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11回目 一皮むけます 娘が受験する公立中学の 適性検査には 作文がありました。 国語の出題形式が 細かい設問ではなく、 まとまった文章を読ませたあと 「以上の文章を読んで、自分の意見を述べなさい」 いえば 読書感想文の縮小版みたいな作文でした。 母は この作文に命運をかけました。 だって娘は 友だちが塾の冬期講習で塾にカンヅメになっているあいだ DSのどうぶつの森にはまり、テレビのお笑い番組に爆笑し、 CMのあいだに進研ゼミの教材を内職仕事のように鉛筆で走り書きしていまし た。 そんな娘が 塾で鍛えぬかれた受験生に勝てるとしたら 作文と面接で 試験官に鮮烈な印象を残すことしかない 母はそう考えました。 母は 原稿用紙と作文ドリルを買ってきて 娘のまえで広げましたが、 娘はDSを放しません。 喧嘩したあと しばらくして 娘は原稿用紙をもってあらわれました。 娘はニヤニヤしています。 「これ読んで」 ~中略~ その先生は まるで鬼のような顔をして言いました。 「あなた、こんな問題もできないようじゃ 最悪よ。 中学入ったら暗いわよ。」 ~中略~ 私は塾には行きませんでした。でも、合格して あの先生を 見返してやりたいです。 最後まで目を通し、 「なかなか 生き生きと書けてるよ。いいじゃん。」 母の評価に 娘は満足そうです。 そして 母子は あはははははは・・・・・・ と 高らかに笑いました。 それは母と娘の 同士の笑いでした。 つづきます
2007.03.31
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じ・・・10回目です 2007年 1月 長男は年明けから風邪で体調をくずして 冬期講習の残り半分に参加できませんでした。 新学期がはじまって久しぶりに塾にいってみて、 講師変更のおたよりプリントをもらってきました。 杉田先生が 長男の担当からハズレテいる!! 母は 彼の色白の顔と オドオドした目つきを思い出しました。 「とばされたか・・・」 長男の話では 杉田先生の遅刻は5~15分程度のものが数回ありました。 30分が1,2回。 そして 年末の1時間の遅刻。 これは決定的な致命傷と思われます。 きっと ほかの保護者からクレームが出たのでしょう。 母は自分の作戦が とっても回りくどかったことに 苦笑いしました。 ギフト券・・・無駄になったな・・・ ともあれ 講師遅刻のイライラから解放されてメデタイ ちょうど そのころ 長女の公立中学の受験まで 2週間をきっていました。 まだつづきます
2007.03.30
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9回目 今日も書きます 駅前通りは この2年ほどで 塾ストリートに生まれ変わってしまいました。 もともとあった大手塾のNセンターがトップを走っていましたが、 予備校系のA進学塾が追い手をかけ、昨年 個別指導のMG塾、Nセンターの個別指導 塾、A塾の個別指導塾、K塾サテライト校・・・ 喫茶店も ラーメン屋さんも パチンコ屋も みんな塾に変わってしまいました。 長男の通う塾は 塾ストリートから少しはいった 路地裏にありました。 生徒の入れ替わりタイムには お迎えの車が並びます。 母はいつものように 閉店間ぎわの電気屋さんの前で車を停めました。 後方から人影が・・・ 「なあ~んだ、大石さんか。電気屋のおじさんかと思ったよ。」 大石さんは 長男と同じ塾に3人の男の子を通わせていました。 「ごめんね。 ちょっと聞きたいことがあって・・・ 年末でしょ、先生にお歳暮って するの?」 「お歳暮? いいんじゃない? 月謝だって払ってるんだし・・・いいと思うよ。」 「ほんとに? なら助かるわ。 3人分の月謝、パートで足りないもんね。 ありがと。」 そう言っているうちに 塾の出口に人影がみえました。 長男と 大石3兄弟の顔もみえます。 じゃあね、と別れて 長男が車のシートに滑り込むのを確かめると 「ママ ちょっと先生に話しあるんだ。 ここで待ってて。」 母は 塾への入り口へとつながる階段を早足でのぼりました。 