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ACとは財団法人公共広告機構が、
名称変更しACジャパンとなりました。
震災時や今回のジャニーズの不祥事など、
CMのスポンサーが極端に減った時に、
その隙間を埋めるためにACのCMが流されます。
1000社を超える企業が支える財団です。
時事的な社会モラルについて発信していて、
「私に違う人生があることすら知らなかった」
が今流れているCMです。
世界中の教育の機会を奪われた女の子をテーマに、
女の子だから差別を受け労働のチャンスや、
自立の機会を奪われているというものです。
宗教が変われば男女の関わりが変わりますが、
文化や宗教の違いを知らずして理解は難しく、
世界において男女それぞれが育んできた文化、
それぞれの適性が歴史がつくってきました。
他のCMもネット上では物議を醸しています。
広い意味では当て嵌まることがあっても、
問題定義や表現方法がうまくありません。
今放映中の「聞こえてきた声」は中でも酷いです。
台詞を言ったのは男性か女性の声か問うものです。
多くの人が偏見に気づいても差別意識はなく、
言われなければ気にしないような事柄なのに、
偏見や思い込みを問われるのは確かにウザいです。
差別意識とは口にしなくても皆が持っています。
なぜなら刷り込まれた印象によって、
好きか嫌いかに意識が変わるからです。
そんな簡単に糾弾できるものではありません。
例えば先日伝えられたテレビニュースです。
「高齢者の運転する車がこどもを撥ねました。
すぐに病院に運ばれましたが意識不明の重体です。」
こう聞けば「被害者のこどもがかわいそう。
高齢者は早めに運転をやめるべきだ。」と思います。
しかしニュースは事故の詳細を伝えていません。
一方的に高齢者が悪いと考えるのは思い込みです。
なぜ、そう思うかは最近の報道のせいです。
高齢者は過失や事故が多いかもしれませんが、
すべてがそうではなく人によって異なります。
何かにつけ高齢者と言うのはれっきとした差別です。