森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

このメルマガ New! かめおか ゆみこさん

Profile

森の声

森の声

2025.08.18
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
(今日も短くさせていただきます)人間が自然に対して一方的に自由を求めれば、自然が苦しみます。親が子どもに対して一方的に自由を求めれば、子どもが苦しみます。子どもが親に対して一方的に自由を求めれば、親が苦しみます。相手に対して一方的に自由を求めることは、相手の自由を奪い、相手を束縛することにつながってしまうからです。

その結果、苦しんだ相手のガマンが限界に達すると、一方的に自由を求めてくる相手の自由を束縛しようとしてきます。それは当然の反応です。そうして、自分ではどうにも出来ない不自由が生まれます。それは自分が相手に対してやった結果でもあります。

ですから、「自分の自由」を行使したいのなら「自分の自由」と同じように、「相手の自由も尊重する」という束縛を引き受ける覚悟が必要になるのです。自由に生きたいのなら相手の自由も尊重する必要があるのです。またそうでないと、平等でもありません。

つまり、自由や平等を求めるなら相手に対する思いやりも必要になるということです。

実際、「自分の自由」ばかりを行使して、何でも思い通りになる環境の中で自由に育った子は、同じように「自分の自由」を行使しようとする子どもの集団の中では強い束縛を感じることになります。そして自由に生きることが困難になってしまいます。社会に出てからも同じことが起きます。お母さんが子どものいいなりになるような子育てをしていると、子どもは自由に生きることが困難になってしまい、苦しむことになってしまうのです。

かといって、子どもを束縛するだけの子育てをしていても同じことが起きます。

ですから、我が子を「自由に生きることが出来る人」に育てたいのなら、「自分の意思で自由に活動する体験」だけでなく、仲間や大人達と一緒に遊んだり、笑ったり、様々な体験を共有することで「相手に対する思いやりの心」も育ててあげる必要があるのです。

「大好きな仲間」や「大好きな大人」がいっぱいいるような子は「自由に生きることが出来る子」でもあるのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.08.18 08:55:17
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: