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2015.03.07

魚嫌いの子供と認知症高齢者をつなぐ箸

テーマ：正しい食育ってなに？(1638)

カテゴリ：藻緯羅の日常

　子供の魚嫌いが問題とされたのはいつの頃だったか．．．
今や、ＴＶにもでない 普通のこと になったのだろうか？

「子供の魚嫌い」の大きな理由に、
骨を除きながら食べるのが面倒 だというのがあった。

「面倒」の理由は、「箸が扱えない」からであろう。
魚を上手には食べる努力は、箸の訓練には格好である。
ということは、悪循環になってしまったのだろうか。
最初は、箸を上手に使えないからイライラするに違いない。
忍耐も養われるだろう。
「箸と魚」を避けたことで、キレる人が増えたのだろうか？

今や、子供のみならず親も、箸を上手に使えないらしい。
箸を扱う訓練は、脳神経や運動神経の発達を促すから、
神経の発達が不十分 に終わってしまうかもしれない。

というわけで、近在の食品スーパーには、
骨のある魚は、「しらす干し」だけになった感がある。
多くの魚が骨を抜かれてしまって、
「生鮮品」から「加工食品」になってしまった。

となると、高齢者は箸を上手に使えるにもかかわらず、
骨付き魚を買えなくなって、「骨抜き」を食べることに。

その結果、脳神経の活用度が減ってしまうことになる。

お上からは、毎日、魚を食べるよう推奨されているから、
この脳活動の低下は継続し、認知症の発症を促進する？？？

すなわち、「箸と魚」を介して、
子供の不器用が高齢者の認知症に繋がる。

「あら」と称して売っているものを買うようにしている。
骨が付いているからである。
しかし、ほとんどの「あら」は大容量で買えないでいる。
小耳に挟んだのだが．．．
魚のあら は、大型犬などの餌用に売られているらしい！

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