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以北出監五十周年記念及び霊界解放式

二〇〇〇年十月十四日午前七時、天宙清平修錬苑にて、薫淑様、霊界の興進様、榮進様、恵進様、喜進様、四大聖人と哲人、賢人たちをはじめとする霊界の代表と、第四次入籍のための祝福家庭夫人特別修練会に参加した約四千名の食口たちが参加する中、真のご父母様は「以北出監五十周年記念及び霊界解放式」を挙行なさった。


   記念および解放式準備

 (壇上には、真のご父母様のお膳が用意されており、檀下には、興進様を中心にイエス、孔子、マホメット、釈迦、ソクラテス、アウグスティヌスのための七つのお膳が用意された。)

   祈祷

 愛するお父様! 興南から出監して五十周年になるこの日、霊界と肉界を解放することのできるこの式典を、真のご父母様を中心として、統一教会で信仰を持って霊界に行ったすべての霊人たちと、直系の子女たちと興進君を中心とした四大聖人たちと、功労のあるすべての善霊たちと共に行おうと思います。

 霊界で興進君とイエス様を中心としたキリスト教文化圏と、すべての聖人たちが築いた文化圏と、すべての哲人たちと良心的な霊界にいる人々がばらばらになっていたものを、神様を中心として、興進君とイエス様を中心として、四大聖人と哲人と賢人を中心として、それに属するすべての弟子たちが一つになって、これから霊界の統一的な体制を整えるための解放式を地上と一致して奉献いたします。どうかこの式典をお父様がお受けくださり、興進君とイエス様を中心とした霊界と肉界に対して、真の父母の因縁を中心として、地上には真のご父母様が勝利した統一教会を中心として、四大聖人とそれ以外のすべての超宗教的な良心的なすべての人々と、先祖と後世、兄と弟、縦横の歴史を確認することのできる統一のこの式を挙行しますゆえ、喜びのうちにこの式典をお受けくださいませ!

 興進君を中心として、霊界の新しい成約のみ言を中心として教育することのできる、霊界の孝元君と相軒君、そして祝福家庭を代表した起錫君と朴鐘久、その他のすべての聖人たちと一体となって、地上に超宗教・超国家的な国連を中心として連合するすべてが一体となるようにしてくださいませ。そして、地上のことは天のことであり、天のことは地上のことであるという、そのように一体的な一つの体制で真のご父母様を中心とした統一解放の式典を備えて、明日から新しい体制に向かった天宙史的な進行が始まるこの式典となることをお願い申し上げます。ここに関係しているすべての子女たちが参加して、この式典を神聖に奉献するにあたり、お父様の全体・全般・全権・全能が示威する中で挙行するようにしてくださいませ!

 この式典を喜びのうちに捧げる真の父母の願いと真の子女たちの願いが一つになって、天地父母解放圏を備えることができるようにしてくださいませ。そして、全体・全般の上に勝利の栄光だけが共にあることを願いながらこの式典を奉献いたしますゆえ、神様を中心として、興進君を中心とした天上世界と地上世界の真の父母を中心とした一つの統一的一体一族として、新しい心情文化世界を創建する、地上・天上天国の文化圏が出発するようにしてくださいませ。

 そうして、明後日、アメリカですべての人種を克服し、宗教を克服するための大会が、ファラカンを中心として行われますゆえ、祝福してくださり、また「ミリオンファミリーマーチ(Million FamilyMarch)」の背後も祝福してくださいませ。すべての超国家、超民族が統一圏を宣言、宣誓できるこの式となるようにしてくださり、国連を動かし、改革するすべてがあなたの掌中に立てられ、勝利と栄光と称賛の解放の世界へと前進するよう願いながら、これらすべてを奉献いたしますゆえ、喜びのうちに受けてくださることを真の父母様の御名により報告奉献いたします! アーメン!

   敬礼

 (真のご父母様が敬礼を捧げられ、続いて順に、興進様、榮進様、恵進様、喜進様のご家庭が敬礼、霊界の祝福家庭を代表した劉孝元、朴鐘九、李相軒、李起錫代表家庭の敬礼、四大聖人をはじめとした霊界の中心的預言者であるアウグスティヌス、ソクラテス、ペテロ、ヨハネ、ヤコブ、パウロ、ルター、モーセ家庭の敬礼、最後に霊界と肉界を代表した全体の祝福家庭の敬礼に続いて、家庭盟誓が唱和された。)

   祝祷

 愛するお父様! 本日、二〇〇〇年十月十四日、この日は、興南の監獄から出監して五十周年を迎える記念の日です。この日を期して、摂理のみ旨の中で苦労してきたすべての人たちが、肉界と霊界で、国境線を中心として分かれていたすべてが真の父母の血統的因縁を備えるために祝福を受けて、神様が願われた願いの家庭として入籍を許されました。



 選民イスラエルの中心、メシヤと真の父母としてこられたイエス様が、この地上に民族を統一できる家庭的基盤を備えて、イスラエル国とユダヤ教が一つになって、天国の民と主権と国土を地上に立てることによって、万国解放を中心とした世界へ発展し、出現しなければなりませんでした。しかし、そのような摂理史的な地上天国と天上天国の一体文化圏、愛の心情的天上・地上文化圏を形成しようとしましたが、それを築くことができず、再臨を待つ……、恨めしい二千年の路程に、数多くのユダヤ教徒と数多くのキリスト教徒たちが血を流してきたことを思い起こします。

 それが、人類史においてはあってはならない悲しみの時であったということを私たちは知っております。この時代を延長して成約時代を眺めながら、二千年間、新しい文化創造のためのキリスト教を中心とした第二イスラエル圏の拡大は、個人から家庭・氏族・民族・国家・世界まで、霊・肉を中心とした統一圏ではなく、霊的統一圏を中心とした基準である地上のキリスト教文化圏を中心として旧教と新教が一つになり、第二次大戦に枢軸国を中心とした日本とドイツとイタリア、連合国を中心としたイギリスとアメリカとフランスが一体的な立場に立つことはできませんでした。

