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2024.02.06
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こんにちは~!
何時も訪問頂きありがとうございます。

先日のブログで​ 「この半年をどうやって過ごすのかが重要だ」 ​を書かせてもらいました。その中で「大きな変革の時期が定期的にやってくる」という内容を書いておりました。そこでは「定期的」と実にまぁ大雑把な表現を使っていましたが、もう少し細分化すると、それは「10年ひと昔」ぐらいのサイクルで人生の変化が訪れてきているのではないかとふと思ったのです。そのあたりの話を自分の人生と照らし合わせて振り返ってみたいと思います。老人の戯言ですがお時間があれば是非ともお付き合い願います。


0~10歳[幼年期]

これは生まれてから多くの人が共通する「人間の根本を形成する」期間ではないかと思います。親がのんびりとした穏やかな環境であたたかく育ててくれたなら、子供も穏やかで優しい人間に育つのではないでしょうか?逆に親が厳しくて慌ただしい環境であれば、子供もそういったふうに育ってしまうのは当然のことかと思います。

私の場合は田舎の農家の男三人兄弟の末っ子に生まれのんびりと育ったものですから、未だに焦る事無くのほほんと暮らしております(笑)。「何とかなるさ」とか「なるようにしかならない」とか、それが私の生き方になっています。但し、諦め主義ではなくて、それなりに「やることはしっかりとやる」ことを心がけています。そう、まさに農家の生き方というものだと思います。
農業というのは決められた時期(春)に種をまいて、サボらずに小まめに雑草を抜いて、害虫駆除のスプレーを欠かさずに撒いて、等々、それさえきちんとやっておけば秋には収穫が約束されるんですね。しかしそれを少しでもサボると出来高に差がついてしまい、段々と貧富の差がついてきます。
そう、農業は地道な作業の連続ですが、そのやり方次第で大きな差がついてくる商売なんです。もしかしたら、そんな農家の精神が知らず知らずのうちに、親から私に叩きこまれていたのかもしれません。

11~20歳[少年期]


​小学校の高学年になってくると、受験勉強に(強制されて?)打ち込む子供、野球とかサッカーとかのスポーツに没頭する子供、それらの決まった目標を持てずにフラフラと日々を過ごす子、このへんの差が明確に表れ始める時期だと思います。ここの10年間の過ごし方で、いわゆるその人の「学歴」が決まってきます。何だかんだ言っても日本は学歴社会ですので、非常に重要な時期になります。


私の場合、小学校の高学年は野球少年でした。当時は田舎ではサッカーなんてオシャレなスポーツはまだまだ少なくて、スポーツと言えば野球という時代でした。守備力と走塁は良かったのですが、打撃力が凡人並みでしたので、中学1年の途中で野球に挫折して辞めてしまいました。
その後は、当時は男子バレーボールがミュンヘンオリンピックで金メダルを取ったりしてた影響もあり、また私は背も高いほうだったのでバレーボール部に入ったものでした。
そして高校に入ってもそのままバレーボールを続けるかと思いきや、何故かサッカー部に入ったりしました。理由は「サッカー部は髪の毛を伸ばせたから」という素晴らしいものでした(笑)。
そんなことですので、スポーツで大成することはなく、どれもこれも中途半端。そして勉強も中途半端でしたので(汗)、国立大学に入れる学力(学力はあったのですが努力が足りなかったと自負しています)もなく、親に迷惑をかけて札幌の三流大学に入ったという少年期を過ごしたのでした。
この時期にしっかりと勉強していれば、公務員とか一流企業とかそれなりの堅実な仕事に就けたのかもしれないと後悔したものでした。よくあるパターンです。





​21~30歳[青年期]​

少年期で形成した学歴や特技を生かして、一流企業に就職したり、自分で仕事を始めたり、家業を継いだりするのがこの時期です。世間を知らない「少年(学生)」が「青年(社会人)」となり、仕事をこなしている自分に「妙な自信」を持つといった勘違いをしてしまうことも多いかと思います。その中で実力を発揮して頭角を現してきた人(又は上司とうまく付き合う技術に長けた人)は出世街道を歩みだし、そうでない人は伸び悩み、仲間に差を付けられて苦しむ、そういった差が顕著に表れる時期になります。

私の場合は、三流大学に入ったことは前述の通りですが、そこでもまじめに勉強もせずにろくな就活も行わなかったのですが、たまたま応募した「そこそこ」の会社に運良く就職が決まったのです。就職後は東京や大阪の出張が頻繁にあったり、北海道内の都市を毎週のように営業で回ったり。「自分は仕事が出来て全国を飛び回っている」と、世間の若者によく見られる「妙に勘違いした青年時代」だったのです。その勘違いが後に大きな挫折を味わうことになるとは全く気づくこともなくね。

​31~40歳[成年期]​

出世コースを歩むもの、そうでないもの、「勝ち組」、「負け組」がはっきりとしてしまう時期です。勝ち組は中間管理職の道を歩み始め、負け組はいつまでも平社員のまま。また、才覚ある人は独立願望に目覚め、起業する人が現れるのもこの時期に多いようです。また多くの人は、20~30代で結婚し、子供にも恵まれ、家庭を形成するのもこの時期です。(家庭を持つのが正解とは限りませんけどね)要するに、30代は「青年」から「成年」への変革の時期です。

