPSなしで入店を待つゲストが長い列を作っていました。(ランチのピークタイムですものね。)が、PSしてあるゲストは名前の確認のあと数分ですぐに店内のウェイティングエリアへと通されるような状況でした。私達もほぼ待たずに店内の入口近くのウェイティングエリアに通していただけて、5分ちょっと待ってテーブルへの案内となりました。きょうの席はお店の入口に近いエリアの一角で、初めて座る場所でした。一番端っこのパーティション沿いだったので なんだか落ち着きましたよ。注文したのは ふたりともクリスマスのスペシャル膳。それに辛口の日本酒(ミニボトルをふたりで)と、追加でグラスの赤ワイン(マスカットベーリーA)もお願いしました。日本酒と一緒にやってきた最初の前菜は クリスマスリースのようにしつらえた魚介とアボカドの柚子風味マリネ。海老に帆立貝柱、イタリアンパセリや菊の花びら、パプリカなどが使われていたようです。「柚子風味」というよりは かなりしっかり柚子の酸味がきいていた感じでしたよ。日本酒よりもスパークリングワインや白ワインの方が合うかもしれません。その後、お食事のお膳がやってきました。写真の上の細長いお皿は白身魚の田楽焼きで、上にはトマト味噌と大根の飾り切り、添えられているのは金柑や蕪、いんげん。左のはマグロとイクラの漬け丼、クリスマスカラーでこちらもリースを思わせるような盛り付け。マグロの漬けは海苔やごま油の風味も感じられ、「チャーリー田中風」でした。真ん中は和牛と茄子のべっ甲あんかけ。たっぷり薄切り牛肉の下には大きなナスが隠れているのですが、このナスがとっても美味しかったです。手前に見えている太い葱もとても美味しかったですよ。(お魚の上の大根は雪の結晶の形でした)以前に比べるとメニューがずいぶん整理されてしまい、このお店のテーマに沿ったお食事もお酒に合うおつまみも少なくなってしまった「レストラン櫻」ですが、今日のスペシャル膳はなかなかこのお店らしいお料理の組み合わせだったかなーと思いました。これからも、ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントらしい、オーナー「チャーリー田中」らしいお料理をこのお店でたくさん楽しみたいものです。(ぜひぜひよろしくお願いします。)食事を終えてお店の外に出ると、ハーバーの方向から賑やかな40周年のテーマ曲がきこえてきました。時計を見ると、13:20前頃。水上グリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まっていたのでした。私達は音楽につられてそのままメディテレーニアンハーバーへ。水域周辺は特段混雑もなく、すんなりとリドアイルへ渡る橋の上まで行くことができてしまったので、そこでグリーティングの後半を眺めました。終了後は階段を下りてリドアイル内に入り、後方の段差のある部分から14:15スタートの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」を観ていくことにしました。このとき時刻は13:35くらいでしたけれど、リドアイル内は前方の最前列や二列目以外ならば鑑賞場所選び放題でした。グリーティングは全員立ち見が原則なので、皆さん 自分の前に人がいない水辺の最前列に当たる場所や 段差があって見やすい場所を選ぶのでしょうね~このあともリドアイル内は穏やかな様子で、グリーティング開始時刻が迫ってもそんなに酷い混雑になることはありませんでしたよ。そして14:15、「ディズニー・クリスマス・グリーティング」がスタート。私はこのグリーティングの退場曲、ジャズアレンジの「クリスマスファミリー」がとても好きなんです。なのできょうも、サンタクロースとミッキー達キャラクターを乗せた船が水道橋をくぐってトンネルの向こうに去っていって見えなくなるまで 音楽をききながらしっかりとお見送りをしました。短いグリーティングですけれど、最後の最後まで楽しませていただきましたよ。その後は、ハーバー周辺のショップを覗き あちこちでクリスマスデコレーションを眺め写真を撮ったりしてから ホテルミラコスタに入館するために「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ向かいました。