 そうして、イエス様の体が分かれて、霊界は神様、地上はサタンが全権をもって闘ったこの闘いが、最終終着点を迎えました。そして、霊界の統一圏と地上のキリスト教文化圏を中心とした統一圏の上に、ついに霊・肉の実体完成のため、霊・肉の実体家庭と霊・肉の実体氏族・民族・国家・天宙的な勝利の覇権を立てるための再臨の役事を中心とした、真の父母がこの地上に顕現しました。また、それと同時に、天の新しい祝福に続いて、新しい血統的因縁を結ぶための真の家庭世界化のために、真の父母の家庭を中心としてすべての天と地が分かれ、すべての家庭と全体の境界線に遮られた天地の断絶を除去するための四十年の歴史路程において、家庭をエサに天国に再び入城するための勝利の覇権を備えた基準を再び迎えることによって、全世界人類の前に新しく真の父母を中心として家庭的に接ぎ木するという役事を行いました。

 それによって、真のオリーブの木の種から真のオリーブの木の幹と芽を中心としたこの中心的勝利の大道を築きました。そして、野生のオリーブを真のオリーブの木の家庭に接ぎ木することができる勝利の覇権時代を、あなたの愛を中心として、 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 の天理に沿って、心情的な一体を標準とし、神様の真の愛を中心として、真の父母の生命を中心として、真の血統の因縁を連結させて、すべての良心的な一体圏上で父子の因縁の家庭を天と地に共に夫婦と兄弟子女たちの上に備えることができる、勝利のあなたの地上・天上天国を顕現させて、あなたの愛の主権の前に帰一させなければならない歴史的な再整備に向かっております。

 韓国においては、南北統一、世界においては国連統一を中心として、地上に統一圏を備えたそれを天上世界に備えることができる解放の権限を、既に真の父母と興進君を中心として祝福家庭、すべての母と息子、娘を入籍させて、祖国光復という天上世界と地上世界の真の統フ的解放世界を備えることができるように命令なさったすべてがみ意とされる中で勝利の因縁を備えて、そこに順応する天上・地上世界のすべての家庭は、神様の創造本然の心情と一致して 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 の心から創造なさった神様の立場の代わりをすることができる家庭、永遠不変の 絶対信仰的家庭、絶対愛的家庭、絶対服従的家庭 を備えて、千年万年至誠を尽くす孝子、孝女の家庭を一つとして勝利の全体の実として受けてくださいますよう切にお願い申し上げます。

 それゆえ、霊界にも新しい体制を中心とした統一的基準と地上にも統一教会を中心とした超宗教超国家連合を中心として、国連を中心とした統一的方向に、一体・一心・一身となるようになさり、地上に真の父母圏を中心とした定着時代を築かなければなりません。そのために、今後、国連の名前と超宗教国家の名で、全世界の国家を教育することのできる大きな十二の門を開くことができる解放時代を迎えさせてくださった恩賜に感謝申し上げます。

 真の父母の伝統的思想と心情の一体圏を体恤するための訓読教育をする全世界の上に、勝利と栄光が共にあるようにしてくださいませ。そして、これを協助するため天上世界の祝福家庭の立場に立って、地上のアダム家庭が完成できるように、先祖たちは祝福を共に受けたすべての子孫の家庭を守って、鉄石のような橋となして、天使長が行えなかったことを家庭的な基準で保護育成することができる、家庭的責任を完成させることができるようにしてくださいませ。

 それによって、天使長だった悪魔サタンまでも、人類の最後の道に従って天国に行くことができる道を解放しますゆえ、全天上天下にある悪の権限は、興進君を中心としてキリスト教を中心とした宗教圏の四大聖人、良心圏、すべての哲人圏全体がこの権限の方向を共にして、天に向けて一方向に直行することができるようにしてくださいませ。この時間、出監五十周年となるこの日を記念して、霊界と肉界において出獄解放とともに、統一的な民族天宙解放のこの式典を持つことができるようにしてくださったことに感謝申し上げます。すべての霊人たちと地上人が一つになって、天の前に栄光を捧げ、勝利の式典として奉献いたします。



 これから、神様の全権の権限を中心として、興進君と真の父母が一体となって、天地解放の日々を祝福に向けて前進、前進するようにしてくださったことを感謝いたしますゆえ、喜びのうちに全天宙は天地父母の勝利の足跡について、永遠に地上・天上天国の大路を前進できるように、解放と統一の行進となるようにしてくださることを真のご父母様の宣言とともに切にお祈りいたします! アーメン、アーメン、アーメン!

   み言

 霊界祝福を受けた人々の相対にあたる人たちは、きょうから地上に来ることもでき、ここで祈祷すれば通じる、そのような時代に入りました。共に生活できるように許したのです。

 そのためには、意を同じくしなければならず、思想が同じでなければなりません。そうして、祝福家庭を中心とした霊界と肉界が一つの体制になるのです。ここにいる真の父母が地上に築いたものを霊界に連結させて、そのようになったのです。

 先祖にあたる霊界にいる人々は、天使長の立場にあるので、本来は、堕落した天使長圏内の先祖たちには祝福はありません。しかし、祝福を受けた家庭は、地上にいるアダムの後孫……、地上のアダムが完成した真の父母を中心とした血族の因縁を中心として見てみると、同じ血筋の因縁を受けましたが、彼らが先に逝ったことにより天使長的立場で祝福を受けた家庭になるのです。

 それゆえ、これから統一的な儀式をすることによって、どのようなことが行われるかというと、霊界の先祖たちが地上に来て祝福を受けた家庭を協助することができる時代に入るのです。天使長がアダム家庭を育てて、天に侍って入っていくのと同じように、霊界の祝福を受けた先祖の家庭たちが地上に来て、祝福家庭たちを保護するのです。ですから、祝福家庭、個人や家庭、氏族を世界圏内のサタンの子孫たちがむやみに打つことはできません。



