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ちょっと長いタイトルになってしまったが、とりあえず漏れ止め剤の件から。前回の修理後、やはり四日ほどでエアコンの効きが悪くなってきた。このパターンでいくと後三日ほどでコンプレッサーが回らなくなるくらいガスが抜けてしまうであろう。こうなるともう例のアレしかないのか?そう、アレだ。漏れ止め剤だ。何かと評判が悪かったりするヤツだ。まともな整備士からは完全に敵視されているというヤツだ。でも、もうしょうがない。精根尽き果てたからね。ということで、色々と考えた結果、やはりお値段でセレクトしたのがこれ。モノタロウで550円也。有名なスーパーなんとかは5000円以上するのに、なぜか550円w。あまり強力じゃなさそうなので逆に良いかなと思ったりもして、ちょっと腰が引けているところなんかは自分らしいなと・・・。漏れ止め剤の原理は、水分と反応して固まる成分が含まれており、漏れ箇所で外気の水分と反応して固まって塞いでしまうというものだ。なので、デメリットとしては、配管内に水分があると内部で固まってしまって詰まってしまう恐れがある。特にエキパンのような細いオリフィス部分とか、レシーバーに水分が溜まっていたりすると危険。(ちなみに、このファルコンさんの製品の説明には「強力なシール剤、うんぬん・・・」としか書かれていないので、固まる成分があるのかどうかは不明である。)まあ、詰まれば詰まったですぐわかるから、その時はしょうがないということで。モノも届いたので早速注入。ゲージを繋いでみると、やはり高圧も低圧も低くなっており、確実に漏れているのがわかる。まずはエアコンプロテクターを注入し、その後ガスを補充する。さすがに一缶分入れると入れすぎかなと思ったので、高圧が16k程度まで上がった時点で完了。ガス缶にはまだガスが残っているので、缶を繋いだままゲージごと保管しておく。部屋に吊るしておくことにするw。さすがに冬を越したりするのは無理だと思うが、次の補充までくらいは十分もつだろう(漏れる前提で話をしているところが悲しい)。で、この作業を行ったのが二十日ほど前なのだが・・・なんと、ガス漏れが止まっているようなのだ。マジで?!自分自身、ちょっとびっくりなのだが、ホントに漏れが止まったか、かなり少なくなっているようなのである。今日もけっこう暑い日で、外気温は31度ほどあったのだが、エアコンをかけるとちゃんと冷風がでて室内温度も下がっていき、快適に運転できている。ブラボー!!絶対に無理だと思っていたので、これは嬉しい誤算だ。もっとも、今後もしかすると詰まったりしてしまうかもしれないので、ここですぐに「この商品はとても良いものですよ!」と言うことは出来ないのだが。しかし、もう諦めるしかない、というような状態になっているとしたらチャレンジしてみる価値はあると思う。スーパーなんとかみたいに高値ではないからね。完全にガスが抜けてしまっているようなエアコンの場合は、注入前に真空引きをきちんとして、配管内の水分除去を行なってからというのはお約束である。ところで、話が長くなってしまったが、レトロフィットの件だ。前回の記事にコメントを下さった方がいて、その方からなんと純正のレトロフィットの情報を頂いたのである。せっかくなので、ここで紹介させていただこうと思う。通りすがりの奇特な御仁は「13B-T」さんである。88年式のBJ71Vに乗っておられるとのことだ。以下、コメント一部を転載させていただく。『04884-33110にラベル一式、サービスポート変換バルブ(Hi/Lo各1個)、レトロフィット用レシーバーがセットになって4,000円くらいです。加えてサービスポートのヘッドを外してオイルの交換を行なう場合はOリングが4個必要です(品番は共販が各モデルのレトロフィットリストを持っていますので教えてくれます)。オイルはデイトンがあれば十分です。オイル規定量は100cc、冷媒はR12標準で800gですのでレトロフィットの場合は650gくらいが目安です。』オイルに関しては自分はデイトンがあるので大丈夫だが、通常の134a用のオイルでもいいのか、POEオイルでないと駄目なのかは自分にはわからないので、そのあたりはディーラーか共販に問い合わせていただきたい。あとは、自分の70Vと71Vのコンプレッサーが同じかどうかというところか。年式もそれほど離れていないので大丈夫かとは思うが、コンプレッサーシールが134aに対応していなければレトロフィットが難しいケースがあるようなので、注意が必要かと思う。