私は、この時期に己の勘違いで自分が「勝ち組」であると思ってしまい、生意気にも「起業」してはみたのですが、世の中そんなに甘くはありませんでした。仕事は長くは続かずに敢え無く廃業となってしまったのです。それまでに築いたものを すべて 失い、肉体労働で生活費を稼ぐという苦しい暮らしを余儀なくされたのでした。そんな中でにあっても、今の会社に入ることが出来たのは幸運だったと思っています。

​41~50歳[熟年期]​

勝ち組は「中間管理職」から「管理職」へ。「部長」とか「次長」とか、そのような責任の重たい役職に任用されたりします。そうでない人でも「主任」とか「係長」とか、または「課長」とかになる人もいるでしょう。家庭においては子供の進学とか、家のローンなどで沢山のお金が必要になってきます。また、お金が必要になってくると、何故か家庭内の揉め事も頻発したりして、夫婦間の関係がギスギスしたりもしてきます。家庭に安らぎを得られなくなった人は、外に幸せを求めて「浮気」に走ったりすることもよく見かけられます。こうなると夫婦関係が更に悪化し、家庭内別居となったり、離婚にまで発展するケースも多いかと思います。


私はといいますと、もう20年以上も前のことですので忘れてしまいましたが(笑)、この時期は長く「課長」という役職で年寄りと若者の間で板挟みになっていたような記憶があります。尚、私生活については割愛させていただきます(笑)。
話は変わりますが私がランニングを始めたのはこの時期です。中年太り、中性脂肪増加、コレステロール値悪化。健康診断の先生に「〇〇さん、このままではやばいですよ!」と言われるのはよくある話ですね。そう言われても生活パターンを変えることが出来ない人も多いのですが、私は目覚めました。「昔の若かったころの自分に戻りたい」とね。腹が出ていて、太ってて、ちょっと動くとゼイゼイ言っているようなカッコ悪いオヤジやじじぃにはなりたくないと思ったのです。

​51~60歳[初老期]​​

この年代になると「成功者」も「非成功者」も、 おぼろげに 、いや、 確実に、 「老後」が見えてきます。これは誰しも逃げることが出来ない現実なのです。部長さんも課長さんも主任さんも、今の地位で働けるのもせいぜいあと10年です。ここの10年間でいかに老後資金を貯めることが出来るか?定年後に「豊かな老後」になるか、「一生働き続けなければならない老後」になるのか、老後を確定させるとても重要な時期です。今からでも遅くありません。無駄遣いを止めて「貯金」をするとか、idecoとかNISAとか、しっかりと老後資金を作りましょう。


それと大事なのは「お金」だけではありません。もっと大切なのは「健康」です。いくらお金があっても、不健康ですと、豊かな明るい老後はあり得ません。​「食生活」を見直して「運動」しましょう。
もし、貴方が煙草を吸っているのなら速やかに止めましょう。お酒が何よりも大好きな方は少しずつ量を減らしましょう。肉が大好きな方は野菜をたくさん食べましょう。すぐ近くの用事にも「クルマを使っている」人は「歩いていく」ようにしましょう。運動が苦手な人は「ウォーキング」「ランニング」「サイクリング」「スイミング」、どれでもいいので始めてみませんか?

私の場合、50歳の時には子供が自立してくれましたので、そこからようやく「貯蓄」を始めることが出来ました。​そして55歳からはidecoとか、投資信託にも遅ればせながら取り組みました。
スポーツに関しては、40代から始めたマラソンを今でも継続しています。50歳をピークにタイムは下降線を辿るばかりですが、まだまだ走っています。70歳まではフルマラソンの大会に出ることが目標です。そして、走れなくなったときは「サイクリング」がメインのスポーツに切り替わっていくと考えています。

​61~70歳[老後初期]​

この年代の表現の方法には悩みましたが「老後初期」が私のイメージにあうのかなと思いました。「老後=定年退職後」と思っています。定年退職後に継続雇用とか再就職とかで働き続ける方が多いと思います。


よくある話ですが「今までの部下が上司になる」のがこの時期です。それに耐えられないような頑固な思考回路の持ち主の方は別の会社を選んだ方がいいでしょう。
給料が大幅に下がりますので生活レベルの見直しが必須となります。同じ感覚て暮らしていると老後破産にまっしぐらですので要注意です。
「老後」とはいいましても、まだまだ体も心も元気ですので、しっかりと働いて、この時期に「趣味」や「生きがい」を見つけておくことが重要かと思います。それが見つからないとその後の老後の楽しみが無くなってしまいます。


ちなみに私は「老後初期2年生」でございます(笑)


​71~80歳[老後中期]​

日本人男性の平均寿命が81.05歳ですので、「終末期」と言った方がいいのかもしれませんが、それでは余りにもアレです。なので「老後中期」とさせていただきました。71歳を過ぎて元気いっぱいの方は流石に少なくなると思います(私は元気でいる予定ですけどね)。再雇用、再就職した方も、いよいよ隠居する時期かと思います。活動量もグッと減るとは思いますが、趣味を生きがいにして、年金と貯蓄の切り崩しで悠々自適に暮らしていけるのが理想化と。

「ボケ老人」と言われないようにしたいものです。


​81~90歳[終末期]​

いよいよ「終末期」です。男性の半分の方は既に亡くなっているはずです。それにひきかえ、女性の平均寿命は87.09歳ですので、まだまだ元気な方がたくさんいらっしゃるかと思います。
「穏やかに暮らして、ポックリといなくなる」のが理想です。


私はあと何年生きられるのでしょうか?

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Last updated  2024.02.06 14:49:43
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