 それゆえ、天使長の立場で、堕落してサタンになった偽りの父母が、偽りの愛を中心として偽りの生命圏、偽りの血統を残し、このような結果が現れたために、真の父母が霊界に行った先祖たちを祝福してあげることによって、天使長が持っていない家庭基盤を持つようになるのです。ですから、天使長がこの家庭に仕えるようになっているのであって、侵犯するようになってはいません。

 その天使長の家庭的立場に立てられた先祖を十四代まで解怨して祝福してあげました。今後、二十一代まで祝福すれば終わりなのです。ですから、これから十五代から二十一代までは、皆さんの家庭が解放してあげなければなりません。真の父母がこの地で完成時代において自分の先祖と後孫たちを解放したのと同様に、皆さんは残り二十一代までを解放してやり、その次にはサタンの残党を追放してしまうのです。

 サタンの残党をだれが追放するのかと言えば、天使長の立場にある祝福家庭である皆さんの先祖たちです。先祖たちが地上の祝福家庭を保護すると同時に、祝福家庭になったことを……侵犯したサタン世界は、祝福家庭圏とは関係ないために追い出すのです。霊界はもちろんのこと、地上もサタンの残党を追い出すための責任を負い、祝福を受けた皆さんの先祖の家庭が地上に来て、霊界と肉界に統一的な形態で役目を十分に果たしていくのです。

 サタンの残党たちもここに順応していき、終りの日には、霊界と肉界が解放された暁には、天の前に戻ることができる道を……、もちろん次元は違いますが、そこに法を新たに定めて、天について入っていくことのできる道を許すのです。そうすることによって、サタンの残党までもが天の前に戻ってくることによって、サタン世界を根絶することができるということを知らなければなりません。そのために、この統一式をしなければなりません。

 ですから、皆さんの先祖たちの……、地上にいる相対たちがここにいるのです。霊界にいますが、ここにいる人たちの相対が地上に来て、一つになることができる生活を統一化することによって、霊的世界と肉的世界を統一した、一つの祝福家庭の心情文化世界が地上から天上世界の解放圏を築き、地上世界が完全にきれいに整備され、霊界が完全にきれいに整備され、サタンまでも方向を中心として一つに戻っていくことができるという立場に立つことによって、真の神様と真の父母、天地父母解放圏が始まるのだということを知らなければなりません。

 ですから、皆さんは生活するにあたり、一人で生活するのではありません。侍って生きるのです。男女が結婚して、夫婦として共に生きる生活様式をとっていけば、皆さんの家庭に訪ねてくることのできる自由環境となるはずです。そうして皆さんが霊界のみ旨と一致すると同時に、地上の真の父母のみ旨と一致して、教祖たちも訪ねてきて生活するのです。

 今、霊界には、四大聖人たちを中心として、それ以外のすべての聖賢たちがいます。宗教圏を中心とした四大聖人たちを中心として、三分の一、百名いるとすれば三十三.三三パーセントにあたる、そのような人たちを六月十三日、南北首脳会談を行う前に祝福することを許しました。すべてを祝福したので、その祝福を受けた人々は、今後この式が終われば、地上に訪ねてきて、皆さんに仕えて生きることができる環境が連結するのです。

 それによって、地上にも一つの文化圏、全体統一的な天上世界の組織が編成されます。また、それと同時に、霊界の基準を中心とした、地上の統一を協助してサタン世界の整備活動をすることによって、今まで統一教会に反対した環境が消えてしまうのです。

 それでも反対する人々は、先祖たちが黙ってはいません。今や、蕩減時代は過ぎ去りました。蕩減時代がないのです。アダムとエバが堕落したときに蕩減時代があったとすれば、そこにとどまっていながらアダムとエバ時代に復帰することができていたかも知れません。しかし、今までこのような地獄現象が起きていない世界において、神様の法に蕩減法はありませんでした。

 それと同様に、皆さんもこれから家庭が入籍し、一体的な五十年の解放記念日を中心として祝賀することによって、全体の解放的基盤を一元化させる、天上世界と地上世界が一元化されるということを知って、皆さんがそこに合わせて生きなければなりません。

 これからは、先生が、真の父母が必要なのではありません。アダムとエバが失敗して血筋を汚し、それによって地上地獄と天上地獄がつくられました。それを先生が、真の父母が、祝福で解放してあげることによって、天上地獄撤廃、地上地獄撤廃をする時が来たため、イエス様が行った楽園と中間霊界、地獄は完全に撤廃されたのです。なくなるのです。

 そうなれば、真の父母と神様が一体となった家庭を中心として、天上・地上に父母の立場を中心として、先生の直系の子女たちと、皆さんの直系の家庭たちと、皆さんの家庭が一つになったその上に、カイン・アベルである天地が一つになった上に、真の父母が立つことができるのです。

 それを実現するためには、南と北がカイン・アベルですが、どのようにしなければならないのでしょうか? エバが堕落したので、エバと自分の息子、娘を中心として、家庭で失ったものを結ばなければなりません。ですから、国家メシヤは世界にいる……その国の民を中心とした母親の立場で、アベルとカインを一つにし、ついに世界の国家を連結させることができるのです。

 世界の国家メシヤたちが、南北統一のために韓国に入ってくるのですが、国家メシヤは自らの任地国家で母親と息子、娘と一つになって……。カインを愛することができるアベルと一つになって、母親が一つになって、父についてどこに行くのでしょうか? 祖国光復のために韓国に入るのです。

 アダムとエバを中心として、カイン・アベルのせいで失ってしまったため、そのようなことができる世界の中心国家を占めなければならない立場に立つことによって、世界の国家メシヤは夫人を中心として、息子と娘が一つになることができるようにし、世界国家と中心国家と祖国とを結んであげるために、夫が韓国に移動するときに夫人もついて入って入籍するのです。

 ところが、入籍するにあたり、夫には入籍する資格はありません。まだ、国を得ていないのです。これをはっきり知らなければなりません。現在、入籍する人々は、今後、国家メシヤでなければ、氏族的メシヤとしてその国に行って仲立ちとなってくるのですが、先生がすべて蕩減してあげたために、条件だけ立てたならば国家メシヤたちは祖国光復のために入ってくることができるのです。しかし、完成したアダムではありません。

