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ティーンエィジャーが二人いる我が家では バスルームの使用頻度が非常に高い。 年頃の二人は朝晩二回シャワーを浴びないと大変な事(=クラスの女の子から鼻つまみにされる)になると思い込んでいる。 その後のヘアーセットに15分はかかるので、朝はバスルーム使用時間のローテーションがうまく行かないと学校に遅刻する事になる。 シャワーを浴びる時間もやたら長く、彼らのハリウッドシャワーの後はバスルームは蒸気サウナのようになる。 前々から日本の風呂場を思い出して少しは心配していたが、先日落としたピアスを探してバスタブを移動した時にとうとう見つけてしまった。 日本の風呂場ではなじみの”カビ” である。 1cm径くらいの黒い点々が10個くらいバスタブの裏の壁に発生していて、そこはなんと壁紙まではがれていた。 カビ位と思われるかもしれないが、乾燥しているスェーデンではバスルームにカビがはえたというのは、押入れにねずみがすんでいた、とか台所の流しの下に茶色と黒と両方のゴキブリの巣があった、とか冷凍庫に15年前のきのこが入っていて、うかつに食べた(我が家ではありうる)などと同様な大騒ぎである。 なぜかは良く知らないが、バスルームのカビは健康に非常に悪いという事で、ラドンやペスト菌並みの扱いで、ひどくならないうちに何とかしないともうアパートは他人に売れないらしい。 しばらく売る気はないが、それ程大ごとなのではこれを機会にバスルームをリフォームしようという事になった。 あちこちに相当がたが来ていてそろそろと思っていた矢先だったので、早速その手の職人さんに来てもらい見積もりをもらう事にした。 慣れた彼らはどういう風に改築したいのかいろいろ尋ねたが、予定をしてプランを立てていた訳ではないのでだんなと私とは全く意見が合わない。 だんなの意見は良く聞かなかったが、とりあえず私が言い張ったのは、流行の床下暖房は高いし電気代がかさむからパス。 バスタブと洗面台、トイレはモダンでシンプルなもの。 壁はテラコッタのサーモンピンク(これはニースの古いホテルで見てからの夢なのだ)のタイル。洗濯機は幅の狭い今流行のもの。 例のバスタブの裏を見せると、私が全部ふき取ってカビは影も形も無かったが、大したことはないとエキスパートたちは言い、一瞬安堵。 大したことがあった時は特別な乾燥機(扇風機?)を3週間位日夜つけっぱなしにして乾かす必要があると聞いていたからだ。 そんな事をしたら夜寝られなくなる。 しかし、壁をたたいてみてエキスパートは2面の壁が薄すぎるという。 最近の規則によるとこの薄さはバスルームの壁としては認められず、何かあっても保険も降りないし、リフォームも禁止! 誰がこんな手抜き工事をしたのだ、と言うよりは誰が今更そんな規則を作ったのだ、憤慨のいたりである。 結局、リフォームを職人に依頼するのであれば問題の2面の壁はぶち破って取り除き、新しい分厚い壁を取り付けなければならないと言う。 それで見積もりをもらう事にしたが、おおよその料金はとおそるおそる尋ねるだんなに 職人たちは平気な顔で安く見積もっても10万クローネ(170万円位)で日数は5-6週間と言った。 げっ、知人達からはその半分くらいと聞いていた私達は、最近のインフレをしみじみと感じ、一瞬言葉が詰まる。 これからキッチンもリフォームが必要なのに。 それにその5-6週間の間は2人のティーンのシャワータイムはどうなるのであろうか。 我が家にはゲスト用のトイレが別にあるのでそれには困らないし、私はジムの立派なバスルームを使用でき、だんなはずっと出張に行っていれば済むが、息子達はバスルームが使えないと登校拒否でもするかもしれない。 その間は語学留学にでも出そうか、と一瞬考えたがそんな予算が残っている訳は無いではないか。見積もりが来たら、カビをこっそり隠して不況が来るのを待つか(その時は少しは安くなるだろう)、タイルはあきらめずに出来るだけ値切って、食費と交際費を切り詰めるかを選択しなければならない。 キッチンのリフォームを自分でやるという最後の最後の手も残っている。
2008年02月28日
