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スェーデンの中学2年生には2週間の見習い週間というのがある。これは2週間の間に自分で(あるいは親が)探した職場で見習いをするという物で、社会勉強の一環として殆どの学校で行っている。生徒達の多くはいろいろな店(セブンイレブンがこの辺では多い)やカフェーあるいはマクドナルドで見習いをするようだが、我が家は見習い期間を利用して子供達に掃除や雑用ばかりさせる上記の店舗には批判的な為、親が探し回った。長男は小学校5年の時にも3日間あり、その時は何とウプサラ大学の地質学研究所で教授(ひげ面のドイツ人)の下で直々に見習いをさせてもらった。マグネットフィールドの研究をしていた教授だったが、幸いなことに息子は映画Coreを見ていたので半分居眠りをしながらも教授の言う事に話を何とかあわせられたと自慢していた。ただもらった研究書類は全て英語で小5の子供には当然のことながら大して面白くはなかったらしい。その長男は中2の本番ではスェーデン陸上競技連盟で見習いをさせてもらったが、この時は楽しかったらしい。様々な記録を登録したり、道具を運んだり結構役に立ったらしく、お礼にと(見習いは無給である)スェーデンチームのユニフォームやバック一式をもらった。中学2年の次男が見習いをする番になって、陸上競技も地質学も今一つで大人しい次男にはどこが良いかと頭を悩ませた。そして最初に電話をかけたのは王宮。機械工なら預かっても良いと言うが、中2の機械工などいるわけがないではないか。次は最高裁判所。機密事項が多いから子供はだめ。スェーデン政府。はじめから相手にされない。やっぱり。ランクを落として近くの図書館。もうふさがっている。見習い期間がせまり、段々あせりの色が濃くなった頃 良いところを思いついた。モデラート保守党(現在の政権を握っている)の若者の団体。ビンゴ!喜んで預かってくれるという。場所も旧市街のど真ん中で、次男の面倒を見るのはやはり新米の21歳のニコラ。彼は初めて部下が出来、大変な張り切りようである。もしいじめられたり、掃除ばかりさせられたら夕刊紙にそのネタを流してやるからなどと励ましながら次男を送り込んだが、その心配は全く無用であった。次男は直ぐに職場のマスコットになったらしく、毎日若者達の間で非常に楽しく過ごしたらしい。おまけにニコラと一緒に国会議事堂をはじめ、様々な所を観光客が行けない所まで案内してもらい、ほかの市の政党キャンペーンにまで連れて行ってもらった。入会費無料で政党に入党までしてTシャツをもらったというが、本人は良くその意味をわかっているのかな?最後の日には党事務所を訪れた首相と防衛大臣に紹介までされたという。政治には興味はなくともそこがすっかり気に入った次男は、今から政党に入り浸って将来は学歴もいらない国会議員になろうかな、などと言っている。その理由は、国会議員の月給が53000クローネ(約93万円!)で週3日労働。国会討論中は居眠りをしていても良いし、自宅が遠いときは旧市街にアパートまでもらえるから。大変有意義な社会勉強であった。
2008年04月29日
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私のノートパソコン(と日本語では言うと聞いた)が突然壊れたため、しばらくブログを離れていたが、会社のボスが自分のを貸してくれると言うので早速家に持ち帰り日本語を入れた。ブログ登録したときにちゃんと日本語になるかどうか少し心配である。17歳の長男はポップバンドを組んでいて、以前は前に通っていた中学校の音楽室を使って練習させてもらっていたが最近やっと自分たちのスタジオを手に入れたらしい。それも市内の高級住宅地の高級アパートの地下室で、二部屋を家賃なしで貸してくれるという。そんなうまい話があるはずは無いと話半分に聞いていたが、鍵までもらったと言うので本当だということが分かった。クラスの同級生の男の子の金持ちの両親(お母さんは有名なテレビのアナウンサーで、昔国王と噂があったため、その子はプリンスと呼ばれているらしい。気の毒なというか、その逆か)がその建物のかなりの部分を所有していて都合してくれたらしい。普通に借りれば家賃は月5-6万はかかるはずである。持つべきものは友とはよく言ったものである。スタジオを手に入れたのは良いが、中はコンクリートの壁で防音の設備を施さないとギターとドラムで鼓膜が破れそうになる。お金のないバンドのメンバー達はいろいろ検討した結果、IKEAに行ってなんとダブルサイズの布団を18枚買ってきた。天井まで3mくらいあるのでワイヤーでその布団をつるし、壁を覆うという発想である。布団はバーゲンで一枚49クローネ(800円位)でワイヤーや全部で1000クローネ(1万6-7千円)で広い部屋の壁は全部覆われたという。市販の防音材やカーテンはその5倍は軽くするので、浅はかな考えをしがちなティーンエージャーの考えとしては上出来である。防音効果も抜群という事。ただ見た目はいまひとつだがそんなことはこの際重要ではない。今はセカンドハンド店でカーペットを探している。これだけ大掛かりになると、バンドでドラムをたたいている息子はドラムセットがなければ話にならない。安いドラムセットは布団やカーペットの様には簡単に見つからない。オークションや、セカンドハンドを探したが、結局新品の30%引きという物を見つけた。価格は息子が逆立ちしても手の届くものではない。例の同級生の金持ちの息子はドラムが無いとバンドにならないので、その金額を貸してくれると息子に言ったらしい!が、そうなると嫌でも親が出て行かねばならない。結局今まで貯めた有り金をはたかせて半分自分で払わせ、後の半分は月賦で父親に返すことに。長男は昔からお金を貯めることが苦手なので、だんなも私もちゃんと貸したお金が返ってくるかどうか疑わしく思っている。その為、今回は息子と契約書を作り、毎月定額をこ使いから天引きし、それでも足りない分はアルバイトをさせる事にした。そういえば私も同じ年の頃に親にお金を借りてスキーのセットを買った事があったっけ。今日も昨日に引き続きスタジオで掃除やら何やらをしているらしい。独り立ちの良い練習である。