と この時間(14:45くらい)、パークとホテルをつなぐこのゲートの前にはホテルミラコスタのドアサービスキャストさんがいらっしゃり、「ただいまホテルミラコスタへの入館はご予約をお持ちの方のみのご案内となっております」とのこと。以前はこの場所でよく目にしたこの「入館者チェック」の光景ですけれど なんだか久しぶり~やっぱりクリスマスシーズンの週末となるとパークのお客様も多いのね~ と 実感しましたよ。ご宿泊やレストラン利用の方は代表者様のお名前を確認しております とのことでしたので夫が名前を告げるとキャストさんは抱えた端末でチェック、確認できたとのことで私達は無事ホテルミラコスタに入館することができました。階段を上ってロビーに出ると、チェックインの手続きはまだ始まっておらず。(14:50ころ)ロビーにいらした私服のキャストさんが「特にまだ列はお作りしていないのでお声掛けするまでお待ちください」と静かにおっしゃるので 腰掛けて待っていると、やがてごくごく静かな声かけがあってレセプション前には一組、二組と徐々にゲストが集まり始めてゆっくりと列ができていきました。それから数分後、15:00直前になって本日のチェックイン手続きはスタート。私達の順番もすぐにやってきて、15:05には手続きを終えました。が、珍しいことに 部屋の準備がまだ完了していない(最終チェック中)とのお話で、しばらくロビーで待つことに。(天下のホテルミラコスタもキャストさんの手配に苦労しているのかな~なんて思っちゃいましたよー)やがて私達のもとにやってきた荷物と共に おしゃべりも楽しいベルサービスキャストさんと一緒にサウスエレベーター経由で長い長~い廊下を歩き(キャストさんによるお部屋への案内はいつのまにか再開されていたのですね~)…ホテルミラコスタの南端近くにある本日の部屋の前に到着したのはそれから約20分後、15:25頃のことでした。あれれー?? 私達にとってはよく見る光景だけど…(わかってることだけど) まさか 今年の1月に泊まった部屋とまったく同じ?…と思っていると、キャストさんが茶目っ気たっぷりに――本日のお部屋はその一つ手前のこちらです! ちょっとだけロビーから近くて良かったです~!とおっしゃったので、私は笑い転げてしまいましたよー!(注:部屋まで歩く間ずーーーっと、夫がきょう予約したカテゴリーの部屋のことを「ロビーから遠いー」だの「年寄りには歩くのきついー」だのと嘆いていたのです。そんなことは承知の上で予約したのですから、もちろん 冗談めかして ですけどね!)そしてキャストさんが扉を開けてくださり、またまた夫と冗談を交わしながら荷物を室内に運び込んでくださって 満開の笑顔の余韻を残して去って行ったあと(あー楽しかった~笑い過ぎました)、私はカーテンが閉まったままの窓辺に近づいて いつものように窓から見える景色を確かめることにしました。(その3 に つづく・・・)※部屋の外の廊下のつきあたりにある窓からはこんな景色が眺められました** レストラン櫻 の クリスマス「スペシャル膳」 **・季節の前菜 (海老と帆立貝とアボカドのマリネ、柚子風味)・まぐろとイクラの漬け丼・和牛と茄子の鼈甲餡かけ・白身魚の田楽焼き・味噌汁 ・・・・・2023年11月1日~12月25日(4300)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(前日の日記から続く)目が覚めたのは夜が明ける前、5:00頃のことでした。窓の外は暗くてまだ夜そのもののように感じられましたが、対岸にはきらきらと輝く細い光の帯が見てとれ 海上には小さな光を灯した小舟も浮かんでいるように見えて、「ベイビューの部屋だからといって、夜の景色がまるっきり殺風景 っていうわけでもないんだなー」と思いました。きょうはディズニーシーのパークに行く予定ですけれど こちらのホテルの宿泊者はシーについてはハッピーエントリーの対象にはならないので、朝一刻も早く入園して大きな人気アトラクションに急ごう という考えは私達にはありませんでした。それでも 一年でも指折りの混雑期の土曜日ですからね、ある程度は早くパークエントランスに行って入園列に並ばないと 入園するまでに(前回のように)一時間近くかかってしまうやもしれません。