杉田先生は 塾の算数・数学・理科の担当で、女塾長の紹介では国公立大の理系でした。 女塾長は講師の紹介をするとき 大学名で紹介します。 講師はみんな当塾出身者です それが 塾のキャッチコピーでもありました。 「先生 ちょっといいですか?」 母は 中学生と見分けがつかない小柄な青年に声をかけました。 「あ、ええ・・・」 「いつもお世話になっています。 Ronの母です。 冬期講習のこと お聞きしたいんですけど、算数は先生担当ですよね。 うちの子ね、ボッーとしてて 次の授業の連絡とか全然しないんですよ。 このあいだも 教室で一時間も待ってたとか・・・ 先生 悪いんですけど 変更あるときは 直接電話していただけますか?」 そう話しをしながら、杉田先生の色白の頬がこころなしか赤らんだのを 母は見逃しませんでした。 やっぱり 一時間も遅刻したのは本当だったんだ。 生徒全員に一時間分の授業料返すとしたら キミの時給10時間分はいくでしょ。 母は ここで切り札のギフト券をバッグから出しました。 「先生 よろしくお願いします。 これ ほんの気持ちですけど、クリスマスですし」 「は?、あ・・・わかりました。」 あんまり あっさりと受け取るので 母はシラケました。 こんなの困ります、くらい言ってほしかった。 「それで 先生、お休みするときの連絡用に ケイタイの番号おしえてくれませんか?」 杉田先生は あわてて番号を書き写して メモ用紙を差し出しました。 「ありがとうございます。 じゃ、よろしくお願いしますね。」 「よっしゃっ!!」 階段を下りながら 母はほくそ笑みました。 これで 女塾長を介せず文句言ってやれるぞ ごめんね、大石さん あれはお歳暮じゃないんです お歳暮て お礼でしょ あれはエサなの 裏切ったんじゃないからね やっぱりつづきます
2007.03.29
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8回目 まだあります 塾に入ってから 母のモヤモヤが続いていました。 女塾長の吐く 毒 もこたえたし、 授業でも アルバイトの学生講師の遅刻が重なったり・・・ よっぽど 「やめさせてもらます。」 と 怒鳴り込んでいきたい衝動にかられたのですが、 いざとなると 思いとどまってしまう小心者の母でした。 塾がスタッフの教育できていないのなら 客がするしかない かといって 大人げない方法はとりたくありませんでした。 ここは先方得意の おだて戦法 で落としたい。 母は お歳暮でもらったJCBのギフト券を クリスマス仕様にラッピングして バッグにしのばせました。 ひとまずつづく
2007.03.28
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7回目 とまりません 2006年 10月 母は 新設の公立中高一貫校の説明会に出かけました。 塾に入らず、受験自体が 宙に浮いてしまった長女でしたが、 気が変わって受験してくれるのを 祈るのみでした。 実は この学校の高等部、母の母校でした。 なつかしい体育館での説明会には 同級生の顔がチラホラ。 同窓会にきたノリで まんざらでもない母でした。 そのときでした。 あの女塾長が現れたのです。 塾の生徒と 保護者を何人か引き連れていました。 同級生と ほんわかムードに酔っていた母は 背筋が凍りました。 女塾長一行は 視界を横切って 最前列に陣取りました。 女塾長 ほがらかに笑っています。 くそっ 説明会では 一通りの説明が終わって、質問タイムにはいりました。 最前列の塾長一行 なにやらゴニョゴニョしています。 塾長 さかんに生徒の背中を押しています。 そのうち メガネの男の子が椅子からズリ落ちたように立ち上がり、 質問ブースに向かいました。 説明会から 1ヶ月ほどして 長男の塾のカバンに 教室のおたよりプリントを見つけました。 ”先日おこなわれた公立一貫校の説明会では わが教室の生徒の 積極的な質問態度が 学校サイドに高く評価されました。 ” 「うわ やられたな」 これは女塾長の 演出 でしょうか? いいかえれば ヤラセ でしょうか? そういえば 高等部に息子がいる友人が言っていました。 中学の説明会のあと 高校の先生が言ってた、って。 「おまえたちヤル気あんのか? 小学生のほうが よっぽど熱心だよ。」 女塾長も 高校の先生も 編集して発言してる てことなんでしょうか? とうぶんつづきます