2008年04月20日
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少し日にちが経ってしまったが、スェーデンの新聞上で掲載されていたエープリルフールの記事をいい加減な訳で抜粋。どの新聞もジョークなどとは一言も記載していないので、信じた人もいる筈である。3Gは三つ子の誕生率を高める 3Gマストの近くに住んでいる家族に三つ子の誕生率増加が見られる。国立統計局のここ数 年に渡る統計を見ると3Gマストから200m以内に済んでいる家族での三つ子の出生率は その他の家族の出生率に比べ大幅に多い事が判明(幾つかのグラフにて説明)。専門家の DR.XXXは3G電波は卵子の分裂に影響を与える可能性があると指摘している(図にて説 明)。三つ子を望まないカップルは夜、携帯の上を鉛かゴムで覆うと良い。 (南スェーデン日報)教習所で飲酒運転を取り入れ クングストルプの自動車教習所では、飲酒運転がどのように運転に影響を与えるかを生徒に 教える為に、アイスバーン教習と共に飲酒運転実習を取り入れている。この実習は18歳以上 の成人にのみ課されているが評判は上々。 国内の他の教習所も興味を示しており、既に数ヶ所の教習所が酒類販売の申請を出してお り、将来的には飲酒運転教習を国で義務付ける事も考慮。 (ヘルシングボーリ日報)ストックホルム市、自転車にも通行税 市の交通局局長のxxx氏(実名)は、市内の大気汚染と渋滞を緩和する為に昨年から施行 された車両の通行税を自転車にも取り入れることを検討する事を明らかにした。 (ストックホルム メトロ紙)公共施設での砂糖禁止 禁煙とスヌース(紙タバコの様な物)禁止に加え、市民のより良い健康生活の為 べステロ ス市では2009年1月から全ての市の施設内での砂糖の使用を禁止することに決定。 (ベストマンランド新聞)動物園パルケンズーみみずに多額投資 パルケンズーでは訪問客増加を狙い、ミミズ館に巨額の投資をする計画。これは最近ミミズ を目にする事の少なくなった子供達が直にミミズに触れられる機会を提供する為。訪問客に よる一日一回のミミズの餌付けも計画の一部。ミミズ館は現在のフラミンゴの池の隣に設置 される予定である。 (フォルケット紙)スェーデンテレビ蟻の戦争の放映を停止 スェーデンテレビは、蟻の戦争(夜に番組が無い時現れる砂嵐の様な画面)を放映する事を 取りやめる。 (マインドパーク)XXX文化相(実名)、メディアでのエイプリーフール記事禁止の法案に向けて極秘に調査開始 (何とか??紙)スェーデン保健庁、モデルに規制 保健庁は増加する若い女性の拒食症の原因の一つと考えられる、やせ=美人イメージの傾 向を懸念し、BMI19以下のモデルはスェーデン内で仕事をする事を禁止する法を国会に提 案。この法案はたくましいスェーデン人のモデルにはさして影響を与える事は無いが、他国 のやせた人気モデルを排除する不当な輸入規制としてWTO内では抗議の声が上がってい る。 (私のジョーク)南および北スェーデンの通訳使用禁止 移民局では南及び北スェーデンの通訳を使用する事を止める。 理由としては、南スェーデン訛の通訳はその強い訛から誤解を生じる危険性があるとし、又 北スェーデン人は話す速度が遅い為、長引く通訳時間が通訳代を上げるからである。6月1日 より通訳の所在地は南はべクショー以北、北はイェーブレ以南と限られる。 (旦那が会社で公示) このジョークを本気にした北スェーデンの通訳が差別オンブツマンに訴えると言ってい たそうである。
2008年04月05日
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午前中に学校が休みの次男から電話が掛かって来て、冷凍庫のドアが閉まらないと言う。我が家の冷凍庫は冷蔵庫並みに大きく、中にはこの間買い込んだ食料品がどっさり。どうやっても閉まらないと言う息子に、それでは中のものを冷蔵庫に移してアイスクリームは融ける前に食べられるだけ食べなさいと指示。その直後、マルメに出張中の主人がアパート(うちではマルメに小さなアパートを持っている)の水道管が漏れて、アパート中水浸しになっていて今晩は帰れそうにも無いと電話がかかってきた。ダブルパンチを食らった様な私に主人は今まで集めた酒類のビンからもアルコールが全部流れてしまっていると言う。ちょっと待てよ。何で水道管の漏れと酒のビンが関係あるのだ。エープリルフール!またやられたかと、思ったがそれではさっきの息子からの電話もそれに違いない。ついついアイスクリームは食べてしまいなさいと言ってしまった!毎年4月1日は私は良い鴨である。高校の長男のクラスには両親がイラク出身の少年がいるが、彼がしかけて朝の校庭で抗議集会を開いたそうだ。XXX君の家族は居住権を剥奪されてイラクに強制送還されると移民局から連絡が来ました。皆で署名運動をしてこの決定に抗議しましょう!気の毒がった生徒の女の子だけでも100人くらい集まり、リストに署名。昼休み時間に校庭の同じ場所にXXX君一味は張り紙をした。プリモ アプリル(4月1日)に御協力ありがとう。
2008年04月01日
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