 完成したアダムと完成した家庭ではなく、国を失ったのはエバとカイン・アベルです。アダム家庭が国を失い、イエス様時代に国を得なければならなかったのですが、イエス様時代に国を得ることができなかったために、再臨主時代に得なければならないのです。旧約時代・新約時代の失敗を成約時代に完成するためには、教会代表の第一イスラエル・夫、第二イスラエル・イエス様・夫、第三イスラエル・真の父母・再臨主・夫、この三時代の父母を連結させることができる蕩減条件と血統的な内容が霊界と肉界で一致したのです。それゆえ、皆さんの家庭においては、まだ国家を中心として、世界的メシヤである真の父母の前に、天を中心として国家で分かれた基準を迎えて蕩減しなければなりません。

 これを蕩減するためには、だれが先頭に立たなければならないのかと言えば、母親が先頭に立たなければならないのです。母が外国に行ってカイン・アベル国家圏を自らの息子と連結させる条件を立て、韓国に来て、世界でカイン・アベルの基準を中心として一つになってきたお母様が、アベルの立場に立って韓民族を、カインの立場を消化しなければなりません。だれがするのですか? 母親がしなければならないのです。

 それで、カイン・アベルを一つにして、その上で夫を復帰して立てなければなりません。夫をどこから追い出したのかというと、アダム家庭から追い出したのです。それは、国家家庭から追い出したのと同じです。家庭と国を失ったために、家庭的基準を連結させる世界舞台から本国に訪ねてきて、国家基準を代表する女性たちが率先してカイン的国民をアベル的外国のカイン・アベル基準を持って結んでおいてこそ、ついに母として国家基準でカイン・アベルが一つになるため、その後に、立つことができるのです。

 そこには他の考えがあってはなりません。どこかの朴氏、金氏の夫人ではありません。この女性たちはだれですか? どこに属していますか? 皆、自分の夫の話を聞いては絶対にいけません。命令できる立場ではありません。家庭的基準は命令できるかも知れませんが、国家的基準はすべて真の父母の命令に絶対に従わなければならないのです。これは真の父母によって転覆するのであって、自分の夫によって転覆するのではありません。

 ですから、女性たちが先頭に立ってカイン・アベル、世界的に国家的メシヤの基準で連れて入ったそのカイン的息子と自分が生んだ息子が一つになって、それに乗って、(本国に)入ってきて母が解放されるのです。国家基準になってはメシヤ、真の父母の命令に絶対服従しなければなりません。真の父母になぜ服従しなければならないのでしょうか? 真の父母が国家的基準と世界的基準の道をすべて築いておいたために、それを絶対的に信じて行動するならば、三年、四年以内に完全に整備されるのです。整備されなければ国が誤ったのであって、私たちの過ちではありません。

 それで、 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 です。だれに対してそうしなければならないのでしょうか? 神様はこの宇宙を創造するとき、 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 して創造されました。神様が投入しては忘れ、また投入しては忘れてしまい、永遠に忘れてしまいながらこの大宇宙を創造なさったように、皆さんもそのような立場で真の父母の命令に 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 しなければならないのです。

 自らのすべてを投入して、投入して、もっと投入しようとしてこそ、この真空状態がだんだんと大きくなって、自分が投入して外的に積んだすべてが種となり、世界のすべてが入って、これを満たしてくれるのです。それで、満たされたこれらすべてが世界に連結することによって……、私の一体圏を築くことによって、残った私、相対も私という立場に立つことができるために、解放圏が展開するのです。はっきり知らなければなりません。

 こうして先生の命令を守って、国民を完全に統班撃破しなければなりません。既に統班撃破に関する内容は知っているはずです。本来は、十二年前からこのことをしようとして統班撃破組織を二度もつくっておいたのですが、全斗煥、盧泰愚、金泳三、この三人がすべて砕いてしまいました。ですから、再び編成しなければならないのです。

 再び編成するためには一次、二次、三次までなので、これは何かあったとしてもしなければなりません。しなければ問題になります。しなければ、皆さん自身も問題になりますが、大韓民国と北朝鮮の地を天の地として奉献することができないのです。ですから、どのようなことがあっても皆さんが一体となって、先生の心と一つになって行わなければなりません。そうすれば、一つになることができるのです。

 では、何で一つにすることができるのでしょう? 国境撤廃をして、何で一つにするのかと言えば「怨讐を愛する」ことによってです。この国民は先生を中心として四十年間、(大統領)八代を経て反対してきた怨讐の中の怨讐です。これらを愛さなければならないのです。

 愛するには、自分の一族よりも、自分の子供よりも、自分の夫よりも愛することのできる立場に立たなければなりません。そのようにして愛する、その目的は、真の父母の後について峠を越えていくためなのです。峠をだれが越えていかなければならないのかといえば、真の父母に従って自分の妻が越え、子供たちが越えていかねばならないのです。

 夫はこの四年間、母親と子供たちが働くにあたり、あらゆる精誠を尽くし、自らの骨を削って、骨髄までも絞るような犠牲を払ったとしても助けてあげる責任があるのです。

 自分一人だけでしてはならないのです。皆、一八五家庭ずつ祝福をしてあげました。この一族を結び、一族の母となることができる、この方が活動できる解放的権限を持つためには金氏全体を総動員しなければなりません。朴氏全体を総動員しなければなりません。父親が金氏で、母親が朴氏ならば、まず朴氏一族を解放できるようにその夫も後援しなければならず、そうして夫が復帰されていくときには、朴氏の解放された母親とその息子、娘の基盤全体が夫と父の一族を祝福しなければなりません。