2007.03.27
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6回目でございます 母は覚悟をきめました。 かくなるうえは 払い込んだ授業料分、長男にシッカリ元を取ってもらおう。 雨が降ろうと ヤリが降ろうと、 一年間 塾に行ってもらわねば!! まずは おだてて木に登らせる作戦ではじめました。 「Ronちゃんはエライよ。4年生なのに塾がんばってるじゃん! ワガママなおねえちゃんとえらい違いだ! がんばって おねえちゃん見返してやるんだよ。」 ひとまずは 作戦が功を奏して、 3ヶ月がすぎました。 そして・・・ はじめての個人面談がありました。 あの女塾長は どうも苦手です。 負けないよう アイメイクに気合を入れて出かけました。 「Ronちゃんね~、がんばったんですよ~!! このあいだのテスト、結果がきてるんですけど、よかったですよ~!!」 相手は 母をおだてて木に登らせる作戦らしい。 サラリと受け流しておこう。 「算数と国語でテストを受けたんですが、基礎はできてるし、 いい感じですよ。 中学受験するばあい、偏差値55ラインを目標にするんですが、 Ronちゃん 51 でしたから、これから期待できますよ。」 母は てっきり30台と予想していたので、口角がちょっぴりゆるみました。 女塾長はつづけました。 「ところで おねえちゃん元気ですか?」 「ええ まあ・・・頑固で困ります。」 「そうねえ・・・ ワタクシこの仕事25年やってますけど 長年の勘で言わせてもらえば おねえちゃん、中学はいってから 気を付けてあげてくださいね。」 「・・・といいますと?」 「女の子てグループつくるでしょ。 お見かけしたところ おねえちゃんはカタクナなとこありますから、 孤立しなければいいんですけどね。 女の子の世界って 残酷ですからね。」 母はわきの下に汗が流れるのを感じました。 やはり女塾長は オソロシイ。 おだて作戦とオドシ作戦を交互に駆使してくる。 まだまだ終わりそうにありません
2007.03.26
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5回目になってしまいます 母は受話器をにぎる手が 汗ばんでくるのを感じました。 「もしもし・・・先日入塾した・・・」 「あ~、きょうだいの・・・ どうです? おねえちゃんご機嫌なおりました~?」 「それがですね、 あれから父親にも協力してもらって さんざん説得したんですけど、 なにしろ頑固な娘で・・・ 無理みたいです。 きっと先生はハッパかけるつもりで 厳しく言ってくださった、 と思ってるんですけど・・・」 授業料返金のことを言わなくちゃ、と気があせります。 ごくっ 「私は・・・いったんお払いした授業料は返していただけないものと 思ってたんですけど、主人が返してもらえと 言うもので・・・」 「お返ししますよ!」 「え?」 なんだか予想外に あっさりとした返事に肩の力がぬけました。 女塾長は続けました。 「ただしですね。 教材費とテスト代はおかえしできません。 それと 月途中ですから今月分の授業料はいただきます。 それから兄弟入学の免除がなくなりますので・・・ 3か月分の授業料はお返しします。」 3ヶ月分というと 4万5000円ほどでした。 ふたりで18万円払って 半分の9万円、少なくても7万円の返金を 期待していた母は 血の気がひきました。 それでも返ってくるだけマシなのでしょうか? 旅行だってキャンセル料を取られるのですから・・・ 女塾長はさらに言いました。 「だから ご主人におっしゃって下さい。 損になりますよ、って。」 その晩 夫婦で相談しました。 長女の受験は唐突で無理があった 長男はまだ4年生で時間の余裕がある 長女はさておき 長男に期待しよう 長女の授業料を 長男にシフトしてもらおう というわけで 長男ひとりが塾に通うことになりました。 女塾長には やはり勝てなかった まだまだつづいて ごめんなさい
2007.03.25