なのでベッドから起き出した私はまずコーヒーをいれ 昨日のうちに用意してあった簡単な朝食をひとりでとって、粛々と身支度を始めました。5:30過ぎには夫がバズとウッディのモーニングコールで起床し、バスルームへと向かっていきました。その後 夫も朝食をとり終わり、6:10過ぎには身支度も荷物も整えて テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きと宿泊料金の精算を済ませました。(こちらのホテル、クレジットカード利用ならフロントに立ち寄らなくても客室内で精算できてしまうのですね~ びっくりしましたよ~)このころには日の出の時が近づいて、窓から眺める外の景色はまるで夢の中のよう。あまりに美しい光景だったのでもうちょっとここにいて海を眺めていたかったのですが、この後過ごすきょう一日のことも考えて後ろ髪を引かれる思いで私は荷物を携えて部屋を出ました。駐車場から車を発進させ トイストーリーホテルの敷地を離れたのは6:27くらいだったでしょうか。リゾート内道路に出ると、正面には噴煙たなびくプロメテウス火山のシルエットが見えていました。数多くの車が入場の順番を待って並んでいるディズニーシー・パークの駐車場トールゲート脇を通り抜け 立体駐車場に沿った道路を走って、丘の上のホテルミラコスタ正面玄関に到着したのはそれから5分も経たぬころ。荷物をおろした後 駐車場へと向かって走り出した夫の車を見送っていると、車寄せにいらしたキャストさんが今日もまた こちらが苗字すら告げぬうちに手際よくフルネーム入りの荷物預かり証を作成してくださり、手渡してくださいました。(いったいどこで何を見て訪れたゲストを判別しているのでしょうか 思い当たることはありますが、いつも感心してしまいます。)ふとホテル館内を覗き見ると、端正なロビーはこの時間人も少なく 静かで落ち着いた様子。私は急いで歩み入り、今がチャンス!とばかり 一対のクリスマスツリーが守る「ホテル&パーク・ゲートウェイ」への入口をカメラに収めて、あらためてホテルミラコスタの車寄せに引き返しディズニーシーのパーク入口へと向かいました。小さな階段をパークエントランス・ノースへと下りていくと 一番手前には長く伸びたハッピーエントリー待機列が。その先の一般入園列はどこも十数組(人数でいうと最終的には50~60人くらいになるでしょうか)が並んでいらっしゃるように見えました。このとき、時刻はまもなく6:40になろうとするところ。ちょうど舞浜は日の出の時を迎え、ホテルミラコスタの建物もみるみるうちに朝日を浴びて薄赤く染まっていきました。それからは、駐車場から戻ってきた夫と一緒にいつものようにひたすら待機。この週末は「この時期としては異例の暖かさ」だと天気予報でも言っていましたけれど、日の出前後の一番気温が下がるはずの時間帯だというのにまったく寒くなく、使い捨てカイロもマフラーも手袋も今朝はバッグから取り出すことは一度もなく 屋外で待つ身としては有難かったです。列のほうは というと。7:20頃に一度大きく前進したあとは何の動きもなく。8:15にハッピーエントリーの皆さんの入園が始まった後 8:20になってようやく一般入園列の方も保安検査が開始され、私達が検査を通過できたのは7~8分後。ゲート前エリアに入ってすぐに一般向けの開園時刻の8:30を迎えたものの、いざ入園!という段になって何かと手間どるゲストが今朝はたまたまあちこちの列の先頭付近にいらしたようで(チケットをスマートフォンに表示するシステムになってからは様々なトラブルが起こりがちなようです)、私達がゲートを通ることができたのは8:37頃のことでした。入園後は、ミラコスタ通りからピアッツアトポリーノあたりで写真を少し撮った後、今朝はまずヴェネツィア方面へ。前回はリストランテ・ディ・カナレットで食事したのみでヴェネツィアのクリスマスをよく見ずに通り過ぎてしまったので、今日は朝一番のゴンドラに乗ってクリスマス風景でも眺めたいなあ… と思い 乗り場の近くまで行ってみると、「今日の出航は9時からです」とのこと。そうですか~ あと10分? 15分くらい?