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真鍋昌平「九条の大罪 (13)」次の大事件への助走のような、比較的静かな巻。曽我部の未来には剣呑さしか見えない。
2025/03/30
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高橋ツトム「JUMBO MAX (13)」健男と鹿子の直接対決が迫る。それにしても、鹿子は当初は大学の助手だったか講師だったか、ただの研究者のはずだったが、気づいたら関西の闇市場を牛耳る黒幕になっていた。堂々たる悪役。
2025/03/30
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服部未定「スマイリー (11)」完結。オウム真理教と統一教会の恐怖を合わせたかのような問題作。同じような不穏さでスタートした「ガンニバル」は途中から暴走してしまったが、こちらは最後まで冷静さを保って、きっちり完結した。第1巻から読み直したい。
2025/03/30
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野咲ソウ「ユニ様の舟 (1)」既刊最新巻は第1巻。2025年2月初版第1刷。小学館。ビッグコミックス。初出は「月刊!スピリッツ」。マンガ沼で推奨していたからなのか、それとも新聞の書評で誉めていたからなのか、購入の動機は覚えていない。新興宗教の信者であるらしいクラス一の美女の“神”を演じることになった、クラスで浮いている挙動不審のメガネ男。今のところ掴みどころのない展開で、評価が難しい。
2025/03/28
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アジチカ、梅村真也「終末のワルキューレ 23」作画:アジチカ原作:梅村真也構成:フクイタクミ素戔嗚尊対沖田総司戦が終わって、オーディンとジークフリートの確執を語り、次巻からはシモ・ヘイヘ対ロキ戦。オーディンの件でやや時間を食った為、読了には普段の所要5分というわけにはいかず、10分ほどかかった。早く終わって欲しい。
2025/03/26
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牧彰久/箭坪幹「廻天のアルバス (3)」原作:牧彰久作画:箭坪幹図らずも「葬送のフリーレン」最新巻と連続して読んでしまったので、余計に“劣化版”と感じることになった。これはこれで佳い作品なのだが。しかし、第1巻の衝撃が薄れてきたのは確か。
2025/03/25
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山田鐘人/アベツカサ「葬送のフリーレン (14)」原作:山田鐘人作画:アベツカサ帝国領内に入って、新たなキャラ、主に敵キャラが多数登場。顔と名前が一致どころか、もはや名前すら覚えられない。後半はその敵キャラたちとの実戦で、まだまだ前哨戦のはずなのに迫力十分。描き込みも変態的な細かさで、これでは1巻出すのに1年かかるのも道理。
2025/03/24
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四方山貴史「終の退魔師 エンダーガイスター (19)」老龍との闘いが終わって、新章突入。予想通り、千景は復活したが、まだ天願のコントロール下にある模様。作者はまだまだ続ける気満々のようで、じゃんじゃん伏線を張っている。とにかくおもしろいからそれでもいいのだが、さすがにそろそろ風呂敷を畳むことも考えないと…。
2025/03/22
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原泰久「キングダム (75)」韓攻略戦は両軍が真っ向からぶつかる会戦へ。英呈平原の戦い。強さのインフレはここでも免れず、韓の総大将、洛亜完と副将、博王谷は恐ろしく強い設定。さらに、洛亜完の右腕、得体のしれない覆面戦士ヨコヨコは、この二人をも凌ぐ強さを誇る。謄と寧姫の密会は意表を衝かれた。巻を75も重ねていながら、秦はいまだ1ヶ国も滅ぼしていないが、韓を平らげたら雪崩を打って各国撃破となる気もしてきた。
2025/03/21
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TV映画「AWAKE」山田篤宏監督19年。1月2日深夜放映。粗筋は映画.comより。「キングダム」ほか話題作への出演が続く吉沢亮が主演を務め、棋士の夢に破れた青年がAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだしていく姿を描いた青春ドラマ。2015年に実際に行われた棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、本作が長編初監督となる山田篤宏が書き下ろしたオリジナルストーリーで、映画業界の新たな才能発掘を目的に2017年に開催された第1回木下グループ新人監督賞のグランプリを受賞。監督デビュー作として自らのメガホンで撮りあげた。幼少時から棋士を目指してきた英一は、大事な対局で同世代の天才棋士・陸に破れたことでプロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入る。