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以前、読んだ本に近江商人の教えというのがありました。『絶対に失敗しない方法』という教えに、『運』『鈍』『根』という言葉が成功の秘訣と書かれています。近江商人の家では、運は開けるのではなく、『運は開く』ものらしいです。失敗というのは世の中には存在せず、何回も何回もチャレンジすればいつか成功するということらしいです。自分で諦めた時点で失敗になるという教えです。だから、『鈍』でも(根)気強く頑張れば絶対に成功するということです。ベンチャー企業の支援でもこの話は使わせていただこうと思いました。
2003.08.31
森戸さん、どうやったら儲けるのでしょうか?起業家を志す人との会話で多い質問です。『儲けることを考えるより、人(お客様)のために何ができるかをかんがえるべきじゃないですか?』というのは私の意見です。しかし、一人の人間の考えることなど、やはり狭い視野での考えになります。沢山の方に意見を求めるべきではないかと思います。従業員を雇っている会社の社長さんには、現場に目を向けなさいというより、社長の頭+社員の頭で考えてくださいと話をしています。たしかに、社長の頭が一番優れていると思いますが、社員の方は現場でいろいろな経験をしているので、彼らの頭を使わないのは損です。頭を使うよりも体を使えというのは一昔前の話です。今は両方使ってもらわないと困ります。
2003.08.30
ここ2週間ほど福岡に滞在できそうですからお客さま先の訪問を精力的に行うことにしています。先日、大手企業の部長を訪問しましたが凄かったです。この企業は全体的に非常におとなしい企業で社員の方の研修などを行っていても、自分の押さえる方が多い会社としての風土があります。この部長は、この風土から完全にはみ出ています。体全体から力がみなぎり、古い組織風土を壊してやるという意識が見えます。しかし、単に壊すだけではなく、立て直すためのケアも忘れていません。見事なリーダシップを発揮されています。自分から率先して部下を引き連れ、お客さま先を回って成績を上げています。もしかして、この組織は変わるかもしれないという期待を社外の私にも与えます。当然、社内でも期待されているでしょう。『変われない組織はない』というのが、この部長の考えだそうです。パワーがみなぎる個人が組織を変えていくプロセスをしっかり見ていきたいと思っています。
2003.08.29
このような商売をやっているからかもしれませんが、『楽しく仕事していますか?』という質問すると苦笑いされる社員の方が多い会社が私の周りには多いように感じます。 『仕事というのは辛いもの』と決め付けている方もいらっしゃいますが、辛いことは長続きしませんし、辛いことでプロフェッショナルになるというのは難しいのではないかと思っています。どの分野の人でも、仕事ができると一般的に言われている人はその分野の仕事が好きな人だと思っています。好きだから努力もできますし、お客さんにも共感を持ってもらえます。お金のためだけに仕事をしている人の顔が曇っているように見えるのも楽しいと思えることをしていないから曇ってしまうのではないかと思います。さて、私の顔は曇っているのでしょうか?
2003.08.28
昨日は交流会に参加してきました。 昨日参加した交流会は産学官の連携を意識した交流会ですが、特に堅苦しい雰囲気はなく、向上心を持っている人が自由な情報交換を行うというのが目的の会でした。 私も運営スタッフとして参加しているので、会に参加した人が楽しめたか楽しめなかったかというのは非常に気になるところですが、基本的には楽しむかどうかというのは個人の問題とも思っています。他の参加者に多くの与える情報を持っている人は会の中にいろいろな人に情報を与えて自分も情報をもらっています。情報の交流の中の中心にいますので非常に楽しいようです。結局は自分の存在する環境は自分が作り出してしまった環境ということは実際の社会生活の中でもいえると思います。会がおもしろくないというのもある他人を頼る自分が作り出した環境であり、仕事がおもしろくない、人生が面白くないという状況も自分が作り出した環境ではないかと思います。私は面白くない人生や仕事は嫌いです。ということで今日も面白みを作るための活動にむかおうと思います。
2003.08.27
先日からマイク・マクマナス著の『ソース』という本を読んでいます。その著書の中に誰もが信じているウソという章があります。この章に書かれているのは『常識のウソ』ということではないかと思います。・責任感のウソ・ヤル気のウソ・能力のウソ・上手のウソ・決断のウソ・妥協のウソ・優先順位のウソ・現実的になれというウソ世間一般で信じられている社会通念(常識)をうのみにすると自分の望んでいる人生や仕事は得ることができないということです。社会通念に反する行為を行なえとは書いていませんが、実際に自分の踏み出す第一歩を背中から優しく押してくれる本です。ヤル気を出したい、勇気が欲しい方にもおすすめします。
2003.08.26
独立して仕事を始めて直感の重要性を感じています。仕事、NPO活動、プライベートなど人とお付き合いしていく中で、お会いした最初の直感というのは、その後のお付き合いに影響するようです。直感は感情に左右されるのではなく、生理的反応ではないかと思います。意識レベルでの感覚なので、相手の潜在意識から発せられるメッセージを感じれる人と感じれない人との個人的な能力の違いもあるように感じます。この直感を感じれるようになったら、直感を発している自分と会話ができるようなれるのではないかと思います。私はセミナーなどを実施している時には客観的に演台に立っている自分を見ながら話を組み立てています。それとともに直感を発する自分とも常に内部で会話を行いながら生活しています。感情のバランス、生活のバランスを保つためには、自分の本来の欲求をコントロールすることが重要と思います。そのためには、自分は何をやりたいんだという潜在意識からのメッセージ(直感)を大切にする必要があると思っています。
2003.08.25
