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表があれば裏がある。 これはコインだけではなく、人間も同じことだと思うんですよ。どんなに取り澄ましていても、口先でイイカッコを言っていても、それはどこかにウソやゴマカシがあったりします。ぼくはそれでいいと思っているんです。っていうか、それが人間だと思うんです。 取り澄ましたものスゲェ美人でも、ウンチすれば、ハナクソだってほじくるもんです。 だからと言って、なにもわざわざそんなことを公言することはないわけですし、別にその美しい人が 「いいえ、まさかわたしはそんなことなんて、一切いたしませんわ」 って言ったところで、周囲の人は、 「ふ~ん」 ってなもんです。 ぼくなんかも、「カノジョはいるんですか?」と聞かれたとき、正直に答えるのはシャクなので 「ちょびっと」 とか 彼女は5人以上増やさないようにしています!これはつまり、週に二日は休ませてくださいってことです! などと、女性が聞いたら怒りそうなギャグを言ってゴマ化すことにしております。ともあれ、人間イイカッコだけでは、とてもやってられないし、どんなにイイカッコを言っていても、裏があると思っていた方が楽だと思うんですよ。 それが、人に大きく迷惑をかけるとか、自分が困ることではないのなら、多少のことは、かる~くスルーしてしまった方がいいように思えるときがあります。 あまりにマジメに突き詰めて考えすぎると、いろいろとつらくなりますから、軽く流すくらいの気持ちでいいんじゃないですかねえ。
2008年01月30日
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ネットラジオで共演していた男に白井勝美という男がいる。 父親が大変なアル中で、幼少の頃から暴力を受けて育った男である。 母親は身体障害者で、新興宗教にはまってしまう。 虐待を受けて育った人の多くは、対人関係がうまくできなくなる傾向がある。 白井勝美もそうで、そのためか小学校中学校とイジメに遭ってしまい不登校になる。 高校には行ってない。 対人恐怖にさいなまれ、ひきこもりになる。 手首を切ったり、自殺未遂を繰り返すようになる。 白井勝美の脳内には、どす黒い怨念と自分や世間への絶望のみであった。 働きたくても働けないという状態にまで追い詰められてしまう。 ある日、ひきこもっている白井を数人の親戚がやってきて、連れ去ってしまう。 行き先は【精神病院】 不幸な人には不幸が折り重なってくる。白井は重度のうつ病になっていたのだ。 精神病や神経症を患う人の多くが、親からの虐待を受けて育っ人であったりもするのだ。 やがてアル中の父親が病死する。 一家の生計は、白井の弟ひとりが見ることになった。 この弟さんもまた、若くして身体障害者で新興宗教にハマっている母親と、精神障害者の兄の面倒を見なくてはならなくなる。 弟さんも大変な不幸であるのかも知れない。 不幸というものは、折り重なってくる。 その弟さんは、おそらくストレスのせいだろう、糖尿病を患うことになる。 そしてつい最近だが、弟さんが大腸癌にかかってしまったことが判明する。 手術のため、今後一生人工肛門をつけての生活が待っているらしい。 白井は自分の不幸を文章にすることを思いついた。 そして、その白井を詐欺にかけようとする自費出版者社が現れたりもするのだ。 ぼくと白井が知り合ったのは2年ほど前のことだ。 その白井が、こんど作家デビューをする。 46歳でデビューである。 本の内容は、自分の壮絶な人生を描いたものである。 白井勝美の出版を記念してロフトプラスワンでイベントが行われることになった。 ぼくも舞台で挨拶をする予定だ。 入場は無料だそうだから、興味のある方はぜひ来てみてほしい。 あるいは白井勝美の本を買って読んでほしい。いま絶望男の逆襲がはじまる。 ============================================================= オールニートニッポンレギュラー出演中! 白井勝美『絶望男』出版記念イベント 【日時】 2008年2月1日(金)開場18時30分/開演19時30分 【会場】 新宿ロフトプラプラスワン 【地図】 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/map.html 【参加方法】 定員150名。