drのブログ

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2007/04/08
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カテゴリ: ライナーノーツ
■44.RAY BRYANT TRIO /RAY BRYANT TRIO

 まず、ジャケットの写真を見て、くわえタバコでイカツイおじさんって感じでなんだか恐そう!って思うかもしれませんが、このアルバムのサウンドは全く逆。とっても優しく、語りかけるような感じで、指だけは別人じゃないかと思うくらい繊細なピアノ音粒が耳からコロコロと心へ落ちてきます。そして、ビルエヴァンスほど叙情詩的ではなく、バドパウエルほど情熱的でなく、ピアノトリオの雰囲気を肩肘張らず聴けるアルバムといえます。彼にも様々なアルバムありますが、これは彼のピアノトリオとしてはそのスタイルが確立した代表作といえるし、後年多くいわゆる「名盤」として取りあげられています。演奏曲ですが、#1Golden Earrings,#5. Django 等はたびたびコンピュレーションアルバム等でも、セレクトされる名演です。ちなみに、このアルバムはあの有名なブルーノートというレーベルじゃありません。「プレステージ」というレーベルです。drがプレステージもいいアルバムたくさんあるじゃん!って
ハマり始めたアルバムなのです。録音はモダンジャズ全盛の1957年、いまや5.1.サラウンドなんてのはよくある話しですが、これは1トラック「モノラル」です。モノラル録音のレコード(CD)のサウンドってどんな感じ?ってのも体感できます。当たり前ですが、纏まって聞こえます!




1. Golden Earrings
2. Angel Eyes
3. Blues Changes
4. Splittin'
5. Django

7. Daahoud
8. Sonar

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Last updated  2007/04/08 09:26:44 AM
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