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July 5, 2012
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カテゴリ: 教授の雑感



 現代の大学生の一般教養として、「戦後昭和民俗史」を教えておくべきではないかと。

 昭和・戦後史というと、堅苦しい方面の著作はいくらでもあるわけ。政治史とか、そっち系はいくらでもある。

 だけど民俗史となると、個別のジャンルの研究(「戦後風俗史」とか、そういう奴)はあるものの、トータルな奴が意外にない。

 しかし、私が考えているのは、そういうのではなく、昭和の後半を生きてきた人間にとって、昭和はどんな時代だったかっつー、カタログ的な思い出であります。

 私自身、昭和40年代初頭に物心ついてから、昭和後半を生きてきたわけですが、その中で、色々な思い出がある。初めて家に電話がついたときのこと。テレビがカラーになった瞬間。家の周りにどんどん団地が出来ていったこと。走っているクルマが皆アースを付けていたこと。紅白歌合戦で、出場歌手全員の歌を歌うことができたこと。

 パンタロンが流行ったこと。スーパーマーケットが家の近所に出来たこと。オイルショックでトイレットペーパーが払底したこと。短波ラジオに夢中になったこと。深夜ラジオを聞き始めたこと。ディスコ・ブームが来たこと。レコードがCDに変わった瞬間。スキー場ではどこもユーミンがかかっていたこと。空前のバブル景気で、100メートル先の店に行くのにタクシーに乗ったこと。

 そういう一つ一つの思い出を総合した「昭和後期」という時代を、今の大学生に伝えておきたいという気持ち。それが私にはある。

 なぜなら、今の若者、つまり平成生まれの彼らは、昭和のことを何も知らないからです。何も知らないので、ジェネレーション・ギャップが凄い。まるで、昭和と平成の間に不透明な衝立があるみたい。それを、少しでも解消したい。



 で、そういうことを扱う本があまりないのであれば、ワタクシ自身で書いてもいいなと。また、そういうものをまとめておけば、それはそのまま、自分史にもなりますしね。

 っつーことで、本当は他にも書かなくてはならないことが沢山あるのですが、またぞろ一つ、遠い目標が出来てしまった私なのでありました、とさ。





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Last updated  July 5, 2012 05:26:00 PM
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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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