…と思いつつ 周辺でしばらく記念撮影したりクリスマスのデコレーションをカメラに収めたりしているうちに 意外とすぐに案内開始のアナウンスがきこえてきたので、私達は乗り場へと続く橋を渡ってベンチの並ぶ待合エリアに入りました。(8:50頃)その後8:55くらいになると本日の第一便への案内が始まり、私達は運よくその一艘目の小舟に乗り込むことができました。そしてジャスト9:00。私達の乗ったゴンドラは運河へと漕ぎ出しました。ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の乗り場から出ているスチーマーラインも今朝の第一便は9:00出航だったらしく、途中しばらく並んで航行しながら乗客同士手を振りあったりして 楽しかったですよ。10分ほどの運河の旅を終えたあとは、メディテレーニアンハーバーのクリスマスデコレーションを眺めつつ ピアッツアトポリーノを横切ってスチーマーライン乗り場へ。乗り場に到着したのは9:17くらいだったのですが、珍しく結構な待ち列ができていてちょっとびっくりしました。(やっぱり今日は混雑しているのでしょうかね~)5分ちょっと待って 40周年のドリームガーランドがデコレーションされた船に乗り込み、私達は奥地ロストリバーデルタへと向かいました。やっぱりねえディズニーシーにやってきたら一回は船に乗って水上に出たいものですよねえ~さきほどゴンドラに乗っている時も思いましたけれど、朝のハーバー水上は清々しくて実に気持ちいいです。「120分以上の待ち時間をたたき出すような大きなアトラクション(ソアリンやトイストーリーマニアなど)には朝一番に行く」ということさえ考えなければ、こうしてゆったりのんびりと朝の時間を過ごせるのだなあ と、再認識してしまいましたよ~ロストリバーデルタ到着後は、マーメイドラグーンまで歩いて私の大好きな小さなヤドカリコースター「スカットルのスクーター」へ行きました。こんなささやかな可愛いアトラクションでもおそらく今日のような混雑日には20分以上の待ち時間になることもあるでしょうけれど、この時間(9:35ころ)はまだ5分待ち。短い待ち時間で楽しむことができて大満足でした。ヤドカリコースター終了後はミステリアスアイランド方面に進み 火山の中のトンネルをポートディスカバリーへと抜けて、エレクトリックレールウェイ(5分待ち)でアメリカンウォーターフロントへ。すれ違いのために電車が一時的に高架上で停止した際には 窓からホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリーの姿が見えて、なんだか得をしたような気分になりましたよ。(ツリーの周りは今日も朝から大変な混雑のようです)アメリカンウォーターフロントステーションに電車が到着し、クリスマスシーズンの賑やかなブロードウェイに降り立ったのは10:00過ぎ頃でした。ブロードウェイミュージックシアターで行われている「ビッグバンドビート」の初回公演(この回のみ抽選無し先着順)は今日は「11:30~」とやや早めの時間設定で、この回を鑑賞すると決めるとメディテレーニアンハーバー水上で開催予定の午前中のグリーティング(「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」「ディズニー・クリスマス・グリーティング」)はふたつとも見られなくなってしまいます。が、私達は前回来た時にどちらもしっかり鑑賞できていたので、きょうはビッグバンドビートの方を選ぶことにしました。(ちなみに、このあと午後の回の座席抽選に挑んだら見事にはずれました。)既に劇場前のロープの張られたエリアまではみ出していた入場待ち列最後尾についたのは10:05頃。外の列だけで私達の前にはざっと100人以上いらっしゃったようなので、劇場内ロビーで待っている方も入れると私達の入場順は300番目~400番目あたりといったところだったと思います。開演30分前(11:00頃)に開場してからはサイドブロックの前から十数列め 有料指定席の狭間にあった見通しの良い通路沿いの席を確保して、楽しく鑑賞させていただきました。