名古屋B食倶楽部

人間は、古くなると、後期高齢者なんとかじゃないけど、大事にしてもらえない風潮は悲しいことです。

物は、中古だと、価値が下がるけど、骨董品というか、年代物と言われると価値が上がる。

中古品と骨董品の違いは何でしょう？

Auxey duresses 1er cru Clos du Val  M.Prunier 1985

ミッシェル・プルニエさんが１９８５年に作ったブルゴーニュのワイン

素人のおじさんは、ミッシェル・プルニエさんがどんな人か知らない。

知らないのに、購入するのは、売る人が、ちゃんとした人で、おじさんが、この人なら間違いは無いでしょうと思うから購入するんですね。

そうすると、埃だらけのボトルが、なんとなく骨董品の価値を高めてるように、ありがたく見えてくる

片や、ネットで、時々購入するお店から、こんなメールが・・・

名門「ベルナール・ドラグランジュ」といわれても、素人のおじさんは、よう判らん。

じゃあ、なんで購入するかというと、素人のおじさんでも、１９７８年と、１９８５年が、ブルゴーニュワインでは美味しい年らしいことは知っている。

それが、蔵出しで、この価格で、本当に美味しいなら、ラッキ～～～ってやつです。

取りあえず、一本づ買って、美味しかったら、もう一回購入すればいい

と考えるんだけど、こんな古いのは、少なくとも一ヶ月くらい休ませて飲むから、その頃には、美味しいワインは、ネットから消えてるんだよね

ヴォルネイ・クロ・デュ・ヴィラージュ[1985]　ベルナール・ドラグランジュ

２０年も、３０年も経ってるのに、ラベルや、瓶が綺麗過ぎると・・・本当に大丈夫か？って、却って心配になる

ありがたみが、薄い

どっちやねんだね。

人間って勝手だよね～

でも、最後は、やっぱ、ネットより、直接「人」を見て買うのが一番安心というか、駄目でも、自分の、人を見る目が無かったんだと納得できるよね

両方とも、美味しいと良いな～