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さきおとといからのつづきです 知人のカヨちゃんに塾のうわさを聞いてみました。 カヨちゃんの周辺には 教師や塾講師などの関係者が多く、 しかも例の女塾長の自宅はカヨちゃんの実家のご近所でした。 「わたしも実態はよく知らないんですけど・・・母は知ってるかもしれない。 一度聞いてみますね。」 メールのあと ほどなく電話がかかってきました。 「うちの実家の近くでは昔から塾やってますけど、最近はあと何ヵ所かで やってるみたいですね。 息子さんが最近は手伝ってるみたいです。 ご主人が10年以上前に亡くなったんですけど・・・近所のうわさでは 奥さんの不倫が自殺の原因じゃないか、って。 きれいな人でしょ。 あ、それと あそこの塾はいったんお金払うと返してくれない、とか。」 カヨちゃんにお礼を言ったあと 受話器を置いて、頭をかかえこんでしまいました。 説明会のとき ウサンクサイと感じたのは ホンモノだった。 なんで振込みする前にカヨちゃんに聞いとかなかったんだろう 愚かな自分を責めながら、ふと思い出しました。 「クーリングオフがあるじゃない。」 塾や英会話教室なんかで 前もって授業料を支払って、途中退会するときに 未履修分の授業料返還請求ができる・・・法律のことです。 母はネットでクーリングオフを検索しました。 なんでもクーリングオフ請求代行業者なるものがあるらしい。 手数料とあるが、請求額の何パーセントくらいなんだろう? 見積もりの問い合わせしてみるべきだろうか? そのまえに とにかく塾と交渉しないことには!! 相手は 海千山千のヤリテ女塾長 丸めこまれるか、やり込まれるか・・・ 軟弱な母は自信がありませんでした。 いえ、「母は強し」なのです。 相手がゴテルなら 法的手段だってアリです。 「クーリングオフ、クーリングオフ・・・」 呪文のように唱えながら 母は 女塾長の自宅にダイヤルしました。 まだまだつづく
2007.03.24
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おとといのつづきです ふたりの子供の塾通いがスタートしたわけですが、 はじめての授業を終えて 長女は表情がありませんでした。 「疲れたの?・・・そんなにむずかしいの?」 長女に返事はありません。 夕食を終えて はじめて長女が言うには 「もう塾 行かない。」 行かない・・・たって 18万円 払ったばかりなのに! 母はあせりました。 「あの先生大嫌い。 あなた、こんなこともわからないの?中学入ったら落ちこぼれよ ってコワイ顔でにらまれた。」 女塾長 オドシ戦法できたのか・・・ よくある手だ。 「落ちこぼれる前に 気がついてよかったじゃない。」 「イヤ もう絶対行かない!!」 やっかいなのは 長女が一度言い出したらトコトン曲げない強固な性格でした。 3日がかり 父も加わり説得したが、ムダでした。 あげくの果て 父は冷たく言いました。 「お金返してもらえよ。」 TO BE CONTINUED
2007.03.23
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きのうのつづきです ふたりの子供の体験学習は 入塾手続きも兼ねていました。 子供たちが簡単なテストを受けているあいだ、 保護者は 新設される公立中高一貫校の受験・私立中学受験について 傾向と対策、そして家庭での心構えについてのレクチャーを受けました。 「ご家庭では とくに会話を大切にしてください。なぜだ ろう、という問いにハッキリと 答えられることが 合格につながります。」 そして テスト結果について 個人別に面談がありました。 「ふたりとも まずまずよくできていますよ。 お姉ちゃんは学校でよくできる子ですね。 基本はできてますが、合格にはまだガンバってもらわないと・・・ 弟くんねえ・・・いいですよ。なかなか見込みありますよ。 4年生なら ちょうどいい時期だわ。」 塾長はそう言いながら 長男の髪の毛を とかしつけるように撫ぜるのでした。 そうして母は 指定される口座に ふたりの6か月分の授業料・テキスト代・テスト代 合わせて18万円を振り込みました。 「大手塾と比べて半分以下で済んだ」 母は満足でした。 TO BE CONTINUED
