Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2006/09/27
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Blue Hanger

 まず、最初は大阪ミナミの行きつけのBAR「M」でいただいた「Blue Hanger30年」( 写真左 )。

 「Blue Hanger」と言えば、あの「Cutty Sark」を生産するBB&R社の最上級ブランドとして知られるブレンディド・ウイスキー。

 僕は昔、オールド・ボトルの青い瓶のものは飲んだことがあるが、この現行オフィシャル・ボトルの30年ものは初めて。

 もうなくなったブランドかと思っていましたが、どっこいしぶとく残っているんですね。味わいの方は、蜂蜜のような甘さとフルーティさが程良く調和し、スパイシーな余韻もあって、極上の喉越し。文句なしです。

Strathisla1958 次に紹介するのは、ボトラーズものの「Strathisla1958」( 写真右 )。名古屋のとあるBARで頂いたもの。

 「シェリー樽系で何かおすすめを」とお願いして、バーテンダーさんに選んで頂いたもの。今から48年前の酒とは思えないほど、ボディーもしっかりしていて、奥行きもたっぷり。



Tomatin1990 3つ目は、「Tomatin1990」( 写真左 )。実はこれ、あるブラインド・テイスティング・コンクールの特別賞の賞品です(優勝したわけではありませんが…)。

 ブラック・ラダーのボトラーズもの。樽出しなので度数は62度くらい。がつんと来て、旨さ爆発という感じ。麦芽臭もぷんぷんして、あの「ミッシェル・クーブルー」にも似た味わいと言えば、わかってもらえるでしょうか。

 このボトル、度数が高くて一人ではとても飲みきれないので、少しだけ飲んで大阪キタの行きつけのBAR「C」に寄贈いたしました。たぶん、まだ残っていると思うので、ご所望の方は、ぜひどうぞ。

Ardbeg Still Young 4つ目は、モルト好き、アイラ好きの方なら、たぶんもう味わったはずの「Ardbeg Still Young」( 写真右 )。

 同じ「Ardbeg」の「Very Young」(6年熟成)に続くシリーズ。確か8年熟成でしたよね。

 「Ardbeg」のオフィシャルでは、個人的には「Uigeadail(ウーガダール)」というボトルが一番好きですが、こうした若い熟成ものも捨てがたいです。

 若々しいなかにも、ピーティーな味わいはしっかり付いて、ほのかな甘みも感じられます。限定シリーズなので、いずれなくなるかもしれません。もし、BARで見かけられたら、「Very Young」ともどもぜひお試しください。

ハイランド・ネクターOB 最後は、久しぶりにオールド・ボトル(OB)。とあるBARのバック・バーの棚に、見つけた「ハイランド・ネクター」( 写真左 )。



 写真は、なぜかミニチュア瓶みたいに見えますが、これでしっかりフルボトル(ボトルの形が特徴的です)。

 OB特有の麦芽臭は当然少しありますが、味わいは実に滑らかで、上品な甘さを感じました。昔のウイスキー職人の心意気が伝わる1本です。

 聞けば、この「ハイランド・ネクター」。10数年前に生産中止になったとのこと。伝統のブランド(銘柄)がまた一つ消えました。本当に残念です。

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Last updated  2006/09/27 12:13:03 PM
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うらんかんろ

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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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