型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2021.03.21
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カテゴリ: 今だから
テレビでもSNSでも「子供のために」「若者のために」「◯◯に恩返し」
という言葉をとてもよく見るようになりました。
長年教職を務めてきた立場から言えばあたりまえのようなことも、
このような表現をするととてもいいことをしているように見えます。

これを言えば好感度が上がる効果があることは否めません。
しかし、そう言われた対象の人たちはどう感じているでしょうか。
そう言われて嬉しく感じている反面、恩着せがましくに感じていることもあります。
言った相手によって反応が変わり、余計なお世話に感じることもあるでしょう。

「子供のために」「若者のために」「◯◯に恩返し」と公然と言える人は、

直接的に子供や若者が恩恵を受けることが目に見えている時は有効になりますが、
口だけだと見透かされた時には悪印象を与えるリスクが大きいです。

世の中にはこのような慣用句的な表現が多く、それはメディアを通して広がっています。
インタビューや挨拶などで使われる言葉を始め、見せ方や演出が加わります。
昭和時代はニュースに演出が加わることがないほうが多かったと思いますが、
今は死傷事件や重大な社会問題などにBGMをつけ演出が加わります。

ニュース映像にいちいち「何があったと言うのでしょうか!?」というタメは、
時間を費やし視聴者の好奇心を煽りチャンネルを変えさせないために使われます。
大事故にあってもBGMがつき、その音楽によって社会問題として深刻に捉えるか、
海外の衝撃映像のようにエンターテーメント性を演出しているのかがわかります。

報道系の音楽は昔のゲーム音楽のようなものからドラマに使われたもの、

おざなりに使い回している程度ですが、どう見せたいかという意図は感じられます。
すべての報道は演出され、どのように伝えたいかと言う意図があると考えられます。

一方で音楽においてもコンサートの宣伝や説明で聴衆に「一度は耳にしたことのある曲」
とよく言いますが、裏を返せば「知らない曲」=つまらない、よくわからないと捉えられ、
この言い方は逆に知らない音楽を聴こうとする意識に影響しています。


また、聴いた感想として「かっこいい」に集約されているのも最近の特徴です。
鋭いアタックや難易度、混み入った様子、音色のイメージなどからトレンドを言い、
「かっこいい」と「人気」は未来永劫に続くものではなく、
一時的に共感できるコミュニティがあって成立するもので、時と共に変わります。

ゆえに「かっこいい」の一定の定義はなく音楽の価値につながるものではありません。
クラシックを学ぶことは音楽の美学について考える最高の教材ではありますが、   
音楽大学で学んだことが活かされない音楽の価値観が蔓延してきていると言えます。
音楽に限らず直ぐには理解できないことへの深い思考が全般に欠けてきているのです。

新型コロナウイルスの実態を識るにあたってほとんど触れられていないことがあります。
それは感染者の症状の詳細、無症状者のウイルス量、重症者と基礎疾患の関わりです。
都会の人出が増えるのは、本当に怖いとは思っていない人が多いからで、
メディアが感染抑制のために報じる不安煽動はもはや余計なお世話と考える人も多いのです。

人権と自由を守るためには、一律自粛ではなく個人の責任と判断で動くしかありません。
あえて感染したい人は基本的にいないのですから、自分で気を付けることです。
感染しても多くの人は自宅待機ですが、くれぐれも重症にならないように注意すべきです。
医療界は崩壊の心配を自ら訴えるのではなく、そうならないように熟慮するべきです。





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最終更新日  2021.03.21 18:49:09
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