ここ数週間、何かとバタついていて日記の更新もままならない日が続いています。ただ、今まで3ケ月くらいの日記を読み返すと過去の自分の考えやここの来訪者の方とのやり取りが振り返れます。この日記は続けていきたいと思っています。 会社勤めしていた頃と会社を辞めて独立してからの時間の感覚が全然違うので、この3ケ月もあっという間でした。自分がやりたいことをやれているということが一番大きいのではないかと思います。私の人生の目標は、他人・地域の役に立てる人間になる。自分がこの世に存在したという印を残すということです。そのために、企業活動以外にもいろいろな社会活動にも顔を出しています。(無駄な活動は最初から排除しています)このようなことを望んでいるので、同じ思考の方が自然に周りに集まってくれているように思います。過去の日記を読むと、当たり前ですが、自分の起業家としての人生も単に過去の積み重ねしかないということに気づきます。多くの人は、過去の出来事を悔やみながら生きているようですが、自分の人生は過去の積み重ねですから、自分の過去を悔やんだり、否定したりすると自分の現在を否定することになると思っています。同時に、自分の未来についても自分自身で創り出していくのだから、今という時間は無駄にはできません。未来は自分で組み立てられるということを多くの人は気づいていないような気がします。自分も前の会社を辞めていなければ、今はまだ富士通の教育部門にいたのですから、ここに訪問してきている多くの人、当社のお客様、取引先様、NPOなどの地域活動をご一緒している方にもお会いできていません。縁も自分で作るものと思っています。自分の求めるものを得るためには、今、行動しないといけないのではないかと思います。仕事のモチベーションに関するメルマガを発行します。http://www.tisiki.net/motivation 沢山の皆さんが登録していただればと思っています。ここを訪問されている方もご登録ください。
2003.08.24
先日、ある雑誌を読んでいたら韓国で大人気のコミュニティーサイトの紹介がありました。 韓国の全国民の6割の数の人が加入しているというSayClubです。最初はインターネットのプロバイダーだったみたいですが、コミュニティーサイトとしてのアバター(分身)サービスが大ヒットしたみたいです。サイトに登録して会員になると、画面に表示されるキャラクター(人間のキャラです)がこのコミュニティーにおいては自分の分身になるようです。そして、そのコミュニティーでいろいろな人と出会っていくというものらしいですが、細かい設定が可能で本当にそのキャラクターが個性をもっていくらしいです。コミュニティーにおける人気度ランキングもあり、バーチャルな世界でリアル世界のリベンジ(?)も可能なようです。ご興味がある方は日本版も出ているようですのでのぞいてみてください。http://www.sayclub.jp
2003.08.23
私は昔から欲張りじゃないかと思うことがあります。自分がやりたいことが多すぎて、一つのことに集中できません。仕事も遊びも同じで、自分の時間が足りないといつも思っています。人よりも睡眠時間は少なくて済むのでその点では自分の体質を重宝しています。最近、思うのですが、自分のやりたいことは我慢しない方が体に良いように感じます。起業したからには●●、社長だから●●などというのをいちいち考えていたらストレスがどんどん溜まってしまいます。自分がやりたいことが自由にできる身分になったんだから、自分の考える通りに感性で動きたいと思っています。当然、仕事では会社が社会に認められるような形に持っていきたいと思っています。そのために社会的なニーズをかんがえながら、逆にこちらからニーズを創り出すことも自由に考えていこうと思っています。その他の趣味や、仕事以外の社会活動なども積極的に時間を作り出すことを考えています。だらだらした時間や無駄な付き合いを無くすと、意外と時間は作り出せるのではないかと思っています。捨てることから始まるのかもしれません。無駄を排除しないと時間的な余裕は生まれません。
2003.08.22
今日から新しくインターンシップ生の受け入れをしています。守秘義務関連の書類に押印していただいてから、業務の説明や社内のコミュニケーションツール(グループウェア)の操作関連の説明をして早速業務(体験)を行なっています。インターンシップについては短い期間ではなかなか業務体験というレベルまでいきませんが、今回は長期で頑張ってもらおうと思っています。当社から離れても、外部ブレインとして活躍してくれるくらいの力を発揮してもらえる人材と思っています。
2003.08.21
昨晩、当社のお客様に集まっていただいて『経営に役立つIT活用』というセミナーを実施しました。一昨年から、このような形のセミナーを全国で開催していますが、今回は失敗事例から考えるということで、同じITツールを使って失敗と成功の事例を並べて解説するという形をとってみました。いわゆる、何が成功と失敗の分岐点になったのか?ということをお伝えしたかったのです。成功事例だけを話しをすると、バラ色に見えるものも失敗事例を絡めながら話をすることで本質が見えてきます。ITというのも道具だけではどうしようもなく、当社では組織コミュニケーションというものに着目して、バイラルコミュニケーションとITコミュニケーションの融合のお手伝いをしています。お客様の経営課題の本質的課題の解決をお手伝いできる会社として活躍できるようなサービスメニューを今作り上げつつあります。
2003.08.20
経済産業省後援の起業家支援プロジェクトの事務局としてのお手伝いをしながら考えることが非常に多くなってきました。サラリーマンをしている人たちのから話を聞くと、・自分の個性を発揮したい・今の仕事は自分の天職ではない・いつかは独立したい・定年後も継続できる仕事につきたいなどという意見が多いように感じます。それでは、その仕事というのはどのようにして選んだのでしょうか?という疑問もありますが仕事選びなどというのはそのようなものかもしれません。しかし、本当にその人が本来持っているパフォーマンスを発揮するには自分のやりたいことをやる。天職を探すということから開始するのが一番と思います。そのような、おぼろげながらという意識を顕在化させるためにはドリームゲートのようなきっかけ作りは必要と思っています。来月からはイベントを九州でも企画実施していきます。
2003.08.19
ここ数日忙しくて日記の書き込みを疎かにしていました。多くの方から『森戸さんは本当に忙しいね~』と言われることがありますが『私が選んだことですから』といつもお答えしています。そうなんです。忙しい人生を選択したのは自分なんです。独立して一番よかったのは、自分で仕事を選べるということです。組織に属していた時は自分の興味とは違う仕事を多く抱えていました。それでも私は前の会社では仕事では恵まれていたのではないかと思っています。前の会社には感謝しています。組織から離れて思うのは、意外な程、世間の目を気にして生きていた自分という存在です。もし、私に可能性があるのであれば、自分で可能性を潰す生き方ではなく、自分らしい生き方をして自分の力を最大限に発揮する生き方をしていきたいと思います。好奇心のおもむくままに仕事を創り出していくという過程は非常におもしろいものです。仕事というのはそんなに簡単なものではないと思いますが、自分の生き方を創造していくような生き方ができるのは金銭的な成功を収めるより価値があるのではないかと考えています。
2003.08.18
