PR
カレンダー
キーワードサーチ
「カリートの道」
女:人はみな、追い込まれるのね。
男:俺は抜け出す。
「やくざな世界」での、よくあるラブ・ストーリーだったが、
ヒロインを演じたペネロープ・アン・ミラーの、しなやかなダンスがとてもうつくしい。
特にエンディングのバックで踊る彼女は、活き活きとしてかわいい。
薄く長いドレスに細い体躯を包み、赤い夕陽の落ちる汀で飛んだり跳ねたりする姿は
喜びと生命力にあふれて魅惑的だ。
★
「クリクリのいた夏」
「欲しいものを手に入れるには、働くしかない」というひと言が印象的な、
沼地で暮らす人々の慎ましい日常を描いたフランス映画。
★
「ぼくの伯父さんの休暇」
ちょっととぼけた感じの伯父さんが、ポンコツ車で海辺のホテルにやってくる。
ホテルは避暑に来たお客でいっぱい。
レストランのドアは、開閉するたびに「ブンブン」という不思議な音がするし、
伯父さんの車はパンパン!と大きな音をたててうるさい。
悪気はないのだけれど、
天然ボケの伯父さんは何かするたびに避暑客の顰蹙を買ってしまう。
1952年制作のモノクロ。コメディタッチで楽しい映画だった。
大河ドラマ October 5, 2024
PLAN75 June 28, 2022
バベットの晩餐会・静かな宗教者批判 April 20, 2022