ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2008.03.13
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カテゴリ: 美術展
六本木ヒルズの 森アーツセンターギャラリー

ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展

青山ユニマット美術館 に行ってきた。


青山ユニマット美術館で開催されているのはシャガール展―――だと思っていたのだけれど、ブログを書くためにWebを確認すると違うみたい。シャガールは常設展示で、特別展示はモネ、ドガ、ルノワールなどの印象派のようだ。



4階、3階、2階が展示室の、こぢんまりとした美術館。1階で受付を済ませて4階から見るようになっている。4階には20点近いシャガール作品が展示されている。質的には中くらい。シャガールらしいものもあれば、後期印象派をほうふつさせる、見ただけでは判別不能なものもある。

個人的に、国内の美術館が所有するシャガールで印象的なのは 川村記念美術館 のもの。大型作品でシャガールらしさがあふれている。この春に、リニューアルを経て久しぶりに開館するので行く予定。

下のフロアには、素朴派展―――ルソーの小作が1点あり―――と、印象派展と題しモネやドガなどが展示されていた。モネのルーアン大聖堂は、なかなかの作品。ドガもよかった。




次は森アーツセンターギャラリーのある六本木ヒルズへ。

青山墓地の道




こちらでは

ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展
2008年3月1日(土)~3月30日(日)

が開催されている。

この展覧会は、世界各国を巡回しているようだ。ユニークなのは展示方法。50センチ四方くらいの小さなケースに、原画および関連資料、ムートンのエチケット、画家の写真などがまとめて収納されている。この箱が、アートラベルのスタート年の45年から順に展示されている。

今まで漠然としかエチケットを見ていなかったけれど、あらためて原画を見ると、

「このような絵だったんだ」

と思うことが多い。また今ではカラフルな印象のあるムートンのエチケットだけれど、60年代くらいまでは地味な色遣いのものが多いのも意外だった。

あと93年のエチケットが2種類あるのは有名な話。しかし、それ以外のビンテージでも、複数バージョン存在するビンテージがいくつかあるのは知らなかった。

図録が売っていたので買おうと思ったら、なんと\8,400! ものすごい豪華でもなく、どちらかといえば軽めの図録なのに、である。いくら何でも高すぎます。ということで、今回は買わずに退散。

純粋にアートという視点で見ると退屈な部分もあるかもしれないけれど、ワイン好きなら、見ても損をしたとは思わないはず。会期末まであと少し。ムートンファンでなくても、ワイン好きの一般教養として面白い。

ムートン・ラベル・コレクション

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最終更新日  2008.03.15 17:49:05
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