もちろん、そのあたりも共販に聞けばわかると思うし、自分の車の類別型式でキットが出れば、そもそも大丈夫だということだ。しかし、レシーバーも付いて4000円とは安すぎる。今まで使ってきた金額を考えると・・・。今回、漏れ止め剤で一旦ガス漏れが止まっていることから考えると、やはり圧力スイッチが怪しそうだ。ここは素直にキットとスイッチを購入して交換作業を行なうべきだろうか・・。悩むところだが、キットと部品があるうちに購入しておくのがベストかな。13B-Tさん!本当にありがとうございました!苦労して手に入れられたであろう情報を惜しげもなく教えてくださって、感謝感激です。一人で苦労して整備を続けて、嫌になるけど頑張ろうと思えるのがこういう時ですねぇ。明日への活力にさせていただきます。
August 26, 2015
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エアコン修理。何回目だ。もうほとんどガスが残っていない。一番怪しいのはレシーバー部分だが、こんなに早く抜けてしまうものか?一応、新しいOリングを使用しているのだが。ということで、唯一目視できていなかった室内ユニットを外してみることにした。めんどくさいけど、しょうがない。ここをクリアしておかないと、次のステップに進まない。助手席グローブボックス奥にある。左側はブロアユニット。その隣がクーラーユニット。グローブボックスを外す。写真には残っているがふたももちろん外す。ビスとボルトで止まっているだけなので、全て外していく。表に見えているので簡単だ。上部の二つはナット止めになっていて、ステーがボルトに引っかかっている状態なので、全て外しても落ちてくることは無い。ネジを全て外したら、エンジンルームに繋がっている配管接続を外す。高圧と低圧、二本ある。配管が外せたら、ユニット下のドレンのホースも外しておいて、室内側からユニットを引き抜くと外れる。と思ったら、クーラーアンプのステーが引っかかったので、これも外す。外れた。やってみるとわかるが、意外と簡単だ。車によってはダッシュボード奥などに配置されているので、クソのように大変なことがある。経験した中ではインスパイアはダッシュボードを丸ごと外さなければユニットにアクセスできず、死ぬほど大変だった(このとき外したのはブロアファンだったが)。こんな感じでごっそり抜け出す感じ。ユニットの噴出し側はこんな感じだが、吸入側は・・・こんな感じw。30年近い車歴からするとましな方か。しかし、期待していたのは「おー!こっからガスがだだ漏れやんけ!」という有様だったが、意に反してオイルが付着しているような箇所がない。エキパン付近はきれいなものだ。圧力スイッチ部分が怪しいと言えなくも無い。接続部ではなく本体から漏れてくる。気持ちオイルっぽい感じ。ここから漏れているパターンも経験したことがあるが、もっとオイルでべっとりするはずだが。しょうがないので、清掃だけして組みなおす。きれいにはなったが、このまま組んでもガス漏れは止まらないだろうなぁ。気休めだが、コンプレッサーのバルブコアも交換しておく。一応、新フロン対応品だ。古いものを観察しても、漏れるほど古いとも思えず・・・。しかし、いざ交換しようとすると、虫回しが見つからない。二時間ほど探し回った末、ブチ切れ寸前で仕方がないので近所のイエローハットにチャリで買いに行った。これ買うの三つ目だぞ!なんでこんなに無くなるのだ、コイツは!真空引きしてからガス注入。これも何回目だ。もちろん真空度の保持確認も30分程度かけて行っている。針はびくとも動かない。1時間くらいやってみるべきだが、ゲージの信頼度が低いのであまり厳密にやっても仕方がないと思える。これでダメなら圧力スイッチ交換かな。それでダメなら、全バラしてOリング全交換?たぶんやらないと思うけど。コンプのシールは大丈夫と思うのだが・・・。コンプなら絶対蛍光塗料が反応するはずなので、それ以外となるとコンデンサー裏側とかそのあたりか。配管くらいは全て外してみるべきかも?もういい加減、なにやってるかわからんようになってきた。最初から電装屋に出すべきだったか。でもなー、電装屋だとコンプ交換、エバポ、エキパン交換、コンデンサ交換、レシーバ交換、〆て15万円の見積もりです!とか言われそうだ。
August 1, 2015
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