心のポテトサラダ

2006/12/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、お風呂に入ると、ゆずが数個浮いていました。
そうか、ゆず風呂の日か。
冬至。
これから寒さはさらに増しますが、昼の長さは確実に長くなっていくな。
春に向かって、何かいい感じです。

ゆずのいい香りに包まれて、湯船で本を読んでいました。
お気に入りの藤沢周平です。
でももう新作が出ることはなく、惜しむように間隔をあけて読んでいます。

いつものようにヨーグルトを抱えてTVのスイッチをひねると、これまた藤沢周平の「たそがれ清兵衛」の映画がやってました。

映画としては、いいんだけど・・・いいんだけど、どうも引っかかります。
山田洋次監督の藤沢周平は、好きになれません。
他の作品の登場人物とごっちゃにして、「たそがれ・・」の原作と違いすぎます。
もっとシンプルで、シンプルだからこその深さを感じるのが、私が藤沢作品に惹かれるところです。

所詮原作と映画は別のものなのでしょうが、明治維新まででてきて、何か藤沢周平のある作品のエッセンスだけ抜き取られて、かわいそうだなと思ってしまいました。
別の題名をつけて、参考として藤沢周平の各作品名を載せたらいいのにと思ってしまいました。
「武士の一分」のように、原作の「盲目剣・・・」とは違う題名にしたらいいのに・・・
大監督だから、自分の色が出ちゃうんだろうな。
藤沢作品は、山田さん以外で、「蝉しぐれ」のように原作に忠実に作って欲しいと思います。

お風呂で読んでた本も、数日で読み終えるでしょうが、映画になったらいいなという作品がありました。
「三月の鮠」





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Last updated  2006/12/23 06:04:03 PM
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Re:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
紅の豚8734  さん
 原作の趣をそのまま表現した映画というのも難しいのでしょうか。大抵は似て非なるものというケースが多いようですね。原作者が脚本も書き、監督するなら兎も角、別人が作るわけですから当然でしょうか。
(2006/12/23 09:25:39 PM)

Re[1]:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
紅の豚8734さん
原作と映画は別物として観るようにしているのですが、大好きな藤沢周平の世界が、原作からかなり離れたものに編集されるのに、どうもがっかりしてしまいました。大監督だからこそできることで、それが監督の色なんでしょうが、どうも・・・
> 原作の趣をそのまま表現した映画というのも難しいのでしょうか。大抵は似て非なるものというケースが多いようですね。原作者が脚本も書き、監督するなら兎も角、別人が作るわけですから当然でしょうか。
-----
(2006/12/24 10:50:17 AM)

Re:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
「たそがれ清兵衛」は実は原作を読んでなくて、映画だけを映画館で観ました。
・・・結構良かったです。
でも、原作を読んで「ちゃうやん!」というお気持ちはわかります。
「魔女の宅急便」も違うもんなあ。

映画は「原作からインスピレーションを受けた」別物ですよね。

(2006/12/24 12:53:10 PM)

Re:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
小説を越える映画は、ほとんどないですね。

藤沢周平の女性は、映画では表現しにくですね。(笑)
(2006/12/24 09:28:58 PM)

Re[1]:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
かなにゃん3728さん
そうですね。原作を知らなかったらそういうことは感じないはずです。
最近の日本映画の復活は売れた原作に負うところが多いように思います。本好きの私としては、バッティングばかりです。ほとんどの映画は、原作に素直に作られていて、そっちの方がいいように感じます。
>「たそがれ清兵衛」は実は原作を読んでなくて、映画だけを映画館で観ました。
>・・・結構良かったです。
>でも、原作を読んで「ちゃうやん!」というお気持ちはわかります。
>「魔女の宅急便」も違うもんなあ。

>映画は「原作からインスピレーションを受けた」別物ですよね。
-----
(2006/12/25 08:28:39 AM)

Re[1]:ゆずのお風呂 の巻(12/23)  
アトムおじさんさん
映画は映画でいいのですが、原作を越えるのは中々難しいのかもしれませんね。活字だと、想像する部分が多いので、その分面白いのかもしれません。
藤沢周平の小説に登場する女性には憧れます。武士の一分の壇れいさんはよかったです。
>小説を越える映画は、ほとんどないですね。

>藤沢周平の女性は、映画では表現しにくですね。(笑)
-----
(2006/12/25 08:32:51 AM)

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