1年半前に会社勤めを辞めて独立して起業しました。 独立する前には、会社を辞めて何をするということも同僚にはあまり相談していませんでした。サラリーマンを世界の同僚に相談しても、『人生はそんな簡単じゃない』、『大丈夫なの?』、『俺も独立したいよ』という声しか聞けないと思っていたので特に相談する必要もないと考えていました。私は会社勤めを始めた時から、その会社で勤め上げることは考えていませんでした。ただ、自分がお世話になる会社なのでいかにして会社を儲けさせるかだけを考えていました。ある意味は良い社員なんでしょうが、一般社員がこのような考え方で動くとどうも組織からは浮き上がるみたいです。組織内の上下関係も悪くなっていきます。営業成績などは良かったのですが、組織に安住している社員の方とは意識が違うので、うまくコミュニケーションができない状態が続いた時期もありました。今考えるとスタンドプレーなども多かったように思っています。この時期は、会社を辞めて、転職するのか、独立するのかは明確でなかったですが、この会社に安住すると時代から取り残されるという焦燥感があり新入社員の頃から各種交流会や経営書に近いビジネス書ばかり読んでいました。変な若手社員だったのではないかと思います。この会社を1年半前に辞めてみて、自分で起業すると今度は自分の方向性もそうですが、自分の会社の方向性も考えないといけなくなりました。しかし、起業してすぐの会社というのは目標や方向性よりもどうやって基盤を作るか?ということが先になってしまいます。足場を固めないで理想ばかり言うことはできません。今の時代は外部環境の変化が予想以上に速いので、柔軟な考え方で対応しないと直ぐに市場においていかれてしまいます。当社の目標の設定は、経営基盤が確立してからになりそうです。今年1年は基盤を作る予定です。ありがたいことに、私の周りには辛口のことを言ってくれる方が多いので、ゆったりと構えることはできません。いつも叱咤激励を受けています。中には干渉しすぎのお言葉もありますが・・・今は自分のことが精一杯で人のことをかまっている暇がないというのが正直な姿です。人のことなどかまっていられないのが起業した経営者や零細企業の経営者の現状と思っています。ただ、人の批評ばかりしている人は、実際に自分で成功したことが無い人ということも最近気づいたことです。成功した人は、人の批評している時間がいかに無駄な時間ということかを理解しているように感じます。自分の人生の軸(目標)を決めて、自分が家族に対して、社員に対して、社会に対して何ができるかを考えること重要ではないかと考えています。オーナー経営者の場合には、自分の存在意義と会社の社会での存在意義が同一化しているように思いますので、私も自分が社会で何ができるかということを考えるために、いろいろな人に会うことも重要ですが、実ビジネスの中の成功、失敗で考えていこうと思っています。今後とも宜しくお願いします。
2003.08.17
今週の日経ビジネスに潜入!日産、タカラ、トリンプの会議室『会議革命』という記事が掲載されていました。 上記の記事を非常に興味深く読ませていただきました。私も前職は組織風土は大手企業の会社にいましたので、無駄な会議に時間をとられてどうしようもなかったという経験があります。 誰も無駄な会議をやりたい訳ではないのですが、結果、時間がかかる会議になってしまいます。今回の日経ビジネスの記事は、当社がご支援させていただいているコミュニケーション改善による組織改革の内容でも会議の変革ということでメニュー化しています。日経ビジネスでは、失敗する会議の7つの法則を書いています。1.決まって会議の開始時間が遅れる。2.要領を得ない資料が大量に配布される。 3.『だいたい』『思う』など曖昧な報告が多い。4.誰も他部門の話に口を出さず、発言者が限られる。5.リーダーがしばしば『結論はまた後日』と言う6.会議終了後、何をしたらよいか分からない7.終了時間は誰にも分からない(日経ビジネス(2003.8.18))それぞれについて実際の事例をもちいて説明してあり非常に分かり易い記事になっています。是非、ご一読ください。1の時間厳守については、13時から開始というよりも13時10分から開始などと細かい時間を設定した方が人間は時間を守るようです。13時だったら13:10くらいまでは遅れてもOKと思っている人が多いようです。不思議と13時10分などと中途半端な時間を設定すると曖昧性は5分くらいになるようです。しかし、これも時間厳守で参加しないといけないような雰囲気を作るのが重要と思います。どうでも良いと思われている会議ほど、参加者は遅れてきます。2については、ITを使えば事前に資料などを配布できますが、意識が低い会社では読んでこない人がほとんどです。資料を事前に読んでいないと参加できないように7の終了時間を最初から短めに設定するというのも手ではないかと思います。最初から議論に入ります。資料の説明は無くします。3、5のように会議に曖昧性があると、6のように会議が終わった後に何をすればよいかわかりません。実行スケジュールを具体的に示し、進捗のチェックの役割も会議の場で指名することが必要になります。4については、成果主義などが導入されて部門間の壁ができている組織に多いように感じます。他部門に口出しすると自部門について聞かれるのでヤブヘビになるという感覚です。いずれにしても、会議の目的を明確にして、その目的を達成するための手段を考える場が会議で、会議でコミットされた内容は確実に責任者とスケジュールを決めて実行するということが必要ではないでしょうか。これは、わが社にも向けたメッセージです。
2003.08.16
組織内コミュニケーションを円滑に行なうというのは非常に難しいと実感しています。 人間、大なり小なり誤解されて周りからは見られています。マイナスの誤解もありますが、プラスの誤解もあり、全体的に考えるとプラスマイナスゼロになるのではないでしょうか。 マイナスの誤解は自分の表現力の無さ、コミュニケーション力の無さから生じたものだと考えて対処した方が変なストレスがかからないようです。また、プラスの誤解、本当は自分はそんな凄いことができる人間ではないのに周りが勝手に誤解をして頼ってくるという場合もあります。この場合は、この誤解を利用して自分で努力して、本当にそのステージまで自分を高めるということを実践している人も多いように感じます。大きなことを言って、自分を奮い立たせている人はこの部類に入るのではないかと思います。組織は個の集団であるので、このような誤解も含めて作られています。誤解を少なくするためにはコミュニケーションを密に取る必要があると思っています。誤解が大きくなるとストレスも大きくなります。日本人と米国人のビジネス上でのコミュニケーションの取り方は、いろいろと違いがあるようです。日本と米国というと、教育システムも違いますし、国土の広さなども大きく違いますのですべてが同じという訳にはいきません。また、ビジネスの世界では、企業の雇用形態の違いなどもあることから、組織内での個人のあり方自体も大きく異なっていると感じています。米国の企業組織の形成形態は、システマチックな機械的な組織と表現できるのではないかと思います。それに対して日本は、終身雇用を前提とした所属、参加型組織とでもいうのでしょうか。