 十六歳以上の未婚の男女たちは、祝福を受けなければならないようになっています。どのようなことがあっても、祝福を受けなければなりません。受けなければならないのです。おばさんたちですから、大丈夫です。「こら、おまえは金氏じゃないか。うちには姪も孫もいるんだよ。うちとおまえのところは同じ『氏』じゃないから、かまわないだろう?」このようにしてやりなさい。世の中が青少年問題、家庭破綻でだれもがみな地獄に落ちていくようになっているのに、それを知っているからには、金氏の血族、朴氏の血族のすべてが強制的にでも祝福を受けるようにしなければならないのです。

 エジプトに入っていたイスラエル民族が、出エジプトをする日を定めて出ていくように通告したのですが、行こうとしなければ喉首を締めて、逆さにして足を縛ったとしても行かせなければなりません。出動して、十里でも進んだならばエジプトで死ぬことはないのです。エジプトで死ねば永遠の地獄です。境界線を越えさえすれば、死んだ死体であったとしても、イスラエル一族に属するということを知らなければなりません。

 そのような深刻な時に入ったのです。霊界のすべての聖人、君子、神様までもが聞いているこの場なのです。ですから、真の父母の命令に 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 しなければなりません。だれを愛するのですか? 自分の夫、自分の子供を愛するのではありません。エデンでエバが地獄に行ったため、男性の代表を愛さなければなりません。男性の代表が真の父であり、真の父母です。

 真の父母はその国の王です。アダムが王になるはずで、おじいさんになるはずで、お父さんになるはずで、夫になるはずで、お兄さんになるはずだったのです。その次には、息子になるはずだったのです。いくつですか? 一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つです。これらをすべて……、男性という「種」はすべて否定しなければならないのです。

 今までの皆さんの結婚は、天使長を中心とした霊界の先祖と同じような立場でした。ですから、再び国を中心として否定しなければなりません。それゆえ、自分の夫を夫だと思ってはなりません。サタン世界の国を代表した天使長だと考えなければならないというのです。天使長ですが、悪魔サタンではありません。祝福を受けたので、霊界の協助を受けて、地上完成国家を復帰しなければならない責任を負っている、アダムの体半分を持っているのです。

 これをだれが脱がせてあげなければならないのでしょうか? エバが、アダムの十六歳以降にサタンの体を中心として人類を繁殖したことを蕩減してあげなければならないため、母と子が一つになって父の体の半分を、国を探すことによって、国を越えて体を接ぎ木したのと同じだという公認を受けなければなりません。そうして、ついに越えていきながら、再び結合することによって、解放的地上天国の家庭が完成し天国に入っていくのです。

 適当にやっては駄目なのです。数学の問題を解いていくように、公式通りに解いていかなければなりません。行くようになれば、自分の子供、夫を勝手にはできません。自分の夫ではありません。これを、行けなくしたならば、悪魔の中の悪魔です。家庭から脱落させます。いくら入籍しても、逆に別の世界に隔離されるのです。

 皆さんは、家庭の立場で、夫の基準に該当しうる立場で祝福を受けましたが、本然の天国に入っていくことができず、家庭的天国に入っていくことができません。家庭的楽園圏内に入っていくのに、楽園では自分の一家庭、一族が連結されておらず、国家が連結されておらず、世界が連結されていないのです。その場で、楽園的家庭になり、楽園から中間霊界に入っていくのです。今、聖人たちも中間霊界に入っています。

 そのような霊界にとどまる環境があり、その次には地獄があります。獄があります。監獄が生じたのです。監獄があるのですが、サタンの主管下で、永遠に地獄に落ちて固着するのではありません。自分の父母や兄弟たちが、涙を流して後孫たちを手助けし、また、自分の後孫たちが精誠を尽くしたならば、上下から押してくれることによって解放されうる道が促進されるのです。

 次から次へと座っているところを土で埋めてくれるので、そこが埋められ水平になるまで協助することによって、その地獄に入っていた家庭が解放されるのです。自分の先祖たちが霊界に行っても、すべてを先祖として仕えることができる 絶対信仰・絶対愛・絶対服従 の道に従ってこそ、天国の自由解放圏を迎えることができるのです。

 それで、カイン・アベル、第一次として、国家メシヤとして自分の息子、娘たちが一つになって祖国に入り、第二次として、アベル的立場で母親が投入し、カインの兄弟が投入して、大韓民国をカイン的立場で一つにしなければならないのです。

 このように一つになったアベル圏がついに南北を統一することができる息子の立場に立って、南北とアジア、全体世界を蕩減することのできる祭物的過程を経なければなりません。それで、蘇生・長成・完成過程を経てこそ、初めて母が旧約時代解放、新約時代解放、成約時代統一天下圏に進んでいくことができるのです。

 このように、国家時代を越えていくことができる聖人たちは、今まで相対がなく一人暮らしをしてきました。国家を越えることのできる、その基準を先生が別途に準備したのです。ですから、先生には主権があります。天国と地上の国のその主権が行く道を知って、その次には民として数十億人が祝福圏内に入りました。

 このように国民もいて、主権もあるのに土地がありません。土地は、南北の地が必要ですが、それが一つにならなければ、南北にいる民をすべて切り捨ててしまいます。イスラエル民族を切り捨てて、第二イスラエル、キリスト教文化圏を中心として出てきたのと同じです。この韓民族が、祖国光復に貢献しなければならないという責任を果たせなければ……、イエス様を十字架にかけたのと同じように、主権と教会が一つになって先生を追い出したにもかかわらず、自分たちを助けてあげようとしているのに、それでも服従しなければ、その地は捨ててしまうのです。第三イスラエル圏を中心としたその基地は南米です。南側です、南側。

 南北アメリカが一つになれば、旧教新教が統一圏に入るため、これを中心として百二十万ヘクタールを国連の土地として奉献しようというのです。これが設定されたという事実は、韓国の南北が反対しても、イエス様が死ぬ立場には立ちません。イエス様の時代に国を中心として責任を完遂し、天上まで大道を築いておいたため、その国がついてこなければ仕方なく切り捨てて、今後、大移動が行われるのです。試験をしなければなりません。入籍したおばさんたちがこれを知らなければなりません。

