名古屋B食倶楽部

安城厚生病院の跡地を中心に再開発が進む御幸本町

そんな中、再開発を拒むようにたたずむお店、長寿庵さん。

此処だけ見たら、駄菓子屋さんに見えませんか？

統一感とか、一体感とか、センスって言葉を忘れちゃいそうな内装がナイソ

奥から出て来たおばあちゃんに近い「おばちゃん」がコトっと、湯呑とヤカンを置いて、注文を聞いてくれました。

「かつ丼、お願いします。」

ピンクのビニールクロスが渋杉良太郎

もう、どストライクだよ～

ヤカンに続いて、デザートが

よ、羊羹ですか

羊羹に続いて、小さなすり鉢に、とごんだ味噌汁？（「とごんだ」が判らん人は「とごむ」でグーグルしてください）

あっちあちのかつ丼来ました。

カリッと揚げ過ぎの豚かつの上に、玉子がかけて有る、家庭内別居型かつ丼です。

厚さ8ミリの肉は、しっかりとした噛み応え。

カリサクっとこんがり焼けた衣に、玉子は一切寄り添わず、ほとりとカツから離れてしまいます。

玉子は、玉ねぎとピンクのカマボコと生活し、海苔にまとわりつかれるのも内心嫌っているようです。

丼つゆが薄味で、ご飯にさらさらと馴染んで、おじさん、好きです。

ご飯を半分以上残したところで、とごんだ味噌汁のような液体をかけます。

実は、とごんだ液体は、とろろ汁でしたしかも、つべたい

なので、残ったご飯が「とろろごはん」に変身。

丼飯、完食です腹ぱんぱんです。

羊羹も、どうやら寒天のようですが、もうお腹いっぱいで箸をつけられませんでした

ここは、是非、再訪したいです。

メニュウの中華そば５５０円を食べてみたい。

ちなみに、かつ丼、とごんだ「ととろ汁」とデザートが付いて750円です。

安っ