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先週の「ゲンキの時間」のテーマを聞いて、ハッとしたのだが、そのテーマというのが「沈黙の虫歯」だった。
私が何年も歯医者へ行かなかったのは、治療の最後の歯磨き講習が、面倒臭かったからである。
それに「やり過ぎは駄目でしょ?」と思っていたので、研磨し過ぎて歯が削れ過ぎることを懸念してだった。
だから、結局定期的に健診に行かずに放置してしまい、
その間に歯は水面下で悪化していってしまい、
今回3ヶ月近くまでかかった治療になってしまったのだ。
6月4日の虫歯の日放送のテーマは「沈黙の虫歯」だったのだが、
どうして最悪の状況になるまで沈黙をしているのかが、
放送で良くわかった。
子供の歯と違い大人になると、歯の表面のエナメル質が緻密になり、虫歯になりにくくなるという。
では何故虫歯になりにくいはずなのに虫歯になってしまうかというと、
だんだん歯茎が歳と共に下がっていってしまい、
いままで歯茎に守られていた弱い象牙質の部分が虫歯になるようだ。
もう一つの疑問が、「何故虫歯になっていく過程で痛みが無いのか?」‥である。
成熟した歯は外から受けた刺激から神経を守ろうと、
象牙質の部分が内側に膨らませ、その厚みで虫歯が進行しても、
中々痛みを感じない仕組みになっているようだ。
痛みを感じた時にはもう、歯のダメージは大き過ぎ、大事な歯を失ってしまう状態にまで追い込まれてしまっている。
私も「あれっ?ちょっと冷たいものが歯にしみるなぁ‥」
と感じて歯医者に行ったのだが、もうそれは虫歯になってしまっていて、
詰め物をしなければならない状態だった。
しかも歯の奥のほうに菌があったものだから、それを取り除くために、前のほうの正常な部分を少し削らなければならなかった。
痛いとかおかしいなぁ~と感じた時点で、もう遅いわけである。
定期的に健診に行っていない人は、
知らない間に虫歯になっている可能性は高い。
「痛くないから大丈夫だと、過信し過ぎてはいけないなぁ‥」沈黙をしている虫歯を考えると、定期検診は大事だと思うのだった。