 第一次で自分の息子、娘を連れて国家メシヤの責任を果たして、そこに感動した人たちをすべて一つにしたので、アベル的な立場で夫について大韓民国に来て、母と息子、娘たちを国家的な基準で結ぶのです。外国でカイン・アベルが一つになったものをアベルとして立てて、大韓民国の国民を中心として二次的に結ばなければならず、これが一つになれば大きなアベルとなって、韓国が北朝鮮を消化して、中国、モンゴルを含んだアジア圏まで消化しなければならないのです。これは自動的に消化するようになっています。

 北朝鮮を自然屈服させれば、世界が国連を中心として連結することができる道がしっかりと開かれるのです。それで、このような境界圏内の三角地帯にきたために、先生は大急ぎで国連を中心として、国連途上に登場し、国境撤廃と統一天下の理念を宣布したのです。

 その次に「NGO」とは、Non-Govermental Organization(非政府機構)です。国連に派遣されている大使たちは、国を代表した大使たちです。国連は死んだ牛のようになっています。国を代表した大使たちが狂った犬のようになりながら、自分の好きなように暴利をむさぼろうとして争い合っています。それでは駄目なのです。

 国家を代表した大使たちは、カイン的立場に立って、天を代表した上院制度をつくらなければならないのです。この頂上で、より世界のために生きている人たちが、国家のために生きる人たちを世界のために生きることができるように方向を定めてあげることによって、天のために生きることができる道を行くようにしなければならないのです。そのような真の父母が登場して、ここに定着することによって、神様と真の父母を中心として地上・天上天国に祖国光復の基礎が定まるのです。

 では、なぜ皆さんはジャルジンに行って四十日修練を受けなければならないのでしょうか? それは、受けなければなりません。今まで世界に連結し、韓国を中心としていたこれ(摂理)がもし途絶えるようなときには、祝福家庭たちが全滅するのと同じことになります。ですから、ジャルジン四十日修練を受けなければならないのです。これも四位基台復帰です。

 父母と息子、娘を連れてきて、何千年、何万年の間、ばらばらになっていた父母たちが、初めて四十日間で一つになるのです。夫も妻も自分勝手、息子と娘も自分勝手、父母と子女が自分勝手に生き、すべてばらばらに分かれていたものが、初めてここで統合整備された家庭の形態を備えるのです。

 そのようにして、真の父母に従って、北から始まって南に行き、世界を一回りしながら築いてきたものを、すべて縛って、反対なく韓国の地に入って統一天下の原則的な家庭基準を中心として、アダム時代、イエス様時代に国家的基準のすべてを蕩減することのできる役事を、最後の峠を越える角突き合いをしているのです。

 この国にいる女性を中心とした息子、娘と、この国の民族、また、来るべき真の父母と一つになって天がここに共にあるとき、真の父母と堅く一つになった暁には、サタンがいかに、どんなことをしてきたとしても押し出されることはありません。天がすべて処理してくれます。

 この者たち、自分勝手に息子、娘を大学に送って出世させようとしているが、出世などできない! 大学に誤って通った人は、今後、蕩減を受けなければならないということを知らなければなりません。その批准に、皆さんの出世の立場が決定される歴史的時代が待っているということを知らなければなりません。

 そして、もっと厳格なことは、国に入籍できるか、できないかということなのです。その問題がかかっています。先生のみ言と一つになって、天上世界の世界圏を相続でき、国に忠孝の道理を尽くしたのか尽くさなかったのかという基準を中心としてこそ、それを越えることができるのです。ただのやじ馬のようになってはならないのです。

 今でもそうではないですか? 祝い事の日を迎え、貴賓を招待したのに、呼んだ人が一人も来ないので、通りすがりの人をだれかれかまわず呼び込んで、お祝いをするのです。そして、モチを何個ずつか食べさせてあげ……礼服を着る人の行列をつくるときに、礼服が着られない人は回っていかなければなりません。礼服とは、蕩減の恵みです。

 では皆さんは、どうしなければならないのでしょうか? このおばさんたちがどのような立場なのかというのです。このおばさんとお母様の関係は何ですか? お母様は本妻です。皆さんは、妾のようなものですが、妾といっても先生が妾を愛するわけではありません。先生が愛するようなことはありませんが、皆さんにとって先生がだれかと言えば本来の夫です。

 本来の夫ですが、本来の夫がだれと結婚したのかといえば、自分のお姉さんと結婚をしました。それがお母様です。皆さんは妹の立場です。ヤコブ家庭においては、お母様はレアの立場にいますが、レアは妹のラケルから洗いざらい奪い取りました。しかし、今回は反対です。お母様は姉の立場に立って、天に仕えて、真の父母に仕えることのできるお母様の立場に立って、妹たちの恵みを略奪するのではなく、天国の恵みをすべて天に代わって分け与えなければならないのです。それゆえ、(皆さんは)お母様の分身だというのです。

 女性という動物たちは、お母様のことも愛しますが、先生をお母様よりももっと愛するようになっています。統一教会の女性たちは「女おばけ」たちなのです。この女おばけが人の霊人体にならなければならないのですが、そのような霊人体になるためには、お父様をだれよりも愛するのです。しかし、後になってはお母様をお父様よりも愛してはならないでしょうか、もっと愛さなければならないでしょうか? もっと愛さなければなりません。

 どうしてもっと愛さなければならないのでしょうか? 赤ん坊として生まれたならば…………、生まれた赤ん坊は父親の一つの細胞である精子が母親の腹の中に入って、母親の体を掘って、骨、肉、血、体を強制的に分配されて生まれるのです。強制的に分けて生まれたのが弟や妹です。父母の弟、妹。分かりましたか? ですから、これは血筋が一つになっているのです。

 レアとラケルは、血筋が一つでしょうか、一つではないでしょうか? 一つではありません。サタンの血筋ならば反発が起きますが、これは天の血筋であるため順応するのです。お姉さんの夫はだれですか? 先生です。

