トラフシジミ夏型♂(幡豆町)
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(C)ドクターT
昨日トラフシジミの夏型(高温期型)を今年度初認しました。年に2回発生するこの蝶は春型と夏型で色ががらりと変わってしまいます。年に2回発生する蝶では多少変わることはありますが、このようにがらりと変わってしまう蝶は他にはサカハチチョウとアカマダラくらいです。食草はマメ科、ユキノシタ科、ツツジ科、ハイノキ科、クロウメモドキ科、ブナ科、トチノキ科、ミズキ科、バラ科、・・・など幅広い植物の花・蕾などですが、一番よく見るのは春型ではフジの花蕾です。ちょっとゼフィルスに似た習性があって、♂は低山の山頂付近に集まってテリ張りをすることがあり、これも三ヶ根山の頂上付近のクリの木を叩いたら出て来ました。一瞬ゼフィルスかと緊張しました。表側もゼフィルスのように光ります。春型は丁度ギフチョウが終わりかけの頃に岡崎のK湿地で木の梢や畑の上を群れ飛んでいることがあります。
ちなみにこれが岡崎のK湿地で撮った春型です。
蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する学問です。
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