ずっと将棋しかしてこなかった彼は周囲と関わりを持つことが苦手で、なかなか友人ができずにいた。そんなある日、ふとしたことで出会ったコンピュータ将棋に心を奪われた英一は、AI研究会で変わり者の先輩・磯野の手ほどきを受けながら、プログラム開発にのめり込んでいく。共演に「愛がなんだ」の若葉竜也、「桐島、部活やめるってよ」の落合モトキ。出演は吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、森矢カンナ、中村まこと、永岡佑ら。コンピューター将棋ソフト、PONANZAがプロ棋士に勝利した実話を基にしている。可もなく不可もなくの出来。吉沢と若葉は配役を入れ替えても成立しそう。
2025/03/20
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みのすけ「ハヴィラ戦記 (1)~(2)」既刊最新巻は第2巻。第1巻は2024年9月、第2巻は2025年1月、それぞれ第1刷。集英社。初出はヤングジャンプ。マンガ沼で推奨していたので購入。「(巨人の惑星+蠅の王)÷文化人類学的沖縄習俗」といったところか。事前情報がほのぼのした表紙絵しかなかったので、まさかこんなえぐい内容だとは思わなかった。読むにはそれなりの覚悟を必要とする。作者は、ナイロン100℃の「みのすけ」とは別人だとは思うが、確証はない。
2025/03/13
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ねじがなめた「地獄に堕ちてよ、お兄ちゃん (1)~(4)」全4巻。第1巻は2022年11月、第4巻は2024年2月、それぞれ初版。スクウェア・エニックス。初出はヤングガンガン。またしてもふざけたペンネーム。ムラタコウジの「だぶるぷれい」と同系統で、こちらの方がややソフト。変態義兄妹。自分の行為を見られて興奮する兄と、他人の行為を隠れて見て興奮する妹。確かにともに変態ではあるが、既存の官能小説ではよくある題材。真に恐ろしいのは主人公の恋人の方かもしれない。質が悪い。
2025/03/12
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衿沢世衣子「光の箱 (4)」1年4ヶ月ぶりの新巻で、さすがに間が空きすぎて前巻の内容を完全に忘れていた。店長の弟がどうなったのかには触れず、タヒニとシソの兄妹やコクラのキャラを掘り下げている。新キャラとして、店長とは昔馴染みらしいチャイが登場。今回最も驚いたのは、ハザマで喫茶店を営む侍が管理番号17号の献体だったこと。
2025/03/11
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FLEETWOOD MAC / In ChicagoPETER GREEN / The End of the Gameマックは2枚組。豹が咆哮するジャケットが印象的なのが、ピーター・グリーンの1st。
2025/03/11
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志波由紀「悪魔二世 (1)」既刊最新巻は第1巻。2024年初版初刷。KADOKAWA。初出はハルタ。マンガ沼で推奨していたので購入。番組で書店員がカバーの手触りの良さを誉めていたが、確かに手の込んだ作りになっている。装丁の良さに比例して、内容も素晴らしい。衿沢世衣子が描きそうな雰囲気。次巻に期待が膨らむ。
2025/03/09
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大瀬戸陸「ねずみの初恋 (5)」序盤は水鳥がどうして殺し屋になったかの、反吐が出るような嫌な話。中盤はねずみとあおのイチャイチャ。終盤はその二人に忍び寄る不穏な影、ペトロ。バランスのとれた構成。全巻が序盤の話だと、いたたまれなくなっただろう。
2025/03/09
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FLEETWOOD MAC / Then Play OnFLEETWOOD MAC / Kiln HouseFLEETWOOD MAC / Future GamesFLEETWOOD MAC / Bare TreesFLEETWOOD MAC / PenguinFLEETWOOD MAC / Mystery to MeFLEETWOOD MAC / Heroes Are Hard to FindFLEETWOOD MAC / Live from The Record Plant, December 15, 1974マックのBOX SET「1969 to1974」。これでアナログ時代のベスト盤を除いて、1st以外が全部そろった。ちなみに「タスク」後は不要。「Then Play On」が被ってしまったのが悔しい。
2025/03/09
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FLEETWOOD MAC / Mr. Wonderfulマックの2nd。ダニー・カーワンが加入して、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーとトリプル・ギター体制になるのは、この後。ジャケットはミック・フリートウッドなのだろうが、なんでこんな気持ち悪い写真にしたのだろう。ある意味、気持ち悪いジャケで有名な「クリスタルの謎」よりこっちの方が気持ち悪い。ミックが写ってるだけなのに。