 ところで、先生がだれなのかと言えば、昔、自分と婚約していた人です。その人が、姉の夫になったのです。では「この怨讐女」と言って争うことができる立場ですが……、違います。反対です。お姉さんがその妹をだれよりも愛することによって、天の祝福を一緒に受けるのです。

 真の父母とともに、真の父母の弟や妹の立場に立って天国に入っていくための役事に協助しているのですから、これ以上ありがたい方はいないのです。自らの生命を生んで、配給分配して育った自分であると同時に、自分の夫は姉の夫になります。

 その夫も、自分の体を母親の腹の中で、母の血と肉を受けたのと同じように、夫の骨と血と肉を受ける接ぎ木する立場で、弟や妹の家庭と同じ立場に立つことによって、兄夫婦となった真の父母の後について、弟や妹の立場で、兄弟の立場を経ては息子、娘の立場で、孫の立場でピーヒャラドンドン、解放的天国は自動的に入っていくようになっている! アーメン!

 カイン・アベル蘇生、カイン・アベル長成・大韓民国、その次にカイン・アベル完成・南北統一…………南北統一は世界統一と連結します。無神論と有神論が一つになることによって、真の父母を中心として分かれた歴史、心と体が分かれて、夫婦が分かれて、兄弟が分かれて、父子関係が分かれて、一族が分かれて、一国が分かれて闘っていた戦場に初めて統一的血統を中心とした、一体圏心情世界の文化が始まるのです。

 それは、地上・天上天国、神様と天地父母の心情的文化圏世界です。単一民族であり、単一文化であり、単一理想的体制の家庭と氏族・民族・国家・世界体制で地上・天上どこでも統一的です。根から始まった栄養素がどこでも勝手に、枝や芽まで、この髪の毛の先まで、その次には、爪の先まで血が循環するのと同じように補給され、統一的生命体、一体的主権をなすのが、地上・天上天国解放の自由祖国光復である! アーメン!

 父子の関係は上下関係、夫婦関係は左右関係だというのですが、なぜ夫婦関係を「右左」と言わず「左右」と言うのでしょうか? 父子の関係は「上下」が一緒になっています。逆に(父-下、子-上)にはならないのに、どうして「左右」が夫婦関係なのでしょうか? 堕落したために、女性が先んじるのです。その次に兄弟は何ですか? 兄が先になっています。子女は何ですか? 子女というと子が先になっています。子女も正しくなっています。

  このように上下関係と子女関係は正常なのに、夫婦関係は逆になっています。そのため、この逆になったのを正しくなるようにするのが全体で「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」です。すべて入っています。この一言を理解することができれば、今先生が語っている全体を理解することができます。

 「上下左右前後」が初めて「上下右左前後」を中心とした統一的、血筋が異なる神様の直系血統解放自由天地が地上・天上世界に築かれ、どこでも遠慮することなく行くことができる、国境のないその世界になることによって、その時ついに地上・天上天国が顕現するのである! アーメン!

 ですから、この四年間はどんなことがあったとしても、乞食になったとしてもやらなければならないのです。韓国の伝統に、父母が亡くなると三年以上その墓を守るという風習があるのですが、この四年間で、それ以上の忠誠を尽くさなければならないのです。

 先祖たちが残してくれた伝統を、自分の実体が、後代何千代まで行ったとしても相反せず、そっくり相続して、神様が目を見開いて行うのと同じようにして、ずっとついていくのです。そして「ああ、ぴったりだ!」と言って戻ってきて、自分が循環するようになるとき「これでよし!」という承認を受けてこそ、解放的アダムの家庭の立場を相続することができるのです。

 最後には、国を探して世界統一を実現しなければなりません。世界統一は、自動的に国連で行うようになっています。国連で祖国光復が実現できるのです。世界に主権と民がいるため、土地を買ってあげ国をつくるのです。百二十万ヘクタールといえば、ものすごい広さです。済州島の十二倍です。大韓民国の国民七千万人を食べさせることなど問題ではありません。

 お父様がしたので……、お父様の国の国民たちが探せなかったので、お父様がしたのと相対的な基準において、大韓民国が百二十万ヘクタールに責任を持たなければなりません。その次に、母の国、エバ国家が百二十万ヘクタールに責任を持たなければならず、長子圏国家アメリカが百二十万ヘクタール、カイン圏ドイツが百二十万ヘクタールに責任を持たなければなりません。

 それ以外の国家までもそこに該当する、十二に該当する土地を祖国光復に総生畜献納物として捧げなければならない基準があるため、一時に祖国光復された地球星になりうる時代へと越えていく! 解放を願い、全体が統一される! アーメン!

 さて、ここには霊人たちと霊界の興進君を中心とした四大聖人、その次に良心家たちが来ています。イエス様は真の父母として来ましたが失敗したので、霊界にいるすべての霊人たちは、これからは彼をお兄さんとして侍り、霊界に行った真の父母の息子夫婦を霊界の中心で侍らなければなりません。そして、一つの体制を中心として、今や仏教、儒教、すべて自分式で行っていたことをやめ、原理を中心に成約時代の行列についていかなければなりません。そうしてこそ、天上・地上天国に直行できる道が生じるのであって、仏教圏、儒教圏の風呂敷をぶら下げていてはなりません。きれいに聖別して、一つの道として行くことなしには天地の門が開くことはありません。すべて壊してしまわなければなりません。ですから、統一の役事を女性たちがしなければなりません。

 今日は十四日、あさってはアメリカで何をしますか? 回教とキリスト教は怨讐関係にありますが、国境撤廃運動を先生が指示して「百万人家庭大行進(ミリオンファミリーマーチ)」が始まります。先生が手助けしなければ、その大会はできません。兄の立場で、父母の立場で、自分のことのように手助けして、今後、歴史的な怨讐の宗教が一つになることができるようにしなければなりません。

 キリスト教と回教が怨讐です。ですから、父母がきて、右側には統一教会、左側には回教を中心としてぐるりと回って、アメリカの全五十州の回教の代表たちが来て、統一天下の家庭的行進を始めることができるようにするのです。すべての焦点を合わせて行うのです。

