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「ツォツィ」
「おまえ、『品位』って知ってるか?」
「上品な暮らしをすることだろ?」
「違う。『暮らし』の事じゃない。『自分への敬意』だよ」
言葉の力は、共有する精神性に依存するのだと思った。
つまり心に共有財産を持たなければ、言葉は無力だと言う事だ。
「誓いの休暇」
初めて観た時はラフマニノフの交響曲に似た音楽がとても印象的だったのだが、
あれからずいぶん経った今観てみると、案外つまらない内容に思えてがっかり。
「ローラーとバイオリン」
7歳の少年と道路工事でローラーを引く青年の交流を描いた、
アンドレイ・タルコフスキー監督作品。
バイオリンの先生からは「もっと自分から弾こうとしなくちゃだめ」と注意されるが、
いじめられっ子から救ってくれたローラー引きのためには、
響きのいい音で演奏する、という内容。
いじめっ子たちが少年のバイオリンを見つけた時ははらはらしたのだが
「楽器」の持つ威厳のようなものに圧倒されて、
そのままケースの蓋を閉めるところが印象的。
Wikiで調べてみると、映画大学の卒業作品とのこと。
日常の中の何気ないひと時を掬い取ったような映画。
「アンドレイ・ルブリョフ」
アンドレイ・ルブリョフは、14~15世紀のイコン画家でロシア正教会の坊主だったらしい。
出て来る人物は皆同じような格好をした坊主で、誰が誰なのかとても分かり難い。
ストーリーもあってないような感じ。
しかし「難解な作品」を「高尚な作品」として好む人もあるから、
観念的な人(特に男性)が持論を展開するには好適な映画かもしれない。
「ものの本質に迫るには、適切なことばが必要だ」
「彼の作品には欠けているものが一つある。畏敬の念だ」
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