私達にしては久しぶりのやや後方からの鑑賞となりましたが、ステージ全体がよく見え、後方席にいないとわからないショー中の照明演出などもきれいに見えて 大変満足することができましたよ。惜しむらくは、ここにバンドの皆さんやシンガーの方々の姿がないこと。以前のような生演奏がステージに戻ってきてくれたら もうあとは何も言うことないんだけれどなあ… と、きょうもついつい そんな贅沢なことを考えてしまいました。(その2 につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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ひょんなことから ふたりで東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルに宿泊することになりました。元々は今週末にホテルミラコスタに一泊し「クリスマスのディズニーシー&ミラコスタ」を楽しむつもりだったのですが、ホテル予約を含め計画を立てているうちに …前泊したらきっとラクだよね~ …それなら、まだ宿泊したことがないトイストーリーホテルをとってみるか~ …料金もリーズナブルだしね~などということになり、予約も意外に簡単にできてしまったため 私達のような年齢の夫婦二人連れには似つかわしくないことは承知の上で宿泊することにしました。下調べなしに衝動的に予約したので、トイストーリーホテル宿泊者がハッピーエントリーできるのはディズニーランドのみ(ディズニーシーは対象外)ということは予約成立後に知りましたけれど、まあそれでも土曜日の朝のスタート地点を「舞浜」にできるのですからね!気持ち的にも身体的にもかなり負担が軽減されるのは有難いので、ホテルの変更などはせずそのまま宿泊を決行することにしました。というわけで金曜日の午後に車で舞浜に到着。たぶん最初で最後のトイストーリーホテル宿泊になる可能性が高いので(?)写真多めにして記録は簡単にしておこうと思います。12:50頃。ホテル車路エントランスを入ると駐車場の手前でキャストさんがお出迎え。宿泊予約の確認と、駐車場についての丁寧な説明を受けました。(トイストーリーホテルは今のところ 宿泊者以外は敷地内に入れないことになっています。)ここでキャストさんからホテルのガイドパンフレットをいただいて。駐車場が離れているため、車をとめる前に荷物をおろして預けようと いったんホテルの正面玄関へ。…と、 なんじゃこれは!正面玄関脇の柱には落書きやシールがペタペタと…しかも段ボールだし!(実際には段ボールのはずは無いですが、段ボール感がたっぷり!すごい!)ふと振り返ると、こちらのタワー(排気施設かな?)も子供がマジックで描いたようなイラスト満載で手作り感いっぱいです。うわあ…ひょっとしてこのホテルの建物、アンディがブロックや空き箱や 自分のおもちゃで作ったの??(と、わかりきっていることを今さら実感する高年齢夫婦。)ちょっと感動して立ち尽くしていると、キャストさんが そうなんですよ~ と現れて、「ここはおもちゃのためのホテルなんです。」と おっしゃるので、夫が茶目っ気を出して …ではキャストさん あなたもおもちゃなんですか? とたずねると、「そうです。ここではキャストもゲストもみんなおもちゃです。おもちゃのホテルへようこそ~!」と、爽やかに返されてしまいましたよ~~そんなやりとりのあと立体駐車場の2階に車をとめて、時刻は13:15。(一度最上階まで行って景色を眺めたりしてたのでとめるまで時間がかかりました。)こちらのホテルは今のところ「駐車場料金を部屋付けにすることができない」そうなので 駐車サービス券発行機で一泊二日用の券を3000円で購入し(なんと現金のみの対応です)、ホテル敷地内の探検に出かけることにしました。さきほど宿泊確認の際にいただいたガイドマップの内側が「ホテル調査マップ」になっていて、完了するとキャストさんからシールがいただける という趣向になっているそうなので、チェックイン時間までの一時間半ほどで任務完了を目指すことにしたのです。で、まずはホテル敷地に入るところまで戻って始めよう と 徒歩用のエントランスまで続くくねくねした坂を下りていくと、こちらの入口の門のところにも車路側と同じように宿泊者確認用のタブレットを抱えたキャストさんが立っていらっしゃいました。