2025/03/08
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一七八ハチ「虎は龍をまだ喰べない。 (壱~肆)」既刊最新巻は第4巻。第1巻は2022年8月、第4巻は2024年7月、それぞれ初版初刷。KADOKAWA。初出はハルタ。マンガ沼で推奨していたので購入。作者名は「いなばはち」と読むらしい。最近、この手の、とても人名とは思えないペンネームが増えて困る。同人誌上がりの人はたいていそう。それはともかく、とにかく作画が上手い。特に動物は、静止画でも動いている場面でも、弱点らしい弱点がない。作品の肝である龍の解釈はかなり斬新で、想像上の動物としての聖性は欠片もなく生々しい。西洋のドラゴンともまた違う、もろに生物を感じさせる。白麗と碧童の関係は、言わば逆ロリータ。そこまではいいとして、深翠と碧童の母子近親相かんは生理的に受け付けないものがある。
2025/03/08
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河本ほむら(一粒苺)/ヒロ「シリアルキラー 異世界に降り立つ (1)~(5)」原作:河本ほむら(一粒苺)作画:ヒロ既刊最新巻は第5巻。第1巻は2023年1月、第5巻は2024年12月、それぞれ初版。少年画報社。ヤングキングラムダに連載中。原作者は第5巻で、一粒苺から河本ほむらに改名した。マンガ沼で推奨していたので購入。異世界ものの一バリエーションに過ぎないのではないかと多少舐めていたら、あまりのおもしろさに一気読みしてしまった。対ヤマザキの1巻、同じくシルシル&ミルミルの2巻は完璧。ルナティカと共闘するようになった3巻以後は、やや作風に変化が見られるが、対ラズフェルはその正体の意外性も相俟って、まだまだ巻擱く能わず。シルキィがシリアルキラーであることを降りてしまってからがいけない。趣旨が変わってしまった。ちなみに、九鬼櫻子がシルキィの姉なのは予想していた。
2025/03/07
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TV映画「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン監督16年米。1月1日深夜放映。粗筋は映画.comより。危険な度胸試しゲームに挑む若者たちの運命をスリリングに描いた青春スリラー。裏オンラインゲームに参戦することになった引っ込み思案な女子高生ビーは、視聴者の指令に従って見知らぬ青年に5秒間キスをして賞金100ドルを手に入れる。そのキス相手で同じくゲーム挑戦者のイアンとコンビを組んだビーは、次々と指令をクリアして多額の賞金を獲得し、瞬く間に人気プレイヤーとして注目を集めるように。そんな中、イアンが実はゲームのリピーターであることを知ったビーは、イアンへの不信感を募らせていく。そしてゲームの内容も次第に危険なものへと変わっていき……。ビー役を「パロアルト・ストーリー」のエマ・ロバーツ、イアン役を「グランド・イリュージョン」のデイブ・フランコがそれぞれ演じた。監督は「パラノーマル・アクティビティ3」のヘンリー・ジューストとアリエル・シュルマン。出演はエマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、ジュリエット・ルイスら。SNSの危険性をエンターテインメント化して、公開当時は斬新だったのかもしれないが、それから10年近く経った今となっては、手垢にまみれてただの凡作にしか見えない。主要キャラ全員、バカすぎる。
2025/03/06
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TV映画「世界でいちばん長い写真」草野翔吾監督18年。2024年12月29日深夜放映。粗筋は映画.comより。「武士道シックスティーン」「ストロベリーナイト」などで人気の作家・誉田哲也の同名小説を高杉真宙主演で映画化。愛知県の学校で実際にあった出来事をベースにした青春群像劇。引っ込み思案で、これといった目標もなく、冴えない毎日を送っている高校写真部員の宏伸。高校最後の夏休みのある日、従姉の温子が店長をしているリサイクルショップで一台の風変わりなカメラと出会う。そのカメラは360度の撮影が可能な珍しいパノラマカメラだった。実際にパノラマカメラで撮影し、現像された写真に今までにない感動を覚えた宏伸は360度撮影したい景色を求めて、街を自転車で駆け回る。高杉が主人公の宏伸役を、宏伸の従姉・温子役を武田梨奈、写真部部長を松本穂香が演じるほか水野勝、吉沢悠、小松政夫らが脇を固める。監督は「にがくてあまい」の草野翔吾。出演は高杉真宙、武田梨奈、松本穂香、水野勝、前原滉、田村杏太郎、黒崎レイナ、森田望智、前原瑞樹、吉沢悠、小松政夫ら。青春映画の佳作。原作では中学生なのを高校生にしたのは正解だろう。大団円のパノラマ撮影シーンでは、すれっからしの大人でも感動すること必至。序盤で松本穂香が鏡を使って写真を撮ったエピソードが、伏線になっていたのは秀逸。