参加は無料です。当日、直接会場にお越しください。 ※来場者多数の場合、会場の都合により入場を制限させていただく場合もございます。お早めにご来場ください。 【プログラム】 第1部:プレカリアート文学宣言~絶望と希望の間で生きる若者たち 雨宮処凛(作家)×赤木智弘(フリーライター)×白井勝美 司会 鳥賀陽弘道(ジャーナリスト/著書に『Jポップの心象風景』他) 第2部:加齢臭ズお披露目会~青春は40代から 月乃光司(「こわれ者の祭典」代表)×白井勝美 司会 杉田俊介(障害者サポートNPO法人勤務/著書に『フリーターにとって自由とは何か?』) 【本の紹介】 書名:絶望男 46歳、ニート、障がい者の人生 著者:白井勝美 出版社: サンクチュアリパプリッシング 発売日:2008年1月30日 定価:1,200円+税 内容:アル中でDVの父、新興宗教に走る身障者の母、学校・職場でのいじめ・孤立・自殺未遂、そんな家庭・社会を生きぬいた中年ニートの、ただ一つの表現手段は「書く」ことだった……。 絶望、どん底、それでも俺は、生きている。 雨宮処凛VS白井勝美対談 収録! ウェブ:http://www.toenta.co.jp/zetsubou/ 【お問い合わせ先】 オールニートニッポン事務局(NPOコトバノアトリエ) 担当:山本、番野 TEL.050-1071-8324 / e-mail. ann@kotolier.org http://www.allneetnippon.jp/
2008年01月26日
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またか……と、そう思ってしまいました。「また『不登校・ひきこもり』の少年による親殺しが起こった」と、思ったのです。2008年1月9日夜、青森県八戸市のアパートで火災があり、そこから43歳の母親、15歳の次男、13歳の長女の3人がナイフで殺された遺体が発見されました。母親の腹部は斬り裂かれ、そこに人形が詰め込まれていたという猟奇殺人でもありました。10日に逮捕された長男は18歳。いわゆる【多問題家族】でありました。【多問題家族】とは、複数の問題を抱えている家族のことです。この青森の家族もそうでした。母親と離婚した父親は、恐喝事件を起こしたり、覚せい剤に手を出したりすることもあったようです。母親は昼間から泥酔していることも多く、長男の家庭内暴力で警察に逮捕してくれと頼んだ時は、酔ってロレツが回っていなかったそうです。犯人の長男は、4年前といいますから、おそらく14歳のときに自宅に火をつけると騒ぎ立てこもるという事件を起こしています。長男はその後、精神病院に入院。長男は小学校のときに一度不登校になり、中学校でも不登校になっています。やがてひきこもりに……事件を起こしたときは【無職】ということですから、ニートでもあったのでしょう。以前より殺された弟に、ナイフを突きつけることもあったようで、弟は「いつか兄に殺される」と、周囲の人に漏らしていたといいます。さて、わたしがこのようなことを書いていると「こんなことを書くから『不登校・ひきこもり・ニート』が悪くいわれるんだ」と、言う人がいるかも知れません。でもね、多いんですよ。『不登校・ひきこもり・ニート』による殺人事件は……つまりね、不登校にせよひきこもりにせよニートにせよ、人口のほんの2~3%の少数派なんです。そして一年間におこる少年による殺人事件はわずか100件前後である。『不登校・ひきこもり・ニート』の少年が、他の少年と同じであるなら、『不登校・ひきこもり・ニート』による少年殺人事件は、年間2~3件であるはずなのですが、わたしがマスコミを通して認知しているだけでも、年間5~6件はある。マスコミが報道する少年殺人事件というのは、今回のように猟奇的であったり、通常より悲惨であったりする場合が多いわけですけど、それ以外のものや、わたしが認知していないものも多くあるでしょうから、おそらくさらに数倍になることでしょう。わたしはよく「『不登校・ひきこもり・ニート』それ自体は、大した問題ではありません。その裏側にあるものが、本当の問題であると考えています」と、いいます。その裏側にあるものとは何か?今回の事件の背景にもあったように、親の問題、家庭内暴力、虐待などなどです。