そんな中で企業のコミュニケーションの基本的な考え方も、日本のフェイスTOフェイスという考え方に対して、米国はメディア志向的と言えるのかもしれません。これらのコミュニケーションの違いによるギャップは、米国から入ってきたシステムなどを日本で適用する際にも問題になりつつあるようです。コミュニケーション系のITを組織内に導入する際もそうですが、成果主義などのシステムを導入する際もシステムが日本型の組織に馴染まないということがおこっています。米国は、個人単位の「公正性」や「透明性」に重点がおかれていますので個人評価というのも日本よりも行いやすく、情報の流通経路も明確になっているように思います。それに対して日本では、組織単位単位での「画一性」と「効率性」を重視されているように思えます。いずれにしても、従来型の日本のマネジメントとは馴染みにくいもの(ITやコミュニケーション技法など)を導入する際には、今までと何が違うのかということを組織内の構成員に説明をして、変革のためのチェンジマネジメントを導入より以前に実施する必要があるのではないかと思います。当社の役割は新しい時代の組織を創り出すお手伝いと考えています。
2003.08.15
最近のWeb制作会社の広告にはSEOという言葉が必ずといってよい程入っています。 SEOとはSearch Engine Optimizationの略になります。インターネットの検索エンジン(YahooやGoogleなど)のキーワード検索の自社サイトの検索結果表示をいかに上位に表示させるかという技術のことを指しています。 インターネットを利用している人の多くは検索エンジンを利用してホームページの検索をしています。特にインターネットで商品購入やサービスをさがしている潜在的なお客様の30%近くは検索エンジンを使用してサービスを提供している会社を検索しているという調査結果も出ています。こうなってくると、いかに検索エンジンを使って自社のホームページにお客様を誘導してくるかが重要になります。その中でも、購入意欲の高いお客様を誘導することが需要となります。SEO以外にもメールマガジンの利用や私が今書いている日記サイトなどの利用でお客様を誘導している場合も最近では多くなってきました。SEOの具体的な作業は、検索エンジンの検索結果表示のランキングを向上させるものですが、主流となっている検索エンジンの特性を把握しながら対策をこうじる以外にもホームページ構造も変更を検討することが必要になってきています。訪問を期待されるお客様が入力しそうなキーワードを考えてそのキーワードをホームページに中に文字として盛り込むなどの対策をおこなっていきます。単に、検索エンジンで上位に表示させるか?ということだけであれば簡単に見えるかもしれませんが、実際は頻繁に変わる検索エンジンのロジックに対応するなどの長期のケアが必要になってきます。以前はHTMLソースのMETAタグにキーワードを埋め込むなどの対策でしたが、昨今では検索エンジン自体のプログラムが常に向上していますので、単純な対策では検索結果のランキングアップにはつながらないということも多いようです。また、最近の検索エンジンはペナルティなどを設けている所も多いので、単にタグの羅列などをしているとランキングが低下する場合もあるようです。ポジションをキープするのも、なかなか難しいです。先日、研修関連のサービスを行なっている会社の社長様に『おたくの会社のホームページは検索エンジンにかかりませんよ』とお話しして、当社でいろいろとSEO的な部分の対策をしてみましたら、Googleではトップ表示になっていました。ただ、一番重要なのは、ホームページにお客様を誘導した後に購入したいと思う商品やサービスがあるかどうかという部分ではないかと思います。インターネットでのプロモーションは営業支援の一部であるのでそれ以外の部分に対する配慮も必要であることはお解りいただけるのではないかと思います。『商品3分に売り7分』という言葉もありますが、これは商品自体が購入者の満足レベルを満たしているというのが前提と考えています。
2003.08.14
営業担当者向けの研修を行っていると基本的に管理と言った場合には以下の2つを大きく指します。1.アウトプット管理 2.プロセス管理 最近の営業担当者研修ではアウトプット管理からプロセス管理へ移行させること研修が増えているように思います。ここで言うプロセス管理は、営業活動の中の様々なデータを入手して、そのデータを加工して他部門との連携などにつなげることを目的とした管理手法です。先日も、学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)の話などを書かせていただきましたが、考えるためにはデータが必要で、そのデータは現場の最前線のものである方が学習の効果があがります。特に、最近では売り上げを上げる組織を作るということを求められることが多くなってきています。単に昔ながらの方法で、足で稼ぐという指導方法では若い社員もついてきませんが、何よりもお客様がついてきません。そのために、いろいろな事例をもとに『考える営業部隊』を作り上げることと、その考えるための題材(営業プロセスから収集する)ことが重要になってきます。今までの手法では、営業活動自体が『勘と経験』に裏打ちされたものであったために組織として強くなるということにが適していませんでした。営業活動の中での情報には、曖昧性がつきまとっていたというのが今までの形ではないでしょうか。当事者以外はわからないというのが正直な所です。営業活動がうまくいっていない組織のご支援にいっても何が問題なのかということも見えないことが多いものです。営業の現場で起こっている状況を正確につかむことは難しく、しかも、営業担当者が考える利害関係で情報自体が歪みを持ってしまいます。営業担当者は、営業成績の不振は外部環境の問題にして終わらせがちですが、このことが企業全体の経営不振に繋がっている場合も少なくありません。実際の問題が顕在化しない場合には、営業以外の部門が自社の市場からの評価などを正確に知ることができないことから部門間のコミュニケーションや協力体制が作りにくいという弊害がうまれます。また、営業部門自体も自分たちの活動自体の分析ができないことから、予実管理が非常に難しくなってしまいます。コンピュータを使用した営業のプロセス管理は曖昧さを低減させるために使用するのが目的となります。そして、曖昧さが無くなった情報を他部門に公開して、そこで考えさせるための情報とするという形がベストではないかと思っています。営業活動を含めた社内の様々な指標が公開されれば、その指標を用いたコミュニケーションが生まれます。部門間を越えて組織間コミュニケーションをもつためにはこのような生きた情報を使って話をするという組織文化を作ることが重要ではないかと思っています。これは大企業だけではなく、中小企業にも当てはまることです。経営者が以下に具体的な情報で社員とのコミュニケーションを図るか、また、具体的な情報をスピーディに経営者に渡すことの重要性を説く必要があると感じています。