2007.03.22
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長男が 転塾してから5ヶ月になります。 前の塾の入塾説明会では 「合格率は100% 合格できなかったら授業料はお返しします。」 女塾長が豪語して うさんくさいなと思いながらも 「授業料は手頃だし、あれくらいのヤリテ塾長にビシバシ指導してもらうのも いいかもしれない。入学金無しだし、合わなきゃ辞めればいいさ。」 そして詳しく聞けば 「授業料は6ヶ月まとめて納めていただきますと、1ヶ月分免除になります。 兄弟入学のばあい さらに1ヶ月分免除になります。」 つまり兄弟二人で6か月分払うことで、3カ月分の授業料免除ということです。 これって 主婦にとっては大きな魅力であります! 長女の受験で訪れた説明会で 兄弟二人の入塾を決めた瞬間でした。 TO BE CONTINUED
2007.03.21
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娘の通う公立中高一貫校で 連携している国立大学のキャンパス見学があるそう です。 "生徒たちの学びの視野を広め、学習・学問への興味・関心を高揚させ、また将来の進 路を考えさせるキャリア教育に役立たせるのが目的" だそうです。 昼食はキャンパス内の学食で・・・ということなので、母としては お弁当一回おやす みできてうれしい 娘はといえば バスに乗っての見学、遠足気分でルンルンしてます。 大学との連携といえば、普段でも 大学の講師が授業に来たりしているようです。 のんびりやの娘は「眠かった・・・」と感想 (彼女は家でも学校でも実によく寝ます。) をもらしていました。 というのはさておき 中学生になった時点で 大学へのビジョンをもてる、のは 中高一貫校のメリットだと思います。 最近 私立の一貫校でも 私立大学との連携がすすんでいるらしいですね。 長男が来春中学受験なもので 有名大学の名があると「受けてみようかな、もしかしたら推薦で大学はいれるかも」 と つい考えてしまいます。 もちろん推薦で入ろうと思えば かなりの努力が必要でしょう。 そして一般入試で入るのも また努力が必要。 およそ努力 と無関係に生きている 長男の顔を 思い浮かべると、ため息が出ます。 はあああ
2007.03.19
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うちの三人の子どもはコタツで勉強します。 ママが先生のコタツ塾です。 中1の長女は勉強カゴ(100均のプラスチックカゴに課題やらプリントを詰め込んで いる)持って、長男 次男はランドセルを持って、コタツに集合です。 3年生の次男は 当然一番に宿題終了。時間割のあとは ガイド本片手に ゲームタイムです。 5年生の長男 「今日プリント1枚ですぐ終わるから」 なかなかテレビから離れようとしません。 そんなこんなで30分経過。 「いいかげん宿題すませてしまいなさい!!」 よっこらしょっ、とランドセルを開けますが、プリントが出るのに5分。 筆箱が出るのに7分。鉛筆持つのに3分。 結局 45分も経過している おまけにすぐ終わるはずのプリント よく見れば 社会のまとめプリントで、調べながらやったら結構時間がかかりそうです。 「社会の教科書、地図帳モッテクルッ!!」 母のテンション急上昇です。 「ねえねえ、新キャラ ゲットしたよ~ん」 ゲームをかざす次男に 母はブチ切れです。 「宿題すんだらお風呂ハイルッ!!」 頭をかるくハタイタつもりが 顔に当たり、それも結構きつかった。 「うえ~~~~~~~ん!!」 兄弟が平和に勉強するのってムズカシイですよね。 子ども部屋で勉強させるのも 兄弟相部屋だし、目が届かないと何しているのか わからないしなあ・・・ そんな訳で わが家のコタツ塾は 笑いあり、涙あり。 将来こんな騒々しさがなつかしくなるんでしょうか。 おっと、忘れてました。コタツ塾の塾生ひとり。 夕食後 コタツで居眠るパパさん。 こんな騒がしいところで よく寝るよなあ・・・
2007.03.16
