2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
~日経新聞 2004/09/30 社会 面から2003年度に生活保護を受けた世帯は94万余りで前年度より約7万世帯増え、過去最多を更新したことが29日、厚生労働省のまとめで分かった。人口に占める受給者の割合(保護率)も1.05%と16年ぶりに1%を突破。失業で収入を絶たれたり、貯蓄がなくなったりして生活保護に追い込まれるケースが依然多く、増勢に歯止めがかかっていない。1カ月単位で平均した受給世帯数は94万1270世帯。11年連続で増えた。男性65歳以上、女性60歳以上が中心の「高齢者世帯」が全体の半数弱を占める。●● 2003年は、自殺者数も過去最悪でした。 現在日本では、毎日およそ100人の方が、自らの命を絶っている という状態が続いています。 生活保護を受ける世帯も、1993年以降、10年連続で増加してい ます。 今年は遂に、人口に占める受給者の割合が1%を超えてしまい ました。 日本国民の100人に1人が、生活保護を受けている状態です。 そして、今でも、毎日200世帯ずつ生活保護を受給する世帯が 増加しているのです。 現在、生活保護を受けている世帯のうち、およそ半数が、 いわゆる高齢者世帯です。 現在の高齢者世帯は、多くの場合年金を受給している世帯です。 現時点で年金を受給できる方々は、比較的恵まれた受給環境にある といえます。 しかし、日本全体で700万の高齢者世帯のうち、およそ40万世帯が生活 保護を受給しています。 実に、6%近い数字になります。 現在の日本の高齢者世帯は、18世帯に1世帯の割合で生活保護を受給 しているという計算です。 生活保護の受給開始事由で、最も多いのが「傷病」で全体のおよそ 40%。 ついで、「貯金などの減少・喪失」が13%。 これらの統計から見えてくるのは、高齢者世帯において、年金では 生活費をまかなう事ができず、労働して不足分を稼いでいた世帯が、 傷病により労働することができなくなり、生活保護を受給すること になるケースが多いということだと思います。 先日、今話題のマイケル・ムーア監督による映画作品、 「ボウリング・フォー・コロンバイン」がTVで放送されていました。 http://www.iw-jp.com/am.php?id=B00009WXE0 そのなかで、米国の隣国であるカナダのリポートがありました。 これは、銃社会の米国との対比という意味合いで取り上げられた レポートでしたが、都市部の住民であっても、家に鍵をかけず、 弱者は皆で助けるのが当然という国民性を監督自らがレポートして いました。 そのレポートによれば、カナダには、スラム街という場所はなく、 怪我や病気を負った人は、手厚い社会保障を受けられるというもの でした。 最近の日本の各種統計を見ていると、社会的な弱者が増えている傾向 がみてとれます。 『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』 これは、日本国憲法に定められた国民の権利です。 すべての人が等しく幸福に暮らせる社会でありたいものです。《関連Webサイト》 生活保護110番 http://www.seiho110.org/
2004年09月30日