2003.08.13
中小企業様のIT化のご支援の中で失敗しやすい導入の進め方としてあちらこちらの部署で部分最適化を推進してしまうということがあります。 ほとんどの企業は経理や営業の部署などで財務、見積発行などのシステムを最初に導入されるのではないかと思いますが、その後のIT導入のステップが支離滅裂の場合が多いように感じます。 いろいろな会社の現場をヒアリングをしていると、自分の業務を効率化するために社長を説得したという場合が多いようです。たしかにIT化へのアプローチとして、このような進め方もあると思いますが、全社(全体)効率化ということを経営者は考えるべきではないかと考えます。 仕事というのは、お客さまへサービスのご提案をして注文の受け付けから納品までいろいろなステップを経て成り立っています。部分的な最適化をしても、全体最適化(スピードアップ、正確性のアップ)を行わないと本来の目的が達成されないことも多々あります。全体の最適化を経営者は『鳥の目』で見て考えて、会社全体の情報化のイメージを考えておくようにお願いしています。経営者は、自社経営の中でどの部分の処理のスピードを上げると売上や利益が上がるか?ということを常に考えているはずですその部分にITを導入していくことがポイントになってきます。現場のからの声はそうでなく、自分の部署の効率化を求めてきます。現場の方が自分の仕事の効率化を求めるのは当然のことですが、少ない費用で最大限の効果を求めるのであれば、経営者として、全体の仕事の流れを考えての判断が必要になります。IT業者としては、商売ですので、当然、全体業務をシステム化することをご提案してきます。
2003.08.12
中小企業様の経営に直結するIT化のご支援をはじめて早いもので3年程になります。マイクロソフト社のIT実践塾というセミナーの内容を作ったのが2年程前になります。(http://www.microsoft.com/japan/smallbiz/it/ )このセミナーの内容を作る際にはとても苦労をしました。プロダクトの売り込みにならないような形で中小企業様のIT導入のご支援ができるようなセミナーにしたい!目から鱗というコンセプトでセミナーを売り出したいというご依頼でした。初回セミナーは一昨年の10月23日(於:メトロポリタン仙台)でした。セミナーの資料が出来上がったのは前日の夜でした。毎日、胃が痛くなるような思いをしましたが、最初のセミナーの受講者コメントに、『今まで受けたITセミナーの中でも最高に良かった!』という言葉があった時には、それまでの苦労が報われたような感じがして運営を担当してもらっていた皆と喜んだのを記憶しています。それから、中小企業のIT化支援のために全国で講演を始めました。途中は同じ日程で全国3ケ所での開催が重なるなどのこともあり、いろいろな方に講師をお願いして何とか全国でのセミナーを実施することができました。その中で沢山の経営者の方々とお会いして、こちらも勉強させていただきました。セミナーのありがたい所は、実際に経営者の方の生の声をお聞きすることができるということです。その中で、最近、私が感じているのはITは『人と人の間(あいだ)をとりももつ道具』ということです。人とコンピュータを間(あいだ)をとりもつ仕組みは『Interface(インターフェイス)』と呼ばれ、ユーザインターフェイスやグラフィックユーザインターフェイスなどという形で呼ばれます。『Internet(インターネット)』もネットワークを全世界レベルでつなげていると言われていますが、全世界の人をつなげているという形でとらえることもできます。活用のポイントはつながった後に何をやるのかということです。最近では、仕事に活用する場合には、社員間のコミュニケーションを円滑化する、企業とお客さまとのコミュニケーションの間を取り持つ、などという所にITを導入することを最初に考えてもらっています。(電子メールやグループウェアなどの導入です)仕事に役立つITの導入を行う場合には、現状の仕事の分析が最初になりますので、経営者の方をはじめ社員の方皆さんと現状の仕事について話をして、現状の問題発見、それを解決までもっていかないといけません。企業内の情報は、正確性を保つことも必要ですが、情報伝達のスピードをあげることが一番必要です。外部環境の急激な変化に対応するスピードを保つことを最近では経営者と一緒に考えることが増えてきています。これは、単に回線のスピードを上げるということではなく、社員の方々が情報を見て考えるという習慣をつけさせることが必要になります。経営者の皆さんに、いつもご質問しています。『社長はせっかちですか?』『当然、せっかちでないと経営者は務まりませんよね?』『経営者だったら現場の情報は早く、正確に欲しいですよね?』『社長の欲しい情報は社長の欲しい時に集まっていますか?』
2003.08.11
この半年くらい、当社でも組織内コミュニケーションの改善のためのセミナーの企画をしています。 一時期、コーチングという技法も流行りましたが、組織内で効果を出しているかというとそうでもありません。技法だけでは組織自体は良い方向に向いていかないようです。 これは戦略無くして、戦術だけで勝負している企業さんと同じで明確な方向性が無いままでの技法だけの導入は上手くいきません。中小企業の経営者の方に、ITの説明をする際には昔話をすることが多いです。電話もFAXも無かった時代には、人々はコミュニケーションを求めて人が多く集まる場所に行きました。集まる時間も設定しておかないといけないので、『市』がたったと言われています。ここでコミュニケーションを行いながら商売をしていたということではないかと思います。それから、電話やFAXの普及により一つの場所に同時刻に集まらなくても商売ができるようになりました。そのエリアをもっと広くして、わかりやすくしているのがインターネットではないでしょうか。IP電話などは電話の料金体系を根本から覆しています。しかし、先日の日記で書きましたように、ここには人が介在しますのでケースバイケースで声を介したコミュニケーションや面談という形が必要になります。ある方が言われていました。『儲け』と言う言葉は人(自分)と者(他者)の間に言葉があります。それが儲けるために必要なことではないでしょうか?いわゆるコミュニケーションです。コミュニケーションを上手くとることが、儲けに繋がるということでしょう。儲けるという言葉は分解すれば、『他人を信じる』などということにもなります。相手を信じて、相手が理解できる言葉でコミュニケーションをするということから相互理解というのは始まるのではないかと思います。儲けるという言葉は独りよがりな響きがありますが、そうではないということをITを織り交ぜながらお伝えできればと思っています。
2003.08.10