八木英次著 『反「人権」宣言」(ちくま新書刊)によると「大阪弁護士会が、平成12年10月に発表した『少年法の一部を改正する法律案に対する意見書―事例検討等からみた少年法を厳罰化、刑罰化することの問題点』によると平成9年以降全国で起きた重大少年犯罪を追跡調査した結果、その背景に家庭環境の変化あるいは家庭の崩壊があるという内容である。意見書は家庭環境が普通に見える場合でも、実質的には機能が崩壊している事例が大半だったと指摘している。そして「普通の少年がいきなり重大な非行行動に至るという事実は確認できなかった」と結論づけている。(中略)表面的にはごく普通に見える家庭でも、体罰が日常化していたり、少年が親の愛情を感じられなかったりしていることが明らかになっている」ここから読み取れるのは、凶悪犯罪を犯す少年を出す家庭というのは、一見すると“普通の家庭”と見えるかも知れませんが、その裏側に何らかの歪みや問題を抱えている可能性が大きいということです。もちろんこれは、『不登校・ひきこもり・ニート』の家庭がすべてそうだということではありません。しかし、家庭内の人は、問題に気がついていない場合もあるでしょう。特にDVや虐待などは、当人たちは特に問題と思っていない場合も少なくありません。しかしわたしが個人的に見てきただけでも、DVや虐待を受けて育った人は、当人が成人して30代後半や40代になってから、何らかの精神・神経の病気を発症することも少なくないようであり、やはり深刻な問題であると思います。家庭内の問題は、外からは見えません。家族もそういった問題を隠そうとする場合が多いようです。しかし人間集団の最小単位や基本が家庭や家族にあるとすれば……なるべくそういった問題を解決するべく努力する必要はあると思うのです。そして、場合によっては、その家族から離れることも手段のひとつではないかと思ったりしています。
2008年01月16日
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『ワーキングプア』というのは、時代、環境、個人の資質などいろいろな悪循環が絡まって生まれます。例えば、数年前に【最近の若者論】のひとつとして『パラサイトシングル』という言葉が流行りました。『パラサイトシングル』というのは、親にパラサイト(寄生)する若者たちのことで、成人したり大学を卒業して就職しても独立することなく、親元に住み家賃や食費を親に出すわけでもなく、ブランド商品などを買い求める若者を叩くために生まれた言葉です。この【最近の若者論】の中には、このブログのテーマである『不登校』『ひきこもり』『ニート』なども含まれていて、いわゆる「最近の若者は甘えている。我々の若い頃は……」と、世のオジサンオバサンたちが、若者を嘆くのに役立っている言葉とも言えるでしょうね。(笑)場合によっては、『ワーキングプア』もそういった【最近の若者は……】という「若者叩き」に役立っている言葉のひとつであるかも知れません。しかし、どの時代でも、どの人にも、それぞれに事情というものがあります。『ワーク"グプア』の場合、就職難や不景気の時代に高校大学を卒業し、そのまま就職しづらかったという事情。正社員として就職したとしても、リストラなど過度の競走や過度の労働を強いられて、仕事を続けることが困難となり、退職し再就職に失敗したり、精神的に病んでしまったりして、キツイ仕事に耐えられなくなってしまった場合など、【時代】という個人ではどうしようもない背景があったりします。また『パラサイトシングル』と違って、頼ることができる親がいる場合など『ワーキングプア』と呼ばれるところまで落ちるということにはなりにくいのです。では『ワーキングプア』への対策としては、まず【早期発見 早期治療】です。『ワーキングプア』は、経済的、対人関係的にどんどんと負のスパイラルにはまってしまってなる場合が多いわけですから、普段から貯金をしておいたり、信用できる人間関係を作っておくようにしておくことですね。では『ワーキングプア』になってしまった場合はどういう方法があるかというと、やっぱり貯金と人間関係の構築であったりします。『ワーク"グプア』の人の中には、月収が10万円前後という人も少なくありません。そこから脱出するためには、もっと働かないといけないのですが『ワーキングプア』の人たちの中には、ストレス耐性が低く、肉体的、精神的に“人並みの仕事に耐えられない”という場合もあります。それでも、少しずつでいいから貯金をしていって欲しいのです。それも【一定の金額になるまで、絶対に手をつけない貯金】を。