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June 5, 2013
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カテゴリ: 教授の映画談義
 昨日観た『ローマ法王の休日』があまりにもひどかったので、口直しに『ドライヴ』という映画を観てしまいました。以下、ネタバレ注意!


 ライアン・ゴズリング演じる主人公(名前はなし)は、昼間は映画のスタント、夜は犯罪者の「逃がし屋」をやっている超絶運転技能を持つ男。どういう過去があるのかもわからず、どういう感情を持っているのかもよく分からない、クールなヤツ。

 そんな熱量低めの男に、しかし、ほのかな恋心が芽生えるんですな。お相手はアパートの隣人。小さな男の子を連れた人妻。ご主人は現在服役中。

 で、この寂しい男と寂しい女の間にうっすらとした付き合いが始まるのですが・・・折悪しくというのか、服役中のご主人が出所することに。もちろん、そんなに深い付き合いになっていたわけではないので、ご主人の帰還と同時に、二人の関係もあっさり終わることに。

 が!

 このご主人、服役中に刑務所内で借金をこしらえ、出所と同時にその支払いを地元ロスの怖い人たちに迫られることになってしまったんですな。

 で、我らが「逃がし屋」は、そんな彼(というか、彼の家族の危機)を見かねて、自ら「逃がし屋」を務めることを申し出、服役ご主人が質屋強盗をするのを助けることにするわけ。

 しかし、これが罠だった。実は地元ギャングが服役旦那に盗ませた金は、実はロス進出をたくらむ東部のギャングの資金だったんですな。で、これをロスの地元ギャングが横取りしようとして、この服役旦那を利用する気だったと。



 さて、金を取り戻そうとするギャングに狙われることになってしまったこの「逃がし屋」は、果たして逃げ切れるのか? そして彼が思いを寄せる人妻の運命は?

 みたいな話です。

 で、この映画に対する私の評点は、と言いますと・・・


 「73点」でーす! 合格。


 まあ、なんてことないような映画なんですが、ゴズリングの「逃がし屋」ぶりがカッコいい! 特に最初のシークエンスで、自分を雇った強盗2人組を逃がす場面のクールなこと! すごくリアリティがあってよろしい。

 で、寂しくて優しい男が、ほのかな恋心ゆえにやばい道に否応なく引き込まれていくその感じ。まさにアメリカン・トラジディの典型ではございませんか。ある意味、ストリート版の『ギャッツビー』だよね。

 ということで、傑作とは言わないけれど、十分佳作の名に値するのではないかと愚考いたします。興味のある方は是非!


これこれ!
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Last updated  June 5, 2013 10:29:09 PM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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