(「ご宿泊ゲスト専用施設です」の看板)キャストさんが「ここを出て少し右手に進むとホテルのサインがあるので、そこでお写真撮るといいですよ~」とおすすめしてくださるので、お言葉に甘えて…これこれ、これですね!車で敷地に入る際には安全のため写真を撮ることを控えたので、ここでありがたく撮影。(当然ですが、ホテル看板も積み木やブロックのおもちゃ製です。)その後、さきほどのキャストさんの許可を得てホテル敷地内へ戻り、徒歩ルートの坂道を上って立体駐車場の脇を抜け 広場「スリンキー・ドッグパーク」へ。パーク営業時間中なので、この時間にここで遊んでいるのはおそらくチェックイン待ちのゲストのみだったのでしょうね。私達の他には小さなお子さんのいらっしゃるご家族が 一組、二組…といった感じだったので、思いがけず長時間を過ごし、堪能してしまいました。そして14:00前にホテルのロビーへ。ジグソーパズルが床材として敷き詰められたロビーには クリスマスツリーやリースも飾られていたのですが、何しろ初めて来たのでこれが通常仕様なのかクリスマス仕様なのかはわからず。天井はボードゲームでできているのですね~お土産ショップ「ギフトプラネット」や売店(コンビニ)「ショップ・トゥギャザー」をホテル調査をかねて覗き 少しお買い物もし、次はきょうの夕食の場所を確認しに行ってみました。ロビーの右手奥にある「ロッツォ・ガーデンカフェ」。入口の左手前に券売機があり、ここで食券を購入してから入店するそうです。夕食と朝食しか提供していないので、この時間は入口は閉まっていました。ホテルの真ん中には「トイフレンズ・スクエア」という中庭があり、客室キーがないと入れない旨の注意書きがありましたけれど、この時間はキー無しでも入ることができたので(敷地に入る時に宿泊者チェックしているから かもしれません)、ちょっとお邪魔してみました。リトルグリーンメンが迎えてくれる中 階段を上っていくと、凛々しいボー・ピープ(巨大)。そびえ立つウッディー(巨大)。彼らがどれくらい巨大かというと…後ろに写るブロックひとつの高さが「1客室(1フロア分)」ですからね~ 体の大きさはそこから換算してみてください。さて。ここまででホテル調査は9割がた終了し、あとは客室内の調査を残すのみ となりました。時刻は14:45。ロビーに戻ってキャストさんに声をかけると「チェックイン手続きしていただけますよ~」とのことでしたので、フロントデスクへ行ってチェックイン。(一組待ちくらいでした。)こちらのホテルのチェックイン手続きは全てタブレットでするんですね!何も予備知識が無かったのでびっくりしましたよ~宿泊特典で予約していたレストランも時間を早めに変更していただいて、15:00にはエレベーターに乗って客室階へ。客室フロアの壁は「塗り絵」でできていました。お部屋の扉を開けると。内部はこのホテルの製作者でもあるアンディの部屋。壁紙も 映画に出てくるアンディの部屋とそっくりです。室内天井のライトは星型。掛け時計はミッキー腕時計。デスクの上には、ピクサー映画といえば「これ」というライト。室内にクロゼットが無いのには面喰らいましたが、その代わり壁にハンガーがかけられていました。まあ、ここは「子供部屋」ですからね~こういったつくりもご愛敬といったところでしょうか。今回のお部屋は「ベイビュー」の高層階でしたのでカーテンを開けると大海原が広がっていて、まるで船に乗っているみたいでしたよ。もう少しお部屋の記録を続けますね。こちらはバスルーム。ほんとうに海外のお家の子供部屋に付随しているバスルームのような雰囲気の 非常にコンパクトなお風呂と洗面所とトイレでした。(アメニティも必要最低限をそろえたといった感じでした。)お風呂は洗い場付きで小さなお子さんがいるご家族でも使いやすいと思いますが、ちょっと狭いかな?面積的にはミラコスタやアンバサダーの半分ちょっとしかないんじゃないでしょうか、大人が複数で同時に入るのは難しいかもしれません。デスクの上には絵葉書。ホテルオーナー(?)アンディの描いた絵ですかね~?パジャマはバズとお揃い、スリッパにはウッディ。ベッドスローはウッディのバンダナでしょうか。