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昨晩はチャンピョンズ リーグの試合だった。 以前も書いたが私は特にサッカーファンではない(もちろん気に入りの選手はいるが)。ストックホルムでは陸上競技とサッカーの相性はあまりよくない、というのは数少ない市内の練習場をお互いに争っているからである。 私達が練習している競技場ではサッカーのボールががんがん飛んで来て走り辛くなると、急きょ槍投げの練習をはじめて彼らを追い払う事もあった。 お互いの苦情が限度まで達して、ストックホルム市はサッカーコートと陸上競技練習場の間に高いネットを取り付け、今は休戦状態である。でも、良きスェーデン人の真似をしてサッカーの大きな試合はテレビでは欠かさず見ている。 昨晩は我がホープ、ズラタン イブラヒモビッチのインターとリバプールのマッチだった。 こちらではズラタンと言えば3歳から90歳までの人は皆知っているが、かれはイタリアではイブラと呼ばれているらしい。ズラタンはパワーで押すスェーデン選手が多い中、パワーもテクニックも昔から素晴らしく、私はヘンケ ラーションとともに大好きである。 彼はメディアが大嫌いで言いたい事をずけずけと言い、その大きな態度でスェーデンチームのメンバーからしばらくはずされた事もあった(とんでもない話)が今は国民のホープである。 素人の私達がサッカーの観戦をする時、一番なじる事が多いのは審判についてである。ドイツのワールドカップの時は一家でイタリアに行っていたのでその時は一緒に観戦していたイタリア人から沢山イタリア語での野次を覚えた。 ヨーロッパカップの選出戦の時はデンマークチームとさまざまなスキャンダルがあったが(それ以来デンマークのビールは飲んでいない)審判はスェーデンチームに好意的な審判を下したので、審判をほめた唯一(?)のマッチだった。 それでは昨晩のマッチはというと、試合を見たスェーデン人に昨晩の審判は公正だったかと尋ねれば、99.9%がノーと答えるに違いない。 残りの0.1%は、昔ズラタンにいじめられた生徒かトレス(ノーゴール、ハハハ)の隠れファンの裏切り者である。マッチが始まって30分でインターのマテラッチが理由の無いイエローカードを2回受け、退場。 理由の無いというのは、その場面をこちらでは何度も放映し、全国民があれは審判のミスか嫌がらせだと納得しているからである。 残りの60分を10人でプレーするのは、いくらインターでも結果が分かったようなものである。結局、このベルギー人の審判のせいでインターは力尽きて2-0で負け、次のリターンマッチではバックのかなめのマテラッチは出場できないし、素晴らしい守りを見せたコルドバも最後の最後に膝を痛めおそらく欠場。以前もチャンピュンズリーグの決勝(と思う)の開始後10分位でアーシェナルのキーパーがレッドカードを受けた事があったが、あれはやや公正な審判だった(くやしいが、その時のフォワードはスェーデンのフレデリック ユングベルグ)。サッカーの試合を見るたびに思うが、どうして審判制度をアイスホッケーの様にしないのだろう。アイスホッケーでは不確かな時は審判席ですぐにビデオを見て確認できるのに。そうすれば審判はフーリガンに襲われる心配がなくなるし、賄賂ももらえなくなる上、昨晩の審判の様に目が悪くても頭が鈍くても正しい審判が出来るのだ。 もうベルギーのチョコレートは当分ボイコットだ。
2008年02月20日
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数日前にタクシーに乗った時、ラジオでバレンタインデーに贈るのがタブーなプレゼントワースト5の話をしていた。 スェーデンではバレンタインデーはハロウィーンと共に新しくアメリカあたりからやって来た習慣でそれ程なじみはないが、儲けたい会社が一生懸命宣伝しているせいか(日本のチョコレート会社と同じ?)名前は浸透している。 女性がチョコを送るなどという習慣は日本だけではないかと思う。ワースト5のNo.1はなんとチョコレートの詰め合わせ。 これはクリスマスの時、皆 手土産に持参する安物のカカオバターなど入っていないような詰め合わせで、もらってもうれしくは無いので納得。No.2は安物のすぐちってしまう花。 おそらくどこのスーパーでも500円位で売っているチューリップの花束の事であろう。No.3 ダイエット食品。もらった女性は憤慨する。No.4 白髪染め。こんなものをプレゼントする人いるのかな?No.5 出来ない口約束。 たとえば夏にはフレンチリビエラに行こう、とか?今日から出張に出る主人は 昨晩帰宅すると後ろ手に隠していた両手を差し出して”バレンタインデーのプレゼント!” と得意げに言った。 