建前と本音というのは人間誰しも大なり小なり使い分けているのではないかと思います。 インターネットの広がりにより、文字によるコミュニケーション(電子メールなど)を使う機会が増えてきました。文字は感情を表現しにくい道具(人の表情や声の抑揚が感じ取れませんから)なので使い方を間違えるといろいろな問題を引き起こすようです。電子メールや電子掲示板などで議論を行うとケンカに近いようなやりとりになることもしばしばあります。顔を見ながら話をするのとは違う本音や人間性が出てくることが多いようです。気をつけて使いたい道具です。人材育成の仕事の中でクライアントの社員の方とこんな話をすることがあります。「仕事は大変なんだけど給料が少ないんだよね~」「仕事を辞めようとは思わないのですか?」「仕事が好きだから」本当に仕事が好きなんでしょうか?仕事が本当に好きそうにしている方には、このような質問はしません。自分の気持ち的には仕事の内容にも不満があり、給料にも不満があるのですが、給料に関しては自分ではどうしようもないので、自分の現在の心の不協和を低減するために仕事が好きと思い込もうとしている姿が見て取れます。 心の不協和の低減のための言葉を注意して聞いていると、本音の部分が少し見えるような気がします。
2003.08.09
先ほど朝一便のフライトで東京から帰福しました。 今日は台風の影響で南九州や沖縄便が欠航して羽田空港も朝から大混乱でした。 私も台風の進路によっては福岡に戻れないのではないかと心配していましたが、無事に着陸できました。台風の時期は出張のスケジュールと打ち合わせやセミナーなどの日程を多少余裕を持って考えておかないとご迷惑をおかけすることが多いと思っています。仕事の進め方のうまい人はスケジュールの立て方やそれに対しての自分のタイムマネジメント能力が高いと感じています。常にそれぞれの仕事に優先順位をつけ計画をたてています。逆に効率が悪い人は不測の事態への準備が出来ていないのでいつも仕事に振り回されています。今日で当社もこの事務所に入居して1年になります。時間の経つのは非常に早いと感じています。今日は夕刻から社員皆で簡単に入居1周年を祝いたいと思っています。事務所に帰って、ハーバードビジネスレビュー(ダイヤモンド社)が届いていました。 その中で、『なぜ人は組織にしがみつくのか』という記事に目がいきました。もともと、今月号の特集がCクラス社員のマネジメントです。Aクラス社員ばかりの組織でも80:20の法則で20%の社員はCクラスになるという話もありますが、今回の特集で非常に興味深かったのは、組織にしがみつくCクラスの社員の言い分に注目しているところです。やる気もなく組織に留まっている社員の、留まる理由に着目することでCクラス人材を理解する方法を考えています。組織マネジメントを考える際に、なぜ当社は人が辞めるのか?という切り口と、なぜ当社は人が留まるのか?という切り口があるということを勉強させていただきました。
2003.08.08
昨日、NPOふくおか(http://www.npofukuoka.com )が新しい体制になってから初めてのサロンを開催しました。『これからのNPOのスタイル』ということで私も簡単に講演させていただきましたが、企業とNPOの違いやNPOとボランティアグループの違いを中心に話をまとめました。NPOはボランティアグループと違い、組織として共通のミッションのもとに行動するのが基本なので、企業の組織マネジメントと同じように組織の理念を会員の方に正確に伝えてそれに対して各自がどのように行動するかということを考えていかないといけないと思っています。企業のように雇用関係がないからかもしれませんが、NPOに関わっている方は組織への帰属意識が非常に希薄になっているように感じています。ミッションの伝え方や組織マネジメントなど、これからのNPOには企業のような組織運営の知識が必要になると考えています。NPOふくおかは、NPOを支援するNPOというミッションを持っていますので私の知識の範囲内でご支援をしていきたいと考えています。
2003.08.07
本当に当社の社員は毎日遅くまで仕事をしてくれています。 毎日、午前様という状態の仕事がずっと続いています。私はそれくらいの仕事をして当然の立場ですが、社員の皆もよく働きます。私はこの社員の皆のために会社の組織力を強くするという責務があると思っています。 今日はメールマガジンの発行日ということで、その最終チェックをしていました。当社のメールマガジンは、当社のWebサイトで申し込みができます。(http://www.tisiki.net )今までは楽天日記や自社Webを使って情報の発信をしていましたが、PUSH型でも情報発信しようということで少し前からメールマガジンを発行しています。まだまだ配信先は1000程度ですが、これから多くの皆さんに情報を発信できるように工夫をしていく予定です。今日の日記の表題は21世紀を勝ち残るということにしました。ビジネスの世界は常に競争です。私は競合相手との競争というよりも、お客様とのニーズの変化との競争と思っています。これからの時代は、お客様のニーズに対していかに素早く的確に応えることができるのかということが非常に重要になります。社内でもお客様のニーズに応えるべく、いろいろな試みを行っています。今回のコミュニケーションマネジメントの研修もここ半年企画をしてきました。少ない人数で大手企業や先行企業に追いつくためには、知恵を使うことも重要ですが、そこの社員の2倍から3倍働くことも重要になるのではないかと思っています。やはり事務的な仕事も多くなります。昨日、求人に応募されてきた方の面接を行いました。私からの質問は簡単です。・負けず嫌いですか?・向上心はありますか?・好奇心はありますか?の3点です。ビジネスは競争なので、負け癖がついている人は向いていません。自分を向上させたいと思っていない人にはお客様もパワーを感じません。好奇心が無い人はこれからの情報化社会では生き残れません。あとは納得するまで仕事に妥協しないという姿勢も重要と思います。言い訳をしない姿勢がプロフェッショナルへの第一歩ではないかと思います。気持ちが強い人は技術的な部分が後からついてくると、大きく化けます。会社のために働けるという人を探しています。勝ち残る人は、必ず努力しています。今は伸び悩んでいても、最終的には努力は報われます。 勝ち残るための強い意志がある方はご連絡ください。一緒に勝ち残りましょう。
2003.08.06