1日100円や10円ずつでも構いませんから、それを続けていって欲しい。拝金主義や守銭奴ではありませんが、おためごかしの同情よりもお金が入っている預金通帳の方が、精神的に安心感を与えてくれるものです。この貯金のことは、一切誰にも言ってはいけません。そして、知り合いや友だちを作って欲しいと思います。人間は独りでは生きていけません。もしネットカフェ難民とか、それに近い境遇にまでなってしまった場合は、あるいはそれ以前でも、NPOや公的機関が相談に乗ってくれる場合がありますので、そういったサービスを利用することをオススメします。いよいよお金がなくなったら、どこか住み込みで働ける場所を探してみるのも、ひとつの手でしょうね。住み込みで働ける職場の中には、環境や仕事的に良くない場合や、ハードである場合も少なくないので、安易に飛び込まず、ある程度下調べをしてからがいいでしょう。どのような場合でも、人間関係とお金を大切にして欲しいものです。
2008年01月03日
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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。そして皆様にとって、今年一年が良いお年でありますように。――――――――――――――――――――――――――――――いま働いても、食べていくのに精一杯であるとか、あるいは食べていくことさえ困難な『ワーキングプア』が社会問題として注目されています。今年の春に、その『ワーキングプア』に関する書籍を執筆することになったのですが、その書籍に収録するための対談を、年末に行ってまいりました。人が『ワーキングプア』になってしまうのには、いくつかの行程と原因があったりするんですけど、その代表的な例として、正規雇用、つまり正社員になれなかった人たちの場合というものがあります。いわゆる『フリーター』、『定職に就けない人たち』のことです。正社員と、フリーターとだと収入に倍近く差が開くのですよ。でもまあ、本人が望んでフリーターになったり、それでもいいと思っている場合、あるいはフリーターでもそれなりの生活が出来ている場合は問題ないんです。問題はね、アルバイトで働いているのに食べていけないとか、家賃が払えなくてアパートを追われて住む所がなくなるとか、路上生活寸前になるとか、そこまで追い詰められてしまった人の場合だったりしますね。普通、なかなかそこまでは追い詰められないんです。家賃が払えないでアパートを追い出されてしまっても、実家に帰れば何とかなる人や、実家が援助をしてくれる人は、そこまでいかない。ぼくは『不登校・ひきこもり・ニート問題は、家庭障害であり、対人関係障害』といったりするのですが、このワーキングプアの問題にも、似たような背景があると考えています。親子や家族に軋轢があって、アパートを出てもバックアップしてくれない。新しいアパートの保証人になってくれないとか、バックアップを頼みにくいとか、頼みたくない頼めないとか。対人関係を結ぶのが苦手で、職に就いても長続きすることが困難であるとか、相談にのってくれる友だちがいないとか。ぼくは、年末に引越しをしたんですが、新しい住まいになって、インターネットのつなぎ方がよくわからなかったんです。幸い詳しい人が友だちにいたから、聞きまくって何とかなった。友だちがいなかったら、いまこの文章を書いてブログにアップすることさえ出来なかったことでしょうね。このように、ささいなことでも、友だちがいるのといないのとでは、違いが出てくるものです。そういったことが繰り返しになって、だんだんと負のスパイラルにはまっていくと大変です。収入が少ないので貯金ができない。友だちがいないので相談相手や、生活のための知恵が回ってこない。家族のバックアップがないので、いざというとき頼りにする人がいない。正社員ではないので、昇給の希望やスキルのアップが難しい。ずっとアルバイトなので、世間知がなかなか身につかない。そのまま年々歳だけをとっていく……これが『ワーキングプアへの負のスパイラル』です。このスパイラルにはまってしまうと、なかなか抜け出ることが難しくなってきます。では次回は、そのスパイラルから、抜け出るヒントについて考えてみましょうか。
2008年01月02日
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