2025/03/06
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遠藤達哉「SPY×FAMILY (15)」序盤でヘンダーソン寮長とマーサの若かりし頃の話を完結させて、通常モードに戻った。結果、シリアスとギャグの配分もいい具合に戻った。デズモンド夫人メリンダが大々的にフィーチャーされて来て、漸時、佳境に近づきつつあるようでもある。
2025/03/06
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松本直也「怪獣8号 (15)」ラスボスと思われた9号は実は中ボスで、新たなフェーズに突入した。怪獣たちと漫然と戦うだけだった、ここまでの展開を一新させるのはいいとしても、戦国時代から400年以上戦い続けた?いや、それは無理があるだろ。毎回思うが、怪獣の死体を始末する設定はどこに行ったのか。
2025/03/06
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外薗健「カグラバチ (6)」楽座市編が終了し、妖刀契約者が順番に登場して毘杓の妖術師と対戦する構図に入った。バトル系少年漫画の王道。おもしろくないわけがないが、バトル系少年漫画にありがちな、いちいちその名前を叫びながら必殺技を繰り出す等の演出が鼻につくところもある。
2025/03/06
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牧彰久/箭坪幹「廻天のアルバス (1)~(2)」原作:牧彰久作画:箭坪幹既刊最新巻は第2巻。第1巻は2024年9月、第2巻は同年12月、それぞれ初版第1刷。小学館。少年サンデーコミックス。マンガ沼で激賞していたので購入。魔王が討伐された後の世界を描いた「葬送のフリーレン」をさらに捻って、魔王討伐をループして、討伐までにいかに時間短縮が出来るかを自らに課す勇者を描く。驚天動地の設定だが、これをマンガ沼ですでに聞いてしまっていたので、出オチ漫才の「出」の部分だけを先に見てから、あらためて漫才全体を観た気分。「フリーレンの劣化版」の謗りは…否定できないか。十分おもしろいが。
2025/03/04
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安田佳澄「フールナイト (10)」完全にサスペンス化した。ヨミコが寺院内で捜査する件は、もはや独立したミステリー作品ですらある。なるほど、かつて貧民街の剪定隊にいた芦原は、その正体が貧民街の王女である雪間アイと恋仲だったのか。どんどんおもしろくなってくる。
2025/03/02
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TV映画「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」今井一暁監督24年東宝。3月1日放映。粗筋は映画.comより。国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画43作目で、原作者である藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品。「音楽」をテーマに、ドラえもんとのび太たちが地球を救うための壮大な冒険を繰り広げる。学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太の前に、不思議な少女ミッカが現れる。のび太の奏でるのんびりとした音色が気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた「音楽(ファーレ)の殿堂」にドラえもんやのび太たちを招待する。ミッカはファーレの殿堂を復活させるために必要な音楽を一緒に演奏する、音楽の達人を探していたのだ。ドラえもんたちはひみつ道具「音楽家ライセンス」を使って殿堂の復活のため音楽を奏でるが、そこへ世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってくる。海外で音楽活動をしている歌姫という設定のゲストキャラクター、ミーナ役で芳根京子が声優出演。主題歌は、アニメ映画主題歌はこれが初めてとなるVaundyが担当。監督は「映画ドラえもん のび太の宝島」「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の今井一暁。声の出演は水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、芳根京子、菊池こころ、チョー、田村睦心、Vaundy、吉川晃司、石丸幹二、悠木碧、三石琴乃、松本保典、高木渉、萩野志保子、野中藍ら。ドラえもんの映画を最初から最後まできちんと観たのは、これが初めて。お目当ての芳根京子は、出番がそう多くはないが、事前に知っていなければ彼女だとは気づかないくらいに演技をしていた。さすがは芳根京子。ジブリ映画でいつも大量に起用される有名俳優たちが、素人丸出しなのとは大違い。これなら大人の鑑賞にも十分耐えられる。
2025/03/02
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