私も、『あの時にこうしていれば・・・』と後悔することが多々あります。 しかし、この後悔の具合というのも質が違うことが多いようです。 行動を起こさずに後悔するものと、行動を起こしたが方向性が間違っていたというものです。前者は、その後悔から学びはありませんが、後者は失敗から学ぶということができます。先日の日記に対して、『問題を先送りする風潮が日本にはある』というコメントをいただきました。問題の先送りというのは、上記の前者になるのではないかと思います。先送りしても、問題は解決できないだけでは無く、その問題の解決策を探ることもできません。 組織改革の話をするときに、学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)の風土を作ろうという話をよくします。学習する組織では、組織内で起こっている事象から組織員が学んでいくという風土を持っています。すなわち、当事者意識が非常に高い組織員で構成されている組織ということもできます。社内を活性化するためには、社員のモチベーションをいかに高めるかということが必要になります。モチベーションの高い社員は常に社内・外にアンテナを張っています。そのアンテナが何本も立っているのが強い組織ではないかと思います。会社と一線を画しているということが良いことではありません。タイムマネジメントをしっかりとして、メリハリをつけるということは重要ですが、時間の切り売りしているという感覚では、会社からも切り捨てられます。
2003.08.05
先日のカルロス・ゴーンの講演会の日記には掲示板やメールでいろいろなご意見、ご感想をいただきありがとうございます。 皆さまのご意見のおかげで、この講演の参加がまた深いものになりました。単に講演を聴くだけでなく、その講演で感じたことを皆さんに情報発信して、その発信に対してまた情報をいただくことができています。 ゴーン氏の話の中にもありました。社員のモチベーションをつけるためにはコミュニケーションが重要だということです。コミュニケーションは一方方向の情報発信では実現できず双方向の情報交換が必要です。そのためには人に会う必要があります。実際に会う方法もあると思いますが、最近ではテレビ会議のようなシステムも安価に利用できるようになっています。このリアルとアナログの比率を考えるのも、忙しい日常を送っている人たちには重要かもしれません。何でもITだ、ITなんて使わないということではなかなか先に勧めないような気がします。そういえば以前、ある大手企業様の営業システムの活性化のご支援をしていた時に、こんな話がありました。ある営業部長が、『おれには部下が80人いる。毎日、営業日報が80通電子メールで来るんだ。返事を書く時間はない』ということでした。私は、『まず、全部に返事を書くというルールになっているのでしょうか?それから返事を書くとすれば、営業結果についてコメントするのですか?それともプロセスについてコメントするのでしょうか?』とお聞きしました。回答は、営業結果についてのコメントを書くということでしたが、これではせっかくの営業日報システムも力が発揮できません。双方向でコミュニケーションをとっても、『頑張れ』『よくやった』くらいしか書くことがないと思うからです。結果報告型ではなく、明日の予定などを日報に書いておくと、部長などの今までのノウハウから『〇〇してはどうか?』『〇〇課長から指示を仰ぎなさい』というコミュニケーションが取れます。ちょっとした工夫なんですが、コミュニケーションを取るためには返答が決まっている題材よりも将来的なことのように相手から引き出す題材をもとに質問するということも重要と思います。最近ではIT機器の進化により、いつでもどこでも(これをユビキタスと呼んでいますが)情報を活用できるようになってきました。このような社会環境になってきたからこそ、逆に中身(これをコンテンツと呼んでいますが)がアナログ的なものになる必要があります。ある本に書いてありました。90年代の好調な米国経済を支えたのはIT技術であるが、その影響で米国人の9:00-17:00は仕事で残りはプライベートという生活スタイルは完全に破壊されたということです。いつでも仕事に追われているような感覚になってきたが、それが米国経済を支えているホワイトカラーの生活スタイルだ!ということでした。なんか悲しいような気がしますが、実際に私も朝起きてから会社に出社するまでに、こうやって自宅のパソコンから皆さんに情報を発信しています。
2003.08.04
社会人になってから十数年、人を育てるという仕事をしていますので沢山の方とお会いして仕事をしています。 今まで、何人の方の前でセミナーや講習会を行ったかは定かではありませんが、独立して仕事をしていても、九州や東京などもで『どこかでお会いしませんでしたか?』と聞かれることがあります。大抵は、セミナーや講習会に来られていた方のようですが、悪いことはできないと思ってしまいます。先日も東京でビジネススクールの講師をしていましたが、受講者の方から『10年くらい前に森戸さんの講義を受講しました』というお話をいただき驚きました。私には特技があって名簿のある講義の場合には50名~100名の受講者であれば、1日のコースであれば名前と顔を覚えることができます。この特技が受講者には喜ばれています。名簿を見るのではなく、顔を見て、名前を呼んで質問などを行うと、やはり驚きますし、何となく嬉しいですよね。そして、そこでコミュニケーションを取れればいろいろな事を講師である私自身も学べます。私は四六時中インターネットで情報検索をして、メールのやり取りをして、この楽天日記も書いて情報発信と収集を行っています。書籍はほとんどインターネットで購入して東京と九州の往復の時間に読んでいます。情報が無いと人と話をした際にも、うまく情報を引き出すことができないと感じているので書籍やWebで情報をインプットして人にあった時に検証しています。これを日常的に行うと単に情報として頭にあったものが、知識に変わります。学生時代の試験勉強の時もそうでしたが、口に出すことで頭に摺りこまれていきます。人から学ぶという表題で今日は日記を書いていますが、人から学ぶ時も事前準備は必要と思っています。自分よりも人生経験の長い人、自分とは全く違った環境で育ってきた人、自分とは全く違った分野の能力が秀でている人、これらの人の発する情報で自分が勉強するには下地を整えておく必要があると思っています。そのために、このような形で情報発信もしています。いろんなお声をいただいていますが、その声も私が情報を発信しなければいただけなかった貴重なご意見と思っています。インターネットの人と人とつなげるという部分での功績はとてつもなく大きいと感じています。ネットでつながっている人たちから多くのことを学べます。
2003.08.03