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昨日 長男の担任のヤマちゃん先生が家にきました。 ヤマちゃんは50代のベテラン教師で、ここ数年は5年生の受け持ちをつづけています。 いわば 5年生のスペシャリスト、この学年のつまずきやすい問題点を 熟知していると言っても過言ではないでしょう。 そのヤマちゃんは この一年頻繁にわが家に足をはこんでくれました。 うちの長男 不登校ではありませんが、定期的に欠席します。 実際 風邪で熱があることもありますが、仮病のばあいも(おそらく)あります。 夏休み前には「起立性障害」の検査を病院でうけたこともあります。 これは子どもにみられる自律神経系の障害で、起床時に 頭痛、めまい、腹痛などで 起きられない症状です。 さいわい長男の症状は ごく軽いもので、「生活パターンを見直しましょう」だけで 済みました。 でも その後も定期的にお休みするのです。 昨日ヤマちゃんが来たのは 欠席者へのお便りを届けにきてくれたのでした。 「いや~、この近所にクラスメイトもいないしね。家に帰る途中だから~」 と 頭をかきながらお便りを渡してくれます。 「これが宿題のプリント、明日テストがあるのでやって来てください。」 「先生 よく家のあちこちに やってないプリント落ちてるんですけど 宿題ちゃんと出してますか?」 「う~ん、宿題チェック表ではバツが多いですねえ」 なんだか予想通りでしたが、グッと抑えて 「そうですかあ・・・ もう5年生も終わりですねえ。先 生この1年本当にお世話になりました。」 「いえいえ、とんでもないです。」 そうして たぶん最後となるヤマちゃんの後姿を見送ったのでした。 ヤマちゃんにとっては うちの長男は 不登校予備軍の要注意人物だったに ちがいありません。 クラスのなかにはヤマちゃんのことをハゲなんて言う子も いるらしいですが、イジメや不登校と背中合わせの教師生活で 薄くなって当然ですよ。 ありがとうございました。そして ガンバレ ヤマちゃん先生
2007.03.15
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公園の茂みのなかから 四葉のクローバーを見つけると しあわせですよね。 先日 ホームセンターで四葉のクローバーの鉢植えを見つけて思わず買いました。 カブごと四葉なんて しあわせが濃縮してるみたいで、テンションがあがります。 日当たりのよいトイレのまどぎわに置いて 観察していると、クローバーて夜は葉を閉じて 眠るんですね。そして朝になると太陽に向かって葉をひろげます。可愛いなあ 3月といえば おわかれのシーズンですよね。 卒業や おひっこしなどで お別れするお友だちにプレゼントしたいなあ、 とギフト仕様をチョイスしました。 送料無料がうれしいです。
2007.03.14
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今年度 子ども会の役員の仕事もラストスパートです。 昨日 小学校で「2学期制の説明会」というのがあ って、子ども会の用事もあったので 参加してきました。 2学期制、つまり大学みたいに前期、後期で 期末 が年に2回。7年前に仙台市の学校で導入されてから 現在全国の小中学校で1割強で実施 されているそうです。 うちの自治体では 今年度から公立小中学校が2学期制になりましたが、 わが子の通う小学校は文部科学省研究開発校の指定を受けているので、この4月からの実施 になるそうです。(ほ~、そうなんだ) 説明をきいて、学校サイドの2学期制のメリットは 学期末が1回減ることで 先生たちの業務が軽減されて ゆとりをもって生徒指導に当たれる のが1番、と感じまし た。先生たちの業務が 多岐に渡って雑多、とは うわさに聞くところです。 人間忙しいと ゆとりを失くしてギスギスするものです。 先生方にはゆとりある大きな心で子供たちに接してほしい。 その意味で いい事だと思います。 子供に言わせると 「テスト範囲が広くなって困る」「始業式 終業式が減って遊べる時間 が減る」と マイナスイメージのようです。 そして 1保護者としての私は「やってみなければ わからんな」と つぶやくのでした。
2007.03.14
