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石巻のホヤと北海道の行者ニンニクをいただいた。加工屋さんから貰ったのでパッケージされているのにラベルがない。どちらも今が旬の珍味である。ホヤは切り揃えて蒸したもの。意外なことにホヤの刺激臭がまったくなく、そのままでも天ぷらにしても炒めてもおいしく食べられた。一番美味しかったのは青シソを巻いた天ぷら。そのまま食べるよりも一層ジューシーになってホヤとは思えない上品な味(ホヤさんごめんなさい)。抹茶塩がピッタリの優れものだった。困ったのが行者ニンニク。北海道にいた頃はキノコと一緒にバター炒めしたものが好きだったが、今回いただいたのは醤油漬。そのまま食べようとすると辛くてしょっぱくて食べられたものではない。考えあぐねた末に思いついたのがホヤと組み合わせたチヂミである。 チヂミの生地は小麦粉と片栗粉を2:1で混ぜたもの。これに蒸しホヤと切った行者ニンニクを混ぜ合わせ、ごま油でじっくり焼く。たれは醤油にごま油、七味唐辛子、刻んだネギ、ゴマを混ぜ合わせたものだ。結果は大成功。強烈な行者ニンニクがチヂミのなかでおとなしくなってホヤと仲良くしている。今日はいまから仕事だというのに朝から強烈なものを食べてしまったなぁ。
2009.06.06
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イカスミを使った料理はイタリア料理屋ではしばしば見かけるが、そもそもの発祥はスペインらしい。小生愛用のスペイン料理屋サングリアのイカのスミ煮はまさに絶品で、あれを真似て今が旬の小ぶりのアカイカを煮込んだりしたら旨いだろうなぁといつも考えていた。ところが方向転換してモツを煮込んだのは御前崎のサリーに頂いたディヌグアンdinuguanのせい。ディヌグアンとはモツなどを豚の血で煮込んだフィリピン料理の定番品。オドロオドロしい黒光りする豚の血と聞いただけで腰が引けるが食べてみると旨みとコクがあり意外にいける。何かと似ているなと思ったら以前食べたイカスミ料理と香りが似ている。それならイカスミでモツを煮込んだらディヌグアンもどきが作れるんでないかと考えたのが今回の創作料理のはじまり。冷凍モツはさっと湯通しして生姜とニンニクで軽く炒めておく。これにニンジンのピクルスと砂糖少々を加え煮立てる。アクを掬ってイカスミパウダーを大さじ一杯加えじっくり煮込んで完成だ。 できばえは上々、かなり旨い。しかし残念ながらディヌグアンとはぜんぜん別物で見た目と香りは似ているが味は違っていた。考えてみれば当然で豚の血とイカスミが同じ味になるわけがない。イカスミ煮は爽やかな風味でディヌグアンはたっぷりのコク。最初のもくろみは外れたがモツのイカスミ煮もかなり旨いという結論になった。
2009.06.04
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