結婚17年目にして初めてのバレンタインのプレゼントであるが、片手にはワースト1の大きなチョコの箱、もう片手にはチューリップの花束。そのチョコレートはどうせ会社の取引先かどこかからもらったものでしょ。との問いに図星を突かれた主人はにやけてごまかす。 この手のチョコは数年間あちこちたらいまわしをされるのが通常である。 それは賞味期限を過ぎていたので私の推測は正しいと思う。どうせだったらダイエットフードの方が良かったのに、とはいってもプレゼントをもらって不機嫌になるのも気が引けるので、チョコの箱は夕食後さっさと開けて皆で平らげた。 トレーニングで消化したカロリーが台無しになるか、おなかをこわして成果が出るか、ちょっとした賭けである。
2008年02月14日
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カールスル-レの陸上競技会で、スェーデンのスサンナ カルールが60mハードルでたった今7,68の世界記録を樹立した!かつての記録保持者はルドミラ エングクビスト(今はスェーデン国籍)が1990年にロシア人だった時に作った古いものである。サンナ(カルールの愛称)は今シーズンはずっと調子が良かったが、いつも苦手なスタートがうまく決まり、テクニックもぴったりで期待されていた世界記録である。ちなみに彼女のゼッケンは168だった。サンナには双子の姉のジェニーがいて、外見がそっくりの二人ともハードル走者である。かつては二人とも同じ位のタイムで、見分ける時に左足でハードルを越すのがサンナ、右足はジェニーと区別をつけていたが、今はサンナが抜き出ていて、ジェニーは100mで活躍している。この二人は父親がかつてのアイスホッケー選手で、NHLニューヨークレンジャーズで二回スタンレーカップで優勝している。ちなみにジェニーのボーイフレンドは最近引退したプロテニスプレーヤー(最高ランニング世界9位)のヨアキム ヨハンソン(愛称ピンピン)である。 エリートスポーツ一家であるが、家族みな田舎の町ファールンに住んでいて非常に地味な生活をしている。 それにこの双子はとても気さくで(陸上競技の選手達は大抵普通の人達で気さくである)、ごく普通の女の子と言った感じで、それが大人気に繋がっているようだ。サンナは今シーズン、スェーデン陸上競技のホープである。 北京のオリンピックが楽しみだ。
2008年02月10日
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1月31日は長男の17歳の誕生日だった。 彼は日本生まれだが、日本時間の朝7時55分に生まれ、時差の8時間あるスェーデンではまだ30日の夜11時55分だった。こんな場合誕生日は30日になるのか31日になるのか少し迷ったが、日本の医者は31日としか届けられないと言い張ったので日本でもスェーデンでも31日生まれで登録した。 1月30日は主人の尊敬していた オロフ パルメ首相(彼は80年代にストックホルムの街中で暗殺され、犯人はいまだに不明)の誕生日だったので少し未練が残ったが、31日の方が覚えやすい。 現に家族親戚の誕生日を覚えるのは結構大変だが、長男の誕生日は皆覚えている。 3月29日生まれの次男の1歳の誕生日はついうっかり逃してしまった経験があるが、赤ん坊だった次男はどうせそんな事は覚えていないだろう。 誕生日の朝にはケーキを手にバースデーの歌をを歌いながら当人の部屋に入って起こすのが通常だが、31日は木曜で、平日の朝はいつも戦争状態の我が家ではそのしきたりは休日にバースデーを迎えた者だけに適用される。その代わり誕生日の夕食には何でも希望のメニューを選べることにしており、子供達が小さい時はいつもマクドナルドが希望で楽をさせてもらったが10代になるとそうも行かない。今年の長男の希望はチキンサテーとピーナッツソース、それに寿司。 作るのが面倒臭いものばかり。 家庭科が得意な次男と交渉の結果、次男がピーナッツソースを作りその他は私が作った。 こちらで使える寿司のネタは殆どが鮭とえびであるが、結構生きが良いのでさまになる。 子供達は何故かかっぱ巻きが好きなので安上がりでもある。皆満足して満腹になってから、わさびを忘れていた事に気付いたが、誰も文句を言わなかったのでまあいいか。 日本人に出したらとんでもない日本食でも、こちらでは皆そんなものだと思って食べてくれるので大変助かっている。
2008年02月06日
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