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新6年の長男 どうも生まれつき運がわるい気がして、今年に入ってから をバイブルにして 運気を上げようと取り組んでいます。 長男 小さいときから なんにも障害のないところで つまずいてコケル、 落としちゃだめよ、と言った先から おとす、 注意散漫というのか・・・ 本人も自覚しているらしく 「どうせ俺は運がわるいから・・・」 超ネガティブ人間になりつつあります。 母としては なんとか彼の不運の根を絶ちたい。低迷している成績もアップしたい。 玄関に盛り塩をして、ピンクのお花もかざりました。 アレルギー性鼻炎の彼のため、東のトイレは念入りにそうじしてます。 そんな ある日、いつもはテンション最低で帰宅する長男 「拾った」 と、握りしめた手のひらには 100円玉が! 「めずらしいね、落とすことのほうが多いのに」 ぜひとも 100円玉のつぎは 幸運をつかんできてほしい。
2007.03.12
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子供3人と夫1人が集合する休日のランチ。頭が痛くないですか? 今週は金曜にマクドナルドのクーポンチラシが入っていて、 次男の好きなナルトがハッピーセットに付いてくる というので、土曜のランチはマクドナルドで済みました おまけにナルトは来週からプレゼントだと判り、 来週もマクドナルドで済みそうです。 日曜は 冷蔵庫のソウジを兼ねて、おにぎり 玉子焼き きんぴら チキン などなどをテーブルにドッと並べまして 「今日はお弁当バイキングだよ~~~!!」 と、各自 お弁当ばこ持たせて並ばせました。 意外と これが受けました もちろん昨日のマクドナルドの残ったフライドポテトも1品に加えております。 マックのポテトは ラップなしで 1分チンで 蘇えりますが、2度めのチンだと固くなりすぎてNG となりますので ご注意ください。
2007.03.11
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習い事 プー太郎の次男の特技は おえかき。 ヒマさえあれば 自由帳にポケモンやら ドラゴンボールなど びっしりと描いてます。 これが なかなか細部まで忠実にコピーされててウマイ! なんとか この才能を開花させたい!! おべんきょう系の英語教室で手痛い失敗をあじわった母は リスクは回避したいのです。 長男みたく無理やり塾にほうりこむと、次男の場合 どんな暴走するかわかりません。 それでも 「お絵かきを習う」ていっても・・・ 世の中 広いものです。 おもしろそうなのをチェックしてみました。 おもしろ絵画の通信教育 空想画ですごいじゃん なんでも鉛筆で お題に沿ったお絵かきをして送ると 絵画教室の先生がコメントを返して くれるらしい。 ちなみに主催者 小林聖音氏の著書 みつけました。 自由帳から画用紙へ!! お絵かきに熱中しているときは 無駄な兄弟ケンカもしないし、わが家に平和が訪れる。
2007.03.09
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4月から4年生になる次男は 習い事なるたぐい なーんにもやってません いわゆるプー太郎です。 年長さんのとき、上の子ふたりの続きで 英語教室にいれたのですが、教室での 悪ふざけが過ぎて やめざるを得なくなりました。 母はその時のトラウマで 彼の習い事にはオクビョウになり、プー太郎のまま3年生も 終わろうとしています。 ところが最近 英語教室と塾をかけもちしている長男が しきりに文句を言います。 「なんで あいつは遊んでばっかで、俺はひどい目に遭わされるのか?」 塾がひどい目、とは よく言ったものですが、長男の訴えにも一理ある。 母としても いくら三人目で手を抜きたい、とはいえ なんとかしなくちゃ、と 考えているんですから とりあえず 送迎バス付のスイミングが手っ取り早い! 上の子が使ったスクールバッグも あることだし・・・ でも 4年生となると 勉強も気になります。 本人いわく「塾は絶対いかな~~~い」 母の脳裏によみがえります。三年前のトラウマが。 教室の先生やおかあさん方に謝りつづけた日々。 でも なんとかしなくちゃ!!
