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2011.04.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類

ついに、「レベル7」になりました。福島第一原発のことです。

1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故と同水準で、それと同等の放射性物質が環境や健康に影響与えるレベルになったと言うことです。

ただし、このレベルそのものが全体的な危険値を表すレベルではありません。もし、そうならこのブログを書いている状況ではないと思います。

ちなみに「チェルノブイリ」をウィキペディアで見ると

チェルノブイリ原子力発電所事故 1986年 4月26日 1時23分( モスクワ時間 UTC+3 )に ソビエト連邦 (現: ウクライナ )の チェルノブイリ原子力発電所 4号炉で起きた 原子力事故 広島に投下された原子爆弾(リトルボーイ) に換算して約500発分の原爆投下に相当する量の放射性物質が撒き散らされたことから、「核戦争」とも表現された。後に決められた 国際原子力事象評価尺度 (INES)において最悪のレベル7の参考事例として知られている。

4号炉は 炉心溶融 (メルトダウン)ののち 爆発 し、 放射性降下物 ウクライナ 白ロシア ベラルーシ )・ ロシア などを汚染した。事故後のソ連 政府 の対応の遅れも相まって被害が拡大・広範化し、史上最悪の原子力事故となった。
↑ここまで

この「広島に投下された原子爆弾500発分(記事によっては、400発、600発もあり)」と言う表現は恐ろしいですし、実際はもっと恐ろしいわけです。

また、「メルトダウン(炉心溶融)・爆発」のシミュレーションはされているのでしょうか。

チェルノブイリでは、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの三国だけでも900万人以上が被災しました。

ベラルーシ共和国、ウクライナ共和国まで約200km、ロシア連邦共和国まで約500kmです。もう少し具体的に書くと、チェルノブイリからウクライナのキエフまで 130km 、ロシアのモスクワまで約700km?です。(福島原発ー東京およそ200kmです。)

1500キロ以上も離れたスカンジナビア半島にすむトナカイをはじめとして、イタリア、ギリシャ、フランス、を含むヨーロッパ諸国の野菜、家畜、ハーブ 、キノコ類などまで影響が出ました。

そして、最初ソ連はこれを隠していましたが、1500km離れたスウェーデンのフォースマーク(地名)で放射性物質が発見されたことから公表せざるを得なくなりました。

ちなみに、万一の時に働くと言われた緊急原子炉冷却装置が切られていました。(原因は分からない。)

そして、続けて最近思い出したことをここに続けて書きます。

それは、旧態然とした組織や形骸化した組織には、「責任を取らない仕組み」が出来上がってしまっています。(ちなみにこの「責任を取らない仕組み」と言う概念を打ち出したのはデミング博士です。品質管理で責任者を明確にすることを提唱したわけです。)

「責任を取らない仕組み」がある理由は、責任と問われると困る人がいるからです。そして、問題はその人が権限のある人なら当然、それを取らないように組織の体制や制度、規制を作り、分からないようにしてしまうわけです。

江戸末期の幕府や崩壊寸前の中国王朝もそうでしたね。(収賄者を調べようと思った時に北京の紫禁城の書庫が火事になりました。極端な話しかも知れませんが現実にあったことです。)

現在の原子力発電の所轄や管理部門を見ると恐ろしいくらい煩雑です。少なくとも二つの省がからみ、それに庁がかかわっています。

シッカリと「責任を取らない仕組み」が出来上がっています。

ですから、いろんな専門家が様々な立場で説明すればするほど分かりづらくなる、帰って混乱を招く状況になっているわけです。

しかし、この「責任を取らない仕組み」は必ず崩壊します。組織がおかしくなるからです。その組織全体の目的や問題を解決しようとする時に、妨げになるからです。

もしくは、その組織の存続そのものが問われるような事態が起こり、その仕組みが維持できなくなるからです。江戸幕府しかり、中国王朝しかりです。

そして、その大きな引き金になるのが「外圧」でした。

残念ながら、日本は地震や津波という「外圧」によってそれに気づかされようとしているわけです。

そして、もう一つそのような組織を変える人達がいます。

それは、現場で頑張りなんとかしようとする人達です。福島原発にはおよそ300名近い職員、社員の方が今も立ち向かって下さっています。

また、自衛隊、消防庁の人達もそうです。

その人たちに心から感謝と応援と敬意を送ります。また、この状況の中で支援する人達やこの日本を本当に何とかしないといけないと考えている人達にもです。

この時代は「政党」や「政治」が変わらないといけない時期ではなく、「国民」が変わる時期です。そして、そうなってきています。

たいへんな時期ですが、後輩や子ども、孫に語ることの時代をつくる機会に我々は対面していると強く感じています。

その中であなたは何をしていますか?何を始めますか?






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Last updated  2011.04.12 12:05:04
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