 国連もそのようになります。家庭的祝福を行うことができる時に入っていくのです。ソ連と中国とアメリカの若者たちが、千六百名ずつ教育を受けて、真の父母を中心として、心情的一体をなし、青少年の淪落を防止して家庭破綻を防止しなければならないといって全面に出るのです。そのような輩らが一か所に集まって超国家的に……。

 これらが怨讐です。三大怨讐です。三大怨讐がすべて反対しました。イエス様を中心として、四位基台を築くべきペテロ、ヨハネ、ヤコブが一つにならなければなりませんでした。しかし、これらが一つになれず、世界がそのような三大怨讐圏となって角突き合いをしますが、これを先生が収拾するのです。

 では、そこではどのように平和の内容を提示するのでしょうか? 国境、国境の怨讐が交差結婚した暁には、そこで天国と地獄が一つになって、闘争概念は消えるのです。どんなに父の怨讐、母の怨讐国であるといっても、交差結婚した息子、娘は、自国の両親よりももっと素晴らしく、豊かに暮らせというのです。このように見るとき、交差結婚が地獄を追い出し、天国に入っていくことができるスタートラインだというのです。それが交差結婚を志願する世界だというのです。怨讐たちと共に交差結婚するというのです。

 では、神様が怨讐を愛せと言われるその終着点はどこでしょうか? 怨讐間で結婚することです。そのようなことができるようになるとき、そこで地上・天上天国がひっくり返り、神様の自由活動を行うことができる解放時代になるのです。一九八八年に、日本と韓国の間で交差結婚をしましたか、しませんでしたか? その伝統をつくってきたのです。

 これからはそのまましなければなりません。第四次アダム圏時代が来たために、アダムの七代の子孫を中心とした、自分たちの間で結婚することができる時代に入ったため、超民族的であり、超国家的であり、地上・天上にある先祖たちまでも合わせて結婚させてあげる時になったのです。ですから、怨讐をなくすための交差結婚をして、愛で抱くことができる、神様の歴史を通した宗教圏の表題として立てた怨讐を愛する一方通行の世界になるため、そこにサタン世界はありません。そこから天国が始まるのです。

 二つの国が交差結婚をするときには、その国は一晩で天国にきっかりと入籍するのです。国連さえ公認したならば、復帰は容易です。交差結婚は先生に任せなさいというのです。三か月もかかりません。説得して行うのです。

 今日、五十の峠を越えるのです。百年を中心として半分を越える峠に、過ぎた日を越えて新しい天地、平穏な世界を中心として、あの南米の無限なる地平線の国の地を中心として、この国が駄目ならば、私たちはあそこに大移動することができるように、常に荷物をまとめて待っていなければならないと指令したことをすべて聞いたはずです。

 ですから、ここで一勝負して、第一次イスラエルを失った人々のようにはならず、イスラエルとともに第二次、第三次イスラエル圏の基地としての韓国をつくり、そのような韓民族の民としなければなりません。そのためには、韓国のすべての先祖たちも解放的恩恵を受けて、天下の歴史世界の先祖たちの王たちとなって、氏族たちの王たちとなり、家庭たちの王たちとなるのです。そのような道を失うことなく、皆さんの後孫たちが皆さんの前に讒訴しうる起源を残してはならないという決意を持って、当然このことをこの期間に完遂して残ろうとする心と体の決意とともに、家庭の決意が必要であるということを勧告するのです。

 夫と妻の間で愛しあうときには、布団を被って踊ってもかまいません。すべてを脱いで、妻の肩に乗って踊ってもかまわず、夫が重ければ妻が裸になって馬乗りになって踊ってもかまわないのです。

 神様がそれをご覧になるとき、直撃弾を飛ばして粉々にして掃き捨ててしまおうとされるでしょうか、その反対に、持ち上げて天国では見られない装飾品だといって、天の宝座の横に連れて行かれようとされるでしょうか? どうされるでしょうか? それを考えてみなさい。

 神様は間違いなく「おい、初めて見るものだ。地上でだけやっていないで、天上でももう一度やってみなさい。お前たちが模範を見せて、天上の祝福家庭たちがそのようにできてこそ、私は万万歳、喜びが充満するのだ!」と言われるのです。

 今は、救いの摂理は終わりました。神様も探してはなりません。入籍したので神様の代わり、救いの摂理の救い主の代わりの息子、娘を千年万年、しっかりと育てて天国に連れて入っていかなければならないのです。天国に入っていくことができなくなれば、真の父母の前に責任を追及されます。そのようにみ言を通じて邪悪な世の中を抜け出すことのできる道理をすべて教えてあげましたが、この者たちが責任を果たせずして天国に入れないといって、息子、娘たちが父母に責任を追及するのです。

 神様が創造した責任を負って、アダムとエバの責任を負って、復帰の役事をしてきたのですが、皆さんが過ちを犯したならば、後の代になって永遠に讒訴されるのです。「お父さん、お母さん、どうしてこんなざまになったのですか? 他はみんな入っていくというのに。ご父母様が教えてくれたみ言を踏みつぶし、何か良い生活をしようとして……。何度か呼吸するのと同じほどの短い世の中に、何の未練があってこのようにしたのですか?」と言って讒訴するその後孫の顔を見て生きながら……、それをどうやって避けることができるでしょうか?

 極めて悲惨で、極めて悔しい事実が染みこんでいるということを心配しながら、このような忠告をするのです。ですから、きょうの記念の日をしっかりと記憶しておきなさい。霊界もそのように決心するので、その霊界よりももっと決心することのできる祝福家庭、主体的家庭としての責任を完遂することを願います。

 では、そのように知って、祝福を受けた家庭たちは、霊界と統一的な行動を行うのにはばかることなく、地上まで、子孫たちまで管理して脱線しないように防止することを願います。(二〇〇〇年十月十四日、天宙清平修錬苑)





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Last updated  2023.12.14 21:38:32
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