2007.03.08
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4月から6年生になる長男は 年中さんから英語教室に通っています。 「さぞかし英語力あることでしょう」 この質問には 微妙としかこたえられません。 英語力がある、といえば ネイティブ相手に軽くおしゃべりする 、 そんなイメージかしら? ま、英語暦7年ですから あいさつして 自己紹介くらいはできると思います。 簡単な文章くらい読めると思います。 小学校の英語の時間には 「こんなの とっくに知ってるわ」て感じで 発言してる ようです。 唯一の得意科目となった 彼にとっての英語は それはそれで成果をのこした、 と思うのです。 そんな英語ですが、つづけるかどうか 悩んでいます。 6年生ですから 塾の時間も増えてきますし、さしあたって受験科目にはない英語に エネルギーがまわらないのです。 4月からの新教材を買うまえに 結論だしたいです。
2007.03.07
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学年末試験も残すところ あと一日となりました。 試験発表から この一週間、娘は たぶん人生はじめての猛勉強してました。 「やり慣れないことして 頭バクハツするから いい加減にしなさい!」 母の忠告を無視して 机にしがみついていた娘。 ところが やっぱり バクハツしたんですよ。 夕方 勉強部屋と化したリビングから 動物の遠吠えが響きわたりました。 うお#$%&*¥おおおおおおん 「やれやれバクハツはじまったか」 「いやだ いやああああああ、勉強いやああああああ」 へたに構うと 噛みつかれます。 夕食の準備の手をとめるのも嫌なので 吠えさせておきました。 15分も吠えると 疲れたのか、台所に彼女は現れました。 泣きつかれた様子で 「卓球とサッカーのルールがわからないよお・・・」 「体育かい」 数学で吠えるなら まだしも 体育で吠えないでほしい。 試験勉強というものは はた迷惑な存在です。
2007.03.06
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日曜に公民館まつりのフリーマーケットに出店しました。 こどもを連れて5回目の出店です。今回は長女が試験勉強、次男が腹痛で 長男のみ 連れていきました。 長男は いらなくなったデュエルマスターズのカード、ポケモンのコミックをかかえて こづかい稼ぎに 気合がはいっていました。 「このポケモンのコミック いくらで売ったらいい?」 「定価390円だから 100円くらいじゃない?」 「100円だったら値切られて50円になるから 200円にするわ。」 ほおー いつのまにか 値段の駆け引きを身につけているではないか フリマ会場でも 長男の成長ぶりが目につきます。 「この値段の安いものは 前に置いたほうがいいよね。」 「この手作りDSケース 中のポケットが見えるように あけて見せたほうがいいと思う」 小学5年生なら この程度の働きは当然かもしれません。 しかし ゲームとマンガにしか情熱をもたない 普段の彼にしてみれば、目を見張る 変貌なのです。 結局 彼は ポケモンのコミックを ねらった150円で売り、カードと合わせて 850円の売り上げに 「カードが思ったほど売れなかったから 次はパックの詰め方変えるわ。」 と研究熱心です。 この情熱を いつか学習にむけてくれたら・・・ 母は願うのです
2007.03.05
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