今日はカルロス・ゴーン氏の講演を聴いてきました。 私はセミナーを実施している身でありながら、他人のセミナーで感銘することはあまりない人間なんですが、今回のセミナーは非常に得るものが多かったと思っています。 最初は少しミーハー的な感覚で申し込んだ所もありましたが、話の中身が変革を求めている日本全体に対するメッセージのように感じました。Q.なぜ、あなたは日産の変革に成功したのですか? A.就任するときに『変革する』とコミットメントしたからだ。Q.あなたが日産に来られた時に日産はどのような状態でしたか?A.日産には良い所も悪い所もあった。良い所としては社員皆が今が悪い状態と理解していた。そしてその負のモチベーションを変わらないといけないという正のモチベーションに変わった。負のモチベーションが大きかったので正のモチベーションに変わった時のパワーも大きかった。 Q.あなたは外国人だから変革ができたということを言われますが? A.組織の外の人という意味では変革はやり易かった、しかし、外国人という意味ではやりにくかったと思う。日本人と別段違ったことはしていない。アウトサイダーは客観的に組織を見ることができる。Q.日本の企業経営者や大きくいうと日本政府のトップは変革ができなくて悩んでいるが、それに対してコメントはないか。A.日本ということの問題ではないと思うが、冒頭にも言ったように私は就任時にコミットメントしたことを実現しただけだ。約束を守った。今の日本に欠けているとすれば、言ったことを守らないでも良いという風潮が最近はあるのではないか。コミットメントしたことを実行しない人はトップではない。もともと、日本には約束を守るという風土はあったはずだ。などというやり取りがありました。特に最初に書いた部分のやり取りと最後に書いた部分のやり取りは非常に勉強になりました。最近の日本の『約束は守らなくてもよいという感覚がある』という部分に関しては最後のコメントをしてもらった聴衆代表の社長さんも言われていました。政治家も会社経営者も組織内の管理職も言ったことを実行するということが組織活性化には一番重要なことかもしれません。とりあえずの予算で中間見直しで下方修正などということを繰り返していたら株主からも社員からもお客さまからも信用なくなっていきます。最近の目標管理などの成果主義がうまく機能しないとう時にも部下のコミットメントに関しては評価するが、自分の部下に対してのコミットメントは評価されないということもあります。本当は逆なんです。トップやリーダーとして動くのであれば、最初にトップとしてのコミットメントしてそれを確実に実行する。というシンプルなことだ!とうことを今回のセミナーで彼からのメッセージとしてもらいました。当然、実行するためには、部下にもコミットメントしてもらい、それが実行できない部下は去ってもらうということも考えないといけないと思います。途中に、こんなやり取りもありました。Q.私の会社は経営者も管理職も改革をしようという気概が見えません。私た ち部下はそんななかで日々不安な日々を送っています。そんな上司を変える方法はありますか?A.それはあなた方が終身雇用というものにこだわっているからではないか?終身雇用という安定したシステムを享受できるのは一部の優秀な企業だけではないか?仕組みとしては非常に贅沢な仕組みなので、ほとんどの企業はそのような仕組みに固執していたのでは競争に勝てない。これも非常に深いと思います。上司に変わって欲しいとうのは、自分たちはこんな組織でもしがみつきたいということの裏返しということです。今までの日本のサラリーマンはシステムに守られていたというよりも企業がおかれていた時代が高度経済成長という世界的にも異常な時代だったということでしょう。非常に有益な時間でした。私も口に出したことを守らない部下には厳しくあたりますが、一番厳しくしないといけないのは自分に対してと思っています。『男らしい』というと陳腐な表現ですが、今日のカルロス・ゴーン氏の話から受けた印象は非常に男らしく潔かったと思いました。彼の話す姿と昔の日本人のイメージをダブらせた聴衆は多かったのではないかと思います。
2003.08.02
当社もいろいろな会社様とお付き合いしています。http://www.tisiki.net/jisseki/ 当社の直接の取引やクライアント様のお取引の中で最近の傾向として気付いたことがあります。 ある程度、会社の業績が良い会社や社員のモチベーションが高い会社は、社外との協業の仕方がやはり上手いということです。いわゆるパートナーと協業してお互いにWin-Winの関係を結んでいます。他利自利の考え方で仕事をしています。外資系企業はある意味パートナー企業にドライな関係を求めてきますが、契約の際にはお互いのメリットについてよく考えているということを感じています。継続してお付き合いするためには、自分の利益優先では成り立ちません。業績の悪い会社様は、今までその会社を支えてきたパートナー企業まで一律で取引金額のカットや取引条件面の変更の対象としています。それも非常に事務的なやり方です。今まで、その会社が自社にどれだけ貢献してきたのか、それから実際にその会社が自社との取引を止めた場合のリスクを考えていない場合も多いようです。私のご支援しているクライアント様も下請け構造で仕事をしてきた会社様も多いのでこれらの事で大打撃を受けています。スキルは非常に高いので、競合企業との取引を始めている例もあります。単なる業務請負であれば、その発注先がコストの安い海外に変更になったということで企業が生き残る上で仕方無い側面もありますが、最近の大手企業様は『目利き』ができなくなっていますので、下請けというよりも、自社をコアな部分を支えてきた会社(いわゆるパートナー企業)まで一律でコストカットの対象にしています。その会社は別の会社と付き合っても生きていけるのです。競合している会社につかれたら自分の会社が不利な状況になります。これでは、自分の首を絞めているようなものです。また、そのような会社の社員さまの日常会話からも、その会社の体質の一旦を見ることもできます。・外部業者さんという呼び方(どっちができる仕事か?)・小額取引という呼称(自分たちからみたら小額でしょう)・ローコスト取引の仕組み(そちらの会社の社員のコストが高いのでは?)これらの言葉は行政の方の会話では良くお聞きしていましたが、最近は大手企業やその関連会社の社員さまからも良くお聞きします。自社で使用している言葉をそのまま外部の人間と会話する際にも出してきます。しかし、お客様への提案は上手く出来ないので結局は都合がよい時だけ頼ってくるようです・・・知恵を貸すのも有償ですというのは大手企業様の言葉ではなかったか?と思うこともあります。仕事を受けるのも大変ですが、これらの企業に仕事をお願いするのも大変です。まず、敷居が非常に高いです。企業パンフレットの提出(パンフレットはWebではダメで、印刷した紙ものがないといけない)を求められ、受注しても『ありがとうございます』の一言も言えない社員が増えています。仕事をやってあげているという意識なんでしょう。小さな取引でも大切にしないと会社自体の評判がどんどん落ちていきます。大手企業もそうですが、その関連会社も大手企業の悪しき習慣を受け継いでいますので中小企業なのに事務処理の煩雑さは自社の首を絞めてコストを押し上げています。そのコスト押し上げのツケを外部に回しているということを理解しているが変われない。これが日本全体をおかしくしているのかもしれません。これこそ、『茹で蛙』?安定してように感じているのは『ゆるい社風』からきたもので、頭を使うことを忘れいてる社員ばかりになり日に日に体力がなくなっています。その組織が崩壊すれば、個人の人間力も弱いので外部では生きれなくなってしまっています。
2003.08.01
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