Follow the Dream 療法士の夢

2008.04.23
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カテゴリ: 嬉しいなあ。。。
今年の始めから乗り越えたいと思って努力していた自分の2つの未熟な部分が、花開いた


1つは「アメリカのフォーク・ソングをはっきりと通る声で歌う」こと


もうひとつは「人前でのスピーチを確実にこなす」こと


声が弱い・歌詞が聞こえない、という指摘は音楽療法の現場で貰った。始めは意外の何者でもなかった。だって、聖歌隊ではディスカントとして良く声がでているし、日本でカラオケは得意だったし。。。


でも確かに声が通らなかった。今のセッションは、音楽ホールの舞台上で行われているので、今までの限られた空間の部屋とは違い、通る声でないと聞こえない。


私の場合はそれに加え、英語の発音がクリアに出ていないことも原因のひとつだった。


英語の発音は、子音をはっきり発音する練習でなんとかなるメドはたった。しかし私の声域が、フォーク・ソングの声域では低くて鳴らせない。裏声ならかなり高いところまででる私は、地声で歌うことに変更。しかしそうすると、高い声が上手くでない。。。


結局、軟口蓋を上げて歌うことが効果的と発見、ときには「井上陽水」の声を真似てみた。これがなかなかよく通る。彼のような発声の仕方は母が嫌いだったので、私は無意識に避けていた。しかしセッションで使える声は、クラシックの声ではなく、良く通る聞きやすい「普通」の声なのだ。





せっかく皆応援してくれているのに、皆にも後味の悪い思いをさせてしまった。これが一番自分の反省した点だ。


なので、その後は聴衆に決して嫌な思いをさせないことを第一の目標としてスピーチを完了させるように気をつけた。1分用でも原稿を書き、ライティング・センターでチェックしてもらってから会に望んだ。失敗したときは、ライティング・センターのチェックを受けておらず、頭の中で不確か感が充満していた。


この二つの事柄に対する努力の結果の手ごたえを感じたのが、先週のこと。要求される、またはバランスをとれる中心部分が見えてきた、と感じた。そして、無意識のうちに自分が要求されていること行っていた。筋肉が覚えたのだ。


その結果、まわりのひとたちの反応が変化したことを肌で感じた。


そして昨日。この二つの心配ごとへの努力は実を結んだ。音楽療法実習では、声が、ものすごくではないが問題なく通っており歌詞も皆が聞き取っていた。クライアントの音楽への乗りも良かった。スピーチでは、話したい説明的な部分を飛ばしてしまったが、5分のスピーチの全体的まとまりが良く、皆に「上達したね!今までで一番いいよ~」ととても褒められた。


両方の件とも、自分自身の感触も満足できるものだった。「まだまだ上はあるけど、一皮むけたな~。今まで注いでいた努力が、一気に私を押し上げたなあ。」コツを掴んだともいうなあ。


この3ヶ月くらいは、この二つの件によって結構プレッシャーを感じていた。2つとも、「外国人だからって差別してるの?他の生徒にはこんなに細かく言っていないじゃない。」とか、「もうスピーチ・クラブはやめちゃおうかな。別に義務でもないし。」とか、いろいろと逃げ道を探すことも多かった。


しかしそれと平行して考えたことが自分を今まで諦めさせなかった。歌に関しては「アメリカ人が求める完成度の注意点が、日本人とは違うらしい。私は日本流の完成度で持っていっているが、彼らはそれで満足しない。ここはアメリカだから、せっかくの機会にアメリカ人の求める部分を知っておこう。」「私のできないところを鋭く指摘するスーパーヴァイザーや先輩・クラスメイト。でも日頃の態度を見ても、彼らはフェアに行動しようとしている。なら、きっと彼らは何か私の気がつかないとても重要なことを求めているのかもしれない。言っていることだけではそれが分らないけれど。」「6月から9月まで、聖歌隊がお休みになって私は歌う機会がへる。でもこの音楽療法では、私の歌声を皆に聞いてもらえる!こんなに良いチャンスはないじゃない。しかもソロよ~。」


スピーチの会ではひたすら「もう二度と、聴衆を不愉快にさせることはすまい。」この一点を自分に言い聞かせた。これはかなり効いた。


本当にまざまざと自分の努力が実ったことを感じ、反応を見た日だったぽっ


また一歩上の段階を目指して、新たに努力を始めることとしよう





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Last updated  2008.04.24 02:36:21
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