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自分が何処のベッドに行くのか、なかなか決まらなかった。ようやく決まった先は10階だった。
後に歩けるようになってエレベーターのところへ行くと、
各階の案内が掲示してあったのだが、
10階は脳神経センターだった。
私は消化器系なので、実際はもう1階上の11階が正しい。どうやら消化器系で入院する人のほうが多いようである。
4人部屋だったのだが、斜向かい同士が消化器系で、私の隣りと前の人が、脳関係での手術を受けていた。
私は先生から止血術を受けていたのだが、先生曰くクリップで留めたと言っていた。
確かに大きな音でパチンと聞こえた。
2度聞こえたので、2ヶ所穴が開いていたのかと尋ねたら、
1ヶ所を2つのクリップで留めたという返事だった。
私の前の人は脳の手術だったようだが、
脳の先生の話しが聞こえてきたが、こちらはホチキスだと言う。
どうやら頭の一部をホチキスで留めているらしい。
なんだぁ~文房具のオンパレードかぁ~。ネーミングが面白くて笑ってしまった。
良かったことは、4人部屋でも窓側だったこと。外が見えるのは嬉しいことだった。
ただ、南側だったので冬でも暑かった。
暑さは尋常ではなかったので、結局日中はカーテンをしていた。
それでも窓際は大好きである。
10階から見る夜景も綺麗だった。
名古屋の中心街のビルは、光で渦巻いていた。
私はこの度の1週間の入院で、一生分の夜景を見たと思う。