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●【教育ニュース】大卒・高卒就職率、数値の上では好調 (2007年05月23日)平成18年度の大卒・高卒の就職率は、おおむね上向きの傾向を示している。文部科学省が調査したところによると、高校新卒者の就職率(就職者の就職希望者に対する割合)は93.9パーセントで、昨年の92.8パーセントから1.1ポイント上回っていた。また、大学新卒者(短大、高専含む)の就職率は96.3パーセントで、前年を1.5ポイント上回っている。さらに、団塊の世代1000万人が定年退職という時代でもあり、新卒者だけでなく中途採用者も、就職しやすくなっています。また、大学は“全入時代”つまり、進学を望み、大学を選びさえしなければ、誰でも大学に進学できる時代がきたということです。これは何を意味しているか?不登校支援者が、あるいはニート等支援する市民活動家が、これまで叫んでいた「受験戦争や学歴差別が諸悪の根源である!」「働きたくても、仕事がないのだ!」という主張が通用しにくくなってきたということです。現実的なことをいえば、どんなあほでも大学に進学できる時代がこようとも世の中に労働者を求める企業があふれようとも『不登校・ひきこもり・ニート』問題は解決しない。なぜならば、不登校とは学校から排除されているというよりも、本人が学校に行けないという問題が主でありひきこもり・ニートとは、仕事があっても、働けない・働く気がない人たちのことだからである。もちろん、ワーキングプアと言われる問題。ネットカフェ難民やバーガーショップ難民といわれる問題もあります。こういった状況にならない、あるいはなったとしても、いかに対処するか、いかに自分を守るかという生活スキル、知恵、知識を身につける必要がありますね。
2007年05月27日
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熊本市の慈恵病院で運用がスタートした「赤ちゃんポスト」について、毎日新聞がネット調査で賛否を尋ねたところ、「賛成」が63%と「反対」の37%を大きく上回るとい結果が出ていました。ネット調査:赤ちゃんポスト 賛成63%(毎日新聞 2007年5月19日 東京朝刊) ◇質問と回答◇ ◆赤ちゃんポスト設置に賛成ですか。 賛成 63 反対 37 ◆<「賛成」と答えた人に>赤ちゃんポストを今後、増やしていくべきだと思いますか。 増やすべきだ 74 増やすべきでない 26 ◆<「反対」と答えた人に>反対理由として、最も近いものは何ですか。 育児放棄を助長する 52 「捨て子」となる子供の将来が心配 14 子育て支援策充実など他の手段で対応すべきだ 33 ◆捨て子事件をなくすために、最も有効と考える対策はどれですか。 赤ちゃんポスト設置 5 親となる若者の教育 34 出産や育児の相談窓口の充実 21 行政による子育て支援策の充実 31 育児放棄の罰則強化 10 (注)数字は%、小数点以下四捨五入。質問と回答は一部省略。熊本の「赤ちゃんポスト」というのは、元々ドイツにあった「捨て子ポスト」にヒントを得て、作られたもので、さらに元をたどれば、教会や修道院に、子どもを育てられない親が子ども置いておくということにはじまります。 賛否のある「赤ちゃんポスト」については、わたしは賛成です。 できれば各都道府県に2~3箇所あってもいいのではないかと思っているくらいです。 なぜか? 『不登校・ひきこもり・ニート』の問題と、親の不適切な養育、もしくは機能不全家族というものが、少なからず関係しています。このことは、【親を不必要に責めることになりかねない】ということで、タブーになっており、また、確かに原因が親とは限らないのですが、少なからず関係しているというのも事実です。 実際「この親じゃあ、子どもは苦労するわ」なんて親と、これまでたくさん会ってきましたしね。 「赤ちゃんポスト」に反対という人の理由として 【育児放棄を助長する】 【「捨て子」となる子供の将来が心配】 というのは、ちょっと当たらないというか、表向きの倫理観、キレイ事すぎるような気がします。 【育児放棄を助長する】ような親は、育児放棄を実際にするか虐待をする。 いま、日本でもっとも多い殺人が、親による子殺し、乳幼児殺しだったりします。 【「捨て子」となる子供の将来が心配】というのも、そういった面でおかしい。子どもはいま、親に殺されるかも知れない。殺されないまでも、虐待され、歪んだ状態で大人になっていく可能性が非常に多い。 実際、少年犯罪者の成育歴を調べてみると、そのほとんどが親からの虐待を受けて育ったという調査もある。 【◆捨て子事件をなくすために、最も有効と考える対策はどれですか】 という問いに対して、アンケートでは 赤ちゃんポスト設置 5 親となる若者の教育 34 出産や育児の相談窓口の充実 21 行政による子育て支援策の充実 31 育児放棄の罰則強化 10 とあり、この数字も罰則強化以外ぼくの考えとほぼ同じといえます。 つまり、まず親となる若者の教育が一番で、行政による支援や相談窓口の充実が、大切でしょう。 罰則はあまりいらないような気がする。 現代は、結婚した夫婦10組中、4組が離婚をしており 結婚カップルの4組に1組が、「できちゃった婚」ということで、子どもの存在が 「離婚のときは悩みの種」 「あんたさえ出来なかったら、こんな人と結婚なんてしなかったのに」 という場合も増えていたりします。 ちなみに「できちゃった婚」の場合、多数が10代で結婚するのですが、当然、子どもが欲しいという人はまれで、避妊失敗の結果だったりします。 若いということで収入も少なく、親本人も、もっと遊びたい年齢ということで、虐待や子殺しになってしまうこともあります。 そういった中でうまく育てていく人も多くいますが、そうでない人もたくさんいる。 将来、子どもを殺すか虐待するかという場合、「赤ちゃんポスト」に託した方が、親子のためかも知れない。 そんなこともあって、ぼくは「赤ちゃんポスト」賛成派なんですよ。
2007年05月19日
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