ウッディのスリッパの裏には映画と同じようにアンディの名前がちゃーんと記されていました。そうこうするうち、時刻は16:15。日没が近づいて 海を眺めるのが好きな私は窓から見える景色から目が離せなくなってしまいました。陽が落ちると、富士山や東京ゲートブリッジのシルエットがくっきりと見えました。17:05頃。対岸には羽田空港もあり、機影も見ることができます。このころには灯りも点り、たいへんきれいな景色を眺めることができました。きょうはお天気が良くて幸運でした。ベイビューのお部屋にして良かったです。日没を見届けた後は、夜の広場や中庭を見に行ったり キャストさんに「任務完了」シールをいただきにいったり と、ロビーと客室の間を何回か往復しました。その際、エレベーターに乗り合わせた他の皆さんが「このエレベーター、ウッディの声だ!」(ウッディーが階数などを案内してくれるのです。)「ってことは反対側のエレベーターはバズなのかなー?」…などと盛り上がっていらっしゃったので、私達は館内をてくてく歩いて反対側のエレベーターにも乗りに行ってみたりしました。こちらは私達の客室に近いウッディーのエレベーターホールですが…反対側のエレベーターホールは本当にその通り「バズ」。乗り込んでみたら扉の中のデザインも案内の声もやっぱりバズ。トイストーリーホテル、さすがですね。17:30過ぎ頃、夕食の時間が近づいてきたので「ロッツォ・ガーデンカフェ」へ。こちらは館内にひとつしかない飲食施設、ブッフェレストランです。入口正面ではピンクのクマのキャラクター「ロッツォ」がお出迎え。(ピンクで見た目可愛いですけれど、悪い奴なんですよ~ 皆さんご存じですよね~)店内は広く、席もたくさんあります。明るくて清潔な インテリアの可愛い学食か社食かフードコートか といった感じ。お料理はいたって普通の一般的なブッフェ料理で、お子さんの喜びそうなパスタやピッツアやフライドポテト、ご飯やチキンライスなども用意されていました。(もちろん、オチェーアノのブッフェにあるようなワインに合う前菜風のものも何種類かありました。)このホテルらしいお料理といえば、ジェシーのトルティーヤロールとか…ロッツォのティラミスとか…ロッツォのお店だからでしょうか、デザートはピンクのものや 赤いベリーを使ったものが目立っていたように思います。こちらはブッフェカウンターの上のデコレーション。それからこのお店、自分でトレイやお皿を片付けるとキャストさんがごほうび(!)にシールをくださるんですよ~(大人にも普通にくださるんですよね~)制限時間もないらしいので、券売機でアルコール類を買い足してふたりで延々とおしゃべりなどしていたら2時間近くも経ってしまい、気付いたらとっくに19:30を過ぎていました。私達が入店した頃は周囲も空いていて使用しているテーブルもまばらな感じだったのですが、19:00台も後半に入ると急激にゲストが増えてきたようでした。チェックインの時に時間を早めに変更してもらって良かったなー と思いましたよ。その後は、花火(20:30スタート予定)をどこかで観られないかな~ と思って再び20:20頃にロビーに下りましたけれど、スマートフォンの公式アプリに「花火中止」のお知らせが出たので 少し館内探検したあと部屋に戻って早めにすむことにしました。(ちなみに21:00近くなった頃のロビーは私達が到着した昼間とは違って「大混雑」でした。パークが閉園してからはさらに混雑したのではないかと思われます。)突然降って湧いたような「東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル」前泊は こうやって過ぎていきました。明日はいよいよディズニーシーです。それも「クリスマス期」の「土曜日」の ディズニーシー。人が多くて思い通りには行かないことは前回三週間前の経験でよくわかっているのでのんびり過ごすつもりではいますが、さて どうなりますことやら。とりあえず、寝ますね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 8, 2023
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